平成 28 年 1 月 28 日 各 位 会 社 名 北越紀州製紙株式会社 代表者名 代表取締役社長 CEO 岸本 晢夫 (コード番号:3865 東証 1 部) 問合せ先 広 報 室 長 電 柳澤 誠 話 03-3245-4500 本日の大王製紙株式会社のプレスリリースについて 平成 27 年 12 月 16 日付け 「大王製紙株式会社の取締役に対する訴訟の提起に関するお知らせ」 で公表いたしましたとおり、当社は、大王製紙株式会社(以下「大王製紙」といいます。 )の取 締役 13 名に対し、損害賠償請求訴訟(以下「本件訴訟」といいます。 )を提起しておりました が、大王製紙は、本件訴訟の被告である同社取締役らを支援するためなどとして、平成 28 年 1 月 27 日付けで本件訴訟への補助参加の申出を行ない、本日、本件訴訟の第 1 回口頭弁論期日(以 下「本弁論期日」といいます。 )が行われました。 本弁論期日においては、当社から、2020 年満期ユーロ円建転換社債型新株予約権付社債の発 行(以下「本件発行」といいます。)に関する取締役会の議事録、及び本件発行時に公表しても 差し支えないと思われる株式会社プルータス・コンサルティングから取得したとする「本新株 予約権付社債の公正価値に関する評価報告書」等の速やかな開示を求めたところ、大王製紙ら がこれを拒否したものの、裁判所から、次回期日までに各書面の開示について検討するよう指 示がありました。 また、被告らが、本件発行に至る経緯に関し、当社の主張する事実関係に対する認否を答弁 書において行わなかったことから、裁判所から、被告らに対し、平成 28 年 2 月 26 日までに認 否の書面を提出するよう指示がなされております。当社に対しても、主張の内容をより明確に するように指示がなされたことから、当社は、平成 28 年 2 月 26 日までに主張を補充した書面 を提出する予定です。 なお、大王製紙は、本件訴訟が係属中であるにもかかわらず、本日付け「当社取締役に対す る損害賠償請求訴訟への補助参加に関するお知らせ」と題するプレスリリースをもって、当方 が裁判所から主張の内容をより明確にするよう求められたことなどが本件訴訟の不当性を示す ものであるなどと、あたかも本件訴訟の提起自体が不当なものであるかのように一方的な主張 を行っていますが、このこと自体、本件訴訟手続を無視するに等しいものであるばかりか、株 主に対して受託者責任を負う上場企業の言動として不適切であると言わざるを得ません。 当社は、本件訴訟を通じて大王製紙の会社経営における規律を正すことにより同社の企業価 値の向上を図り、当社グループの企業価値のさらなる向上につなげてまいります。 以上
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