確かな診療をめざす内科

蔦423 (2004
(1)
6)
済生会京都府病院情報誌
診 療 科 の紹 介
内
科
確 か な 診 療 を め ざす 内科
私 た ち 内科 で は老 若 男 女 の精 鋭 9 名 の 医師 が が つ ち
定 に も ご協 力 くだ さい 。 薬 を 希 望 され る時 に は , 前 の
り とス ク ラ ム を組 ん で , 消 化 器 病 , 血 液 病 , 呼 吸 器 疾
患 , 糖 尿 病 , 脳 血 管 障 害 を 中心 に , 患 者 様 の ニ ー ズ に
診 察 時 に も ら つ た 薬 剤 情 報 提 供 書 を 示 して くだ され ば
応 じた 最 善 の 医 療 が 提 供 で き る 体 制 を整 え て い ま す 。
乙 訓 地 域 内 に発 生 す るす べ て の 内 科 的 疾 患 に対 応 可 能
間 違 い が な くて 便 利 で す 。
外 来 も入 院 も重 症 の 患 者 様 が 最 優 先 で , 軽 症 の 方 は 後
で あ る こ と, す な わ ち 内 科 的 プ ラ イ マ リー ケ ア が 完 墜
回 し に な る こ と も あ りま す 。 ご迷 惑 を お か け しな い よ
うに頑 張 りま す が , や む を得 な い 場 合 もあ る こ とを ご
に で き る こ とを 日標 に して い ま す 。
理 解 くだ さ い 。 ま た 入 院 は 共 同 生 活 で す の で 少 しの 不
症 例 検 討 会 を毎 週 開 い て 意 見 を述 べ 合 い , 独 善 的 で
な い 診 療 に心 が け て い ま す 。 特 殊 な 技 術 が 必 要 な ケ ー
自由 は我 慢 して , 同 室 の 方 と励 ま し合 い な が ら病 気 を
一
克 服 しま し ょ う。 検 査 も嫌 が らず に受 け て , 患 者 様
人 一 人 に合 っ た 治 療 法 を み つ け る た め の 資 料 を 医 師 に
ス で は , 主 治 医 を 中心 に全 医 師 が 総 力 を結 集 して こ と
に あ た りま す 。 他 科 と の 連 携 を 密 に して , デ ー タ の 二
内 科 外 科 合 同 の 症 例 検 討 会 も定 期 的 に 開 い て 手 術 適 応
与え て くだ さ い 。 患 者 様 と医 師 の 間 に信 頼 関 係 が で き
れ ば, 医 師 の 力 を十 分 に 引 き 出 して 良 い 結 果 を 生 む こ
とに な る で し ょ う。 緩 和 医 療 ・タ ー ミナ ル ケ ア に も努
に つ い て の 知 識 も得 て い ま す 。
力 して い ま す の で , 率 直 に ご 自身 や ご 家 族 の 意 見 を 医
重 チ ェ ック を行 い , 見 落 と しの 無 い よ うに して い ます 。
ま た 当院 の 特 色 の ひ とつ で あ る 開 放 型 病 床 シ ス テ ム
を利 用 して , 開 業 医 の 先 生 方 と協 同 で 治 療 に あ た る場
合 もあ りま す 。 さ ら に 乙 訓 内 科 懇 話 会 と い う 自主 的 な
勉 強 会 を 行 つ て 先 生 方 と意 見 交 換 して い ます 。
日本 内科 学 会 認 定 教 育 関 連 病 院 の 資格 を取 得 して お
師 に お 伝 え くだ さ い 。
私 た ち 内 科 は 患 者 様 を 全 面 的 にサ ポ ー トしま す 。 ご
。
安 心 くだ さV ヽ
内科9人 衆です。よろしくお願いします !
