H27附小だより5号 - 教育地域科学部

福井大学教育地域科学部附属小学校
平成27年5月27日(水)
附小だより
5号
校 長
副校長
大山
巣守
利夫
俊彦
学団活動・修学旅行の見直しについて
育友会総会時に、校長より、従前より見直しを検討してきました学団活動・
修学旅行について、今年度から実施する旨のお話をさせていただきました。
その趣旨、内容については、次の通りとなっておりますので、保護者の
皆様のご理解とご協力をお願いいたします。
1 見直しの趣旨
(1)新たな教育ニーズへの対応
本校では、「協働して学びを深める授業」として、児童の主体的な学びにより問題解決を図る
学習を実践しています。昨今、新しい時代の学力を象徴するキーワードとして「アクティブ・ラ
ーニング(能動的学び)」が用いられます。本校の取組は、この「アクティブ・ラーニング」そ
のものといえ、昨今の教育改革を先取りしていると言えます。しかしながら、この活動は、子供
の実態を的確に把握し、主体的な探究ができるような指導過程が必要であり、一斉授業による受
動的な学習に比べ、より多くの時間の確保が必要なので、行事の見直しを検討しました。
(2)授業時数の確保
前回の学習指導要領の見直しにより、小学校の標準時数が年間35~70時間増加しましたが、
その内訳は国社数理体の学習内容の大幅増加と外国語活動の導入です。逆に、総合的な学習の時
間は約40時間減少しました。本校では、主としてこの総合的な学習の時間等を利用して、学団
活動を実施しており、従前通りの活動内容では、前述の教科の学習内容の増加に対応できません。
(3)児童の変容に応じた対応
最近、以前に比べ、児童の心身の状態に変容が見られ、寒暖など環境の変化に対応できず、活
動中に体調を崩す児童が増えています。また、緊張からか、精神的な不安を訴える児童も少なく
ありません。さらに、服薬や食物アレルギーなど児童自身では対応できない場合もあり、宿泊を
伴う活動は4年生以上が適当と思われます。
(4)福井市内の小学校の動向
近年、福井市内の各学校でも、授業時数の確保と児童の発達段階や体力等を考慮し、学校行事
の見直しが行われています。多くの学校は、遠足を年1回とし、宿泊を伴う活動は5年生以上で
実施し、6年生の修学旅行も1泊で行っています。さらに、経費面も考慮し、宿泊を伴う活動は
5,6年で各1回、県外での活動は修学旅行のみとなっています。
2
見直しの内容
本校の学団活動は、異学年のつながりを大切にし、思いやりや助け合いの心を醸成したり、児
童の自主性や実行力を育成したりする上で大きな効果があります。また、本校の特色ある教育活
動の1つであり、児童や保護者の方々にとりましても、魅力ある取組であることを考慮し、慎重
に検討を進めて参りました。その結果、学団活動の目的を遵守し、さらに学習と結びついた見学
や体験活動を積極的に取り入れるなど内容の充実に努めるとともに、授業時数の確保と児童の発
達段階や体力等を考慮し、次のように見直しをいたします。
対象
低学年
中学年
高学年
活動名
月
見直し前
見直し後
春の学団活動
5月
地域の公園での交流活動
市外の施設での交流活動
秋の学団活動
10月
秋の自然を楽しむ活動
変更無し
春の学団活動
5月
市内での班別探究活動
変更無し
夏の学団活動
7月
市外での班別探究活動後、
3・4年ともに宿泊
市外での班別探究活動後、
4年のみ宿泊
修学旅行(6年) 4月
2泊3日(班別探究活動)
1泊2日(班別探究活動)
セカンド
5月
スクール(5年)
金沢市内での班別探究活動
後、宿泊
金沢市内での班別探究活動
を、日帰りで実施
夏の学団活動
5,6年ともに、能登青年
の家での宿泊学習
変更無し
7月
☆中学年
春の学団活動を実施しました
5月15日に中学年の学団活動を実施しました。3・4年生132名が32グループに分かれ
