平成26年度版 - 茨城県中小企業振興公社

平成26年度
特許技術・シーズ技術一覧
公益財団法人茨城県中小企業振興公社
知的所有権センター
目
次
ページ
······················································ 1
1
技術分野の区分表
2
特許技術・シーズ技術一覧の使用に当たっての注意事項
3
企業・機関からの提供件数
4
特許技術相談申込書
5
特許技術・シーズ技術一覧
·············································· 5
(1)国立大学法人 茨城大学
············································· 6
···················· 2
··············································2
···················································· 3
(2)国立大学法人 筑波技術大学
······································· 10
(3)独立行政法人国立高等専門学校機構 茨城工業高等専門学校
(4)岩崎電気株式会社
··········· 16
················································ 22
(5)独立行政法人 産業技術総合研究所
································· 24
(6)独立行政法人 国際農林水産業研究センター ··························· 25
(7)独立行政法人 農業・食品産業技術総合研究機構
····················· 26
(8)大学共同利用機関法人 高エネルギー加速器研究機構
(9)独立行政法人 理化学研究所
················· 31
······································· 34
(10)独立行政法人 宇宙航空研究開発機構
······························· 40
(11)独立行政法人 森林総合研究所 ······································· 41
(12)独立行政法人 農業環境技術研究所
································· 44
(13)独立行政法人 農業生物資源研究所
································· 50
(14)独立行政法人 土木研究所
········································· 54
(15)独立行政法人 水産総合研究センター
(16)茨城県
6
参考編
······························· 50
·························································· 54
······························································ 59
(1)特許活用としての特許流通
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(2)特許情報プラットフォーム(J-Platpat)
(3)知的所有権センター
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
60
61
64
1
技 術 分 野 の 区 分 表(IPC8)
セクション
サ
ブ
セ
ク
シ
ョ
ン
生活必需品
A01
A21
A41
A61
農業
食料品・たばこ
個人用品または家庭用品
健康・人命救助・娯楽
B
処理操作
運
輸
B01
B21
B41
B60
B81
分離・混合
成形
印刷
運輸
マイクロ構造技術・ナノ技術[7]
C
化
冶
学
金
C01
C21
C40
化学
冶金
コンビナトリアル技術[8]
D
繊
維
紙
A
D21
繊維または他に分類されない可とう性
材料
紙
固定構造物
E01
E21
建造物
地中もしくは岩石の削孔・採鉱
F
機械工学
照明,加熱
武器,爆破
F01
F15
F21
F41
機関またはポンプ
工学一般
照明・加熱
武器・爆破
G
物理学
G01
G21
器械
原子核工学
H
電
なし
基本的電気素子,電力の発電/変換/配
電,基本電子回路,電気通信技術
E
気
D01
-1-
2
特許技術・シーズ技術一覧の使用に当たっての注意事項
特許技術・シーズ技術一覧の御使用には, 以下のことに十分御注意ください。
●
開放特許(出願中を含む。)の使用に当たっては,特許権者の了解が必要になります。
(ライセンス料の支払い等も含みます。)
●
事業化等ヘの使用において,第三者の権利に抵触する可能性や関連する規制等を受け
る場合がありますので,十分な事前調査が必要です。
●
特許技術・シーズ技術一覧は,あくまでもビジネスアイデア集ですので,掲載された
内容や事業の成功等を保証するものではありません。
3
(1)
企業・機関からの提供件数
国立大学法人 茨城大学············································ 11件
(2) 国立大学法人 筑波技術大学 ·········································· 1件
(3)
独立行政法人国立高等専門学校機構 茨城工業高等専門学校・・・・・・・・・ ····· 1件
(4)
岩崎電気株式会社··················································· 4件
(5)
独立行政法人 産業技術総合研究所 ···································· 8件
(6)
独立行政法人 国際農林水産業研究センター ···························· 4件
(7)
独立行政法人 農業・食品産業技術総合研究機構 ······················· 6件
(8)
大学共同利用機関法人 高エネルギー加速器研究機構 ·················· 13件
(9)
独立行政法人 理化学研究所 ·········································· 7件
(10)
独立行政法人 宇宙航空研究開発機構 ·································· 5件
(11)
独立行政法人 森林総合研究所 ········································ 2件
(12)
独立行政法人 農業環境技術研究所 ·································· 14件
(13)
独立行政法人 農業生物資源研究所 ·································· 16件
(14)
独立行政法人 土木研究所
(15)
独立行政法人 水産総合研究センター
(16)
茨城県
·········································· 1件
······························ 12件
·························································· 2件
合計107件
本文の発明の名称・技術の概要は,特許公報又は公開特許公報から抜粋しています。
なお,今までの特許技術・シーズ技術は,下記の(公財)茨城県中小企業振興公社ホ
ームページ上の「特許情報検索メニュー」から閲覧できます。
http://www.iis-net.or.jp/
-2-
4
特 許 技 術 相 談 申 込 書
平成
年
月
公益財団法人茨城県中小企業振興公社
知的所有権センター 御中
住
企
所:
業
名:
担 当 者 所 属:
氏
名:
電
話:
F
A
X:
下記の資料番号の発明(技術)について,特許技術の相談を申込みます。
記
資 料 番 号
(例)2014‐AB-5
発 明 ( 技 術 ) の 名 称
○○○○及びその製造方法
申込みは,FAX又は郵送でお願いします。
申
住
電
F
込
A
先: (公財)茨城県中小企業振興公社 知的所有権センター
所: 〒310-0801
茨城県水戸市桜川2-2-35 茨城県産業会館9階
話: 029-224-5339
X: 029-227-2586
-3-
日
-4-
5
特 許 技 術・シ ― ズ 技 術 一 覧
-5-
国立大学法人
茨城大学
(企業・機関名)国立大学法人 茨城大学
資料番号
セクション
サブセクション
発明の名称
2014-IB-1
G
器械
公開・特許番号
特開2013-242636
物理学
G06K
2次元コード読取装置
本発明によれば、文字や図、写真に重ねて印刷された2次元コードを連続して読
み取るような動作(スライド)や2度読み動作(ダブルタッチ)などの簡単な動作
(アクション)を加えるだけで、その動作に
応じた音声再生を行うことができる。
技術の概要
これによって、再生したい部分の2次元コ
ードをその都度読み取ったり、あるいは別の
スイッチを操作する必要がなくなって、きめ
細かい音声再生を簡単に行うことができる。
資料番号
セクション
サブセクション
発明の名称
2014-IB-2
A
公開・特許番号
特開2013-255789
生活必需品
健康・人命救助・娯楽
A61M
組織自己接合型体内挿入管及び該体内挿入管と体内器官組織との接合方法
本発明による体内器官挿入管は、体内器官組織と接触する側に、前記体内器官組
織の変形又は変位による投錨(アンカリング)効果が得られるような溝、孔又は窪
みを有するだけでなく、体内挿入管と体内器官組織との間に存在する空気を排出又
は吸引して前記溝、孔又は窪みに負圧を作用させるための通路を備えることによっ
て、接合部分に負圧が付与されるときに、体内器官組織の前記の溝、孔又は窪みへ
の変形又は変位が容易となり、接合界面に接合強度を低下させるようなボイドや隙
間の発生を防止して、接合強度を高める効果が期待できる。
技術の概要
本発明による負圧を作用させるための通路を備えた一重管構造の体内挿入管を、
心臓の脱血管として適用した例。
-6-
国立大学法人
資料番号
セクション
サブセクション
発明の名称
2014-IB-3
G
公開・特許番号
茨城大学
特開2014-16207
物理学
器械
G01R
電流計測装置
本発明に係る電流計測装置は、ハウジングと、ハウジングに被計測電流を流すた
めの電線を固定するための固定部材と、電線に対向するように配置された永久磁石
と、永久磁石が一端側に固定され、他端側が支持部材によりハウジングに固定され、
永久磁石に作用する力により変形するカンチレバーと、カンチレバーに固定され、
カンチレバーの変形に基づいて変形することによって電圧を発生する計測用PZ
Tプレート部と、ハウジングの内部に交流電圧を出力する駆動回路と、カンチレバ
技術の概要
ーに固定され、駆動回路から交流電圧を受けて振動する駆動用PZTプレート部
と、を備え、電線を流れる被測定
電流から永久磁石が受ける力によ
り、カンチレバーおよびPZTプレ
ート部が変形し、計測用PZTプレ
ート部が発生した電圧に基づいて
被測定電流を計測することを特徴
とする。
資料番号
セクション
サブセクション
発明の名称
2014-IB-4
H
公開・特許番号
特開2014-33543
電気
電力の発電、変換、配電
H02K
アキシャル型磁気浮上モータ
本発明の目的は、アキシャル型磁気浮上モータのロータの回転中心軸を所定の位
置に維持できるアキシャル型磁気浮上モータを提供することである。
本発明のアキシャル型磁気浮上モータは、直交座標系のZ軸方向に設けられた回
転中心軸で回転するロータと、Z軸に沿って前記ロータの一側および他側に離間し
て配置された一側および他側ステータと、一側ステータに制御電流を供給する制御
部とを有し、ロータには磁極を形成する複数の永久磁石を配置し、一側ステータと
技術の概要
他側ステータに、制御部からロータに発生する回転ト
ルクを制御すると共に、ロータの回転中心軸の位置を
所定位置に維持する制御を行う前記制御電流を供給
することを特徴とする。
アキシャル型磁気浮上モータで
ロータの傾き制御を実現する具体的構造
-7-
国立大学法人
資料番号
セクション
サブセクション
発明の名称
2014-IB-5
H
公開・特許番号
茨城大学
特開2014-60609
電気
電機通信技術
H04L
無線通信システム、及び無線通信方法
DFT拡散OFDM(A)方式による無線送信装置及び無線受信装置では、温度
変動や経時変化によるDCオフセットを正確に0に保つ必要がある。そのために
は、適宜、DA変換及びAD変換におけるDCレベルを正確に調整し、更にDCオ
フセットの誤差を補償する機能が必要となり、装置コストが増加するという問題が
ある。
この発明によれば、シングルキャリア変調信号の直流成分には送受信すべき信号
が含まれないので、無線送信信号における
技術の概要
ディジタル-アナログ変換や、及び無線受
信装置におけるアナログ-ディジタル変
換においてDCオフセットを補償する機
能を不要にすることができ、DCオフセッ
トを補償する機能に要するコストを削減
することができる。
無線受信装置における周波数領域での信号の処理
資料番号
セクション
サブセクション
発明の名称
2014-IB-6
C
化学
公開・特許番号
特開2014-91099
化学・冶金
C02F
海水を利用した下排水処理方法
本発明の下排水処理方法は、硫酸塩還元細菌を微生物固定化担体で固定化するこ
とによって、海水の引き潮のとき又は処理後の排水を排出させるときに、硫酸塩還
元細菌が外部へ流出するのを防ぐことができる。また、微生物固定化担体の充填率
を調整することにより、目標とする有機物除去率を得ることができる。さらに、余
剰汚泥の発生が無いか、或いは少なくできることから、処理槽の長期使用が可能と
なり、処理装置や処理設備のメンテンスが非常に楽になり、処理処分コストの低減
技術の概要
が図れる。
-8-
国立大学法人
資料番号
セクション
サブセクション
発明の名称
2014-IB-7
H
公開・特許番号
茨城大学
特開2014-103789
電気
電力の発電、変換、配電
H02K
永久磁石埋込型モータ
コギングトルクを大幅に低減できる埋込み永久磁石型モータを提供することで
ある。本発明の永久磁石埋込型モータは、固定子鉄心(104)に巻回された固定子
巻線(120)を有する固定子(100)と複数個の永久磁石(162)が回転子鉄心(152)
に埋め込まれた回転子(150)を有し、前記回転子(150)は、前記永久磁石(162)
より前記固定子側の前記回転子鉄心(152)に形成された磁極片(184)を有し、前
記回転子鉄心(152)に埋め込まれた前記永久磁石(162)の前記固定子側の極性が
技術の概要
回転方向に沿って磁極毎に交互に変化するよう
に磁化されており、前記磁極片(184)にさらに
補助永久磁石(172)が埋め込まれ、前記補助永
久磁石(172)は、回転方向に於ける前記磁極片
