CUSTOMER SUCCESS STORY 株式会社オークローンマーケティング ワークスタイルの見直しと、他社ソリューションとの連携で 最良な顧客体験を支援するコミュニケーション基盤を構築 業種 小売業(通信販売) Challenge 以前より複数の拠点をビデオ会議システムで 接続し、 円滑なコミュニケーション環境を構築 してきたが、長年利用してきたことで性能的に 限界を迎えていたため、新たなコミュニケー ション基盤の構築に乗り出す。 Solution 多様なコミュニケーションやコラボレーショ ンができるようにオフィス環 境を見 直し、 Polycom RMX 2000多地点接続サーバーを 中心にPolycom RealPresence Group 500 ビデオ会議システムを導入。併せてスチール ケース社(米国を本社とするオフィス家具 メーカー)のオフィス家具も採用し、コラボ レーションスペースなどのレイアウト面から もさまざまな状況に応じて選択できる快適 【導入の背景】以前から導入してきたビデオ会議の性能が限界に テレビショッピングを中心に「ショップジャパン」ブランドを展開する株式会社オークローン なコミュニケーション環境を構築。 マーケティング。家電やフィットネス、美容、 レジャーなどさまざまなカテゴリの商品を市場に Result 最良な顧客体験を提供している、通販業界を強力に牽引する存在だ。 コミュニケーションが活性化され、簡易な 同社では子会社も含め、名古屋本社、東京オフィスを中心に、大阪、九州、アメリカのシカゴ、 操作性で役員からも高評価。ワークスタイル 中国の深圳にオフィスを展開しており、札幌には自社のコールセンター、千葉には商品の配送 変革を強力に推し進める起爆剤に。 拠点となるロジスティクスセンターを有している。 これらの拠点同士で円滑なコミュニケーションを 用途 実現するため、以前からビデオ会議システムを活用してきた。 ・ 仕入先となる海外拠点とのコミュニケー ション ・ コールセンター向 けの 新 商 品 導 入 時 の 研修や商品展開における対処法の共有 ・ 売上、受注状況など数字の進捗確認 送り出しており、伝統的なテレビショッピングに頼らないオムニチャネル戦略を実施することで しかし、長年利用してきたことでシステムにトラブルが発生しても部材の調達が難しくなり 性能的にも限界を迎えていたため、新たなコミュニケーション基盤を構築することになった。 【導入決定のポイント】品質だけでなくMicrosoft Lyncとの親和性や他メー カー製品との接続の容易性を重視 ・ 役員会議、他オフィスとのチーム会議 ワークスタイル変革を実現するためにユニファイドコミュニケーション基盤となるMicrosoft ・ デジタルサイネージを活用した全社員への Lyncを導入している同社。 「メールがコミュニケーションの主体になるとスピードが失われ業務 メッセージ発信 ・ 採用面接 効率の低下を招く懸念も。 そこで現在は、内外線電話をすべてMicrosoft Lyncに集約しています」 と 語るのはITディヴィジョン 次長 勝又章久氏だ。1対1の会議についてはMicrosoft Lyncが利用 されているが、皆が会話に参加できる複数人の会議には専用端末を利用した高品位なビデオ 会議ソリューションが求められたという。 そこで同社の目に留まったのがポリコムだった。 「ポリコムの多地点接続サーバー(MCU)を 実際に使ってみたところ、さまざまな点で秀でていることがわかったのです」 ( 勝又氏)。全社 インフラとして展開されているMicrosoft Lyncとの親和性だけでなく、品質や操作性、さらには 他メーカーのビデオ会議システムを数多く使用していたため、当面の間、それらの他社システム との接続の容易性も大きな要件だった。これらのさまざまな観点から考慮された結果、NTT コミュニケーションズ社のサポートを受け、ポリコムのビデオ会議ソリューションが同社のコミュ ニケーション基盤として採用されることになった。 株式会社オークローンマーケティング 社内LAN オークローンマーケティング(海外拠点) 東京オフィス モバイル端末用ビデオ コラボレーション ソフトウェア ビデオ会議システム Polycom RealPresence Mobile(RPM) Polycom RealPresence Group 500 出張先 モバイル端末用ビデオ コラボレーション ソフトウェア Polycom RealPresence Mobile(RPM) PC用 ビデオ コラボレーション ソフトウェア Polycom RealPresence Desktop(RPD) インターネット モバイル端末用 ビデオ コラボレーション