平成 28 年 4 月より 前済生会熊本病院(循環器内科副部長) 本田俊弘

平成 28 年 4 月より前済生会熊本病院(循環器内科副部長)
本田俊弘医師が着任しました!
・氏 名
本田 俊弘(ほんだ
・略 歴
熊本大学医学部卒業(昭和 55 年)
としひろ)
昭和 55 年 6 月~昭和 57 年 3 月 熊本大学附属病院
昭和 57 年 4 月~昭和 59 年 3 月 済生会 熊本病院
昭和 59 年 4 月~昭和 62 年 3 月 国立循環器病センター研究所心臓生理部
昭和 62 年 4 月~平成 28 年 3 月 済生会 熊本病院
・担当診療科 循環器内科
・専 門 医
循環器専門医、不整脈専門医
・認 定 医
内科認定医
・所属学会
日本循環器学会 ・ 日本内科学会 ・ 日本不整脈心電学会
※ 本田医師の診療は主に予約制となっております。来院前に、お電話にてお問い合わせください。
新任のご挨拶
平成 28 年 4 月より、熊本循環器科病院へ着任いたしました。
熊本大学医学部を卒業し、いつの間にか 35 年以上経てしまいました。その間、大部分の
時間を循環器内科医として,主に済生会熊本病院にて過ごしてきました。
この 35 年の間に、循環器内科領域では、心疾患の内容, 病気の種類等もずいぶん変化し
てきました。さらにおどろくのは、心臓病の病態把握の手段や知識, さらに薬物療法, 非薬
物療法がめざましく進歩し医療のレベルがとんでもないくらい進歩したことです。薬物も、
どんどん発展しました。カテーテル治療も道具, 手技などが向上し、例えば入院後亡くなる
事の多かった急性心筋梗塞の患者さんも現在では、多くの場合ほとんど心機能低下なしに治
療でき短期間で退院されます。
さらにその後の薬物治療で再発や,その他の部位の動脈硬化を予防できるようになりました。
難治性であった不整脈も、カテーテル治療で根治することもできる様になりました。今では
脳梗塞の原因である不整脈; 心房細動のカテーテル治療が話題です。
さらにペースメーカー,植え込み型除細動器(ICD,CRT-D)などで患者さんの経過が随分良
くなってきています。冠動脈バイパスや大動脈瘤などの手術も進歩しましたが、さらに現在
では動脈硬化の原因を除外する事で、ますます健康寿命を長く伸ばす事も可能です。
私はこの 35 年間の、様々な知識, 経験を生かしながら、ここ熊本循環器科病院にて、医
師, 看護師, その他のスタッフと共に、患者さんの為に頑張っていきたいと考えております。
宜しくお願いいたします。