(184)の中央側の面の極性が前記磁極片(184)
の極性と同じになるように、前記補助永久磁石
が磁化されていることを特徴とする。
資料番号
セクション
サブセクション
発明の名称
2014-IB-8
G
公開・特許番号
特開2014-142311
物理学
原子核工学
G21F
汚染土壌又は汚染焼却灰の除染方法
セシウム等の放射性物質による汚染土壌又は汚染焼却灰の除染を効率的に、且つ
効果的に行うだけでなく、除染後の土壌や焼却灰の再生及び再利用を促進すること
ができる汚染土壌又は汚染焼却灰の除染方法を提供する。
本発明の除染方法は、前記放射性物物質で汚染された土壌又は焼却灰を回収又は
捕集する工程と、該回収又は捕集する工程後の土壌又は焼却灰を室温又は加温下で
機械的に粉砕する粉砕工程と、該粉砕工程後の土壌又は焼却灰を水洗する水洗工程
と、該水洗工程後の土壌又は焼却灰から前記放
技術の概要
射性物質を含有する水を多く含む成分を分離
して回収する分離回収工程とを含むことを特
徴とする。さらに、前記粉砕工程後の土壌又は
焼却灰から粗粒子を選別する選別工程の追加、
及び/又は前記粉砕工程を酸化剤の存在下で
行うことによって除染効果を高めることがで
きる。
-9-
国立大学法人
資料番号
セクション
2014-IB-9
H
公開・特許番号
茨城大学
特開2014-160947
電気
サブセクション
基本的電気素子
発明の名称
メタマテリアル
H01Q
負の誘電率と負の透磁率を有するメタマテリアルを提供する。
平行平板2を、金属製の細長い矩形状とされた第1平板10と、第1平板10に
所定間隔を持って対面するよう配置された金属製の細長い矩形状とされた第2平
板11から構成する。平行平板2に、複数の分割リングアレー20を一列にz軸に
沿って配列するよう装荷する。平行平板2のカットオフ周波数より低い周波数にお
技術の概要
いて、負の透磁率を示すように分割リングア
レー20を構成する分割リング共振器21
を設計する。これにより、メタマテリアル1
は、負の誘電率と負の透磁率が実現されてカ
ットオフ周波数より低いTEモードの入射
波が伝搬するようになる。
資料番号
セクション
サブセクション
発明の名称
2014-IB-10
G
公開・特許番号
特開2014-174661
物理学
器械
G06F
検索システム、検索方法および検索プログラム
サーバの不正(ファイルの削除、追加、改ざん、すり替え)を検出し、ファイル
の更新(削除を含む)も効率的に行うこと。
サーバに複数のファイルを保管し、キーワード検索によってサーバから所望のフ
ァイルの集合を取得すると共にファイルの更新をも行う検索システムのユーザ端
末において、索引検証情報生成部は、キーワードとキーワードを含む全てのファイ
ルのファイル番号の集合との生成用組に対して所定の生成アルゴリズムに従って
索引検証情報を生成し、サーバに保管する。ユーザ端末は、検索キーワードをサー
バへ送って、
サーバから検索キー
技術の概要
ワードを含むファイルのファイ
ル番号の集合と検索キーワード
に対応する索引検証情報とを取
得する。索引検証部は、取得した
索引検証情報が、検索キーワード
と取得したファイルのファイル
番号の集合との検証用組の索引
検証情報であるか否かをチェッ
クする。
格納フェーズと検索フェーズの構成
- 10 -
国立大学法人
資料番号
セクション
サブセクション
発明の名称
2014-IB-11
H
公開・特許番号
茨城大学
特開2014-179876
電気
基本的電気素子
H01P
メタルプレートレンズ
本発明は、負の屈折率を実現する構造を採用することなくテラヘルツ波などの波
長が短い領域においても容易に作成することのできる構造とされたメタルプレー
トレンズを提供することを目的としている。
本発明のメタルプレートレンズは、金属製の平板が相互に重なるように配置され
ているメタルプレートレンズであって、中央部平板と中間部平板とに所定の大きさ
の貫通穴が形成されており、貫通穴の大きさは、中間部平板より中央部平板の大き
さが大きくされている。そして、自由空間を伝播する電磁波の波長より、金属製の
平板間を伝播する電磁波の波長が長くなることから、貫通穴が形成されている平板
間を伝播する電磁波の波長は、貫通穴が形
技術の概要
成されていない平板間を伝播する電磁波
の波長より短くなり、貫通穴の大きさが大
きくなるほど波長が短くなる度合いが大
きくなる。従って、中央部平板を利用して
伝播する電磁波の波長は、中間部平板を利
用して伝播する電磁波の波長より短くな
り、中間部平板を利用して伝播する電磁波
の波長は、貫通穴の形成されていない最上
部平板および最下部平板を利用して伝播
する電磁波の波長より短くなる。
- 11 -
国立大学法人
筑波技術大学
(企業・機関名)国立大学法人 筑波技術大学
資料番号
セクション
サブセクション
発明の名称
2014-TG-1
E
公開・特許番号
特開2014-20135
固定構造物
建造物
E04B
建築ユニット、建築構造物及び建築方法
建築部材の種類数や重量を低減し、様々な形態へ自由に解体でき、異なる形状の
建築構造物の建築に容易にリユースできる建築ユニット等を提供する。
上記目的を達成するため、本発明の第1の観点に係る建築ユニットは、厚みが略
均一であって、前記厚み方向に対して垂直の断面
が、第1の円の劣弧と、前記第1の円と中心が異
なり半径が略同一の第2の円の優弧から構成され
る三日月形状であり、前記劣弧を含む第1の曲面
壁と前記優弧を含む第2の曲面壁とを有する建築
技術の概要
部材と、当該建築部材の前記第1の曲面壁と前記
第2の曲面壁のいずれか一方と、当該建築部材と
同じ構成を有する他の建築部材の前記第1の曲面
壁と前記第2の曲面壁の他方と、が接合した状態
で、前記他の建築部材と連結する連結手段と、
を備えることを特徴とする。
- 12 -
独立行政法人国立高等専門学校機構
茨城工業高等専門学校
(企業・機関名)独立行政法人国立高等専門学校機構 茨城工業高等専門学校
資料番号
セクション
サブセクション
発明の名称
2014-IK-1
C
冶金
公開・特許番号
特許第5626914号
化学・冶金
C30B
生体高分子の結晶化装置、生体高分子の結晶化溶液セル、生体高分子の配向制御方
法、生体高分子の結晶化方法、及び生体高分子の結晶
本発明は、生体高分子の結晶化装置、生体高分子の結晶化溶液セル、生体高分子
の配向制御方法、生体高分子の結晶化方法、及び生体高分子の結晶に係り、特に結
晶構造解析に用いる高品質な結晶を得ることができる生体高分子の結晶化装置、生
体高分子の結晶化溶液セル、生体高分子の配向制御方法、生体高分子の結晶化方法、
及び生体高分子の結晶に関する。
本発明の生体高分子の結晶化装置は、タンパク質その他の生体高分子を結晶化さ
せるための結晶化装置であって、結晶化溶液と、該結晶化溶液に印加する導電体電
極とを備え、該導電体電極は透明導電体電極であり、該透明導電体電極は前記結晶
化溶液に直に接し、更に、電気絶縁部材を備え、前記透明導電体電極は面状に形成
し、前記電気絶縁材により、面状に形成した前記透明導電体電極を内接して保持し、
技術の概要
面状に形成した前記透明導電体電極により、前記結晶化溶液に対してほぼ一様な電
界が印加されることを特徴とする。 本発明の生体高分子の結晶化装置は、前記透
明導電体電極は、透明基板上に形成した透明導電体薄膜であり、前記透明導電体薄
膜と前記透明基板とを通して、前記生体高分子の結晶が光学的に観察可能であるこ
とを特徴とする。
概略断面図
- 13 -
岩崎電気株式会社
(企業・機関名)岩崎電気株式会社
資料番号
セクション
サブセクション
発明の名称
2014-ID-1
B
公開・特許番号
特許第4161142号
処理操作・運輸
分離・混合
B08B
表面処理装置
従来一般に、プラスチック、ガラス、金属、セラミック等の材料表面に付着して
いる有機物の汚れを紫外放射とオゾンにより分解除去し、またプラスチック等の有
機系材料の表面改質においても紫外放射とオゾンが使用されている。 しかしオゾ
ン濃度は周囲の環境条件、特に湿度により大きく変化して、被処理物の表面処理効
果も影響を受け、表面処理効果が変動する欠点がある。
つまり請求項1に記載の発明は、内部に紫外放射光源を装着してなる処理装置本
体と、同紫外放射光源の照射部に配置して
技術の概要
なる処理室と、処理室内のオゾン濃度を測
定するオゾン濃度計と、処理室内を排気し
オゾン濃度により回転数が変化する排気
ファンとを有して構成してある。またオゾ
ン濃度により排気ファンの回転数を制御
し、絶えず処理室内のオゾン濃度を一定と
し、これによって絶えず紫外放射照度を一
定とするように構成してある。
資料番号
セクション
サブセクション
発明の名称
2014-ID-2
A
正面図
公開・特許番号
特許第4826554号
生活必需品
農業
A01G
海藻類養殖装置
本発明によれば、自然光を補うための光が光源か
ら発せられ、養殖用基盤の下側から当該養殖用基盤
に向けて照射されるため、自然光が届き難い養殖用
基盤の下側部分が光源の光によって照らされること
技術の概要
により、養殖用基盤における照射光量を均一にする
ことができる。これにより、養殖槽内での海藻類の
育苗の度合いを均一にすることが可能となる。
(上)斜視図,
(下)正面図
- 14 -
岩崎電気株式会社
資料番号
セクション
サブセクション
発明の名称
2014-ID-3
A
農業
公開・特許番号
特許第4867832号
生活必需品
A01G
海藻類養殖装置
従来の照明装置においては、養殖槽などの水槽に沈めて設置するLED照明装置
が無かった。
上記目的を達成するために、本発明は、海藻類を養殖するための海水が入った養
殖槽の中に配置され、前記養殖槽の上面開口からの太陽光によって上面が照らされ
る養殖用基盤であり海藻類の幼芽が付着した養殖用基盤と、前記養殖用基盤をLE
Dが発する光により照射する養殖用LED照明装置とを備えた海藻類養殖装置で
あって、複数のLEDを配列したLEDバー部材をケース体の内部に固定し、電源
技術の概要
ケーブルを引き出した状態で前記ケース体を封止する
と共に、前記養殖槽内の前記養殖用基盤よりも低い位置
で当該養殖槽の床面又は内側面に対して前記ケース体
を所定の姿勢で保持する姿勢保持部を前記ケース体に
設けて前記養殖用LED照明装置が構成され、
前記LE
Dを、前記養殖槽の上面開口から養殖用基盤を照らす太
陽光の日照量に応じた時間に亘り点灯し、前記養殖用基
盤の下面の藻床を照射することを特徴とする。
(上)断面、
(下)正面
資料番号
セクション
サブセクション
発明の名称
2014-ID-4
G
器械
公開・特許番号
特許第4973469号
物理学
G01N
活性酸素種の検出方法及び検出装置
従来、活性酸素種を金属、ガラス、半導体の各種基板洗浄や有機系基材の表面改
質など工業用途のプロセスに応用することが広く行われている。
本発明は、活性酸素種を利用したプロセス等において活性酸素種を生成する装置
により生成される活性酸素種の検出方法及び検出装置に関する。
本発明によれば、活性酸素種の形態および種類にかかわらず、装
技術の概要
置により生成された活性酸素種を、活性酸素種捕捉体の金属板また
は金属薄膜の表面ないし表層部により捕捉して分析・計測の対象と
し、定量することができる。これにより、上記装置により生成され、
例えば工業プロセスにおいて実際の被処理基材に作用する活性酸素
種の量を精密に定量可能である。
活性酸素種捕捉体(上)を被処理基板に載せた状態図
- 15 -
独立行政法人
産業技術総合研究所
(企業・機関名)独立行政法人 産業技術総合研究所
資料番号
セクション
サブセクション
発明の名称
2014-N-1
G
公開・特許番号
特開2013-178601
物理学
器械
G06Q
序列化装置、序列化方法及びプログラム
(WO2013/128701)
マーケティング調査等のために、調査対象となる製品に対する被験者の感性や嗜
好の順を予測することが可能な装置、システム、方法及びプログラムを実現する。
複数の調査対象物の画像を視覚刺激として
複数回提示して脳波を計測し、被験者に標的
技術の概要
として選択させた調査対象物に対する、刺激
提示直後の事象関連電位の脳波データを、単
一の指標で定量的に表す線形判別分析により
処理して、調査対象物を序列化する。
脳波を模式的に示す図
資料番号
セクション
サブセクション
発明の名称
2014-N-2
H
公開・特許番号
WO2013/190997
電気
基本的電気素子
H01L
半導体装置
電力変換に用いるワイドバンドギャップ半導体装置には高いサージ電圧により
装置が破壊される問題点があり、降伏における耐量の向上が、必要とされていて、
この問題はユニポーラ型であって横型の半導体装置において顕著になることがわ
かっている。
本発明は、突き抜けによる降伏手段を装置内部に有する半導体装置を構成し、さ
技術の概要
らに、突き抜け降伏による降伏電圧が、
アバランシェ降伏電圧より低く、アバラ
ンシェ降伏を起こさないように構成して、
半導体装置のアバランシェ降伏による破
壊を防ぎ、降伏の耐量の大きい半導体装
置を提供する。
- 16 -
独立行政法人
資料番号
セクション
サブセクション
発明の名称
2014-N-3
H
公開・特許番号
産業技術総合研究所
特開2014-103094
電気
他に分類されない電気技術
H05H
表面プラズマアクチュエータ
(WO2014/024590)
本発明の目的は、風力発電・航空機・ガスタービン等の3次元形状の翼型や、ト
ラック等の自動車外壁や高速列車のパンタグラフに対しても、プラズマアクチュエ
ータを簡単に取り付け可能とし、しかも、取り付け面積を最小限とすることにより、
しわ等を発生させることなく、最適位置にピンポイントに搭載可能とすることによ
り、空力特性やエネルギー効率の向上を図るとともに、プラズマアクチュエータの
技術の概要
利用範囲を飛躍的に高めることにある。
絶縁材料からなる対象物の場合、その表
面に導電ワイヤと、導電性の薄膜(5)を互
いに対向するよう取り付け、導電ワイヤと
薄膜との間にパルス電圧を印加する。
資料番号
セクション
サブセクション
発明の名称
2014-N-4
G
器械
公開・特許番号
WO2014/010727
物理学
G01C
移動体の進行方向推定装置及び進行方向推定方法
従来から、移動体(例えば歩行者)が保持する端末に内蔵されている自蔵センシ
ング装置(加速度センサ、磁気センサ、ジャイロ、気圧センサなど)の計測データ
に基づいて、世界座標系に対する移動体の移動方向を推定することが行われてい
る。
進行方向推定装置は、加速度センサ及び角速度センサの出力に基づいて重力方向
ベクトルを推測する重力方向ベクトル推定部と、進行方向ベクトルの候補である仮
進行方向ベクトル生成部と、加速度成分データを重力方向ベクトルに射影した成分
技術の概要
データから歩行周波数を推定する歩行周波数推定部と、加速度成分データを進行方
向ベクトルに射影した成分の周波数成分と、加速度成分データを左右方向ベクトル
に射影した成分の周波数成分と、角速度成分データを進行方向ベクトルに射影した
