株式会社オーディオテクニカ 多岐にわたる業務のシステム化をUnitBase

ユニットベース
導入事例
株式会社オーディオテクニカ
多岐にわたる業務のシステム化をUnitBaseで実現
総務部門の効率化を進めるオーディオテクニカ
有名アーティストのステージ、世界的な音楽アワードの授賞式やスポーツイベントに、マイク
ロホンやヘッドホンをはじめとした高品質なオーディオ機器を提供し続けるオーディオテクニ
カ。グローバルブランドとして知られる同社の、すべての部門をサポートする総務部門の業務に、
UnitBaseが使われている。
USERPROFILE
株式会社オーディオテクニカ
本
社
東京都町田市成瀬2206
設
立
1962年4月17日
資 本 金
1億円
従 業 員
536名
事業内容
マイクロホン、ワイヤレスシステム、ヘッドホン、アン
プ、ミキサー、カートリッジ、CD・DVD・BD用光ピッ
クアップ、スピーカー、各種AVケーブル、その他AV
製品、半導体レーザー関連製品、カーオーディオアク
セサリー、食品加工機器・除塵装置の開発・製造・販売
導入の背景
採用の理由
導入の成果
ExcelからDBシステムへ
総務業務の効率化を模索
業務に合ったシステムを
専門知識なしで構築・管理
業務品質の向上を実現
適用業務も次々に拡大
総務部門が担当する膨大かつ多岐
これまでAccess, Notesなどのツー
はじめに構築したのは、新任/異
にわたる業務において、データや
ルを使ったシステムの運用実績は
動社員に対する各種手続業務の
進捗の管理はほとんどがExcelで
あったが、構築やメンテには専門知
DB。データ更新に連動した「メー
行われていた。しかし、業務効率
識が必要となる。UnitBaseでは、マ
ル通知」で漏れ・遅れのない対応を
や信頼性を向上させていくために、
ウス操作やExcelファイルの取込な
実現。DBでタスクを管理すること
ど、ノンプログラミングでシステム
で、直接の担当者が不在でも、他
構築ができる点が評価された。また、
のメンバーが引き継いで対応でき
「情報セキュリティに不安がある」
Windows7のパソコンでも導入でき、
る。また、社内FAQの管理、問い合
などのさまざまな課題を解決でき
多忙な情報システム部門に依頼しな
わせ管理、日報管理など、チームで
る、データベースを基盤としたシス
くても、自分たちで簡単にシステム管
行うさまざまな業務への適用を拡
テムへのニーズが高まっていた。
理ができる点も採用を後押しした。
大させ、効率UPにつなげている。
「メンバー同士での共同作業ができ
ない」
「データの検索・集計が面倒」
ユニットベース
導入事例
株式会社オーディオテクニカ
■ 改善ポイント
×
また、同社内で管理する従業員向けFAQ(よくある質問と回答)に公
開するコンテンツの作成やメンテナンスにもUnitBaseをうまく使ってい
Excel
る。担当者が作成した草案をメンバーでレビューし、最後に決裁者が承
●同時に編集できない ●タスクの見落としが発生 ●セキュリティに不安
認するという流れを、UnitBaseの決裁機能を使ったシステムとして構
チームで行う業務をうまく管理するためには、
DBをベースとしたシステム構築が急務に
築。公開前のコンテンツ作成から承認までのフローをWebブラウザー上
で行えるようにすると同時に、公開から一定期間がすぎたコンテンツを
メール通知
セキュリティ
新任・異動タスク管理
問い合わせ管理
社内FAQコンテンツ 期限管理
コミュニケーション日報
コメント
様々な機能を持ったシステムを、かんたんに構築
総務関連業務の効率化と品質向上を実現
多岐にわたる業務の悩みを解決したい
自動的にハイライトしチェックを促すなど、効率的で継続性の高い運
用体制を実現している。
他にも、同社ではUnitBaseの特長を活かした業務システムがいくつ
も動き始めている。
そのひとつが、単なる日々の報告を超えてメンバー間
でのコミュニケーションを促す「コミュニケーション日報」。UnitBaseで
日報を提出(登録)すると、
メンバー全員にメールで通知。上司だけでな
く全員が内容を確認しコメントを付け合うことができ、
日々のノウハウや
改善ポイントを積極的に共有できる仕組みだ。
株式会社オーディオテクニカ(以下、
