こちらをクリックしてください。

島田警察署協議会議事録
○ 日 時
○ 会 場
○ 出席者
平成 28 年1月 22 日(金) 午後2時 30 分から午後4時 30 分
島田警察署講堂
委 員(10 人中9人出席)
会 長 暮 林
和
委 員 濵谷 友子、小澤 暁子、河村 多喜雄、村岡真生
曽根 達裕、田代 保廣、米澤 國雄、大石剛寿
警察署
署長 副署長 警務課長 会計課長 生活安全課長
刑事課長 地域課長 交通課長 警備課長
1 前期業務推進結果(平成 27 年9月~12 月)
(1) 報告概要
ア 高齢者、夕暮れ時間帯の交通事故防止について
○ 老人クラブなど各種団体を通じ、又、高齢者宅への直接訪問による自発
光式反射材の普及に努めた。
○ 自動車学校などと協働した高齢者に対する体験型交通安全教室を開催し
た。
○ 夕暮れ時間帯を重点にした交通指導取締り活動を強化した。
イ 市町や各種ボランティア団体と協働した住民に身近な犯罪の抑止活動につ
いて
○ 各防犯ボランティア団体に呼び掛け「地域安全の集会」を開催するなど
して連携強化を図った。
○ 地元広報紙等あらゆる媒体を活用して管内の事件情報を紹介するなど犯
罪情報の提供に努めた。
○ 広報活動においてはボランテイア団体の活躍を紹介するなどして個人で
もできる防犯活動の啓蒙に努めた。
○ アポ電の連続発生に対しては同報無線を活用してタイムリーな情報提供
に努めた。
(2) 委員からの要望・意見(○~委員 ※~警察)
○ ボランティア団体がいくつもあるが、志が同じならば、やはり連携は必要か
と思う。一番イニシアチブとりやすいのは市町の行政だと思う。
○ 地域や家族の協力が必要なのでその方面の啓蒙が必要かと思う。
○ 青パトの使用は複数乗車や計画書の提出などを簡素化できないものか。
※ 規定で決まっているので島田署だけいいとは言えないが、貴重な御意見とし
て伺う。
○
交通教室の日に、雨が降ると道路の歩き方、横断歩道の渡り方等屋外でやる
安全教室が経験できない。交通安全指導員さんだけで実施出来ないのであれ
ば、ボランティアの方を活用してはどうか。
※ ボランティアの方が実際にできるかは難しいと思う。警察官や地区の安全協
会役員などと連携するなどして対応したい。
2 平成 28 年年間業務重点及び次期業務重点(平成 28 年1月~4月)について
(1) 諮問事項
ア 年間業務重点
地域と密着した活動の推進及び身近な犯罪の不安解消
イ 次期業務重点
1 点目 積極的な情報発信による犯罪の未然防止について
犯罪を未然に防止するため、住民に対して積極的な情報発信を行うことに
より、地域の犯罪情勢に即した効果的な犯罪抑止対策と住民の防犯意識の更
なる高揚を推進し、数値治安と体感治安の更なる改善に努めていく。
2点目 子供と高齢者の交通事故防止について
卒業・入学(園)シーズンを控え、新入学児童らに対する交通安全教室を
充実させ、通学路における交通取締りを強化するとともに、高齢者に対し
ては継続して「参加・体験・実践型」交通安全教室を実施するほか、運転免
許証返納に関する広報を行うなど、総合的な高齢者対策を推進し「子供と
高齢者の交通事故防止」への取組みを強化していく。
(2) 委員からの要望・意見(○~委員、※~警察)
○ 同報無線が有効だと思う。一瞬で共通の情報は伝わる。
○ 同報無線は市役所の危機管理課が扱っていて、防災無線が緊急のときのもの
だということは分かるが、どんどん活用すべきではないか。他の行政では生活
に密着したことまでも流しているところがある。交通や防犯関係でもどんどん
使えるようにすべきではないか。
※ 同報無線の警察活用については今後当署でも検討していく。
○ 携帯電話でいろいろな勧誘などが一日に何十件もくるので何とかならない
か。
※ 電話会社でもいろいろな対策をしているが全てをブロックするのは難しい。
○ 非行とかいじめがテレビで騒がれているが、何か対策はあるか。
※ 非行やいじめについては、警察のやることと学校がやることのすみ分けが法
律でできた。警察がやることは検挙だが、学校との情報共有が必要であり引き
続き連携していきたいと思う。
○
エスピーくん安心メールのチラシはいろんなところに出しているのか。私も
やってみたいと思うが。川根にチラシが来ていない。空き巣があれば噂はすぐ
に広まるが、どこまで真実かわからない。だから何を気をつければいいのか分
からないことがあるので、登録者をもっと増やすように努めてもらいたい。ま
た何を気をつければいいのかも具体的に広報してもらいたい。
※ いろいろな手法で広めているが、引き続き努力する。
○ 「思いやりありがとうの運転」というが、車だけでなく、歩行者も是非指導
してもらいたい。
○ 老人会の会員数が激減している。老人会を中心とした安全教室だけでは、高
齢者全体に行き渡らないのではないかと思う。
○
方向指示器を出さない人が多いような気がする。取締りと指導をお願いしま
す。
※ 指導取締りをしていきます。
(3) その他、委員からの意見・要望等
○ 防犯ボランティアの団体が中川根に一つもないので作った方がいいのでは
ないか。
※ ボランティア団体があれば警察としても連携ができるし、地域の防犯意識向
上の環境づくりのためにもいいかと思う。
○ 高齢者の免許返納を推進しているが、川根の様な交通の不便なところは、ど
うしても免許が必要。この地区だけしか使い得ない地域限定の免許証みたいな
ものはできないか。
※ 運転を自主的に制限してもらうことが現実的な対応かと思う。夜間は運転し
ないとか、家の周りだけの運転とか、危険な場所を避けるとか、事故を起こす
可能性が低くなる運転をしてもらうように指導していきたい。
(4) 答申等
ア 年間業務重点及び積極的な情報発信による犯罪の未然防止については
・ 同報無線の効果的活用
・ エスピーくん安心メールの普及と気をつけるべき具体的内容の情報発信
・ 非行、いじめ問題における学校との連携強化
を推進されたい。
イ 子供と高齢者の交通事故防止について
・ 自動車だけでなく歩行者の指導取締りの強化
・ 老人クラブに入らない高齢者に対する安全教育
・ 交差点関連違反(右左折方法違反等)の指導取締りの強化
を推進されたい。