鋳造の魅力を語ります! - 公益社団法人 日本鋳造工学会

日時
平成27年11月19日(木) 13:00 ~ 17:50
平成27年12月 3日(木) 13:00 ~ 16:10
場所
豊橋技科大 A2 講義棟-201(11 月 19 日)
A2 講義棟-101(12 月 3 日)
入場料: 無料
鋳造ってどんなもの?鋳造のおもしろさとは??
鋳造の魅力を語ります!
どなたでもご参加頂けます、ぜひお気軽にお越しください!
平成27年11月19日(木)13:00~14:30;
「鋳造と成形工学」
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名古屋大学 名誉教授 野村 宏之
技科大で学ぶ機械系、材料系の皆さん、機械、材料分野で学ぶ大事な
分野に熱力学、材料力学、流体力学がありますね。実は、鋳造はそのうち
熱力学と流体力学が大きく関わる重要な成形技術です。本日のお話では
成形技術、特に射出成形技術を応用し発展してきたダイカストと半凝固成形
技術を紹介します。この分野でなされてきた技術のイノベーションも大いに
実感していただければと期待しています。
射出成形技術は粉末、液体、流動混合物などの資材を製品形状の型に射出し(圧入し)、固化させ、
製品として取り出す一連の操作により成り立っています。この成形技術は機械系の皆さんにもなじみ
深い技術ですが、今や鋳造分野にもなくてはならない要素技術といえます。この機会に鋳造技術を
身近に感じていただき、今後皆さんのパワーも得て、鋳造を基盤技術として発展させていくことを
願っています。
平成27年11月19日(木)14:40~16:10;
「鋳造とは」
A2-201
武山鋳造株式会社 取締役副社長 平野 春好
第一章では、5000年もの長きにわたる鋳造の歴史、また鋳造の概念につ
いて理解を深めてもらいます。第二章では、より臨場感をもって20分ほどの
ビデオ「ものづくり鋳造」を使い、実際の鋳造の現場をビデオで紹介します。
その後、第三章では鋳造用材料を、第四章ではT社の事例を、第五章で
理解度テスト&答合せを行います。
これであなたも、ちょっとした「鋳物博士」になれること間違いなし!
平成27年11月19日(木)16:20~17:50;
A2-201
「鋳造と自動車」
トヨタ自動車株式会社 鋳造生技部 主幹 藤田 邦彦
鋳造と自動車の関わりについて、地球環境をはじめとする自動車産業全体の
動向を捉えたうえで、自動車に適用されている鋳造部品の特徴とプロセスに
ついて解説する。
また、トヨタのものづくり・クルマづくりの考え方、CAEを活用したSE
(Simultaneous Engineering) についても紹介し、次世代の”ものづくり”の
イノベーションとそこに必要とされる人材像について述べる。
平成27年12月 3日(木)13:00~14:30;
A2-101
「大物鋳造品と技術」
株式会社木村鋳造所 常務取締役開発部長 菅野 利猛
本講演では、大物鋳物の製造工程(模型製作→鋳物製作→仕上げと加工)
について、フルモールド鋳造法を例として説明する。大物鋳物の将来を担う
エネルギー産業(風力発電用鋳物・大型ディーゼルエンジン等)や水関連
鋳物の今後について述べる。近年の大物鋳物と江戸末期の大砲づくりに見る
鋳造ミステリーについて、世界遺産となった韮山反射炉の歴史を遡りながら、
解説する。また、古くから溶湯性状の判断に用いられてきた湯面模様(笹の葉・麻の葉・亀甲模様)に
ついても、動画を交えながら、興味深く解説する。
平成27年12月 3日(木)14:40~16:10;
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「鋳造の未来:最新鋳造先端プロセス」
科学技術交流財団 主幹研究員 三輪 謙治
最初にイントロとして、鋳造がこれからの世の中の様相変化(次世代輸送
機器、温暖化対策、省エネルギー化、省資源化、少子高齢化)に対して
どのように貢献できるかを紹介する。本論では金属材料の特性を決定づける
組織の形成について、液体状態から固体状態に変化する時の凝固現象を、
純金属と合金について動画も交えて紹介する。続いて最新の鋳造プロセス
として、自動車の生産等に広く適用されているダイカストプロセスの問題点を
改善するセミソリッド(固液共存状態)プロセスの考え方を紹介すると共に、国内の技術開発状況を
紹介する。さらに先端的なプロセスとして直流磁場と交流電場を同時に作用させることにより発生する
電磁振動力を活用した結晶組織微細化技術を紹介する。この電磁振動力を応用して、急冷操作に
頼らずアモルファスの一種である金属ガラスを創製することができることも紹介する。これらの内容が
鋳造分野にイノベーションをもたらすことを期待する。
<お申込み先>
日本鋳造工学会東海支部 事務局 トヨタ自動車㈱ 平野
TEL:
0565-23-8129
FAX:0565-23-5927
E-MAIL:[email protected]
アクセス
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名古屋駅から豊橋駅まで約30分
東京駅から豊橋駅までひかりで約90分
こだまで約135分
名古屋駅から豊橋駅まで新快速で約50分
浜松駅から豊橋駅まで約30分
名鉄名古屋駅から豊橋駅まで特急で約50分
中部国際空港駅から豊橋駅まで
特急で約90分(神宮前駅で乗換)
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東海道本線
/約30分
浜 松
東 京
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豊橋技術科学大学
豊橋駅東口2番のりばから
豊鉄バス豊橋技科大線に乗車
『技科大前』
で下車 所要時間約35分
豊橋駅前から南へ8.2km 約30分
(豊橋駅∼技科大 約3,000円)
自家用車にて
東名高速道路 音羽蒲郡I.C.または豊川 I.C.から約1時間
●
豊橋周辺の紹介
市電
二川宿本陣
豊川稲荷
市民に愛され、今も
「市電」
と呼ばれ
る豊橋の路面電車。
文化4年
(1807)
から明治(1870)
まで本陣職を務めた馬場家の遺構。
日本三大稲荷の豊川稲荷は、
「商
売繁盛」の神として知られている。
吉田(豊橋の旧名)の花火
「三河古老伝」
などの古文書に手筒
花火の発祥の地と記されている。
伊良湖岬
渥美半島の先端に位置し、
「常春の
リゾートエリア」
として知られる。
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豊橋技術科学大学キャンパスマッフ。
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