神原文子さん 大川聡子さん 宮本由起代さん 伊田広行さん

「 一歩前に!私を動かす 男女共同参画講座 」 講師紹介
①特別なものではない「生活者の視点」にこだわりながら、研究を続ける
神戸学院大学 現代社会学部
教授
神原文子さん
世の中の仕組みが家族単位で成り立っている中、ひとり親家庭は増加している。家族には、
「暖かい」いいイメージがあるが、現実には、家族の間で DV や子どもへの虐待などさま
ざまなことが起きている。シングルでも、誰もが自分らしく生きることが尊重できる社会、
‘貧困・排除のない社会’をめざして、多様な生き方を考えます。
②若年出産の調査を続ける
大阪府立大学 看護学部准教授
大川聡子さん
アメリカやイギリスでは、10 代で出産した母親に対して、社会的背景を踏まえた公的な支
援が行われているが、日本では、10 代の妊娠は「予防」することに重点が置かれている。
若年出産した女性たちがライフプランを構築し社会参加できる、偏見のない社会とは?
若者の現状に目を向けます。
③フェミニストカウンセリングの視点で心のサポート・支援を続ける
NPO 法人心のサポート・ステーション代表理事
宮本由起代さん
性別にとらわれず誰もが自分の可能性を引き出し力を発揮でき、対等な関係のもとで心豊
かに生活できる社会をめざして NPO を設立。男女共同参画センター、公的機関でカウンセ
リングを担当。内閣府配偶者からの暴力被害者支援アドバイザー、関西大学他でハラスメ
ント専門相談員も務めている。カウンセリングから見える「ジェンダーにとらわれない関
係づくり」を考えます。
④「デート DV・ストーカー対策のネクストステージ」を執筆した
立命館大学大学院、神戸大学
非常勤講師
伊田広行さん
大学でジェンダー論等を担当するかたわら、各地でデート DV 防止教育をしている。自殺
防止センター相談員、男性相談、
「ユニオンぼちぼち」で労働・生活相談、セクシュアルマ
イノリティの人の労働相談などもしている。
私たちをとりまく日本の状況(格差社会・貧困・政治等)を知り、私たちは「どう生きるの
か?」を考えます。