成分の周波数成分と、角速度成分データを左右方向ベクトルに射影した成分の周波
数成分と、歩行周波数と、歩行周波数の位相に基づいて目的関数及び位相差を求め、
位相差が所定範囲内であり、かつ目的関数の値が最大となる仮進行方向ベクトルを
進行方向ベクトルとし、さらに進行方向の向きを決定する進行方向ベクトル決定部
とを有する。
- 17 -
独立行政法人
資料番号
セクション
サブセクション
発明の名称
2014-N-5
H
公開・特許番号
産業技術総合研究所
WO2014/050560
電気
基本的電気素子
H01B
パターンの形成方法
導電性ペースト、絶縁性ペースト、或いは半導体ペーストを用いてスクリーン印
刷法にて配線・電極等のパターンを印刷する際に生じるパターン側壁部のダレを低
減し、また、上記配線・電極等のパターンや全面ベタ膜上のメッシュ痕を低減し、
高品質な電子部品を製造する方法および装置、並びに、スクリーン印刷が適用可能
であって従来よりも少ない工程数で両面印刷を行うことができるパターンの形成
方法を提供する。
技術の概要
導電性ペースト、絶縁性ペースト、或いは半導体ペーストを用いて、スクリーン
印刷法によりポリジメチル
シロキサンからなる表面を
有するブランケットにパタ
ーンを印刷し、そのパターン
を該ブランケットから被印
刷物に転写することにより
パターンを形成する。
資料番号
セクション
サブセクション
発明の名称
2014-N-6
H
公開・特許番号
WO2014/034258
電気
基本的電気素子
H01L
熱電材料および熱電モジュール
熱電材料を、導電性高分子と、ポリスチレンスルホン酸(PSS)とトシレート
と塩素と過塩素酸塩からなる群から選ばれる物質を、溶媒としてエチレングリコー
ルとエタノールとジメチルスルホキシドとイソプロパノールからなる群から選ば
れる物質を、含む材料から、熱処理温度が125℃~200℃であり熱処理時間が
5分~12時間である熱処理工程を含む製造工程によって作成する。
技術の概要
- 18 -
独立行政法人
資料番号
セクション
サブセクション
発明の名称
2014-N-7
A
公開・特許番号
産業技術総合研究所
WO2014/021454
生活必需品
健康・人命救助・娯楽
A61F
薄肉細管並びにこれを作製する引抜き加工装置および引抜き加工方法
マグネシウム材料を基材とした円管からなる生分解性医療器具用途の薄肉細管
であって、その長手方向および周方向の全域に渡って、精度良く所望の外径、内径
を備えるとともに、材料組成を変更することなく、生分解時間の長さを制御するこ
とが可能な、薄肉細管が提供される。
そのような薄肉細管は、生分解性医療器具用の薄肉細管であって、前記薄肉細管
は、六方晶構造のマグネシウム(Mg)
技術の概要
を含有する結晶からなる円管であり、該
円管を構成する結晶は、該円管の円管軸
方向から見て、六方晶の底面が該円管の
半径方向(内側面から外側面に向かう方
向)と垂直をなす円周方向に対して所定
の傾斜角で配向している。
資料番号
セクション
サブセクション
発明の名称
2014-N-8
B
公開・特許番号
WO2014/069350
処理操作・運輸
分離・混合
B05D
基材上に形成した構造体、構造体の製造方法および線パターン
基材上での描画線の幅方向へのインク漏れ広がりを抑制し、高アスペクト比を実
現可能な構造体、その構造体の製造方法および線パターンを提供する。
本発明によると、液滴が基材の移動方向に傾斜して連続して重なり合って固化し
てなる液滴重畳固化層と、前記液滴重畳固化
層上を前記液滴が流動して前記液滴が重畳せ
技術の概要
ずに連続して固化してなる液滴流動固化層と、
前記液滴重畳固化層と前記液滴流動固化層と
の境界域に形成された陥凹部と、を備える構
造体が提供される。
- 19 -
独立行政法人
国際農林水産業研究センター
(企業・機関名)独立行政法人 国際農林水産業研究センター
資料番号
セクション
サブセクション
発明の名称
2014-KN-1
C
公開・特許番号
特許第5408478号
化学・冶金
化学
C07D
環状ジテルペン化合物とその製造方法、土壌改良剤、硝化抑制剤及び肥料
本発明は、新規の環状ジテルペン化合物及びその製造方法と、その化合物を含有
する土壌の土壌改良剤、硝化抑制剤及び肥料に関する。
すなわち、本発明の化合物は、化学式(I)
で示される環状ジテルペン化合物である。以下
化学式(I)の化合物をブラキアラクトンとい
技術の概要
うこともある。
ブラキアラクトンは、天然由来の優れた硝化
抑制作用を有する新規化合物であり、特に熱帯
から温帯における土壌改良剤、硝化抑制剤、肥
料として使用可能な化合物である。
(共有者:独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構)
資料番号
セクション
サブセクション
発明の名称
2014-KN-2
C
公開・特許番号
特許第5413781号
化学・冶金
化学
C12Q
γ-アミノ酪酸の定量方法
本発明は、GABAに特異的なアミノ基転移酵素及びその生成物に特異的な補酵
素としてNADPを要求する脱水素酵素を作用させ、NADPHを生成し、ついで、
NADPHに水溶性テトラゾリウム塩の存在下、電子伝達体を作用させ、生成する
水溶性ホルマザン色素を測定することによりGABAを簡易に定量できるので以
下の効果を有する。
本発明方法によれば、アミノ酸分析計やHPLC等の高額機器を必要としないの
で経済的であると共に、検体に含まれる各種アミノ酸等の影響を受けることなく、
技術の概要
少量多検体の試料に含まれるGABAを
同時に且つ簡易・迅速に定量することがで
きる。
本発明方法によれば、コメなどの食品に
含まれるGABAを同時に且つ迅速に定
量することができるので、生理機能が注目
されて様々な食品に添加されているGABAの食品中の含量を測定することが可
能となり、これらの製品中に含まれるGABA含量を保証することができる。
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独立行政法人
資料番号
セクション
サブセクション
発明の名称
2014-KN-3
A
公開・特許番号
国際農林水産業研究センター
特許第5526416号
生活必需品
食料品・たばこ
A23L
α-グルコシダーゼ阻害活性を有する食品
本発明は、微生物の培養物から α-グルコシダーゼ阻害成分を製造する方法及び
α-グルコシダーゼ阻害成分を含有する機能性食品を提供することを目的とする。
本発明の機能性食品は、炭水化物を含む作物をバチラス・アミノリクエファシエン
ス菌で発酵処理して得られるものである。
また、本発明の機能性食品は、バチラス・アミノリクエファシエンス菌が生産す
る α-グルコシダーゼ阻害活性成分と担体とからなることを特徴とする。
技術の概要
本発明の α-グルコシダーゼ阻害成
分を製造する方法は、バチラス・アミノ
リクエファシエンス菌に属し、α-グル
コシダーゼ阻害活性成分を生産する能
力を有する菌株を培養し、培養物から
α-グルコシダーゼ阻害活性成分を抽
出することを特徴とする。
資料番号
セクション
サブセクション
発明の名称
2014-KN-4
B
公開・特許番号
特許第5564742号
処理操作・運輸
分離・混合
B07B
固体混合物の分離装置本体及び分離方法
本発明は固体混合物を効率よく分離できる固体混合物の分離装置本体と分離方
法とを提供することを目的とする。
本発明の固体混合物の分離装置本体及び分離方法によれば、搬送部により固体混
合物を攪拌するので、固体混合物を分離室内の空間に分散できる。固体混合物を構
成する各固体が互いに付着し又
は凝集している場合であっても、
技術の概要
各固体間に剪断力や衝撃力を与
えることで互いに引き剥がすこ
とができる。これにより固体混合
物を各固体の性質の差により分
離し易い状態にできる。
(共有者:株式会社マツオ、フォレスト・リサーチ・インスティチュート・マレーシア)
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独立行政法人
農業・食品産業技術総合研究機構
(企業・機関名)独立行政法人 農業・食品産業技術総合研究機構
資料番号
セクション
サブセクション
発明の名称
2014-NSS-1
C
化学
公開・特許番号
特許第5279051号
化学・冶金
C12N
Salmonella
Typhimurium
を検出するためのオリゴヌク
レオチドとそれらを用いた血清型迅速同定法
従来、サルモネラの血清型特定には2週間程度の時間を要していたため、血清型
が特定される前に検査対象である飼料や食肉が消費されてしまう危険性があった。
本発明を利用することにより、サルモネラの血清型特定に要する時間を1週間以上
短縮することが可能であるため、このような危険性を回避することが可能である。
【請求項1】以下(a)に記載の PCR 産物の種類、及び、以下(b)に記載の PCR
産物の種類を比較する工程を含む被検サルモネラの血清型を同定する方法であっ
て、前記工程において比較した PCR 産物の種類が一致したときに、被検サルモネラ
の血清型が ST であると判定される方法;
(a)血清型が ST である対照サルモネラのゲノム DNA を鋳型とし、少なくとも下
記(i)又は(ii)に記載のセットをプライマーセットとする PCR によって増幅
される PCR 産物の種類であって、対照サルモネラに特異的な PCR 産物の種類、及び
(b)被検サルモネラのゲノム DNA を鋳型とし、(a)と同じセットをプライマー
セットとする PCR によって増幅される PCR 産物の種類;
(i)下記(1)から(3)に記載のセット
技術の概要
(1)配列番号:3に記載の塩基配列を含むオリゴヌクレオチド、及び、配列番号:
4に記載の塩基配列を含むオリゴヌクレオチドのセット、
(2)配列番号:5に記載の塩基配列を含むオリゴヌクレオチド、及び、配列番号:
6に記載の塩基配列を含むオリゴヌクレオチドのセット、
(3)配列番号:7に記載の塩基配列を含むオリゴヌクレオチド、及び、配列番号:
8に記載の塩基配列を含むオリゴヌクレオチドのセット
- 22 -
(以下省略)
独立行政法人
資料番号
セクション
サブセクション
発明の名称
2014-NSS-2
C
化学
公開・特許番号
農業・食品産業技術総合研究機構
特許第5224559号
化学・冶金
C12N
Salmonella
Infantis
を検出するためのオリゴヌクレオチ
ドとそれらを用いた血清型迅速同定法
【請求項1】以下(a)に記載の PCR 産物の種類、及び、以下(b)に記載の PCR
産物の種類を比較する工程を含む被検サルモネラの血清型を同定する方法であっ
て、前記工程において比較した PCR 産物の種類が一致したときに、被検サルモネラ
の血清型が SI であると判定される方法;
(a)血清型が SI である対照サルモネラのゲノム DNA を鋳型とし、少なくとも下
記(i)又は(ii)に記載のセットをプライマーセットとする PCR によって増幅
される PCR 産物の種類であって、対照サルモネラに特異的な PCR 産物の種類、及び
(b)被検サルモネラのゲノム DNA を鋳型とし、(a)と同じセットをプライマー
セットとする PCR によって増幅される PCR 産物の種類;
(i)下記(1)から(3)に記載のセット
(1)配列番号:15に記載の塩基配列を含むオリゴヌクレオチド、及び、配列番
号:16に記載の塩基配列を含むオリゴヌクレオチドのセット、
技術の概要
(2)配列番号:17に記載の塩基配列を含むオリゴヌクレオチド、及び、配列番
号:18に記載の塩基配列を含むオリゴヌクレオチドのセット、
(3)配列番号:19に記載の塩基配列を含むオリゴヌクレオチド、及び、配列番
号:20に記載の塩基配列を含むオリゴヌクレオチドのセット、
- 23 -
(以下省略)
独立行政法人
資料番号
セクション
サブセクション
発明の名称
2014-NSS-3
C
化学
公開・特許番号
農業・食品産業技術総合研究機構
特許第5641465号
化学・冶金
C12Q
一塩基反復多型解析方法及び一塩基多型解析方法
本発明によれば、生物の一塩基反復多型を、反復数1のレベルで簡便に解析する
ことが可能となる。また、複数種類の遺伝子型を有する個体が混在する試料につい
ても解析することが可能となる。さらに、一塩基反復の近傍に存在する一塩基多型
の簡便な解析も可能となる。これにより、植物品種の遺伝子型解析、及び病原細菌
をはじめとする微生物のハイスループットな遺伝子型解析が促進される。
技術の概要
ヨーネ菌ゲノムM1領域に対応する遺伝子型判定マーカーの波形解析
資料番号
セクション
サブセクション
発明の名称
2014-NSS-4
A
公開・特許番号
特開2013-001686
生活必需品
健康・人命救助・娯楽
A61K
鳥インフルエンザに対する点眼ワクチン
本発明では、ワクチンを鳥インフルエンザに対する有効な防疫手段とすることが
可能となり、従来行われてきた大規模な殺処分を回避することが可能となる。
本発明により、以下の効果が奏されるものと認められる。
i )本発明では、オイルアジュバントの使用が全く不要となるため、オイルアジュ
バントを接種した家禽と比較して、より早期に食品安全上問題なく出荷することが
可能となる。
ii)スプレー等での散布による点眼投与が可能となるため、一度に多頭羽の家禽へ
のワクチン投与が可能となる。
技術の概要
これにより、ワクチン投与における労力を大幅に削減できると同時に、注射針の針
刺し事故、使用済み注射針の廃棄の
問題等も発生しなくなる。
iii)生ワクチンを用いないため、
接種個体内で強毒性のウイルスが
発生する可能性がなく、安全性が高
いものとなる。
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独立行政法人
資料番号
セクション
サブセクション
発明の名称
2014-NSS-5
C
公開・特許番号
農業・食品産業技術総合研究機構
特開2014-132876
化学・冶金
化学
C12N
リゾチームの製造方法
リゾチームは天然の抗菌性タンパク質であり、レンサ球菌やエンテロバクターの
ような抗生物質耐性菌として問題になっている細菌に対しても効果が高い。ブタリ
ゾチーム等のリゾチーム類は抗菌性タンパク質として古くから知られているが、溶
菌活性以外にも多彩な機能がある。その中でも特筆すべきものは抗ウイルス作用で
あり、リゾチームがウイルスの外被(エンベロープ)を破壊することが報告され、今
や AIDS の治療薬としても注目され始めている。
ヨトウガ由来の細胞又は
技術の概要
カイコにウシリゾチーム由
来の分泌シグナルペプチド
に融合した成熟型ブタリゾ
チームタンパク質をコード
する遺伝子を導入し、得られ
た形質転換体を培養又は生
育させることで、ブタリゾチ
ームを大量に分泌生産させる。
資料番号
セクション
サブセクション
発明の名称
2014-NSS-6
C
公開・特許番号
特許第5515104号
化学・冶金
化学
C12N
