自律訓練法(基本公式) ①目標 1.心理・生理的諸機能の発達改善⇒適応力の増加 2.自己規制力が増し、洞察力が養われる。 3.リラックス状態を感じる。 ②準備 1.場所 静かで落ち着けるところ 2.姿勢 仰臥姿勢(あおむけに寝ころんだ姿勢)、椅子姿勢(椅子に腰かけ) 3.目 閉眼 半眼 開眼など (時には寝てしまうこともあるが継続することが大切) 4.心構え 公式に対して特にそうなろうとしないで、ぼんやりとそうなるかな位の気持ちで臨む。 公式が示す身体部位に焦点を合わせ、イメージする。 (重くなれとか、温かくなれとか意識しないで、そこに焦点を合わせているのみにする。) 5.練習時間 1 日に 3 セッション (シュルツ) 6.終了・覚醒 両腕を2~3 回強く屈伸し、深く呼吸してから終了する。 ③体のほぐし 1.頭皮の緊張をとる。 2.目の緊張をとる 3.鼻の緊張をとる。 4.のどの緊張をとる。 5.口の緊張をとる。(少しあける。) 6.あごの緊張をとる。 7.首の緊張をとる。(首を回すなど) 8.両腕の力を抜く。(両腕の力を抜き、手のひらをももの上に置く。) 9.胃などの内臓の緊張をとる。 10.ももの緊張、ふくらはぎの緊張。足首の緊張、足の指の緊張をとる。 ④標準練習 0.安静感 気持ちがとても落ち着いている。 1. 重感・温感 両腕両脚が重くて温かい。 2.心臓調整 心臓が静かに規則正しく動いている。(心臓疾患の人はさける) 3.呼吸調整の練習 呼吸が楽である。(自然の呼吸ができている。)(呼吸疾患の人は避ける) 4.腹部の練習 おなかが温かい。(太陽神経叢が温かい。) 5.額が涼しい感じの練習 . 額が涼しい 参考図書「自己催眠」JH シュルツ 誠信書房
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