り, 今 年 か ら臨 床 研 修 病 院 と して 研 修 医 の 教 育 に も携
わ って い ま す 。 ま た 学 会 へ は 積 極 的 に演 題 を 出 して 参
加 し, 最 新 の 知 識 や 治 療 技 術 の 習 得 に 努 め て い ま す 。
京 都 府 立 医 科 大 学 と連 携 して 臨 床 治 験 に 取 り組 み , 最
新 の 治 療 に 参 画 す る と と も に, 独 自 で 臨 床 研 究 が で き
る基 盤 を 作 りつ つ あ ります 。
患 者 様 と と も に歩 む 内 科
オ ー ダ リン グ シ ス テ ム が 導 入 され 医 師 が 検 査 予 約 や 薬
の 処 方 を コ ン ピ ュ ー タ に打 ち こむ た め に, 以 前 に比 べ
て 外 来 診 察 に時 間 が か か つ て い ま す 。 診 療 予 約 制 も導
入 しま した が , 現 状 で は 一 人5 分 程 度 の 時 間 しか割 け ま
せ ん。 要 領 よ く症 状 や 経 過 を ま とめ て 話 して くだ され
ば 大 変 助 か ります 。 待 ち 時 間 短 縮 の た め の 自 己血 圧 測
念
基本方針
理
思 いや りの心
質 の 高 い 医療
明 る い職 場
∼ 医療 を通 して地域 に 貢献 ∼
平成1 6 年度 のキーワー ド
『研 』 『 安 全 な医療 』
田田1爾轟鉛麟欝鰹轡麟畿111111肇
華磐=諄
▲後 列左 よ り : 木 本 順 子 , 八 木 み す み , 酒 井 恭 子 ,
中澤直 三, 富澤 宗太
前 列左 よ り :堀 直 樹 , 中嶋俊彰 , 大 石 享 ,
酒井基成
1 , 患 者 本 位 の 医 療 、 優 しい 看 護
1 . 高 度 医 療 、 先 進 設 備 と秀 で た 職 員
1 . 自 己 啓 発 と相 互 研 鎖 、 そ して 院 内協 調
1 . 経 営 の安 定
1 . 医 師 会 、 行 政 との 連 携 、 開 放 型 病 床 、 救
急 医療 の推 進
1.医 学へ の賛 献
1 . 在 宅 底 療 、 福 袖L 事業 に協 力
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護︺
(2)
の X日
看 護 週 間 実 行委 員 古 「〕ll久 美 子
川柳 」 に本 当 に沢 山 の 作 品 を寄せ ていた
看護 の 日 「
だ きあ りが と うござい ま した。委 員 全 員 、驚 き と喜 び
でい っぱいで す。大変 感謝 して い ます 。
「
今年 も看 護週 間 の 期 間 に、掲示 物 を通 して 人 と人
の 心 が通 い 合 う空 間」 の 提 供 がで きた らと思 い企 画 メ
ンバ ー で 話 し合 い ま した。 日常 の生 活 で の あ りの まま
の 姿、微笑 ま しい情景 、仕事や 闘病 へ の 思 い な どの 句
が集 まれ ば、心温 ま る空 間 がで きるだ ろ うと期待 して
一 句 よむ」 そんな習慣
この企画 を進 めてい きま した。 「
「
の な い 私 た ち に とつて 無謀 だ つたか な … あ ま り集 ま
らなか つた ら、企画担 当者 で 責任 を も つて い くつ か の
ー
川柳 を書 こ うね。」 と言 い 合 ってのス タ トで した。 と
ころが、 3 月 下旬 か ら募 集 をは じめ、5 月 1 2 日の 看護
の 自ま で に2 6 5 作もの川柳 が寄せ られ ま した。本 当に驚
きま した。
「
第 一 回 目の作 品回収 を行 った 時 の こ とで した。 どの
くらいの数 の 作 品 が入 つて い るのか な」 と外来 に設置
… 「こ
した募 集 箱 を開 け た ときに、厚 み の あ る紙 の 山
一
んな にもいれ て 頂 い て …嬉 しい ! ! 」と思 つた 隣 間、
番上 にあ つた作 品 を 目に しま した。『二 十年 夫 婦 で通
「
う 慣 れ た道』 と書 かれてあ りま した。 夫婦 二人三脚
で 闘病 を乗 り越 えて こ られ た ので す ね … 今 も治療 を続
…
けてお られ る ので し よ うね どの よ うに して通 つて こ
られ て い る ので し ょ うか …病 気 は どの よ うな具合 な の
で し ょうか …沢 山 の 苦労 が お あ りにな つた ので はな い
で し ょうか …長 く済 生会病 院 を御利用 頂 いて い る ので
す ね … 」 な ど と一 瞬 に して 想 像 を膨 ら ま せ 胸 が 熱 くな
りま した 。
ま た 、 病 棟 か ら も沢 山 の 作 品 が 寄 せ られ 、 患 者 様 の
心 の 声 を 聞 か せ て 頂 き 日 々 の 看 護 を考 え 直 す き つ か け
を頂 い た 作 品 も あ りま した 。 さ ら に は 、 時 代 背 景 や 流
行 を上 手 く表 現 され 思 わ ず 笑 み が こ ば れ た 作 品 、 季 節
感 の あ る こ こ ろ和 む 作 品 、 ス タ ッフ の 本 音 に共 感 す る
作 品 な ど多 種 多 様 … 。