て学校をスタートし、電車やバスを利用したり、歩いたりしながら、ゴールの福井運動公園をめ
ざしました。途中、柴田神社などの史跡を見学したり、足羽山の自然とふれ合ったりするなど、
探究活動に積極的に取り組みました。チェックポイントでは、4年生のリーダーがグループをよ
くまとめて行動し、報告・連絡などもしっかりできていたのでとても頼もしく感じました。3年
生は初めての体験ばかりでしたがグループの一員としてよくがんばっていました。気温が高くな
り心配しましたが、全員が無事に運動公園にゴールしました。昼食の後、遊具で思いっきり遊ぶ
ことができてみんな満足そうでした。7月に行われる大野での夏の学団活動では、班別の探究活
動を実施します。より有意義な活動になるよう、この経験を生かしてくれると感じました。
<ルールとマナーを守り行動>
<自然史博物館での体験>
<運動公園での班別遊び>
春の学団活動の感想から
○わたしが今日楽しかった所は3つあります。1つ目はおさごえみん家園です。水道記ねんか
んから行くと遠くてつかれてたいへんでした。そこは、むかしの家がありました。つかれたの
できゅうけいしました。2つ目はカルチャーパークです。そこに、白組Hはんがいたので一し
ょに遊びました。うんていとジャングルジムとブランコで遊びました。3つ目は左内公園です。
わたしは4年生はすごいなと思いました。なぜかというと道もわかっているし、時間におくれ
ても自分たちで考えるからです。わたしもしっかりした4年生になって3年生の子をひっぱっ
ていきたいです。(3年)
○さどう美じゅつかんのおにわはとてもきれいで昔からあるようなふうけいでした。おさごえ
民家園は、とてもおもしろいどうぐやくつがありました。ちょっといみのわからないきかたを
するふくもありましたが、昔の人はとてもかしこいと思いました。今日行ったところは、どこ
もわたしの家の近くですが、こんなれきしのたてものがあることはいままでしりませんでした。
これからもれきしのいろいろなことをたくさん知りたいです。(3年)
○私は学団活動でうれしかったことが2つあります。1つ目は、ゴールまで道に迷わなかった
ことです。行く時はすごく心配だったけれど、行ってからは、道に迷いそうな時近くにいる人
に話しかけて進みました。だから、スタートからゴールまで道にまよわずに行くことができま
した。2つ目は、仲間と協力しながら行けたことです。最初は、仲間と協力するのがむずかし
いと思ったけれど、がんばって工夫してみたら、協力する事ができました。夏の学団活動でも
2つ以上に、うれしかったことが増えているとうれしいです。(4年)
○ぼくが、春の学団活動を終えて大事だと思ったことは2つあります。1つ目は、班のグルー
プで協力する事です。ぼくは、自然史博物館のチェックポイントを出た時に、前か、右か、左
かの時に、副班長が「迷いポイントの時に出てきた通り、左よ。」と教えてくれたので助かり
した。仲間と協力するのは大事だと思います。2つ目は、人に聞くことです。水道記念館に行
く時、真っ直ぐか、信号で右に行くか迷いました。その時、前の人に「水道記念館て、真っ直
ぐだよね。」と聞いたら「うん。」と言ってくれたので安心しました。(4年)
☆明新地区ふれあい体育祭
5月17日に、明新地区ふれあい体育祭が明新小学校グラウン
ドで開催されました。附属小学校からも1年生から6年生までの
希望者約60名が参加しました。開会式の後、明新小学校の児童
と徒競走に参加しました。保護者の方や地域の人の応援を背に、
しっかり腕を振り、ゴールめざして力いっぱい走りました。
徒競走のほかに、紅白玉入れや混合綱引き、大縄跳びに参加し
ている人がいました。また、ボーイスカウトの活動やスポーツ少
年団の一員として競技に参加する人もいました。日ごろ接する機
会の少ない地域の人や保護者の方との交流ができたのではないで
しょうか。