霊泉私学大上野原キャンパスの両棲・限虫類研究会のメンバー帝京税学大上野原キャンパスに昨年発足したサークル「宵擢 .晶官類、研究会」は、へピやトカゲ、カメレオンなどに興味を持つ学生が集ま υ それぞれ自宅で自慢のペットを飼っている。苦手な人も少なくない両生類や偲虫類をこよなく愛するメンバ一。その半数以上は女性だ。どんなペットに愛情を注いでいるのか、そしてその魅力とは・。 < 植松利仁〉帝京科学大の両棲・腿虫類研究会ヘビ、トカゲに愛情「飼いやすい」癒やし効果も説明会に参加したアニマルサイエンス学科 1年の相原亮ーさんは「シマヘビやアオダイショウなどを飼いたいと考えている。先' I i 1 .に飼い方のポイントなどを教えてほしい」と話し、入部を決めた。同キャンパス周辺には、同学科の学生に配慮し「ペット可」のアパートが他地域に比べて多い。へピやトカゲは鳴き声や臭いがない分、理解新入生のため両生類や艇虫類の特徴を紹介するメンバー H帝京制学大上野原キャンパス田中村あかねさんのポールパイソン﹁パスタ﹂園長島真由子さんのヒョウモントカゲモドキ﹁出雲﹂図田辺暢哉さんのチモlルモニター(和名はヨシノボリオオトカゲ)悶毛利みら乃さんのレッドテグl ﹁メタル﹂ 1人暮らしで、イヌやネコを飼うとすると、餌代がかかり、室内を荒らしてしまうこともある。中村さんは「餌代や放歩など飼育の手間があまりかからない。小さいケージに入れておけばいいので場所も取らず、アパートなどでペットとして飼うには過しているJと話す。イヌやネコ同様、名前を付げる学生も。へピとトカゲが好きだという中村さんはボールパイソン(ニシキヘピ科)に「パスタ」、ヒョウモントカゲモドキ(ヤモリ科)には「ツィーテJと、パスタの種類にちなんで名付砂ている。長助真由子さん (同)はヒョウモントカゲモドキにいずち「出雲Jと命名。前に飼っていたのが「量聾」だったので「雲Jを使った名前を受り継いだという。研究会では月 2、 3回の学習会や観祭会、ペットショップ巡りなどをして知識を深めている。 5月には、新入生の入部希望者を対象にした説明会を闘いた。中村さんは、へどとトカゲの違いについてプロジェクターを使って紹介。「足がないからへピというのは地中生活のへピやウミヘ間違いJ r ピでは話鞍(腹にあり、進むために地面をとらえる速なったうろこ)がない種類もいる」などと解説。関栂諺駕さん(同)は映像を交えながらカメレオンの生態について説明した。体温調盤ができない両生・腿虫類の飼育は混度管理が]Ii要。関板さんには 1 0 0匹以上のペットがいたが、 r 2 0 1 4 年冬の大雪でl 暖房が機能しなくなり、ほぼ全滅してレまった」というエピソードも紹介した。半数以上が女性メンバー昨年 5月に発足し、現在メンバーは1 4人。このうち女性が 1 0 人ほどを占める。半数以上が女性という状祝について、代表の中村あかねさん(アニマルサイエンス学科 3年)は「へピやトカゲは気持ち感がられることもあるげれど、よく見ると1IiI J きや表情がかわいらしい。そこが女性に受げている理由ではないかJとみる。を求めれば受け入れてくれる家主もいるという。「イヌやネコなどと同じように両生類・順虫類にも表情があるし、あくびもする。おっとりレた動きを見ていると、あっという聞に時間がたつ」と関根さん。ほかの動物同様、アニマルセラピー(癒やし)効果は抜群なようだ。