抗酸菌の増殖促進剤、これを添加して培養する抗酸菌の培養方法、及び、これを含
有する抗酸菌の培養用培地
抗酸菌の増殖を、迅速に、しかも著しく促進することのできる、抗酸菌の増殖促
進剤と;抗酸菌を迅速に、しかも大量に増殖させることのできる、抗酸菌の培養方
法と;抗酸菌の増殖を、迅速に、しかも著しく
促進することのできる、抗酸菌の培養用培地
と;を提供することを目的とするものである。
技術の概要
ウシ RegIIIγ レクチンを有効成分として含
有する抗酸菌の増殖促進剤と;培地に、前記増
殖促進剤を添加して培養することを特徴とす
る、抗酸菌の培養方法と;前記増殖促進剤を含
有する抗酸菌の培養用培地と;を提供するもの
である。
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大学共同利用機関法人
(企業・機関名)大学共同利用機関法人
資料番号
セクション
サブセクション
発明の名称
高エネルギー加速器研究機構
2014-KE-1
H
高エネルギー加速器研究機構
公開・特許番号
特許第5470599号
電気
基本的電気素子
H01L
低温容器
従来、各種の低温容器、例えば、液体ヘリウム等によって超電導磁石を極低温に
して磁石の超電導状態を保つようにした低温容器が知られている。
本発明によれば、高温部から配管内に入射する輻射波(熱輻射により放出される
赤外線等の電磁波)の伝搬が、配管の内面の輻射伝搬のパ
ワー分布最大値付近に設けた輻射波阻害部により阻害さ
技術の概要
れるので、低温部側に侵入する輻射波が効率的に低減され
る。これにより、高温部での熱輻射により発生した熱が、
配管を介して移送されて低温部側に侵入する輻射熱侵入
量を効率的に低減でき、熱輻射により引き起こされる熱負
荷を低減することができる。
資料番号
セクション
サブセクション
発明の名称
2014-KE-2
H
公開・特許番号
特許第5565798号
電気
他に分類されない電気技術
H05H
加速機能付き偏向電磁石システム
本発明は、主に円形粒子線加速器において使用される偏向電磁石システムに関
し、特に粒子の加速機能を備えた偏向電磁石システムに関する。
本発明は、このような従来技術に係る円形加速器の課題に鑑みてなされたもので
あって、円形粒子加速器などで使用される偏向電磁石に、
本来の機能である偏向機能のほか、荷電粒子を加速させる
技術の概要
加速機能を持たせることができ、これによってリングで使
用される加速機器を大幅に低減、またはゼロにさせること
ができ、これによって加速器の低価格化、小型化を達成さ
せることができる偏向電磁石システムを提供することを目
的としている。
円形粒子加速器
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大学共同利用機関法人
資料番号
セクション
サブセクション
発明の名称
2014-KE-3
H
公開・特許番号
高エネルギー加速器研究機構
特許第5590550号
電気
他に分類されない電気技術
H05H
磁場分布可変型電磁石システム
本発明は、粒子線加速器などで使用される電磁石システムに関し、特に、磁場分
布を変更し得るようにした磁場分布可変型電磁石システムに関する。
本発明は、上記の事情に鑑み、荷電粒子の軌道を調整する磁力線の磁場分布を変
化させて、各種偏向機能、各種収束機能、他の機能などを持たせることができ、こ
技術の概要
れによってリングで使用される電磁石の種類数を大幅
に低減させ、加速器の低価格化、小型化を達成させる
ことができ、さらに応答速度を2倍以上、高速化させ
ることができる磁場分布可変型電磁石システムを提供
することを目的としている。
資料番号
セクション
サブセクション
発明の名称
2014-KE-4
H
公開・特許番号
特許第5447929号
電気
他に分類されない電気技術
H05H
長時間出力型高速励磁型電磁石システム
粒子線加速器などで使用される高速励磁型電磁石システムとして、従来、キッカ
ー電磁石システムを代表とするパルス電磁石が用いられる。
本発明による、請求項1の長時間出力型高速励磁型電磁石システムでは、周波数
領域全体の周波数特性をフラットにできないときでも、パルス状の励磁電流の立ち
上がり部分で、リンギングの発生を排除
技術の概要
すると共に、フラットトップの長さを長
くさせることができ、これによって周波
数領域全体の周波数特性がフラットであ
るときに得られる理想的な波形と同じ波
形の励磁電流で、励磁コイルを励磁し、
制御対象粒子線の軌道が乱れないようす
ることができる。
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大学共同利用機関法人
資料番号
セクション
サブセクション
発明の名称
2014-KE-5
H
公開・特許番号
高エネルギー加速器研究機構
特許第5448149号
電気
他に分類されない電気技術
H05H
分散型低電圧加速装置による円形粒子線加速器
本発明は、荷電粒子を加速する粒子線加速器に係わり、特に加速装置で使用する
一次電流の電圧値、電流値を低く抑えながら、粒子線を十分な速度まで、加速させ
るようにした分散型低電圧加速装置による円形粒子線加速器に関する。
上記の目的を達成するために本発明は、請求項1では、加速装置を使用して、粒
子集群を閉じ込め、加速させる円形粒子線加速器において、粒子走行距離が円形加
速器の周長より短くなるように加速路の各的にセクション毎に各々、分散的に配置
され、前記加速路内の粒子集群を閉じ込めさせながら、加速させるN(但し、Nは
技術の概要
整数)台の加速装置と、指定された周期で、粒子
が円形加速器を1周するための要する時間を1
波長とする高周波電圧、またはパルス電圧を
各々、発生し、前記各加速装置を個別単位、また
はグループ単位で駆動するM(但し、Mは“M≦
N”を満たす整数)台の駆動装置とを備え、前記
各駆動装置を協調動作させて、前記各加速装置に
粒子集群の閉じ込め処理、加速処理を行なわせる
ことを特徴としている。
資料番号
セクション
サブセクション
発明の名称
2014-KE-6
H
公開・特許番号
特許第5464332号
電気
他に分類されない電気技術
H05H
電子周回部測長による放射光パルス時間制御装置及び方法
本発明は、エネルギー回収型リニアックなどの放射光源において、光パルスの時
間的な繰り返し精度を向上させる
ことができる。これにより、放射光
技術の概要
源装置の長時間運転において生じ
る電子軌道変動や光ビームの位置
変動などのドリフトの原因の解明
にも繋がる。
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大学共同利用機関法人
資料番号
セクション
サブセクション
発明の名称
2014-KE-7
A
公開・特許番号
高エネルギー加速器研究機構
特許第5472731号
生活必需品
健康・人命救助・娯楽
A61N
荷電粒子線医療におけるミュオン・モニタリング・システム
現在、がん治療方法の1つとして、陽子や重イオンなどの高エネルギー荷電粒子
線を利用した放射線医療が実用化されている。
本発明による、請求項1の粒子線医療
におけるミュオン・モニタリング・シス
テムでは、荷電粒子線パルスの照射に起
技術の概要
因して、人体内から放出される遅延陽電
子を位置選択的、時間選択的に測定させ
ることができ、これによって荷電粒子線
パルスのブラッグピーク位置に静止した
正ミュオンのミュエスアール信号を得
て、粒子線治療の効果を正確に把握させることができる。
資料番号
セクション
サブセクション
発明の名称
2014-KE-8
G
器械
公開・特許番号
特許第5504502号
物理学
G01N
X線及び中性子線の反射率曲線測定方法及び測定装置
本発明は、試料表面にX線又は中性子線を照射して反射率曲線を測定するX線及
び中性子線の反射率曲線測定方法及び測定装置に関する。
本発明のX線反射率曲線の測定方法においては、試料結晶の表面に対して集束す
るX線を入射させるが、そのとき試料上面からみて扇状に集束されたX線束の一方
の辺をなすX線ビームが鉛直面内にて試料表面となす角度(視射角)は大きく、他
方の辺をなすX線ビームが鉛直面内において試料表面となす角度が小さくなるよ
うにする。すると、試料面で反射されたX線は、試料後方の二次元検出器上の二次
技術の概要
元検出面には斜めの線となって記録される。この斜めの線に沿った方向では移行運
動量qの値が連続的に変化しているの
で、この斜めの線上のX線強度は各々の
移行運動量qの値に対応した反射率を
反映したものとなる。
射率曲線測定装置の原理図
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大学共同利用機関法人
資料番号
セクション
サブセクション
発明の名称
2014-KE-9
H
公開・特許番号
高エネルギー加速器研究機構
特開2011-35328
電気
基本的電気素子
H01S
偏光レーザー発振方法、偏光放射線発生方法及びそのシステム
本発明による、請求項1の偏光レ
ーザー発振方法では、レーザー光源
で得られたレーザーを3次元光共
技術の概要
振器に導いて、右偏光又は左偏光の
どちらか一方に共振させることが
できるとともに、容易に切り替えさ
せることができる。
資料番号
セクション
サブセクション
発明の名称
2014-KE-10
公開・特許番号
特開2011-35331
H
基本的電気素子
H01S
レーザーコンプトン散乱を利用した光源用レーザー
光共振器のフィネスを高くしても、共振を安定させることができると共に、光共
振機内にレーザー光を蓄積させることにより従来装置と比較してより強いレーザ
ー光を発生可能なレーザー発振装置を提供する。
さらに、本装置は、反射率が“99.
99%”の凹面鏡、または平面鏡群を
技術の概要
使用した高フィネスの光共振器を使
用した場合でも、安定的な共振を可能
とし、光共振機内にレーザー光を蓄積
させて、強いレーザー光を発生させる
ことを可能としたのである。
周回発振型光蓄積によるレーザー発振装置
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大学共同利用機関法人
G資料番号
2014-KE-11
セクション
H
サブセクション
発明の名称
公開・特許番号
高エネルギー加速器研究機構
特開2012-38866
電気
基本的電気素子
H01S
レーザー発振装置
光共振器のフィネスを高くしても、共振を安定させることができると共に、光共
振機内にレーザー光を蓄積させることにより従来装置と比較してより強いレーザ
ー光を発生可能なレーザー発振装置を提供する。
また、本装置は、蓄積共振器と増幅器を組み合わせによる自己発振システムとし、
これに振幅変調を加えること
技術の概要
で、周回光が共振器長に対応す
る間隔の安定したパルス構造を
持つことにより、同時に蓄積共
振器内部で強度増大が起こるパ
ルス動作させることが出来るた
めに、より一層高いピーク強度
が得られる。
資料番号
セクション
サブセクション
発明の名称
2014-KE-12
H
公開・特許番号
電気
WO2012/043475
再表2012-43475
他に分類されない電気技術
H05H
光陰極高周波電子銃空洞装置
本発明の光陰極高周波電子銃空洞装置によれば、従来装置比で約10分の1以下
の長さの超小型の電子源装置において、高周波電
界強度、高周波共振空洞のQ値、陰極の量子効率、
及び発生電子の電荷量を飛躍的に向上させ、か
つ、空洞内での放電及び暗電流を飛躍的に低減す
技術の概要
ることができ、これによって、大強度高品質の電
子ビームを発生することができる。
光陰極高周波電子銃空洞装置の実施例
- 31 -
大学共同利用機関法人
資料番号
セクション
サブセクション
発明の名称
2014-KE-13
H
公開・特許番号
高エネルギー加速器研究機構
特開2013-161609
電気
他に分類されない電気技術
H05G
レーザーコンプトン散乱装置
バースト増幅によって大強度レーザーパルスの生成及び蓄積ができる簡易で小
型のレーザーコンプトン散乱装置を提供する。
レーザーの自己発振増幅を行うため、少なく
とも、励起レーザー光源と、RF強度変調器、
ファイバ増幅器1、光共振器、調整ケーブル、
及びファイバ増幅器2が順番に環状に連結し
技術の概要
て成る光周回路と、及び該光周回路の外に連結
されて設けられたバースト増幅のためのレー
ザー耐久性の外部共振器からなり、外部共振器
においてバースト増幅と蓄積を行い、該外部共
振器の中でレーザーコンプトン散乱ができる
レーザーコンプトン散乱装置の構成とした。
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独立行政法人
理化学研究所
(企業・機関名)独立行政法人 理化学研究所
資料番号
セクション
サブセクション
発明の名称
2014-RK-1
G
器械
公開・特許番号
特許第5429797号
物理学
G01N
位置敏感時間分析型検出器、その作製方法およびそれを用いた三次元中エネルギー
イオン散乱装置
本発明は、位置敏感時間分析型検出器、その作製方法およびそれを用いた三次元
中エネルギーイオン散乱装置に関し、さらに詳細には、直交して配設されたワイヤ
アノードにより2次元の検出領域が形成され、当該検
出領域に入射した粒子の到達位置および到達時間を
計測するための信号を検出する位置敏感時間分析型
技術の概要
検出器、その作製方法およびそれを用いた三次元中エ
ネルギーイオン散乱装置に関する。
検出された信号の時間情報に対する補正処理を必
要としないという優れた効果を奏するものである。
三次元中エネルギーイオン散乱装置(3D-MEIS装置)
資料番号
セクション
サブセクション
発明の名称
2014-RK-2
C
化学
公開・特許番号
特開2011-10607
化学・冶金
C12N
HLA遺伝子座および第15染色体長腕25.1領域の一塩基多型に基づく骨・関
節疾患の検査方法
本発明によれば、これまで予測が困難であった変形性関節症などの骨・関節疾患
の発症リスクを正確かつ簡便に予測することができる。また、骨・関節疾患の発症
を正確かつ簡便に判定することができる。したがって、本発明は骨・関節疾患の予
防や早期治療に貢献するものである。
技術の概要
HLA 遺伝子座および第 15 染色体長腕 25.1 領域に存在する一塩基多型(SNP)が変
形性関節症の発症に関連、これらの多型を調べることにより変形性関節症などの
骨・関節疾患の発症リスクや発症の推定を正確に実施できる。10塩基以上の特定
の配列、又はその相補配列を有する骨・関節疾患検査用プローブ。特定の配列にお
いて、特定の塩基番号の塩基を含む領域を増幅することのできる骨・関節疾患検査
用プライマー。
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独立行政法人
資料番号
セクション
サブセクション
発明の名称
2014-RK-3
G
器械
公開・特許番号
理化学研究所
特開2010-286397
物理学
G01N
紫外近接場光学顕微鏡
