使用規程(マイ金庫特約) 2003.6.1 制定 2015.12.21 改訂 寺田倉庫

使用規程(マイ金庫特約)
2003.6.1 制定
2015.12.21 改訂
寺田倉庫株式会社
「使用規程(マイ金庫特約)
」
(以下「本特約」といいます)は、お客様が当社のマイ金庫保管サービス(以下「マイ金庫」といいます)を利用する場合の取り扱いを
定めたものであり、お客様は本特約の他、当社が別途定める「使用規程(基本規定)
」等関連規定の内容を十分に理解し、承認した上で、自らの判断と責任において、
マイ金庫を利用するものとします。
第1条(契約単位)
マイ金庫の契約単位は、ロッカー単位となります。
第2条(料金の支払い)
マイ金庫の保管料及び諸料金(以下「利用料金」といいます)は、当社が別途定める料金に基づきます。
② 当社とのマイ金庫契約(以下「本契約」といいます)が成立したお客様(以下「契約者」といいます)は、当社所定の初回利用料金を、本契約成立時までに現金、
クレジットカード決済又は銀行振込(振込手数料は契約者負担)にて支払うものとします。
③ 2回目以降の利用料金の支払方法は次の通りとなります。
(1)個人契約者の料金支払方法は、クレジットカード決済。
(2)法人契約者の料金支払方法は、自動引落又は銀行振込(振込手数料は契約者負担)
。
④ 利用料金の支払期限は、当月ご利用分を前月末日限りとします。
⑤ 本条第3項で、クレジットカード決済を利用する契約者の場合は、クレジットカード会社によって引落日が異なりますので、決済日に決済が可能となるようご入金
をお願いします。また、本条第3項で自動引落を利用する契約者の場合は、毎月当社所定の引落日の前日までのご入金をお願いします。
⑥ 第10条の契約終了時には、当社所定の精算金額を契約終了時までに現金、クレジットカード決済又は銀行振込(振込手数料は契約者負担)にてお支払いください。
第3条(保証金)
マイ金庫の利用に際し、当社所定の保証金を契約成立時までに納入して頂く場合がございます。当社は保証金受領後、契約者に「保証金お預り証」を発行のうえ、
保証金を無利子でお預かりします。
② 契約終了時、当社は契約者から前項の「保証金お預り証」受領日の翌月末日までに、契約者が指定する口座へ振込にて返金します。
③ 利用料金が当社所定の期限までにお支払い頂けないときは、当社は何時でも契約者からお預かりしている保証金と契約者が延滞している利用料金及び損害賠償金と
を相殺することができます。
④ 前項の場合において、保証金を利用料金等に充当したときは、契約者は直ちに追加の保証金を納入しなければなりません。
⑤ 契約者は、保証金に関する債権を第三者へ譲渡又は質権設定等の担保に入れる一切の行為をすることができません。
第4条(入館カード)
当社は、契約者に対し、本契約成立後、当社所定の「入館カード」
(以下「入館カード」といいます)を当社所定の枚数発行します。
② 当社は、
「入館カード」を持参・来店し、あらかじめ登録された「暗証番号」をキー・インした者(以下「来店者」といいます)を、開庫・閲覧・内容物の入れ替
え作業につき正当な権限がある者として取り扱います。万一、その来店者の適否又は代理権限の有無若しくは範囲に関して問題が発生しても、そのために生じた損害
については、当社は責任を負いません。
③ 「入館カード」の紛失、破損、汚損、若しくは盗難にあった場合又はあらかじめ登録された「入館カード」の「暗証番号」を失念した場合には、直ちに書面によっ
て当社に届け出てください。なお、届出前に生じた損害については、当社は責任を負いません。
④ 前項において、契約者が「入館カード」の再発行を希望する場合、当社所定の再発行手数料を頂きます。
第5条(開庫手続)
マイ金庫を開庫する時は、
「入館カード」を持参のうえ、当社所定の手続きに従い、あらかじめ登録された「暗証番号」をキー・インして頂き、かつ当社所定の認
証を受けて頂いた後に作業を行ってください。
第6条(鍵及びダイヤル番号表の保管)
マイ金庫の正鍵、副鍵及びダイヤル番号表は契約者が保管します。
