平成26年度 第2回学校保健委員会が開催されました

H.27.2.6
長瀞第一小学校
学校保健委員会号
平成26年度
第2回学校保健委員会が開催されました!
1月28日(水)午後3時45分~4時45分、長瀞第一小学校図書室にて学校保健委員会
が開催されました。本会は児童や教職員、保護者の健康意識を高めることを推進する行事とし
・今の子どもはスマートフォンやパソコンが身近にあるが、インターネットさえつながれば、
危険な薬物は簡単に購入できてしまう。
リーフレット「危険ドラッグに手を出さないで!」
・危険ドラッグは、とても有害な薬物である。
・危険ドラッグは、お香やアロマリキッドなどと使用方法を偽って「違法なもの」を「合法な
もの」といって販売されている。
・危険ドラッグは、 人体にどんな影響があるかわからないから危険。原料に何が含まれ
ているかわからないため、心身にどのような悪影響を与えるかわからない非常に危険
な薬物。危険ドラッグを使用した人が死亡したり、健康被害を起こしたりするだけでなく、
交通事故等で他人を巻き込む事例が多発している。
て、年2回(1学期と3学期)開催しております。
今回は学校薬剤師の四方田真一先生に「薬物乱用防止教室」として、「麻薬」「覚せい剤」「危険
参加された保護者の方々の感想
ドラッグ」等の薬物についてご講義をいただきました。
四方田先生のお話
「実はあなたはドラッグを経験していませんか?」
麻薬や覚せい剤の入り口になりうるドラッグ、それは「タバコ」。薬物乱用体験者の多
くがこのドラッグから入門している。また、薬物乱用者の8割以上がタバコを吸って
いる。タバコに興味を持った若者は他の薬物に興味を示すことが多い。
・「タバコ」の恐ろしさは、 ニコチンによる依存症と タールなどの有害成分による健康被害。
・「タバコ」を吸う人は、自分の意思で吸っていると思い込んでいるが、それは間違いで、体
の中の、ニコチン濃度が低くなってくるとニコチンが脳に「そろそろニコチン濃度を高めて
くれ」と働きかける。ニコチンが体内からその人を操っている。
・依存症にならないために、病気のリスクを低くするために、最初の1本を吸わない環境
作りが大切。
DVD視聴「薬物乱用はダメ。ゼッタイ。~脳を科学する~」
薬物乱用がなぜ「ダメ。ゼッタイ。」なのか、脳への弊害を科学的に学習。また、最近猛威を
ふるっている危険ドラッグ(違法ドラッグ)についても取り上げられている。
リーフレット「薬物乱用はダメ。ゼッタイ。」
・薬物は何回もくり返して使いたくなるという「依存」を引き起こす。また乱用をくり返すうち
に、それまでと同じ量では以前と同じ効果を感じなくなる「耐性」という性質がある。1回だ
けと思って使い始めた人も、薬物依存の悪循環にはまってしまう。
・普通の生活にもどったようでも、疲労、飲酒、ストレスなどがきっかけで、突然、幻覚・妄想
等の症状が再燃することがあり、これをフラッシュバックという。
・薬物乱用への甘い誘惑に気をつけよう。
・子どものまわりには危険がいっぱい。危険な誘いはあの手この手で子どもたちを脅かす。
タバコもドラッグの一種であるこ
とには驚いた。危険ドラッグは身
近にあるということを認識しなく
てはいけない。
危険ドラッグのお話、とてもわかり
やすく説明していただき、よかった
です。タバコについてはニコチンが
体の濃度が低くなると脳に働きかけ
たりする点など、とてもこわいと思
いました。
ドラッグは心も体もボロボロにな
り、治ることは絶対にないのだか
ら、こわいものだと思いました。タ
バコも中学生から吸うと肺がんにな
りやすいとは知らなかった。いろい
ろ勉強になりました。
最近ではTV等で危険ドラッグのニュースが
耳に入ります。子どもも危険ドラッグって怖
いものというのはわかっているようですが、
これから子どもが成長するにあたり、そのよ
うな危険なものに手を出すことがないよう、
見守っていきたいと思います。
喫煙、薬物がともに低年齢化しているので、
家庭でも子どもの様子に注意していこうと思
います。自分自身喫煙者なので、今後を考え
ていこうと思いました。
近年いろいろ問題になっている「危険ドラッグ
」。本当にこわいものだと思いました。子ども
にもこの怖さを伝え、手を出さない強い意志
を持ってほしいと思います。
ドラッグの話をしていただきましたが、他人
事だと思っていました。私はタバコを吸うの
で、家に帰ってから改めてパンフレットに目
を通そうと思います。
PTA総務部、家庭教育部の皆様、
忙しい中、御参加ありがとうございました。