本発明によれば、近接場光学顕微鏡を紫外領域にも適用することができる。
本発明に係る紫外近接場光学顕微鏡は、試料にレーザー光を集光させてラマン散
乱光を発生させるラマン散乱光発生手段と、前記試料に近接または接触させて前記
ラマン散乱光を増強し散乱させ
る、先端が尖鋭なプローブと、前
記プローブによって散乱された散
技術の概要
乱光からラマンスペクトルを検出
する検出手段と、を備え、前記レ
ーザー光の波長は140nm~3
50nmであり、前記プローブの
材料は前記レーザー光の波長にお
いて誘電率が-2以下の金属であ
る、ことを特徴とする。
アルミニウムと銀ロッドの先端増強の比較(FDTD計算)。
資料番号
セクション
サブセクション
発明の名称
2014-RK-4
A
公開・特許番号
特開2012-121872
生活必需品
健康・人命救助・娯楽
A61K
免疫賦活剤
本発明は、ブラシノステロイドを有効成分として含む免疫賦活剤、及びそれを含
む医薬組成物及び飲食品に関する。
一般式(I)で示される化合物又はその薬学的に許容される塩を有効成分として
含有する免疫賦活剤。
技術の概要
(式中、R1 は水素原子、又は炭素数1~6の
アルキル基を表し、R2~R5 はそれぞれ独立し
て、水素原子、又は低級アルキル基若しくは
低級アシル基を表し、Xは、好ましくは、-
CO-O-(CH2)である)
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独立行政法人
資料番号
セクション
サブセクション
発明の名称
2014-RK-5
C
冶金
公開・特許番号
理化学研究所
特開2012-46822
化学・冶金
C23F
酸化防止膜被覆金属の製造方法および酸化防止膜被覆金属
本発明に係る酸化防止膜被覆金属の製造
方法は、アルミニウム、鉄、銀および銅な
らびにこれらを主成分とする合金の群から
選択される金属の表面にチオール基含有炭
技術の概要
化水素化合物を吸着させて、該チオール基
含有炭化水素化合物の薄膜を該金属の表面
に形成する。
資料番号
セクション
サブセクション
発明の名称
2014-RK-6
C
化学
公開・特許番号
特開2013-28473
化学・冶金
C03C
電気制御調光素子
本発明のいずれかの態様によれば、電圧により透過率を制御しうる調光素子が提
供される。かかる調光素子により、例えば、住居用の窓から侵入する熱線(赤外線)
を、建物の特性、季節による違い、個人の嗜好、その時点での体調といった種々の
状況に合わせて柔軟に制御することが可能な調光素子を実現することが可能とな
る。本発明のある態様においては、少なくともある面が、二酸化バナジウムを主成
技術の概要
分として含む調光層により被覆されている第1透明部材を含む第1基体と、少なく
ともある面が透明電極膜により被覆されてい
る第2透明部材を含む第2基体と、前記第1
基体の前記調光層と前記第2基体の前記透明
電極膜とにより挟まれている電解質層と備え
る電気制御調光素子が提供される。
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独立行政法人
資料番号
セクション
サブセクション
発明の名称
2014-RK-7
C
公開・特許番号
理化学研究所
特開2013-107842
化学・冶金
化学
C07D
新規な非天然型アミノ酸、及びその利用
光クロスリンク能を持つ新規な非天然型アミノ酸、及びその利用を提供する。
本発明に係る化合物は、式(1)で示されるものである。
技術の概要
【化1】
(nは1以上で3以下の整数を表し、R1、R2、R3及びR4は、水素原子、ハ
ロゲン原子、置換基を有しうる炭素数1~3の炭化水素基、置換基を有しうるアジ
ドメチル基、又はアセチル基を表し、R5は、置換基を有しうる炭素数1~3のア
ルキル基、置換基を有しうるアジドメチル基、又は水素原子を表す)
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独立行政法人
宇宙航空研究機構
(企業・機関名)独立行政法人 宇宙航空研究機構
資料番号
セクション
サブセクション
発明の名称
2014-UK-1
G
公開・特許番号
特許第3360091号
物理学
G01P
器械
超電導加速度計
本発明の超電導加速度計は、磁気的にシールドされた空間内に、揺動可能に懸架
された慣性質量、これに隣接して配設された磁界発生手段、および該慣性質量と磁
界発生手段との間隔の変化による磁束の変化を計測する磁束計からなる加速度計
であって、上記空間は気体雰囲気であり、該空間を囲む磁気シールドおよび慣性質
技術の概要
量は超電導材料製とし、該磁気シールドをその超電導状態への転移の臨界温度以下
に冷却することによって、上記目的を達成したものである。このとき、超電導磁気
シールドおよび慣性質量はその超電導状態への転移の臨界温度が液体窒素沸点以
上の高温超電導材であることが望ましく、磁界発生手段は永久磁石とすることが出
来る。
資料番号
セクション
サブセクション
発明の名称
2014-UK-2
G
器械
公開・特許番号
特許第3554764号
物理学
G10K
移動制御反射板を用いたアクティブ吸音パネルシステム
本発明の移動制御反射板を用いたアクティブ吸音パネルシステムによれば、低い
周波数音から翼通過周波数音およびその高調波成分を含む広い周波数領域の騒音
技術の概要
を、エンジン作動変化等に柔軟に対応して、適合する吸音スペクトルピーク値およ
びピーク周波数値シフト(例えば30%~40%程度の周波数シフト)並びに広い
周波数範囲の騒音スペクトルの高レベル吸音が得られるように、吸音パネル特性値
を能動的に制御ができ最適吸音できる。
資料番号
セクション
サブセクション
発明の名称
2014-UK-3
G
器械
公開・特許番号
特許第3491041号
物理学
G01M
磁力支持用風洞模型
この発明の目的は、模型の位置や姿勢を測定する
ための測定対象を模型外形とは別に測定用のマーク
体として模型内部に設けることで、風洞試験のため
技術の概要
の準備作業となる模型製作、塗装作業及び較正試験
のうち、模型毎のマークの形成や較正試験を省略し
て、模型を低コストで製作し、風洞試験を時間やコ
ストの観点で効率的に実施することを可能にする風
洞模型を提供することである。
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独立行政法人
資料番号
セクション
サブセクション
発明の名称
2014-UK-4
G
公開・特許番号
宇宙航空研究機構
特許第3613578号
物理学
器械
G02F
液晶光学計測装置及びそれを用いた光学計測測定システム
この発明は、対象物からの反射光の分光偏光特性を利用して、対象物の認識や特
徴を抽出する光学計測分野に属し、特に葉緑素(クロロフィル)等の分光偏光特性
を観測することができる液晶光学計測装置及びそれを用いた光学計測システムに
関する。
植物に含まれる葉緑素(クロロフィル)等からの光の分光特性の観測を満足する
ものである。葉緑素(クロロフィル)等の分光偏光特性を把握すれば、被反射対象
技術の概要
物の分光偏光特性を測定することで、地上における植物の繁茂の程度及び分布、湖
水や海洋における植物プラン
クトンの繁殖の程度及び分布
を観測することが可能とな
り、植物相の観点から地球環
境観測用として用いることが
できる。
資料番号
セクション
サブセクション
発明の名称
2014-UK-5
公開・特許番号
特許第3595834号
G 物理学
器械
G01S
滞留型飛翔体を用いた測位システム
この発明による滞留型飛翔体を用いた測位システムは、上記のように構成されて
いるので、上空に滞留するプラットフォームとしての飛翔体に備わる測距信号発信
装置から発信される測距信号を、地上に5局以上設置される固定観測局によって受
信し、受信したこれらの測距信号に基づいて、測距信号発信装置としての送信アン
テナの位置を所謂逆GPS法を採用して精密に推定している。精密推定された発信
装置の位置姿勢情報は滞留型飛翔体に送信され滞留型飛翔体から航法データ信号
技術の概要
としてユーザに送信されるので、ユーザは、滞留型飛翔体の位置姿勢情報を高精度
で入手することができ、自己位置をリアルタイムに高精度で推定することができ
る。
また、この滞留型飛翔体を用いた測位システムは、飛翔体として人工衛星ではな
く狭域滞留型の飛行船や航空機を採用しているので、機器やソフトウエア、システ
ムの更新、運用位置の変更を容易に行うときに、システムとして硬直化することな
く、柔軟な運用が可能である。
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独立行政法人
森林総合研究所
(企業・機関名)独立行政法人 森林総合研究所
資料番号
セクション
サブセクション
発明の名称
2014-S-1
C
公開・特許番号
特許第5540277号
化学・冶金
化学
C12Q
木片からのマツノザイセンチュウのDNA抽出方法、マツノザイセンチュウのLA
MPプライマーセット、および木片からのマツノザイセンチュウの検出方法
本発明によれば、マツノザイセンチュウが木片中に存在する状態で木片からマツ
ノザイセンチュウのDNAを抽出するので、マツノザイセンチュウを当該木片から
分離することなくマツノザイセンチュウのDNAを抽出することができる。これに
技術の概要
より、マツノザイセンチュウのDNAを用いた検出を実用可能とすることができ
る。また、本発明によれば、マツノザイセンチュウのrDNAの特定領域をLAM
P法にて増幅し、検出することができる。このため、より高精度で容易、且つ安価
にマツノザイセンチュウの遺伝子の増幅および検出を行うことができる。
資料番号
セクション
サブセクション
発明の名称
2014-S-2
F
公開・特許番号
特許第5634306号
機械工学・照明・加熱・武器・爆破
照明・加熱
F26B
木材の非破壊乾燥応力測定による木材乾燥制御システム
本発明は、測定準備(乾燥装置を起動するための準備)の簡易化および木材の損
傷を伴わずに木材の乾燥応力を測定することで、木材を傷つけずかつ木材に割れや
狂いも生じなくして、木材を迅速に乾燥させる木材の乾燥方法を提供することを目
的とするものである。
本発明に係る木材の乾燥制御システムは、木材乾燥室内の温度および湿度を調節
して、前記木材乾燥室内に収納した木材を乾燥させる木材乾燥制御システムにおい
て、近赤外線を用いて、前記木材乾燥室内に収容される木材が収縮する際に生じる
乾燥応力を測定し、前記乾燥
技術の概要
応力がゼロになる時を境にし
て、乾燥速度を緩慢とする第
1の調節区間から温度を上昇
させて乾燥速度を急とする第
2の調節区間に切り換えるよ
うに温度および湿度を調節す
ることを特徴とする木材乾燥
制御システム。
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独立行政法人
農業環境技術研究所
(企業・機関名)独立行政法人 農業環境技術研究所
資料番号
セクション
サブセクション
発明の名称
2014-N3-1
G
公開・特許番号
特許第4406694号
物理学
器械
G01N
大気ガスの測定方法及び装置
本発明は、大気ガスの測定方法に関し、詳しくは、ヘリウムガスをキャリヤーガ
スとするガスクロマトグラフを用いて、試料ガスの一回注入により温室効果ガスの
測定を可能とする大気微量ガスの迅速な測定方法及び装置に関する。
本発明は、キャリヤーガスによって搬送される試料ガス中の成分を、ガスクロマ
トグラフにより分離し、該ガスク
ロマトグラフからの流出ガスを
技術の概要
ECD に導入する亜酸化窒素ガスの
測定方法において、キャリヤーガ
スとしてヘリウムガスを用い、添
加ガスとして窒素ガスを用いるこ
とを特徴とし、窒素ガスに加えて
メタンガスを添加することが好ま
しい。
資料番号
セクション
サブセクション
発明の名称
2014-N3-2
A
農業
公開・特許番号
特許第4621891号
生活必需品
A01G
穀物の子実重量の推定方法及び装置
本発明は、収穫前における穀物の子実重量の推定方法に関する。
本発明によれば、中間赤外域に含まれる2つの波長バンドの反射光量について、子
実からの前記2波長バンドの反射光量の差と、標準反射板からの前記2波長バンド
の反射光量の差を測定することにより、穀物の子実重量を精度よく推定できる。
技術の概要
特定バンドの反射光量の測定装置の概念図
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独立行政法人
資料番号
セクション
サブセクション
発明の名称
2014-N3-3
A
公開・特許番号
農業環境技術研究所
特許第4415106号
生活必需品
農業
A01N
植物成長調節剤、桂皮酸誘導体化合物、及びその製造方法
本発明は、自然環境下での分解が容易で、且つ人体に対する安全性の高い植物成
長調節剤を提供することを解決課題とする。
本発明者は、植物のアレロパシー(他感作用)の研究において、シス桂皮酸が強い
植物成長抑制効果を有することを見出し、本発明をするに至った。
技術の概要
即ち本発明は、<1> シス桂皮酸、及び/又はシス桂
皮酸誘導体化合物を有効成分とする植物成長調節剤に
係る。
<2> 前記シス桂皮酸誘導体化合物が下記一般式(1)
で表される植物成長調節剤に係る。
資料番号
セクション
サブセクション
発明の名称
2014-N3-4
C
公開・特許番号
特許第3937019号
化学・冶金
化学
C12N
微生物保存用分散媒及び微生物保存用容器
本発明の微生物保存用分散媒は、反復使用凍結保存法を用いても多様の微生物へ
の使用を可能とし、長期安定保存を目的とする凍結法、あるいは乾燥法による標本
技術の概要
数が少量で済み、微生物の各種実験を効率的に行うことを可能とする。更に、本発
明の微生物保存用容器はあらかじめ本発明の分散媒の成分を入れて滅菌した容器
であり、滅菌蒸留水を加えることで容易に凍結保存する微生物の分散媒の作製を可
能とする。
資料番号
セクション
サブセクション
発明の名称
2014-N3-5
C
公開・特許番号
特許第4168130号
化学・冶金
化学
C12N
リゾプス属糸状菌のポリガラクツロナーゼおよびポリガラクツロナーゼ遺伝子
本発明は、リゾプス属糸状菌の生産するポリガラク
ツロナーゼおよびポリガラクツロナーゼ遺伝子を提供
する。
本発明のポリガラクツロナーゼは、高い基質分解活
技術の概要
性を有すると考えられるため、オリゴガラクツロン酸
の生成や各種製造過程の触媒等の用途に利用することができる。さらに、植物・糸
状菌のプロトプラスト調製用試薬としても有望と考えられる。また、本発明のポリ
ガラクツロナーゼ遺伝子は、他の微生物等に導入することによって、よりポリガラ
クツロナーゼ生産効率の高い生物種の作出を可能とすることができる。
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独立行政法人
資料番号
セクション
サブセクション
発明の名称
2014-N3-6
C
化学
公開・特許番号
農業環境技術研究所