看 護 週 間 の 期 間 に は 患 者 様 か ら、 川 柳 の 掲 示 に 関 す
る意 見 を寄 せ て 頂 き ま した 。
「
闘 病 中 に色 々 励 ま され る歌 が 沢 山 あ りま した 。 頑 張
病 院 の 方 、 患 者 さん の 気 持 ち が よ くわ
らな くつ ち や 」 「
「
「
か る」 自分 の 体 験 した 気 持 ち と同 じ」 ( 外来 で の ) 待
「
ち 時 間 が 解 消 され ま した 」 診 察 に来 て 別 の 楽 しみ を あ
りが と う」 な どで した 。 川 柳 の 掲 示 を 通 して この よ う
な 声 を寄 せ て い た だ い た お か げ で 、 私 た ち が 目標 と し
ていた 「
人 と人 の 心 が 通 い 合 う空 間 の 提 供 」 が で き た
の で は な い か と思 つ て い ま す 。 作 品 を 寄 せ て くだ さ つ
た 方 、 掲 示 を み て 感 想 を 寄 せ て くだ さ つ た 方 、 皆 様 の
川 柳 」 の 掲 示 を成 功 させ る 事 が で き ま した
お か げで 「
こ とを改 め て 御 礼 申 しあ げ ま す 。 あ りが と う ご ざ い ま
した 。
5 月 末 ま で 「よか つ た 」 と思 わ れ る作 品 の 投 票 を 行
な い ま した 。 投 票 が 多 い 順 に優 秀 作 品 と して 上 位 5 位
の 方 ま で 粗 品 を送 らせ て い た だ き ます 。 ま た 、 優 秀 作
品 の み で は な く、 随 時 皆 さん の 作 品 を紹 介 い た します 。
看
護
週
間
▲ア ロマ オイルマ ッサ ー ジ
く 反省 会
く健康相談
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妨
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川柳」優秀作品決
には 違 敗 ヤです ハル ウララ
篠 宗 秀 人権
宮邪田)人間 も で きたらいいのに リサイクル
黒
田
輝 男権
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生は オロ
手 によって かわるもの
今 井 房 子様
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う一皮 入 院 したい 済生会
篠 宗 秀 人権
済生会 あ つい右義で 確 かい
黒 田 輝 男様
が廿味買い
ず 痕せるつもり
電調ヨ)バス未ら
人 見 も え ぎ梅
縦
姉 さん 口寺にt封費しい お 藍 さん
田 原 誠 一 郎様
糀 ヤ按
荻
ち ょっと惚れ
篠 宗 秀 人権
つ り年 に つ かまる人の庇 を几て
ついつい血 管 球 と
して しまう
匿 名 希 望
│ 1 P籾」は、次 号 以 降 引 続 き
※ ご投 稿 い た だ い た 「ナ
掲 載 させ て い た だ き ま す 。
(作 品紹 介 )
1 手 術終た 家 族みゆるを 喜 べ り
2 初診容 今年 もよろしく 吉 ヽヽごもり
3 結 れえに 風ある月の 夜なりけり
4 非 常ベル な いものだなと 思 っとく
5 傷 治 し長 いイ
フ1 輸十えて待つ
6 夢 に凡た 二 つ六つななつ 指 を折 る
7 親 たのし 明 るい突顔 元 気だな
8 胃 の手術 す期―会 と 頼 うもの
9 オ ーイお恭('9ィ 皮はいいたい このセリフ
10生 ま炊交わり 花 嫁泌■ に 済 生会
11 煙 キ攻う 人 の人権 ど こへやら
12や 炊ぶつな 手 二手をする 見 をする
13み んなへの 愈 謝の気持 ち 止 まらない
14身 をもって チロらない世界 教 えられ
15気 がつけば 眈に千い者 桜の本
16孫 が未て 拐 帯操作 な ぜできる
17本 になり 昼 寝をするの 多 くなる
18 サ クラ故 り 後 には に くきウバザクラ
19孫 と未る 人 事ないよと 折 りつつ
20 ニ ベ
楽 酒と思って 口 にする
21 し かめ衝 後 は突顔の 担 当医
22や さしさに 痛 くはないで '労紺
23 ぬ くもりが ポ ットにいっばヽ`拷 よってる
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者の権利」について
私 た ち職 員 は 、 W H O の
を道 守致 します 。
済 生会京都 府病 院
〒 6 1 7 0‐8 1 4 長 岡京市 今里南平 尾 8 番 地
Te1 075-955-0111竹
哺 Fax 075-954-8255
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忠 者 の権 利 法 」
推奨す る 「
(WHOの推奨する患者の権利法とは〉
1.医
2.身
3.選
4.情
5. プ
6.苦
療 を受 け る権 利
体的 安 全 が 確 保 され る権利
択 の 自由 を有す る権 利
報 を得 る権 利
ラ イ バ シ ー が 守 られ る権利
情 を中 し立 て る権 和│
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