Cathy Krier キャシー・クリエ profile Born in Luxembourg in 1985, Cathy Krier began taking piano lessons at the Luxembourg Conservatoire at the age of five. In 1999 she was admitted to Pavel Gililov’s masterclass at the Hochschule für Musik und Tanz in Cologne; masterclasses with Robert Levin, Dominique Merlet, Homero Francesch and Andrea Lucchesini were further stepping stones in her training as a professional pianist. In 2005 she played at the inauguration of the Philharmonie Luxembourg and in 2007 at the «Luxembourg and Greater Region – European Capital of Culture» opening ceremony. Besides her concerts at the Philharmonie, she also makes regular appearances at the Bourglinster, Echternach International and Musek am Syrdall Festivals in Luxembourg. Her international concert engagements include performances in the United States, the Netherlands, Austria, Germany, Latvia, Andorra, Spain, Italy, France and Belgium. In addition to her work as a recitalist, Cathy has performed as a soloist with a number of orchestras. At the age of 15 she recorded Beethoven’s G major concerto with the Latvian Philharmonic Chamber Orchestra. Her first solo recording with Scarlatti, Haydn, Chopin, Dutilleux and Müllenbach was released in 2008. Her 2013 recording featuring the piano works of Leoš Janáček released by the German label CAvi-music has been acclaimed by the international press (e.g. “Coup de cœur” of France Musique). Her last CD, dedicated to Musica ricercata by György Ligeti and the Pièces de clavecin by Jean-Philippe Rameau, (CAvi-music / Deutschlandfunk) has been recognized as a recording of reference (Wiener Zeitung) Cathy Krier has been chosen “Rising Star” by the European Concert Hall Organisation (ECHO) for the season 2015/16. In this context she will perform amongst others a piece written especially for her by the renowned German composer Wolfgang Rihm. ***** ルクセンブルク生まれ、5 歳の時からルクセンブルク音楽院でピアノを始める。1999 年、ケルン音楽大学のパーヴェル・ギリロフのマスター・クラスに入 学。2000 年、カルロ・ヤンス指揮ラトヴィア・フィルハーモニー室内管弦楽団でベートーヴェンのピアノ協奏曲ト長調を録音。2003 年、ジュネス・ミュジ カル・デュ・ルクセンブルクから Norbert Stelmes 賞を授与、その翌年には IKB 国際財団賞を受賞。2005 年、シプリアン・カツァリスと4手のピアノ演奏で ルクセンブルク・フィルハーモニーのシーズン・オープニングを飾る。2006 年、ロバート・レヴィンのマスター・クラスに招かれ、続いてルール・ピア ノ・フェスティヴァルに参加。その他、プロのピアニストへの足がかりとしては、ヴィルクローズ音楽院への招待、ドミニク・メルレとオメロ・フランセシ ュへの師事、そして後にフィエーゾレ音楽院でさらにその下で研鑽を積むことになったアンドレア・ルケシーニとの出会いなどがある。 2007 年、「ルクセンブルクとグレーター・リージョン – ヨーロピアン・キャピトル・オブ・カルチャー」のオープニング・セレモニーで演奏。フィルハー モニーでのコンサート活動の他、ブルグリンスター、エシュテルナッハ国際音楽祭、Musek am Sydrall などの音楽祭にレギュラー出演をしている。 国際的な演奏活動としては、アメリカ(ケネディ・センター・ミレニアム・ステージ、ワシントン D.C.)や、オランダの Euriade 財団の招待でロールデュ ク・アビイで演奏。さらに、オーストリア、スペイン、ドイツ、ラトヴィア、アンドラ、イタリア、フランス、ベルギーのホールでも演奏しており、サマ ー・クラシックス・フェスティヴァルやボンのピアノプラスには連続出演、デュッセルドルフの「K20/21 ミュージアム」、ベルリンのルクセンブルク・ハ ウス、そしてルクセンブルクの大劇場、またルクセンブルク・フィルハーモニーにも度々登場している。2012 年から 13 年にかけては、リエパーヤ・ピアノ スター・フェスティヴァル、ブリュッセルのミディ・ミニム・フェスティヴァル、ルーヴェン(ベルギー)の聖ペトロ・フェスティヴァル、カリアリ(イタ リア)のスパツィオムジカ・フェスティヴァル、シュロス・エルマオ(ドイツ)、パリのホテル・ダルブレ、ライプツィヒのピアノの夏、メンデルスゾー ン・ハウスでも演奏。さらにビエルマン・ラポートル財団の招待で、レジデント・アーティストとしてパリに招かれ、中国でのツアーも行った。 2013/14 年シーズンには、パリのブッフ・デュ・ノール劇場、ルクセンブルク・フィルハーモニー、ハンブルクのケルベル・シュテイフトゥング、エヒタ ナハ国際音楽祭、ナポリのポジリッポの夏の夜、リモージュの 1001notes フェスティヴァルに参加。さらに、ベルリン・フィルハーモニー五重奏団とコロン ビアへのツアーを行う。 リサイタリストとしての活動の他、ソリストとして、ルクセンブルク・フィルハーモニー管弦楽団、ルクセンブルク・ヨーロッパ・ソロイスツ、レストロ・ アルモニコ、リエパーヤ・シンフォニー・アンバー・サウンド・オーケストラ、そしてラトヴィア・フィルハーモニー室内管弦楽団と、ブラムウェル・トー ヴィー、ゲイリー・ウォーカー、ピエール・カオ、ユン・K.リー、アトヴァルス・ラクスティーガラ等の指揮で共演している。 2008 年に初のソロ録音を行い、スカルラッティ、ハイドン、ショパン、デュティユーとミュレンバッハのCDをリリース。2013 年の録音では、レオシ ュ・ヤナーチェクのピアノ作品をドイツの CAvi-music からリリースし、その独創性と芳醇さが国際的なメディアにも評価された。同録音で、フランスのラ ジオ、フランス・ムジークの“Coup de Coeur”(お気に入り)に選出され、フランスの専門誌、ピアニスト誌でも”Pianiste maestro”に選ばれた。ソロCD第 3弾は 2014 年夏に CAvi-music/Deutschlandfunk よりリリースのリゲティのムジカ・リチェルカータと、ジャン=フィリップ・ラモーのクラヴサン曲集を収 めたもの。2015 年 9 月に、シェーンベルク、ツィンマーマン、ベルク、リストの作品による「20 世紀ピアノ作品集」の CD がリリースされる予定。 キャシー・クリエは、ヨーロピアン・コンサート・ホール協会(ECHO)2015/16年シーズンの“ライジング・スター”に選ばれており、その関連で著名な ドイツ人作曲家、ヴォルフガング・リームが彼女のために書き下ろした作品を演奏することも決まっている。
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