特許第3163377号
化学・冶金
C07D
スルホキシド化合物及びそれを用いた植物生長阻害剤
【特許請求の範囲】
【請求項1】 次式I:【化1】で示されるスルホキシド化合物。
【請求項2】 次式 II:【化2】で示されるスルホキシド化合物。
【請求項3】 次式 III:【化3】で示されるスルホキシド化合物。
技術の概要
【請求項4】 請求項1~3のいずれか1項に記載のスルホキシド化合物を有効成
分として含む植物生長阻害剤。
資料番号
セクション
サブセクション
発明の名称
2014-N3-7
C
化学
公開・特許番号
特許第3099058号
化学・冶金
C07H
新規植物成分およびそれを含有する植物成長阻害剤
本発明では、強い植物成長阻害作用を持っているとされるタイワンレンギョウ
(Duranta repense)を材料として用い、植物体内に存在している
植物成長阻害物質を単離・精製し、その化学構造および生物活性を明らかにするこ
とによって、新規の化学構造を持った植物成長
技術の概要
阻害剤を提供する。
本発明では、得られた植物成長阻害物質を用
いて、あるいは市販の農薬と混合することによ
って、環境や人体に対して安全性の高い植物成
長阻害剤を提供することを目的としている。
(特許権者:農林水産省農業環境技術研究所長)
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独立行政法人
資料番号
セクション
サブセクション
発明の名称
2014-N3-8
C
公開・特許番号
農業環境技術研究所
特許第3051920号
化学・冶金
化学
C12N
土壌の病害抑止性の評価方法
本発明の土壌の病害抑止性の評価方法
は、測定対象微生物を添加した寒天培地に
被検土壌を被覆し、次いで該微生物を培養
し、得られる培養物から該微生物の生育度
を測定することを特徴しており、微生物の
生育度の測定結果によって被検土壌が病
害抑止性を有するか否かを評価する方法
技術の概要
である。本発明の評価方法は、測定時間、
季節、場所、機材などの制約を受けること
なく、簡便、迅速かつ正確に行うことがで
きる。
資料番号
セクション
サブセクション
発明の名称
2014-N3-9
A
農業
公開・特許番号
第2987422号
生活必需品
A01N
薬剤の放出制御・抑制方法およびその資材
本発明は、くん蒸剤等の薬剤の大気中へ放出を制御・抑制する方法およびその資
材に関するものである。
本発明の方法は、光触媒による処理後の薬剤の分解・無毒化にある。従って、本発
明の方法は、様々な態様によって実現することができる。例えば、薬剤は土壌くん
技術の概要
蒸剤である場合は、土壌中に潅注された薬剤に直接には接触しないが、処理後の薬
剤が土壌中から徐々に土壌表面に移行し、そして大気中に放出されるまでのいずれ
かの地点・時点において薬剤に接触し、これを分解・無毒化する光触媒の必要量を
設置することにより達成される。この場合においても最も便宜なのは、くん蒸剤処
理において従来使用されていた被覆用フィルムにかえて、光触媒が担持されたフィ
ルムを使用することにある。
(注)出願日:平成8年(1996)3月29日
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独立行政法人
資料番号
セクション
サブセクション
発明の名称
2014-N3-10
C
公開・特許番号
農業環境技術研究所
特開2013-112547
化学・冶金
化学
C01B
超高純度窒素ガスの精製方法
本発明により、99.999%以上の超高純度
窒素ガスを、ガスボンベを使用せずに製
造することができる。
本発明は、室内の空気をコンプレッサ
ーにより5~8気圧に圧縮した空気を、
モイスチャートラップ及びオイルミスト
技術の概要
ラップを通過させる第1の工程と、水分
離膜内蔵管を通過させる第2の工程と、
炭化水素除去管および酸素窒素分離膜内
蔵管を少なくとも反復通過させる第3の
工程とからなることを特徴とする高純度
窒素ガスの精製方法である。
資料番号
セクション
サブセクション
発明の名称
2014-N3-11
C
公開・特許番号
特開2013-127027
化学・冶金
化学
C09K
植物生息微生物由来の紫外線吸収剤組成物
本発明は、植物生息微生物由来の紫外線吸収剤組成物であって、320-400nm の波
長領域に紫外線吸収スペクトルの吸収ピークを有する紫外線吸収剤組成物を提供
する。
また、本発明は、上記紫外線吸収剤組成物を含む化粧品を提供する。
また、本発明は、320-400nm の波長領域に紫外線吸収スペクトルの吸収ピークを有
する紫外線吸収成分を有する植物生息微生物を培養する工程、植物生息微生物の培
技術の概要
養物を溶媒で抽出する工程、及び、溶媒から紫外線吸収成分を分離する工程を含む、
前記紫外線吸収成分を含む紫外線吸収剤組成物の製造方法を提供する。
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独立行政法人
資料番号
セクション
サブセクション
発明の名称
2014-N3-12
C
公開・特許番号
農業環境技術研究所
特開2014-114219
化学・冶金
化学
C07C
フジコナカイガラムシの性フェロモン及び関連化合物の合成方法
本発明は、カキ・ブドウ等の重要害虫であるフジコナカイガラムシ(学名:
Planococcus kraunhiae)の性フェロモン及び関連化合物の有機合成方法に関する
ものである。フジコナカイガラムシ等のカイガラムシ類は、果樹や野菜の重要害虫
である。
本発明の目的は、フジコナカイガラムシの性フェロモン及び関連化合物を簡易な
化学操作で合成し、交信撹乱剤や性誘引剤として提供しようとするものである。
技術の概要
資料番号
セクション
サブセクション
発明の名称
2014-N3-13
A
農業
公開・特許番号
特開2014-129287
生活必需品
A01N
除草用酵素含有組成物及び有害植物の駆除方法
本発明は酪酸p-ニトロフェニル加水分解活性を有し、植物に対して病原性を有
さない微生物由来のクチナーゼ様酵素と、植物病原性微生物とを含む除草用酵素含
有組成物、及びこの除草用酵素含有組成物を使用した有害植物の駆除方法に関す
る。本発明のもう一つの態様は、酪酸p-ニトロフェノール加水分解活性を有する
クチナーゼ様酵素を産生し、植物に対して病原性を有さない微生物の培養液を用い
る有害植物の駆除方法に関する。
本発明の除草用酵素含有組成物に含まれて、補助的に作用する植物病原性微生物
技術の概要
は、有害植物に対して種間選択的に作用するので、化学除草剤と異なり、農作物や
人畜に対して悪影響を
及ぼすことなく、有害
植物のみを駆除するこ
とができる。
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独立行政法人
資料番号
セクション
サブセクション
発明の名称
2014-N3-14
G
器械
公開・特許番号
農業環境技術研究所
特開2014-137349
物理学
G01N
クロマトグラフ用ガス自動注入装置
本発明は、バイアルビンから、試料ガスをガスクロマトグラフへの注入を自動化
する装置に関する。
本発明により、特定のメーカーのガスクロマトグラフ機種に依存せずに、自然落
下式のバイアルビン搬送手段を採用することか
ら、当該部分の駆動装置が削減され、機器製作コ
ストを大幅に下げることを可能とし、市販のガス
技術の概要
タイトシリンジを装填することにより、シリンジ
交換に伴うランニングコストが低減される。また
バイアルビンにICタグを内蔵することにより、
試料情報の分析結果ファイルへの自動的な書き込
みを可能とした。
バイアルビンラックの斜視図
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独立行政法人
農業生物資源研究所
(企業・機関名)独立行政法人 農業生物資源研究所
資料番号
セクション
サブセクション
発明の名称
2014-N2-1
C
化学
公開・特許番号
特許第5565629号
化学・冶金
C08J
シルクフィブロイン多孔質体の製造方法
本発明は、多孔質体の細孔直径や細孔の数といった構造や多孔質体の強度を容易
に調整し、より小さい細孔直径の構造を有する多孔質体、そしてより高い強度を有
する多孔質体を製造する方法を提供することを目的とする。
すなわち本発明は、シルクフィブロイン水溶液に脂肪族カルボン酸を添加したシ
ルクフィブロイン溶液を該溶液が凝固しない温度で10時間以上静置し、静置後の
技術の概要
該シルクフィブロイン溶
液を凍結し、次いで融解す
ることを特徴とするシル
クフィブロイン多孔質体
の製造方法を提供するも
のである。
(共有者:日立化成株式会社)
資料番号
セクション
サブセクション
発明の名称
2014-N2-2
C
化学
公開・特許番号
特許第5618046号
化学・冶金
C12N
イネ科植物の形質転換効率向上方法
本発明は、上記の課題を解決し、アグロバクテリウム法によるイネ科植物の形質
転換効率を飛躍的に向上させることにより、極めて大量に形質転換体を得ることが
可能な形質転換法を提供することを課題とする。
それにより本発明は、液体振盪培養によ
り調製された小さいカルス(従来、形質転
換に適していないと考えられていた)を効
技術の概要
率的に形質転換させることも可能となり、
アグロバクテリウム法によるイネ科植物
の高効率形質転換系を提供することを可
能とする。具体的には、1つのカルス(細
胞塊)から 60 個程度形質転換細胞を得ら
れ、またそのカルスが小さいことから一度
に扱えるカルスの数が数十倍に増加させ
ることを可能とする。
- 47 -
独立行政法人
資料番号
セクション
サブセクション
発明の名称
2014-N2-3
C
化学
公開・特許番号
農業生物資源研究所
特許第5622141号
化学・冶金
C12Q
東京都銘柄豚トウキョウXの判別のためのDNAマーカー、およびその利用
本研究成果は、選択圧に中立と想定されるランダムな SNPs により、トウキョウ X
の維持豚全頭で対立遺伝子が固定し、かつ、一般豚や黒豚では多型性の高いマーカ
ーを 104 個開発した。また、PCR-RFLP 法により、98%程度の判別率で一般豚や黒豚
技術の概要
とトウキョウ X を分ける簡易検査法を構築した。このように多数の SNPs を用いて
維持豚全頭を検証した判別系はこれまで構築されたことは無かったため、今後の銘
柄豚等のトレーサビリティ系の構築において模範的な先例となると考えられる。
(共有者:農林水産・食品産業技術振興協会,東京都農林水産振興財団)
資料番号
セクション
サブセクション
発明の名称
2014-N2-4
C
化学
公開・特許番号
特許第5594818号
化学・冶金
C12N
植物体の子実を増大させる遺伝子、並びにその利用
本発明は、植物体の子実(種子、頴花又は果実を含む)を増大させる機能を有す
るイネ由来のタンパク質をコードする DNA、および該 DNA を用いた子実収量(種子、
頴花又は果実の収量のことをいう)の増加方法、子実収量の検出方法、子実収量が
増加する植物体の育種方法に関する。
発明者らは、まず、コシヒカリと、コシヒカリを遺伝的背景に GL5 領域をカサラ
ス型染色体に置換した準同質遺伝子系統 NIL(GL5)との戻し交雑後代を用いて、連鎖
解析を行った。
技術の概要
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独立行政法人
資料番号
セクション
サブセクション
発明の名称
2014-N2-5
A
公開・特許番号
農業生物資源研究所
特許第5515060号
生活必需品
農業
A01H
イネの側根を発達させる方法
通常、窒素濃度を上げれば、側根を発達させることができるが、主根の伸長は抑
制される。しかし、本発明はこの逆の現象を利用するものであり、窒素濃度を下げ
ることにより、主根の伸長をほとんど抑制することなく、側根を発達させることが
できる。このような低窒素
条件下でのイネの栽培によ
技術の概要
って、野生型のイネの栽培
と比べて、環境や家畜への
影響を低減し、かつ経済性
に有利な農業の実現が期待
できる。
窒素非含有水耕液栽培10日目に形成された冠根の平均長(A)
冠根単位長さ当たりの側根形成数(B)、及び栽培6日目の写真(C)
資料番号
セクション
サブセクション
発明の名称
2014-N2-6
C
化学
公開・特許番号
特許第5534137号
化学・冶金
C12N
植物の生長を制御する遺伝子Hd16およびその利用
本発明の遺伝子は植物の感光性を調節し、これにより植物の生長を制御する機能
を有する。イネのような穂を有する植物において
は、この遺伝子の発現や機能を調節することによ
り、出穂期を調節することができる。このため、本
発明の遺伝子は、特に栽培地域に適応したイネ品種
の育成や栽培時期の調節に有用である。また、本発
明の遺伝子を用いるイネの品種育成は、短期間で高
技術の概要
い確実性をもって目的の植物体を得ることができ
る点で、従来の方法より有利である。
Hd16 領域の低密度連鎖地図を示す図である。左の垂直の棒は、日本晴とコシヒカ
リの後代集団 N-BILs で構築した連鎖地図を示す(Matsubara et al. 2008)。右の
垂直の棒は、SSR マーカーRM2593~RM1373 の間が分離する BC2F2 集団 88 個体を利用
して作成した低密度連鎖地図である。その棒の左側の数字は両マーカーの間で組換
えの起きた個体数を示している。Hd16 候補遺伝子および Hd6 の連鎖地図上の位置を
Hd16 および Hd6 の文字で示している。
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独立行政法人
資料番号
セクション
サブセクション
発明の名称
2014-N2-7
A
公開・特許番号
農業生物資源研究所
特許第5515165号
生活必需品
農業
A01H
ミヤコグサ由来のレトロトランスポゾンLORE1を用いた変異体植物の作製方
法
本発明に用いるレトロトランスポゾン LORE1 は、配偶体的な転移様式を有するた
め、培養変異による変異体の作出を回避することができる。またこの特性により、
再分化植物を自殖することにより得られる個々の種子がそれぞれ独立の変異を有
するため、採種するだけで多
数の独立の遺伝子破壊系統
技術の概要
を作出できるという利点を
有する。
ミヤコグサ(Lotus japonicus)由来のレトロトラ
ンスポゾン LORE1 の構造を示す模式図である。両端の三角を含むボックスは LTR を
示す。各符号はそれぞれ以下の通りである。GAG:レトロトランスポゾン gag タンパ
ク質;RT:逆転写酵素;IN:インテグラーゼコアドメイン;chromo:クロモドメイン。
資料番号
セクション
サブセクション
発明の名称
2014-N2-8
C
公開・特許番号
特許第5263477号
化学・冶金
化学
C12N
ダニ抗原米
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、ダニ抗原
