CHAPTER-2 産廃管理の基礎知識 廃棄物の区分、もう迷わない! 排出された廃棄物が産業廃棄物なのか、一般廃棄物なのか判断に迷う場合はフローチャートに 沿って考えてみましょう START! NO 有価物で 有価物である 廃棄物で 廃棄物である YES NO 事業活動に 事業活動に伴って排出 って排出された 排出された 一般廃棄物で 一般廃棄物である YES 産業廃棄物の 産業廃棄物の20品目 20品目に 品目に該当する 該当する※1 する※1 YES NO ※2 業種指定のある 業種指定のある品目 のある品目に 品目に該当する 該当する YES NO 指定された 指定された種類 された種類・ 種類・業種から 業種から排出 から排出された 排出された 産業廃棄物で 産業廃棄物である YES ※1【どんな どんな廃棄物 どんな廃棄物も 廃棄物も20品目 20品目に 品目に当てはめて考 てはめて考える】 える】 法令の定義では、事業活動から排出され20品目に該当しない廃棄物は産廃ではないという記載になっています。 「どれにも該当しないのでは?」という廃棄物であっても20品目に当てはめて考えるのが原則です。 ※2【 13品目 13品目はどの 品目はどの業種 はどの業種から 業種から排出 から排出されても 排出されても産廃 されても産廃】 産廃】 特定業種の指定がある7品目は、排出された業種によって産廃になるか事業系の一廃になるか判断されます。 逆にいえば、業種指定のない13品目は、どの業種から排出されても産業廃棄物です。 業種指定のある 業種指定のある品目 のある品目 具体例 特定業種 印刷くず、製本くず、板紙等 紙加工製造業、新聞業(印刷発行を行うものに限る)、出版業 (印刷出版を行うものに限る)、製本業、印刷物加工業 新築、改築、増築、除去等に伴う 紙くず 建設業 木材片、おがくず、バーク類等 木材・木製品製造、パルプ製造業、輸入木材卸売業、物品賃貸業 新築、改築、増築、除去等に伴う 木くず 建設業 木綿・羊毛等の天然繊維くず 繊維工業(繊維製品製造業を除く) 紙くず 木くず 繊維くず 動植物性残さ 動物系固形不要物 新築、改築、増築、除去等に伴う 繊維くず 魚・獣のあら、ボイルかす、野菜 かす、油かす等 と畜場で処分した獣畜、食鳥処理 場で処理した食鳥等 建設業 食料品製造業、医薬品製造業、香料製造業 と畜業 動物のふん尿 牛、馬、豚等のふん尿 畜産農業 動物の死体 牛、馬、豚等の死体 畜産農業 11 11
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