2014 年度 第8回 日本不整脈学会 健康保険委員会 議事録 日時:平成 27 年 3 月 30 日(月) 午後 8 時~10 時 場所:日本不整脈学会事務局 出席者(敬称略): 松本万夫(委員長)、小林洋一(委員長)、因田恭也(副委員長) 安達太郎、今井克彦、加藤律史、須藤恭一、関口幸夫、中島 田村 博、光野正孝、森本大成、山根禎一、 誠(オブザーバー) 1. 前回議事録の確認 2. 「医療ニーズの高い新規医療用具の要望」 (1) Watchman について、FDA の審査を通過した旨の報告があり、有用性に関しても見直しされ、心房細 動の塞栓症予防に関する選択肢としては有用性があることから医療ニーズの高い医療用具として申 請することが決定された。関連学会(日循、インターベンション学会)との調整を行うこととなっ た(資料 1)。 (2) SJM コンタクトカテーテル要望書が提出されたことが報告された(資料 2) (3) レーザーバルーン申請依頼がライフラインから学会側に提案があった。ヨーロッパの C1 申請は通過 し、現在 3,000 例近い症例に施行されている。FDA 申請はこれからであるが、直視下で行う新たな アブレーション法として注目される。さらに状況を調べて委員会としての方針をたたえることとな った(資料 3)。 (4) S-ICD 薬事承認に関連して報告があった。薬事承認後速やかに保険償還されるよう要望していくこ とが承認された。 3. 内保連関連 (1) 「説明と同意」の委員会の報告がなされた。K コードのついた病態に関しては外保連と齟齬が生じ る可能性があり、今回は見送るべきであるとの意見があり、日本循環器学会の健保対策委員会で検 討することとなった。心不全に関するアンケートは可能か?(資料 4 松本) (2) 平成 28 年度診療報酬改定要望項目と文書(資料 5:割り当て表、資料 6:実際の申請書)確認がされ た。 日心合同委員会で”遠隔モニタリングの対診なし診療報酬化要望”、 ”ライフベスト 管理指導料”は上位に位置付けされたことが報告された。 今後の予定が確認された。 内保連 日循 締め切り 4月 7日 提出最終締め切り 4月14日 調整 5月20日 厚生労働省最終提出締め切り 6月12日 4. 外保連関連 平成 28 年度診療報酬改定要望項目と文書作成担当者の確認を行った。 特に★印は外保連と重複しているもの 3 番と 6 番と 8 番は未提出メイズ手術の細分化は取り下げる ことになった。 1 5. 学会における保険委員会セッションについて報告があった。 1)日循 4 月 26 日 8 時 30 分~10:00 第 8 会場大阪国際会議場 12 階 診療報酬の今後のあり方 CCPMatrix とは、座長 伊藤春樹、百村伸一 2)7 月開催の不整脈学会・心電学会合同大会においては医療の費用対効果について厚生労働省 金光一瑛先生に快諾を得ていることが報告された。 6. その他 1)ICD 植込み施設条件に関する委員会は準備中で、5 月までに開催する予定 2)遠隔モニタリングに関する内閣規制改革委員会での報告がなされた(資料) 3)アブレーション等麻酔管理について、麻酔時に呼吸管理が必要である症例が多く、 ASV の使用が 広まっている。これに関連し JCARD のデータから、宮内委員により基礎資料を作成することとなっ た。 次回、委員会開催日時平成27年 5 月 18 日(月) 20 時から。 (文責:安達太郎、松本万夫) 2
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