オーディオテクニカ)の総務部
さらに、総務部門で受け付ける、従業員からの問い合わせ・相談事項
門は、総務/人事/経営補佐といった役割を担っており、社内の問い
を管理するシステムも構築している。さまざまな内容を取り扱うDBのた
合わせ対応や、
申請処理、部門間の調整など、多岐にわたる業務をチー
め、
アクセスできるメンバーは制限したい。ここでは、UnitBaseのActive
ムでこなしている。
Directory連携機能が効果を発揮。
「セキュリティを確保する一方で、
シ
それら業務におけるタスクの管理に使われていたのは、
おもにExcel
ファイル。扱いが手軽であるため、従来からシステム代わりに使われてき
ングルサインオンも実現でき、Active Directory連携の便利さを改めて
感じました」
と、豊島氏はいう。
たが、複数メンバーによる共同作業においては「同時に作業できない」
「いちいち検索するのが面倒」
といったデメリットが顕在化。また「誤っ
て編集・削除してしまう」
「セキュリティが不安」
というリスクも伴う。
総務部門の業務を、DBが変えていく
同社管理部の人事課マネージャー豊島孝徳氏は、
そのような課題に
Excelファイルでの業務をシステム化し、効率化や品質向上をめ
対し「Excelファイルで管理している業務を何とかDB化できないか」と
ざして始まった同社の活動は、次なる段階に進みつつある。自分で
2-3年前から考えていた。豊島氏は、当初は情報システム部門に依頼す
UnitBaseを使って「1つのDBを、
10分もかからず構築できる」
ことを実体
るか、
自身で経験のあるAccessでのDB開発を検討したという。
験した豊島氏は、
「少し慣れれば、誰でも業務システムを作ることができ
しかし、情報システム部門は基幹システムなどの管理で余裕がなく、
自分で開発したのでは毎回手間がかかり、他の人によるメンテナンス
る」
と考え、
UnitBaseのDB構築を行えるフォルダーを公開。各メンバー
が自分の欲しいDBづくりに取り組むことができる環境を整えたのだ。
も難しくなる。UnitBaseに出会った時、最初に感じた魅力はまさに「い
さまざまな人のアイデアによって、業 務が 効 率 化されていく。
ろいろなDBを、だれでも簡単に構築できそうだ」
という点だった。
そして
UnitBaseが同社の業務の推進をより多彩な形で支えることになってい
「Excelデータ取込」
「メール通知」
「Active Directory連携」などの諸
きそうだ。
機能を知るにつれ、
「このソフトなら単に課員の業務負荷の軽減だけで
なく、業務の品質アップにも貢献する。投資に見合う価値がある」と導
入を決めた。
さまざまな業務のシステム化を、わずか10分で
USER'S VOICE
欲しいDBがより手軽に作れるようになる
UnitBaseであれば、
「さあ、DBを作るぞ」と
構える必要はありません。
1度経験すれば、
誰でもわかると思います。Excelマクロや、
Accessで構築するよりずっと扱いやすいの
ではないでしょうか。
まずUnitBaseでシステム化した業務に、
従業員の採用、異動などに伴
う各種手続の進捗管理がある。
1人の従業員の配属先が決まると、
それ
に紐づく形で「制服の手配」
「ロッカーの用意」
「IDカードの発行」など
多くのタスクが発生するが、
従来はすべて滞りなく進んでいるか、厳密に
管理できていなかった。現在は、
UnitBaseに新しく従業員の情報が登
株式会社オーディオテクニカ
録されると、
各タスクの担当者たちにメールで自動的に通知。
それがトリ
管理部 人事課 マネージャー
豊島 孝徳氏
ガーとなり、遂行されるべき業務が速やかに、漏れなく処理されている。
※記載された社名および製品名は各社の商標または登録商標です。
開発・販売
東京本社 163-6017 新宿区西新宿6-8-1住友不動産新宿オークタワー
製品についての詳しい情報や最新情報は
http:// www.justsystems.com/jp/products/unitbase/
ご購入のご相談を下記にて承っております。
●法人専用インフォメーションセンター TEL:03-5324-7655
2012年8月現在 UB-CASE-AT-FL02