ソフトウェア Polycom RealPresence Mobile(RPM) ビジネス メディア フォン Polycom VVX 500 株式会社オークローンマーケティング IT ディヴィジョン 次長 勝又 章久 様 名古屋本社 ビデオ会議システム Polycom RealPresence Group 500 コミュケーション環境構築用 プラットフォーム製品群 多地点接続サーバー Polycom RMX 2000 管理サーバー IP 電話機 Polycom RealPresence Video DualManager 400 Polycom CX プロキシサーバー (ファイアウォール トラバーサル ソリューション) Polycom RealPresence Access Director 他社製 ビデオ会議システム 札幌コールセンター 他社製 ビデオ会議システム 千葉ロジスティクスセンター 他社製 ビデオ会議システム 大阪オフィス 他社製 ビデオ会議システム 福岡コールセンター 他社製 ビデオ会議システム 【実際の運用状況】臨場感のある多様なコミュニケーションがワークスタイル 変革に貢献 現在は上記の構成図のようにさまざまな要件に対応するコミュケーション環境が構築され、 社内外関係なく、活発なコラボレーションを実現している。また、全社員へのノートPC配付を 完了し、フリーアドレス化を推進。コミュニケーションを含む業務の多くをノートPCで完結でき るようにした。さらに、オフィス内にオープンな遠隔とのコラボレーションスペースを確保する ため、ビデオ会議システムとともにスチールケース社の「media:scape」 ( 表面写真)を導入。 誰でも気軽に会話に参加できるようになり、同社のワークスタイルは大きく変わりつつある。 ビデオ会議の活用シーンとしては、新製品に関する商品説明やトラブル時の対処法などを コールセンターと共有したり、売上や受注状況など数字の進捗確認を共有したり、オフィスに 設置されたデジタルサイネージに全社員に向けて会議風景を配信したりするなど、その用途は 多岐にわたっている。映像及び音声の品質については、専用端末はもちろんのこと、モバイル 株式会社オークローンマーケティング 環境で利用するRPMには驚きを隠せないと勝又氏。 「たとえ3G回線や海外からのアクセスで 設立:1993年5月 あってもMCUが自動的に最適化して各拠点を接続してくれるので、抜群の品質が確保できて 所在地:〒461-0005 愛知県名古屋市東区東桜1-13-3 います」。役員が出張時などに社外からiPadで会議に参加することもあるというが、手順が NHK名古屋放送センタービル14F 代表者:代表取締役社長 ハリー・A・ヒル 事業内容:テレビショッピングを中心に「ショップジャパン」 ブランドを展開、家電やフィットネス、美容、 レジャーなど さまざまなカテゴリの商品を世に送り出しており、伝統的 なテレビショッピングに頼らないオムニチャネル戦略を 実施することで最良な顧客体験を提供している。 シンプルで簡単に使えると評判だという。他にも、システムの起動のスムーズさや、大きめの 会議室に導入したPolycom EagleEye Directorにより発言した人が自動的にズームアップされる ため「相手の表情が見えて臨場感があります」など、 さまざまな優れた使用感を評価する勝又氏。 【今後の展望】統一された環境に整えていくことで、 さらなる活用を目指す 今後の展望について勝又氏は「現在は東京オフィスを中心に導入されていますが、他拠点も 含めて、コミュニケーションをさらに活性化させ、成功するオフィス環境づくりをめざしていく 予定です」 と語る。 また、自社環境を社内に浸透させ、 より多くの社員が緊密で効率的なコミュニ ケーションが図れる環境に育てていきたいと勝又氏。他にも自宅を含めたあらゆる環境から 会議に参加できるようにするなど、ビジネスの成長を目指し、ワークスタイル変革へのさらなる 挑戦を今後も続けていくと語っていただいた。 ポリコムジャパン株式会社 http://www.polycom.co.jp ©2015 Polycom, Inc. All right reserved. Polycom®、Polycomのロゴマーク、およびポリコム製品に関する名前およびマークは、Polycom,Inc. の米国 およびその他の国における商標または登録商標です。その他の社名および 製品名は、各社の商標または登録商標です。方法、形態の如何を問わず、本書のいかなる部分も私的使用の範囲を超えて、ポリコムの書面による明示的な許可無く複製または転送することを禁じます。仕様は予告なく変更する 場合があります。
© Copyright 2024 ExpyDoc