『 簡単な運動について紹介致します。』 ◆ 「運動」+「頭を使う」=認知症予防 ◆拮抗体操(Ⅰ)上肢左右拮抗運動 ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ 前がパー 胸がグー (10回) 前がグー 胸がパー (10回) 前がパー 胸がチョキ (10回) 前がチョキ 胸がパー (10回) 前がグー 胸がチョキ (10回) 前がチョキ 胸がグー (10回) など、次第に難易度を上げる。 ◆拮抗体操(Ⅱ)上肢左右拮抗運動 ① 右手は、グーで膝(大腿部)の上をトントンたたきながら、 左手はパーで膝(大腿部)の上を前後になでる(スリスリ 10回) 左右反対にして右手がパーでスリスリ、 左手がグーでトントン(10回)繰返し。 ② 右手がパーでトントン、左手がグーでスリスリ(10回) 左右反対にして左手がパーでトントン、 右手がグーでスリスリ(10回)繰返し。 年齢を重ねるとともに血管もしなやかさを失い血液の流れが悪くなり、脳への血流が スムーズに流れなくなります。 そこで、予防法として頭を使った体操を紹介します。 手や足の運動、左右の手をばらばらに動かす運動は脳が活性化されます。 若々しく、健康的な毎日を送るためにも、ちょっと一息頭の体操をやってみましょう。 ※注意点:ストレスを感じると逆効果です。自分にあった運動をしましょう! 次回は風邪の季節に向けて 手洗いについてお話します。 ※あくまで目安です。個人差もありますので自己診断はせずに診察、検査を受けることが重要です。 しらにわびょういん 検査室ニュ-ス 2015年 10月号 通巻 第8号 発行元 : 白庭病院 検査室 生駒市白庭台6-10-1 TEL(0743)70-0022 年3回発行(2・6・10月) 臨床検査室へようこそ! 臨床検査室では、臨床検査技師が血液や尿などから分析する検体検査と 心電図や超音波検査などの生理機能検査を行っています。 これらの検査は、病状把握や診断に欠かせない 大切な情報ですので精度の高い迅速な報告を心がけています。 心臓病と脳卒中は、動脈硬化が要因となる病気です。メタボリックシンドロームに なると、糖尿病、高血圧症、高脂血症の一歩手前の段階でも、これらが内臓脂肪型肥満を ベースに複数重なることによって、動脈硬化を進行させ、心臓病や脳卒中といった命に かかわる病気を急速に招きます。 ◆ メタボリックシンドロームの診断基準 ◆ 『 内臓脂肪の蓄積 』 肥満の判定によく用いられるBMI(体格指数)ではなく、 腹囲で判定します。 腹囲(へそ周り) 男性 85cm以上 女性 90cm以上 内臓脂肪面積 100cm2以上に相当 下記のうちいずれか2項目に該当 『 高血圧 』 高血圧症より少し低めの数値が メタボリックシンドロームの診断基準となっています。 最高(収縮期)血圧 130mmHg以上 または 最低(拡張期)血圧 85mmHg以上 ク シ ン ド ロ ー 『 高血糖 』 糖尿病の一歩手前が メタボリックシンドロームの診断基準となっています。 空腹時血糖値 110mg/dL以上 メ タ ボ リ ッ 『 脂質異常 』 過剰な中性脂肪の増加と HDLコレステロールの減少が問題となります。 中性脂肪 150mg/dL以上 または HDLコレステロール 40mg/dL未満 ム 検体検査は、患者さまから直接には見えないところで検査を していますが、貴重な検体(検査材料)を正確にかつ迅速に 『 次回のテーマは便検査について』 検査することで、患者さまの健康維持に貢献しています。
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