ペプチド改変体をペプチドワクチンとしてダニアレルギーの治療もしくは予防に
応用するために、ダニ抗原ペプチド改変体を集
積させたイネを開発することにある。
より詳しくは、本発明は、複数の T 細胞エピ
トープを含むダニ抗原タンパク質部分ペプチ
ド、または抗原として認識されるための立体構
技術の概要
造を形成しないように改変されているダニ抗
原ペプチドをイネ種子へ集積させる方法、およ
び該ペプチドを集積させた植物の提供を目的
とする。
Der p1 発現米の経口投与による抗原特異的 IgG サブクラスの産生を示す図であ
る。A:Der p1 特異的 IgG1、 B: Der p1 特異的 IgG2a 、 C: Der p1 特異的 IgG2b 、
D: Der p1 特異的 IgG3 の結果を示す。Der p1 米の経口投与によって抗原特異的な
IgG1、IgG2b の産生が抑制されている。
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独立行政法人
資料番号
セクション
サブセクション
発明の名称
2014-N2-9
H
公開・特許番号
農業生物資源研究所
特許第5552648号
電気
基本的電気素子
H01L
研磨方法及び研磨装置
本発明によれば、Ga元素等を含有する化合物半導体の基板表面に対する平坦度
を高めた表面仕上げ研磨を行うことができ、これによって、例えば、処理溶液中で
の光の照射及び/またはバイアス電位の印加を伴う研磨と組合せることによって、
つまり、処理溶液中での光の照射及び/またはバイアス電位の印加を伴う研磨レー
トの高い研磨を行った後、平坦度を高めた
技術の概要
表面仕上げ研磨を行うことによって、Ga
元素等を含有する化合物半導体の基板表面
が所望の平坦度を有するように研磨するの
に要する時間を大幅に短縮することができ
る。
(共有者:株式会社荏原製作所)
資料番号
セクション
サブセクション
発明の名称
2014-N2-10
G
公開・特許番号
特許第5453613号
物理学
器械
G06F
遺伝子クラスタリング装置およびプログラム
本発明は、進化的に離れた生物の遺伝子でも、類似した機能を持つ遺伝子を発見
できるような遺伝子クラスタリング装置およびプログラムを提供することを目的
とする。
本発明では、遺伝子配列に含まれるモチーフを指標として遺伝子の類似度を解析
したクラスタと遺伝子発現データの関係を比
較するようにした。進化的には離れていても類
似した機能を持つ遺伝子は同様のモチーフを
技術の概要
持っていることが多いため、本発明は、広い生
物種間での機能類似遺伝子の発見や、未知の遺
伝子の機能推定等に大変有効である。また、モ
チーフレベルで類似で同様な機能が期待され
ながら遺伝子発現の時期などの相違があるも
のを見出すことで、さらにターゲットとなるタ
ンパク質などの相違などを推定するのに大変
有効である。
(共有者:株式会社ダイナコム)
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独立行政法人
資料番号
セクション
サブセクション
発明の名称
2014-N2-11
C
公開・特許番号
農業生物資源研究所
特許第5594839号
化学・冶金
化学
C12N
イネ科植物の核内の染色体を倍化させる薬剤及びその利用
本発明の薬剤は、植物に特異的に発現するCDKB2の発現を抑制するものであ
り、人体で発現している酵素の発現を抑制するものではない。したがって、本発明
の薬剤は、人体に対して影響の少ない薬剤である。
本発明の薬剤に有効成分として含まれる核酸
は、発現誘導型プロモーター等と組み合わせる
ことによって、特定の部位において、特定の期
技術の概要
間に発現させることができる。その結果として、
本発明の薬剤によれば、イネ科植物において特
定の組織や細胞、例えば、種子近傍の組織や細
胞の核内の染色体を倍化させることにより、種
子を肥大化させることが可能となる。
(共有者:奈良先端科学技術大学院大学)
細胞周期と CDK の関係を表した概略図
資料番号
セクション
サブセクション
発明の名称
2014-N2-12
C
公開・特許番号
特許第5545793号
化学・冶金
化学
C12N
イネいもち病圃場抵抗性遺伝子Pi35(t)とその利用
本発明によって、イネいもち病圃場抵抗性遺伝子 Pi35(t)、および該遺伝子を利
用した植物にいもち病に対する圃場抵抗性を付与する方法が提供された。
Pi35(t)遺伝子によって、日本国内の複数のいもち病菌株に対して抵抗性を高め
た植物を作出することが可能となる。すなわち、日本国内のイネ品種の中で、
Pi35(t)遺伝子を持たない品種に対して、単離した Pi35(t)遺伝子を導入する、また
は Pi35(t)遺伝子を保持するイネを育種することによって、幅広いいもち病レース
技術の概要
に対して抵抗性を付与することが可能になると考えられる。
Pi35(t)の連鎖地図(A)および物理地図(B)を示す図
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独立行政法人
資料番号
セクション
サブセクション
発明の名称
2014-N2-13
A
公開・特許番号
農業生物資源研究所
特許第5463515号
生活必需品
健康・人命救助・娯楽
A61L
抗微生物ペプチドを固定化した素材
本発明者らは、自由度の高い固定化法を用いることにより、抗微生物活性を維持
しつつ、カブトムシディフェンシン由来改変ペプチドを固相に固定化し得ることを
見出した。また、固定化されたペプチドは非常に安定であり、繰返しの洗浄、オー
トクレーブによる滅菌処理を行って
も活性を維持していることが確認さ
技術の概要
れた。
よって、本発明のカブトムシディフ
ェンシン由来改変ペプチドを固定化
した素材を用いることにより、長期間
の再利用が可能な抗微生物処理され
た医療機器を提供することが可能と
なる。(共有者:和歌山県)
資料番号
セクション
サブセクション
発明の名称
2014-N2-14
C
化学
公開・特許番号
特許第5591703号
化学・冶金
C12N
広範な病害抵抗性を付与するイネ遺伝子
本発明は、タンパク質リン酸化酵素遺伝子(DDBJ Accession No: AK070024)を
用いた植物に病原細菌及び病原糸状菌のいずれか又は両方に対する抵抗性を付与
する方法を提供する。
本発明における病原細菌としてはトマト斑葉細菌病細菌、イネ白葉枯病菌、イネ
立枯れ病菌、籾枯れ細菌
病菌などが挙げられるが
これらに限定されない。
技術の概要
また本発明における病原
糸状菌としてはアブラナ
科野菜類炭そ病菌、いも
ち病菌、うどんこ病菌な
どが挙げられるがこれら
に限定されない。
(共
有者:理化学研究所)
イネ-ナズナ FOX 系統の Pst3000 による選抜法(改良型 Dip 法)と選抜例の写真
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独立行政法人
資料番号
セクション
サブセクション
発明の名称
2014-N2-15
C
化学
公開・特許番号
農業生物資源研究所
特許第5618301号
化学・冶金
C12N
イネ穂いもち圃場抵抗性遺伝子Pb1とその利用
本発明者は鋭意研究の結果、イネ穂いもち
圃場抵抗性遺伝子 Pb1 を初めて単離・同定す
ることに成功した。
本発明によって明らかになった Pb1 遺伝子
は,CC-NBS-LRR 型の抵抗性遺伝子であり、新
規の配列をもつ。これまでに報告されたいも
技術の概要
ち病抵抗性遺伝子とは異なり成体抵抗性の
特徴をもつ遺伝子であり、これを改変するこ
とによってイネに実用性の高いいもち病圃
場抵抗性を付与できることを明らかにした。
P15 導 入 個 体 が い も ち 病 抵 抗 性 を 示 す
図。下図は、本発明の遺伝子(Pb1)によってコ
ードされるタンパク質の構造模式図。
資料番号
セクション
サブセクション
発明の名称
2014-N2-16
C
化学
公開・特許番号
特許第5546107号
化学・冶金
C12N
RNAウイルスBmMLV陰性カイコ培養細胞株
本発明により、BmMLV 陰性のカイコ培養細胞株が
提供された。昆虫細胞は、組み換えバキュロウイル
ス発現系の宿主として、遺伝子工学分野で頻繁に利
用されており、獣医薬の産生系にも応用されてい
る。本発明の BmMLV 陰性のカイコ培養細胞株はバキ
ュロウイルス感受性であることから、組み換えバキ
技術の概要
ュロウイルスの宿主として利用可能である。
したがって本発明の培養細胞株により、BmMLV フ
リーの組み換えバキュロウイルス発現系を構築す
ることができ、BmMLV の膜タンパク質等が混在しな
い医薬品等健康に安全な遺伝子産物の作出に利用
することができる。
(共有者:宇都宮大学)
樹立された BmMLV 陰性細胞株(BmVF 細胞)
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独立行政法人
土木研究所
(企業・機関名)独立行政法人 土木研究所
資料番号
セクション
サブセクション
発明の名称
2014-DI-1
E
公開・特許番号
特許第5599069号
固定構造物
建造物
E02B
水中堆積物流送用の吸引パイプ、水中堆積物の流送装置及びそれを用いた水中堆積
物の流送方法
ダム、溜池、下水処理場などの貯水施設や、自然の河川、湖沼、池、又は運河な
どの閉鎖的な水域では、その水底に土砂などの堆積物が沈殿・堆積し、貯水機能の
低下、船舶の運航などへの支障、水質・環境汚染などを引き起こすため、定期的に
又は必要に応じて水底に溜まった堆積物を浚って除去する浚渫作業を行う必要が
ある。
閉鎖的な水域の水底に堆積した水中堆積物を水と一緒に吸引して他の領域に流
送するための水中堆積物流送用の吸引パイプであって、両端が開口した可撓性を有
する管材から形成され、該管材の一端が水の取り入れ口である取水口とされ、他端
が前記水中堆積物及び前記水を吐き出す吐出口側の接続端とされ、前記両端の中間
部には、前記管材を折返して固定した折返し部が形成され、この折返し部を含む前
記管材の水底側に位置する下部にシート部材が密着されており、前記シート部材及
び該シート部材が密着される部分の前記管材には、下部吸引孔が連穿されるととも
に、前記シート部材より水面側の上方に
技術の概要
あって前記折返し部の先端部分にあたる
前記管材の側部には、側部吸引孔が穿設
され、更に、前記シート部材が密着され
た部分から前記取水口に向けて延在する
前記管材の延在部が、前記吸引パイプに
よる吸引とともに変化する前記水中堆積
物の形状に追随して変形可能な可撓性を
有し、かつ、前記延在部の下部側には、
その延在方向に前記下部吸引孔及び前記
側部吸引孔の吸引を補助する複数の吸引
補助孔が並設されていることを特徴とす
る水中堆積物流送用の吸引パイプ。
水中堆積物の流送装置の概略構成と、
水中堆積物及び流送装置の作業中の状況
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独立行政法人
水産総合研究センター
(企業・機関名)独立行政法人 水産総合研究センター
資料番号
セクション
サブセクション
発明の名称
2014-SS-1
C
化学
公開・特許番号
特許第5401736号
化学・冶金
C07K
ナマコ放卵・放精誘起剤、及びそれを用いたナマコの生産方法
本発明による方法を用いることで、産卵期のナ
マコを用いて任意の時期に確実に放卵・放精を起
こさせることが可能となるために、種苗生産現場
技術の概要
での計画的で効率的な受精卵の生産が、安価で簡
便で確実に実施することが可能となる。
(共有者:国立大学法人九州大学,
大学共同利用機関法人自然科学研究機構)
資料番号
セクション
サブセクション
発明の名称
2014-SS-2
A
公開・特許番号
棒グラフ部分に生理活性を検出
特許第4944643号
生活必需品
健康・人命救助・娯楽
A61K
魚類用のイリドウイルス感染症ワクチンと診断剤並びにこれ等の製法
この発明に係るイリドウイルス感染症は1990年,四国地域での初発以来,特
に,西日本各地のマダイ養殖場で大規模な発生が見られるようになり,しかも,稚
魚だけではなく育成魚や親魚に至るまで発生している。更に,その斃死率はマダイ
技術の概要
で多い時には90%にも達し,被害は,稚魚から成魚にわたり,広範囲で甚大なこ
とが知られている。
この発明の効果は次の通りである:魚類イリドウイルス感染症のワクチンによる
予防のみならず,該ウイルス抗原を用いる診断剤による簡便な確定診断や早期診断
をも可能にする。
資料番号
セクション
サブセクション
発明の名称
(共有者:一般財団法人阪大微生物病研究会)
2014-SS-3
A
公開・特許番号
特開2012-19724
生活必需品
食料品・たばこ
A22C
小魚の頭方向揃え装置
イワシ類、ニギスなど、加工時に鱗が脱落した魚体でも、
簡便な装置で精度よく頭方向を揃える装置を提供する。
イワシ類、ニギスなどの魚体を、水槽内からくみ上げる
技術の概要
か、シュート上へ供給する直前に、軽く散水し、適当な濡
れ状態で、30度~36度に傾斜させたシュートを滑落さ
せ、頭から排出させる魚体の頭揃え装置。
(共願者:千葉県)
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独立行政法人
資料番号
セクション
サブセクション
発明の名称
2014-SS-4
A
公開・特許番号
水産総合研究センター
特許第5435578号
生活必需品
食料品・たばこ
A23L
ヒスタミン吸着剤およびヒスタミン除去方法
魚醤油中のヒスタミン含有量は、製造条件、原料となる魚介類やその利用部分等
によってバラツキはあるものの、魚醤油には少なからずヒスタミンが含まれている
ため、魚醤油中のヒスタミンの低減が望まれている。
技術の概要
そこで本発明は、このような課題に鑑み、液体上の食品に含まれるヒスタミンを
安全かつ確実に吸着することが可能なヒスタミン吸着剤およびヒスタミン除去方
資料番号
セクション
サブセクション
発明の名称
法を提供することを目的とする。
(共有者:石川県,富山県)
2014-SS-5
特開2013-250216
G
公開・特許番号
物理学
器械
G01G
計量装置
揺れのある場所での正確な計量を実現できる仕組みを低コストで提供できるよ
うにする。
筐体内には支持機構31L及び第2の支持機構31Rが収められている。支持機
構31Lは魚載置皿30及び針22Lをそれらが上下方向に連動して動き得るよ
うに支持しており、つる巻きばね50LL及び50LCが支持機構31Lにおける
技術の概要
魚載置皿30を支持する部材32Lに上方向の付勢力を与えている。支持機構31
Rは錘載置皿30及び針22Rをそれらが上下方向に
連動して動き得るように支持しており、つる巻きばね
50RC及び50RRが支持機構31Rにおける錘載
置皿30を支持する部材32Rに上方向の付勢力を与
えている。
資料番号
セクション
サブセクション
発明の名称
2014-SS-6
C
化学
公開・特許番号
特開2012-235773
