脱水症や熱中症を起こしやすい人とは

保健だより(学生課 保健室 2015/07/16)
7 月 6~12 日の1週間で 3,058 人が熱中症で救急搬送されました。そのうち4名の方が亡くなっていま
す。こまめに水分をとり、脱水症・熱中症を予防しましょう!
脱水症や熱中症を起こしやすい人とは・・・!
・睡眠不足である
・朝起きて十分な水分をとっていない
・朝食を食べていない
・ストレスが多い
・無理なダイエットをしている
・普段運動をしない
・暑さに慣れていない
・太り気味である
などの人は要注意!
試験勉強を頑張りすぎて、睡眠不足や栄養不足になると、脱水症や熱中症の原因になります。
「せっかく勉強したのに熱中症でダウン(-_-;)」なんてことにならないように気を付けて!!
脱水症・熱中症の予防
・睡眠と食事は十分にとりましょう。
・のどがかわく前に、“いっきに”ではなく“こまめに”水分をとりましょう。
・炎天下での外出や運動は控えましょう。
・外出時は帽子をかぶるか日傘をさしましょう。
・体調が良くない時は無理しないようにしましょう。
熱中症の応急処置
①意識がはっきりしない、呼びかけに対する返事がおかしい時は救急車を呼ぶ。
②涼しい場所に移す。風通しの良い日かげやクーラーの効いた部屋など。
③衣服をゆるめ、風を送り、身体の熱を逃がす。保冷剤などを使って身体を冷やす。
④水分をとる。経口補水液かスポーツドリンクが良い。自力で飲めない場合は、無理に飲ませず病院
へ搬送する。
暑さ指数(WBGT)
*学内4カ所に掲示中
熱中症には気温だけでなく、湿度や風の状態が関係しています。暑さ指数が 28℃以上になると熱中症
の危険性が非常に高まります。無理はせず、こまめな休息や水分補給をいつもより心がけてください。
天気予報や環境省の熱中症予防情報サイトなどで積極的に「暑さ」についての情報をつかみ、一人ひ
とりが予防に取り組みましょう。
暑さ指数と運動の目安
気温
WBGT
区分
35℃以上
31℃以上
危険
31~35℃
28~31℃
厳重
警戒
28~31℃
25~28℃
警戒
注 意 事 項
皮膚温より気温の方が高くなり、身体から熱を
逃がすことができない。運動は原則中止。
積極的に休息をとり、水分補給を行う。
体力の低い人や暑さに慣れていない人は運動中止。
積極的に休息をとり、水分補給を行う。
30 分に1回は休息する。
熱中症情報サイト
【環境省】 http://www.wbgt.env.go.jp/
【かくれ脱水 JOURNAL】 http://www.kakuredassui.jp/
【日本気象協会】 http://www.tenki.jp/heatstroke/
【熱中症予防情報 携帯サイト】 http://www.wbgt.env.go.jp/kt/
【熱中症予防カード 携帯サイト】 http://www.env.go.jp/k/chemi/heatstroke/
*登録すると、メールで熱中症情報を知らせてくれるサイトもあります。(福岡市防災メール、他)