② マイ金庫の開庫、閲覧及び内容物の入れ替え作業は鍵及びダイヤル番号表で行うものとします。
第7条(鍵及びダイヤル番号表の再交付)
マイ金庫の正鍵、副鍵、ダイヤル番号表のいずれか、または全部を万一破損・喪失したときは、直ちに書面によりその旨を当社に届け出てください。錠及び鍵の取
り換え及びダイヤル番号表の変更をします。この場合、錠及び鍵の取り換え又はダイヤル番号変更費用として当社所定の費用をご負担頂きます。なお、上記届け出の
前に生じた損害については、当社は責任を負いません。
第8条(延滞金)
マイ金庫の利用料金は、第2条第2項の初回利用料金を除き、第2条第4項に定める支払期限までにお支払いください。なお、期限までにお支払いがない場合は、
その翌日から支払のあった日まで、年利6%の延滞金をお支払い頂きます。
第9条(解約)
契約者からの申し入れにより解約する場合は、書面にて当社に通知してください。
② 契約者が支払う解約月の利用料金は、解約日が属する月の 1 ヶ月分の保管料とします。
③ 本条の解約に伴うご返金が生じた場合、契約者の指定銀行口座へ、契約終了日の翌月末日までにお振込にて入金します。
第 10 条(契約終了時の取り扱い等)
解約、解除等により本契約が終了したときは、ただちに、マイ金庫の内容物のすべてを搬出し、
「入館カード」
・
「正鍵」
・
「副鍵」
・
「ダイヤル番号表」
・
「保証金お
預り証」等、すべてを返却してこれを明け渡してください。
② 万一、明け渡しが遅れたときは、原因のいかんにかかわらず、契約終了日の翌日から明け渡しの日まで、保管料相当額の料金を頂きます。
③ 本条第1項の明け渡しが1週間以上遅延したときは、当社においてマイ金庫を開庫し、内容物のすべてを搬出します。なお、この場合、搬出された内容物につきま
しては、マイ金庫において保証される保管方法とは異なり、他の一般貨物と同様の保管方法となりますのでご了承下さい。
④ 契約の終了日前に当社の都合により明け渡しをお願いする場合は、第9条第3項の規定に基づき料金の返戻をします。
第 11 条(保管品の管理責任)
本契約においては、当社はマイ金庫について内容未検査にてお預かりするものです。従って、マイ金庫の内容物の数量・品質変化・滅失・毀損等については、当社
は保管方法に起因するものを除いては一切責任を負いません。マイ金庫への物品の収納、搬出入及び数量、品質等の維持管理は契約者の責任で行ってください。
以上
マイ金庫血流認証特約
2003.6.1 制定
2015.12.21 改訂
寺田倉庫株式会社
マイ金庫血流認証特約(以下「本特約」といいます)は、当社との保管サービス契約(以下「原契約」といいます)が成立しているお客様(以下「契約者」といいま
す)が、保管サービスのうち「マイ金庫」保管サービス(以下「本サービス」といいます)を利用するにあたり、より高度なセキュリティレベルを実現するために、血
流認証装置(以下「本装置」といいます)を利用して契約者固有の情報である手の指の静脈パターンに基づき、契約者の確認を行うシステム(以下「本システム」とい
います)を利用する場合の取り扱いを定めたものであり、契約者は本特約の他、当社が別途定める「使用規程(基本規定)
」等関連規定の内容を十分に理解し、承認し
た上で、自らの判断と責任において、本システムを利用するものとします。
第1条(システムの登録と利用)
本システムは、原契約に基づき本システムによる本人認証が必要になる契約者が、本特約を承認のうえで、当社所定の書類に記入押印または自署のうえ申し込みをし、
当社がこれを承認した時より本システムが利用できます。
② 本システムへの登録及び利用が可能な方は、原契約1契約に対して次の各号の通りとします。
(1)契約者が個人の場合、契約者及び契約者が承認した契約者以外の個人1名限り。
(2)契約者が法人の場合、
(ⅰ)契約者及び契約者が承認した契約者以外の個人1名限り、又は(ⅱ)契約者が承認した契約者以外の個人2名まで。
第2条(システムの利用期間)
