平成 28 年 1 月 28 日 大王製紙株式会社 当社取締役に対する損害賠償請求訴訟への補助参加に関するお知らせ 当社の平成27年12月16日付開示資料「当社取締役に対する訴訟提起に関する北越紀州製 紙の本日付公表について」で公表したとおり、当社が平成27年9月に行った2020年満期 ユーロ円建転換社債型新株予約権付社債の発行(以下「本件発行」といいます。)に関し、 北越紀州製紙株式会社(以下「原告」といいます。)が、平成27年12月15日付で、同社の 従業員たる地位を併有する社外取締役1名を除く当社取締役13名(以下「被告ら13名」と いいます。)に対し、任務懈怠等を理由とする約88億円の損害賠償請求訴訟(以下「本件 訴訟」といいます。)を東京地方裁判所に提起しており、本日第1回口頭弁論が実施され ました。 当社としましては、本件発行に関して当社取締役の任務懈怠を含むいかなる違法もなく、 原告の請求は法的根拠のない不当なものと考えております。そのため、当社は、平成28年 1月26日開催の取締役会において、本件訴訟の被告ら13名側に補助参加することを決議し、 裁判所に対して補助参加の申出をいたしました。当社は、今後、補助参加人として、当社 取締役である被告ら13名を全面的に支援し、原告の主張に全く理由がないことを主張・ 立証してまいります。 なお、被告ら13名は、本件訴訟について既に答弁書を提出しており、原告の請求につい て棄却を求める答弁を行うとともに、具体的な任務懈怠の内容など原告の主張する請求原 因の内容が法的に不明確であることから、原告に対し、その主張内容を明確にするよう釈 明を求めております。この点につきましては、本日の口頭弁論期日において、裁判所から も原告に対し、平成28年2月26日までに明確にするよう指示が出されております。 このように、原告の請求原因が法的に不明確であること自体が本件訴訟の不当性を示す ものですが、いずれにしましても、当社としましては、被告ら13名とも協力し、上記求釈 明に対する原告の回答を待って、詳細な主張を行うことを予定しております。今後、本件 訴訟に関して開示すべき事項が発生した場合には、速やかにお知らせいたします。 以 上
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