化学・冶金
C12N
アルギン酸リアーゼ
本発明は、アルギン酸から不飽和ウロン酸単糖を効率的に産生するアルギン酸リ
アーゼ、及び、アルギン酸から不飽和ウロン酸単糖を効率的に産生する方法に関す
技術の概要
る。
本発明者らは、海藻分解菌 AR06 株(Pseudoalteromonas atlantica)から新規なエ
キソ型アルギン酸分解酵素を同定し、これを用いたウロン酸単糖の製造方法の発明
を完成した。
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独立行政法人
資料番号
セクション
サブセクション
発明の名称
2014-SS-7
B
運輸
公開・特許番号
水産総合研究センター
特許第5201383号
処理操作・運輸
B63B
転覆及び大傾斜の防止手段を有する船舶
本発明の課題は、荒天中を航行している船舶に予想外の大きな横揺れが発生した
際の転覆や大傾斜といった危険な現象を防ぐ手段を提供することである。
本発明の突起物は、水面上に取り付けられているので通常の航行時は水面上にあ
り抵抗増加がないため、船速低下を招かず、また固定して取り付けられているので、
わずらわしい大波を予測した伸長操作などを行う必要がなく、予兆無く突然襲って
くる大波に対しても有効に作用する。
技術の概要
本発明の突起物の形成方法としては、板状、翼状などの部材を取り付けるほか、
船舶の船首部両舷側で喫水線上に凸部を形成させてもよい。
また、本発明の突起物は、その先端部が舷側の最大幅を
超えないのでそのまま接岸することができ、漁船におい
ては漁労に影響を与えることがない。また、板状や翼状
の部材を利用して突起物を形成する方法を採用すれば、
既存の船舶にも簡単に取り付けることができる。
資料番号
セクション
サブセクション
発明の名称
2014-SS-8
A
農業
公開・特許番号
特開2011-223884
生活必需品
A01K
突然変異養殖魚
突然変異養殖魚及び該突然変異養殖魚の作出方法の提供。
養殖魚に化学物質を導入することにより突然変異養殖魚を作出する。該突然変異
養殖魚の作出方法には、化学物質の導入にあたり、注射法又は浸漬法等を用いるこ
とができる。化学物質がアルキル化剤又はアジ化ナトリウムである。魚類がアマゴ、
技術の概要
フグ、ヒラメ・カレイ類、タイ、スズキ、タラ、コイ、ナマズ、サケマス類、ブリ
類、ハタ類、ウナギ、ティラピア又はキンギョのいずれかである。
本発明によって、突然変異養殖魚を恒常的に作出することが可能となった。本発
明の突然変異養殖魚の作出は、化学物質の導入によるものであり、養殖魚のゲノム
構造に重大な変化を起こさない一方で、一塩基のみの置換等の適度な変異を起こす
ことから、有用な突然変異養殖魚の作出を目的として幅広く利用できる。
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独立行政法人
資料番号
セクション
サブセクション
発明の名称
2014-SS-9
C
化学
公開・特許番号
水産総合研究センター
特開2011-121914
化学・冶金
C07D
新規セレン含有化合物
本発明はセレン含有化合物の提供を課題とする。また、該セレン含有化合物の製
造法や、抗酸化剤としての用途、該セレン含有化合物を標準物質として用いる分析
手法の提供を課題とする。
本発明のセレン含有化合物は、従来使用されてきた亜セレン酸等と比べて安全性
や、バイオアベイラビリティーが高いことから、ヒト、家畜、魚介類等生体に効率
良くセレンを取り込むことができ、既知の抗酸化剤以上の強い生体抗酸化作用を示
技術の概要
すことから、セレンが関与するレドックス経路の生体抗酸化作用を高めるための抗
酸化剤として、医薬品、機能性食品、栄養補助剤、食品
添加物、動物医薬品、飼料添加物および化粧品等の有効
成分として用いることができる。
1.試料
1)血合筋:マグロ類血合筋として、クロマグロ、ミナ
ミマグロ、メバチマグロまたはビンナガマグロの血合筋
をそれぞれ用いた。また、カジキ類血合筋として、メカジキの血合筋を用いた。
資料番号
セクション
サブセクション
発明の名称
2014-SS-10
A
農業
公開・特許番号
特許第5024985号
生活必需品
A01K
魚類の標識剤と標識方法
本発明は、人体に対する安全性が確認されている新規な魚類の標識剤とその標識
剤を用いて魚類を安全に標識する方法を提供することを第1の課題とする。
特に、本発明のうちシコン色素又はこれを有効成分とする薬剤からなる魚類の標
技術の概要
識剤については、これを用いて受精卵を標識する場合、標識コストをALCを用い
る場合よりも低く抑えることができる。また、シコン色素又はこれを有効成分とす
る薬剤からなる魚類の標識剤は、マダイやオニオコゼを標識対象とする場合は、受
精卵ないしふ化仔魚期の標識にも、また、稚魚の標識にも有用であるから、すこぶ
る便利である。
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独立行政法人
資料番号
セクション
サブセクション
発明の名称
2014-SS-11
G
器械
公開・特許番号
水産総合研究センター
特許第4811916号
物理学
G01S
小型ステレオ超音波受信装置を用いた物体との相対位置を連続して測定する方法
本発明の目的は、小型で軽量の超音波受信装置、特に水中を遊泳する動物に直接
装着することが可能な小型で軽量の超音波受信装置を提供することである。
本装置を使用し、2つのハイドロホンで受信した信号を帯域通過フィルタで目的
とする周波数帯域を抽出し、閾値比較回路で高音圧信号のみを記録することによ
り、音源からの信号と雑音を簡単に排除できる。
さらに、2つのハイドロホンで受信した同一信号の時間差から、音源の方向、およ
び複数の本装置を組み合わせることで音源との相対距離を連続して長時間計測す
ることができる。
本発明の装置を使用することにより、クジラ、マグロ、くらげなどの海洋中での
群集行動を直接計測することが可能となり、さらに、海中敷設を行った漁具の位置
技術の概要
計測、漁具に対する魚群行動の計測といった漁業的な応用、複数のAUV、ROV
などの海中ロボットの協調的オペレーション、マリンデブリなど海中浮遊物体や深
層海流の局所的な挙動など、これまできわめて困難とされていた水中でのさまざま
な位置計測が可能となる。
受信装置
資料番号
セクション
サブセクション
発明の名称
2014-SS-12
A
公開・特許番号
特許第4831409号
生活必需品
健康・人命救助・娯楽
A61K
魚類用の麻酔剤とその使用方法
本発明は、ヒトにも魚にも食の安全性を十分に確保すると共に、従来品よりも使
用しやすく、かつ、従来品よりも低コストで使用できる新規な魚類用の麻酔剤とそ
技術の概要
の使用方法を提供することを課題とする。
【請求項1】
炭酸水素ナトリウムとコハク酸と固形化促進剤を主原料とし、食品添加物として公
認されている原料のみで作った固形状炭酸ガス発泡剤からなる魚類用の麻酔剤。
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茨城県
(企業・機関名)茨城県
資料番号
セクション
サブセクション
発明の名称
2014-I-1
A
公開・特許番号
特開2013-78552
生活必需品
健康・人命救助・娯楽
A61B
脳機能を検査するシステム、方法及びプログラム
本発明は、人が、認知症により誘発された認知機能障害に苦しみ、またはその危
険にさらされているかどうかを手指巧緻動作(Fingers Dexterit
y)で分析することによって、脳機能の老化度や認知症に対するリスクを年代毎
に%で示すためのシステムおよび方法に関する。
本発明は、特許第4431729「手指の巧緻動作能力を検査するシステム、方
法及びプログラム」の6つのサブテストうち、中ペグの返し動作を用いた被検者の
脳機能を検査するシステムであって、両端部の色が異なる9本のペグと、当該ペグ
技術の概要
が着脱可能であって、縦に3個ずつ3列に9個の孔が縦横等間隔に配列するボード
とを用い、当該ボードの片側3列に差し込まれたペグを、利き手のみの操作で1本
ずつ抜いたのち、上下を逆にして差し込む返し動作の時間を計測し、計測値を入力
する計測値入力手段と、前記計測値と、予め健常者を対象に求めた健常者基準値
および、同年代の認知症者を対象として
求めた認知症者基準値とを基に、年代毎
の認知症のリスクを示す脳機能を算出す
る能力算出手段を備えることを特徴とする。
資料番号
セクション
サブセクション
発明の名称
2014-I-2
公開・特許番号
特許第5145597号
B 処理操作・運輸
運輸
B65D
葉菜類の鮮度保持方法
本発明の目的は、高温期における葉菜類の黄化やしおれを抑制して鮮度を保つ一
方、焼却やリサイクルが可能な材質の梱包材を用い、低コストで簡易な保冷輸送方
法を提供することである。
本発明は、ダンボール箱の中に内袋を使用し、こ
の内袋の中に開放系の防曇フィルムで包装した葉菜
技術の概要
類と十分冷却した保冷材を入れた後、内袋の開口部
を密封せずに折りたたむことを特徴とする。内袋の
開口部を密封せずに使用し、しかも葉菜類にとって
適切な低酸素・高二酸化炭素条件にするために、内
袋の素材には厚さ約 0.03mmの高密度ポリエチレンを使用する。
(共有者:なめがた農業協同組合)
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- 62 -
6
参
- 63 -
考
編
特許活用としての特許流通
特許は,特許権者自身によって実施されるだけでなく,他人に実施を認めることによっても利用され
ます。特許の実施許諾を「ライセンス」ともいいます。ライセンス契約とは,特許権者(ライセンサー)
が相手方(実施権者・ライセンシー)に対して,特許発明の実施を許諾する契約をいいます。
(INPIT
「知っておきたい特許契約の基礎知識」から)
知的財産ビジネス
【特許権を実施したい者】
【特許権を持っている者】
実施料の支払い
特許の実施権を許諾(ライセンス)
特許流通
ライセンスの効果
技術導入の効果
研究開発費の回収
研究開発期間短縮・コスト削減
ライセンスによる収益増
研究開発リスク低減
〈ニーズ〉
〈シーズ〉
【特許流通コーディネーター】
シーズ,ニーズの紹介
マッチング
共同開発・秘密保持契約支援
実施許諾契約支援
実施権の種類
●
特許発明に関する許諾実施権
(特許権設定登録済みの発明の実施)
専用実施権・・・専用実施権者だけが実施できる。
(特許権者も実施できない。)
通常実施権・・・複数の実施権者及び特許権者が実施できる。
独占的通常実施権・・・実施権者と特許権者の二者だけが実施できる。
非独占的通常実施権・・・通常実施権と同じ(契約用語)
●
出願発明に関する許諾実施権
(出願中の発明の実施)
仮専用実施権・・・仮専用実施権者だけが実施できる。
仮通常実施権・・・複数の仮通常実施権者及び特許出願者が実施できる。
●
ノウハウ等に関する許諾実施権
独占的実施権・・・独占的実施権者だけが実施できる。
非独占的実施権・・・複数の実施権者及びノウハウ所有者が実施できる。
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特 許 情 報 プ ラ ッ ト フ ォ ー ム (J-PlatPat)
特許電子図書館(IPDL)は 3 月 20 日をもってサービスを終了になります。
新たな特許情報提供サービスとして,平成 27 年 3 月 23 日より,工業所有権情報・研修館から
特許情報プラットフォーム
(J-PlatPat)
が開始されます。
特許情報プラットフォーム(J-PlatPat)に接続するには,下記にアクセスし,特許情報プラットフォ
ーム(J-PlatPat)をクリックします。
工業所有権情報研修館HP
http://www.inpit.go.jp/
※画面は開発中のものであり,今後修正が行われる可能性があります。
サービス名
内
容
特許・実用新案
出願番号や分類,キーワード等を入力し,特許・実用新案,意匠,商標
意匠
それぞれの公報等を検索・照会することができます。
商標
審判
特許庁の審査決定に不服な場合に起こす訴えの結果・内容を検索・照会
することができます。
経過情報
出願番号や公開番号等を入力し,出願の審査状況,権利状況等を照会す
ることができます。
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特許情報プラットフォーム(J-PlatPat)の画面例
●
トップページ
●
特許・実用新案検索
(特許情報プラットフォームガイドブックより)
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●
意匠検索
●
商標検索
※画面は開発中のものであり,今後修正が行われる可能性があります。
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知
的
所
有
権
セ
ン
タ
ー
知的所有権センターでは,専門の知識を有する担当者が秘密厳守で,中小企業等からの特許や商標な
ど知的所有権の活用に関する各種相談に応じています。
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知財総合支援窓口
(関東経済産業局委託事業)
中小企業等が企業経営の中で知的財産活動を円滑にできる体制の整備,アイディア段階から事業
展開までの一貫した支援を行います。
中小企業等が抱える知的財産権に関する悩みや課題を,ワンストップで解決します。
●
知的財産制度の説明
● 特許情報プラットフォーム(J-PlatPat)の検索支援
2
●
特許出願などの手続き支援(電子出願)
●
特許明細書骨子構築支援
●
ライセンス契約、技術移転等の支援
●
職務発明規定の制定支援
特許等新技術紹介
毎年,茨城県内にある大学や大企業及び研究機関などが開放する発明や特許などを収集し,中小
企業の技術革新や新規事業に役立つ情報として,公社HPで公開しています。
また,これらの特許・発明技術などを含む新技術を中小企業等に紹介し,技術移転等の支援を行
っています。
さらに,大学や研究機関などの研究シーズの発表会を通して,研究者と中小企業等とが直接意見
交換できる場を設けています。
H26 年度
茨城大学シーズ発表会
H26 年度 筑波大学シーズ発表会
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公益財団法人茨城県中小企業振興公社
知的所有権センター
〒310-0801
茨城県水戸市桜川2-2-35 茨城県産業会館9階
TEL 029-224-5339
FAX 029-227-2586
ホームページアドレス http://www.iis-net.or.jp/
御案内
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水戸駅南口より徒歩約3分
駐車場は,駐車台数に限りがありますので,
公共の交通機関を御利用されますようお願いします。