作業所おもやの稲刈り・収穫祭について

平成27年10月28日
NPO法人縁活 作業所おもや
公益財団法人 ヤマト福祉財団
ご取材のお願い
『無農薬、無肥料、無除草剤のお米作り』
水稲の自然栽培に挑戦した、障がい者施設NPO法人縁活 作業所おもやが
稲刈り&収穫祭を行います。
公益財団法人ヤマト福祉財団(本部:東京都中央区、理事長:瀬戸 薫、以下:ヤマト福祉財団)
の『水稲自然栽培チャレンジ』事業に参加する障がい者施設の一つであるNPO法人縁活 作業所お
もや(滋賀県栗東市、以下:作業所おもや)は無農薬、無肥料、無除草剤で栽培したお米の稲刈り・
収穫祭を11月3日(火)午前10時30分から行いますので、是非ご取材のご検討をお願いします。
『水稲自然栽培チャレンジ』とは、昨年度、第15回小倉昌男賞を贈呈した株式会社パーソナルアシ
スタント青空 代表取締役の佐伯康人さんがプロジェクトリーダーとなり、無農薬、無肥料、無除草剤
での水稲自然栽培を、5つの施設で指導しました。休耕田・耕作放棄地で、水稲自然栽培による高
付加価値のお米を販売し、施設で働く障がい者の収入につなぐモデルを実証するプロジェクトです。
ヤマト福祉財団では参加施設に耕耘機・田植機・コンバインなどの購入・レンタル費用やプロジェクト
リーダーの派遣費用などを支援。今後は「自然栽培パーテイ」というブランドで全国展開していく準備
をしています。
作業所おもやでは、竜王山の麓にある田んぼで、初夏の風が吹く6月4日に今年初めての田植
えを行いました。昨年は種もみ準備に失敗し、売上を伸ばすほど収穫できませんでした。今
年は、佐伯さんの指導を受け、苗の芽が出たときは大喜び。肥料を一切使わず、雑草をいか
に生やさないようにするかに苦心しました。夏場は草が生えるのと草取りの追いかけっこ。
心が折れそうなときもありました。1本ずつ疎植した稲が分けつを繰り返し、太い根になっ
た稲穂に育ちました。『一緒懸命、いいものを作る』が作業所おもやの合い言葉です。一緒
に農業に取り組む障がいのある利用者さん達が、自立して生活できる高い給料を払うために、
いいものを作ることで、売上を上げていこうと頑張っています。
1本ずつ苗を
植える利用者さん
除草剤は使わずにチェーン除草と手
作業で行う草取り
立派に育った稲穂(10月23日)
障がいのある利用者さんの給料増額のために、水稲自然栽培にチャレンジする作業所おもや
の取り組みを何卒ご取材賜りますよう、お願い申し上げます。
本件に関する報道関係の皆様方からのお問い合わせは下記までお願いいたします。
NPO法人縁活 作業所おもや
担当:杉田(080-5332-1977)
公益財団法人 ヤマト福祉財団
担当:早川・渡辺(03-3248-0691)
NPO法人縁活
作業所おもや稲刈り&収穫祭
1.日時 平成27年11月3日(火)
午前10時30分 稲刈り〜 午後3時
2.場所
住所 滋賀県栗東市井上563
『九品の滝』手前、飲食店『如意の里ごきげんさん』の向いの田んぼに
なります。
3.内容 稲刈り、収穫祭
昼食はおもやで収穫した野菜を使った豚汁、
炊き立てご飯(昨年のおもやで収穫した朝日米)
4.主な出席者(敬称略)
(1)栗東井上自治会長 澤 久麻男
(2)栗東市役所農林課 太田雅美
(3)パーソナルアシスタント青空 代表 佐伯康人
(4)百姓欽左衛門 代表 中山欽司
(5)公益財団法人ヤマト福祉財団 事務局長 渡辺 聡
5.NPO法人縁活 概要(圃場概要)
特定非営利活動法人縁活は平成21年に地域の街つくりをみんなで取り組むことを
目的に設立しました。事業としては、平成21年度から障がい者のグループホーム事
業『すうほ』を開所し、平成23年度から作業所として『おもや』を開所しました。
おもやでは農業の仕事を中心として取り組んでいます。そして3年前から自然栽培
という農薬、除草剤、肥料を使わない栽培にチャレンジしています。そして少しず
つ野菜の質を上がってきました。
今年からは新たなチャレンジとして栽培面積を増やして水稲栽培をすることを決
めました。するとその時からさまざまなご縁が生まれ、2月に栗東市井上の田んぼ
を3反お借りすることができ、井上の自治会の皆様、農業組合の皆様にもご挨拶を
させていただき、おもやの新しい仕事場の一つとして現在取り組んでいます。