本システムの利用期間は、前条第1項により当社が承認した時点から当社と契約者との原契約が終了するまでとします。
第3条(登録方法)
第1条の規定により当社が承認した契約者及び契約者が承認した契約者以外の個人(以下「本システム利用者」といいます)は、本装置に、あらかじめそれぞれの右
手の中指及び人差し指(以下「当該指」といいます)の静脈パターン(以下「当該指の静脈パターン」といいます)を当社所定の方法により登録するものとします。
第4条(システムの利用目的とシステムの内容)
当社は、契約者が本サービスを利用する際の認証(以下「本認証」といいます)手段として本システムを利用するものとします。
② 本システムは、本システム利用者が「マイ金庫」を使用する際に、当該指のうち任意の1本を本装置に当てることにより認証を行い、本システム利用者が本装置に
当てた指の静脈パターンが、あらかじめ本装置に登録された本システム利用者の当該指の静脈パターンと一致した場合、正当な権限のある者として本サービスの利用
を認めるものです。
③ 当社は本システム利用者の当該指の静脈パターン情報を、本認証以外には使用しません。
第5条(費用)
本システムの登録及び利用に関して、契約者及び本システム利用者に費用負担はありません。
第6条(届出事項)
契約者は、本システム利用者を変更する場合、直ちに当社所定の書面にて当社へ届け出、第3条に定める本システム利用者の変更登録を行って下さい。なお、変更登
録前に生じた損害については、当社は責任を負いません。
② 契約者は本システム利用者を削除する場合、直ちに当社所定の書類にて当社へ届け出て下さい。なお、届出前に生じた損害については、当社は責任を負いません。
第7条(一時休止等)
当社は、すべての本システム利用者又は特定の本システム利用者に対し、本システムの全部又は一部をその点検、交換、障害、補修、その他の理由により、予告なく
取り扱いを一時休止、又は営業上その他の事由により契約者に通知のうえ中止することがあります。
② 当社は、前項により本システムの取り扱いを一時休止または中止した際は、当社で別に定めた認証方法で本認証を行わせて頂きます。
第8条(禁止事項)
本システム利用者は次の各号のひとつに該当する行為をしてはなりません。
(1)当社又は第三者に損害を与え、又は与えるおそれのある行為。
(2)原契約又は本特約に違反する行為。
(3)法令に違反、若しくはそのおそれのある行為。
(4)その他当社が不適切と判断する行為。
第9条(免責)
当社は次の各号のひとつに該当する場合、一切の賠償責任を負いません。
(1)天災地変、その他不可抗力、第三者の行為等、当社の責に帰することのできない事由により生じた損害。
(2)第7条により生じた損害。
(3)本システムの誤謬、破壊等により生じた損害。
(4)本システム利用者の当該指の静脈パターンが変化し、本装置により認証されないことにより生じた損害。
(5)その他、本システムの利用、又は利用できなかったことにより生じた、当社の故意又は重大な過失に基づかない損害。
第 10 条(契約の解除)
当社は本システム利用者が次の各号のひとつに該当するときは、契約者に通知催告することなく原契約を解除することができます。
(1)原契約又は本特約に違反した場合。
(2)本システム利用者として不適切と当社が判断した場合。
② 次の場合、本システムは終了します。
(1)第7条による本システムの中止。
(2)当社と契約者との原契約の終了。
第 11 条(血流認証装置について)
本システムは、本システム利用者が正当な権限のある者であっても、ごくまれに認証がされない場合がありますが、繰り返し第4条第2項の認証操作を行うことによ
り、第3条で正規に登録された本システム利用者は認証されます。
第 12 条(その他)
本システム利用者が何らかの原因により本装置に指を当てることができない場合、当社で別に定める認証方法で本認証を行わせていただきます。
第 13 条(本特約の変更)
当社は法令の変更、監督官庁の指示、その他の事由により、本特約の内容を変更することができるものとします。
以上