TORAY TECHNO 技術資料 No. 1501 “ ” ノ” クノ テク レテ 東レ に 東 めに ため のた 来の 未来 境 未 環境 ・環 街・ ・街 人・ “人 ゴルフ場農薬の一斉分析 環境省は、ゴルフ場で使用される農薬による水質汚濁を未然に防止するための方策 を明らかにし、地方公共団体が水質保全の面からゴルフ場を指導する際の参考となる よう、 「ゴルフ場で使用される農薬による水質汚濁の防止に係る暫定指導指針」を策定 し、排水指針値を定めています。その中で、分析法として LC/MS/MS による一斉分析法 及び GC/MS による一斉分析法が示されています。 東レテクノはLC/MS/MS及びGC/MSによる農薬の一斉分析を行います。 ◆LC/MS/MSによる農薬の一斉分析の例◆ MRM分析により、各物質の分離が容易になり、選択性の高い同定・定量分析が可能です。 1番目の質量分析部(MS)で特定のイオンだけを通過させ、このイオンをコリジョンセル内で Ar(アルゴン)を衝突させて壊し、生成するプロダクトイオンから特定イオンを検出する測定方法で す。必要なイオンだけを絞りこんで検出するため、低ノイズのクロマトグラムが得られます。 2つの質量分析部(MS)を直列に接続して配置するため、タンデム型質量分析計と呼びます。 【ゴルフ場農薬 43 種一斉分析(UPLC/MS/MS)】 分析対象 ※ 43 種農薬 平成 2 年 5 月 24 日環水土第 77 号各都道府県知事宛環境庁水質保全局長通知 最終改正 平成 25 年 6 月 18 日環水大土発第 1306181 号 TORAY TECHNO 技術資料 No. 1501 超高速液体クロマトグラフ-タンデム型質量分析計(UPLC/MS/MS)【外観】 ◆GC/MSによる農薬の一斉分析の例◆ 【ゴルフ場農薬 24 種一斉分析】 分析対象 24 種農薬 (1μg/mL) ● 特徴 揮発性、熱安定性物質に適する。定量下限値 水試料 0.003~0.01mg/L Dithiopyr ペンシクロン Pencycuron シマジン Simazine プロピザミド Propyzamide ダイアジノン Diazinon クロロタロニル Chlorothalonil テルブカルブ Terbucarb トルクロホスメチル Tolclofos-methy メタラキシル Metalaxyl ジチオピル Dithiopyr フェニトロチオン Fenitrothion クロルピリホス Chlorpyrifos ペンディメタリン Pendimethalin キャプタン Captan ブタミホス Butamifos ナプロパミド Napropamide フルトラニル Flutolanil イソプロチオラン トリクロピルイソキサチオン メプロニル Mepronil プロピコナゾール 1 Propiconazole 1 プロピコナゾール 2 Propiconazole 2 ピリダフェンチオン Pyridaphenthion イプロジオン Iprodione ベンスリド Bensulide (SAP) 東レテクノ株式会社 環境科学技術部(担当:西大路/東出) 〒520-8558 滋賀県大津市園山 1 丁目 1-1 TEL.077-537-5150 FAX.077-533-8659 [email protected] URL.http://www.toraytechno.co.jp/
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