昭和女子大学 社会福祉学会 News Letter 第4号 2015 年 1 月 25 日発行 【学会事務局】 〒154-8533 世田谷区太子堂 1-7-57 昭和女子大学人間社会学部福祉社会学科 TEL 03-3411-6936 FAX 03-3411-6281 Mail:[email protected] 1.第8回大会ご案内 北本佳子(学会長、平成 26 年度福祉社会学科学科長) 福祉社会学科では、学科開設以来時代のニーズに対応する多様な人材を育成し、卒業生の数も 8 期生までで 600 名を越え、近年では卒業生が色々な機会に大学や学科と連携して活躍される姿 が多々見られるようになってきています。 例えば、学科では卒業生が「卒業生の話を聞く会」で就職活動に関する報告、 「社会福祉士の 合格者の話を聞く会」で合格に向けての勉強方法や社会福祉士の資格をどのように活かして仕事 をしているのかなどの報告、さらには実習指導の授業で外部講師として授業を担当されてもいま す。また、大学の行事関連では、キャリア支援センター主催の「業界研究セミナー」の中で勤務 先の分野・領域ごとに各自の業務内容や後輩への助言等をされてきています。 また、11 月の第 2 週の土日に行われる「秋桜祭」(平成 27 年度は 11 月 14・15 日)では在学時 代に所属した部活動やサークル活動のイベントに OG として応援参加されたり、一昨年から始 めた福祉社会学科の学科主催のプログラムに同級生同士で足を運び、教員や後輩と懇談したりす る卒業生の様子も多々見られるようになってきています。 今後、本学科ではこうした学科と卒業生との連携やつながりを色々な面で強化することを重視 しており、その貴重な方法の一つとして、卒業生を会員とする「昭和女子大学社会福祉学会」を より活性化して、卒業生の参加・発表、在学生や教員との交流等を図っていきたいと思っていま す。 今回の学会でも在校生(4 年生)の卒論発表のほか、今日的なテーマや視点に基づく卒業生等の 発表が行われます。また、こうした取り組みをはじめ、より多くの卒業生と在校生の皆さんが、 ともに学び成長する機会として、また親睦や交流を深める機会として学会が機能していくように していきたいと思っております。今のお仕事や職場に関する近況報告や相談など、どのようなこ とでも結構ですので、母校(学科教授室)にお寄り頂ければと思っています。そこから卒業生同士 や教員とのネットワークを一緒に作れればと考えております。 今回の学会への参加はもとより、卒業生の皆さんからの学科へのご連絡や訪問、学科 HP への アクセス等を心からお待ちしております。 1 2.第8回大会について 日 時: 平成27年2月14日(土) 会 場: 昭和女子大学 大会テーマ: 13:00~17:00 グリーンホール 地域包括ケアの時代における連携 開催スケジュール: 13:00 開会の言葉 13:05 ~ 14:20 企画1:平成 26 年度卒業論文発表会 7つの卒論ゼミより各1本ずつ、卒業論文を発表します。 ■論文発表 (1)在宅就労による障害者の就労機会拡大の可能性 ――在宅就業支援団体の取り組みからの検討――(小野愛茄さん:根本ゼミ) (2)子ども向けメディアに潜むジェンダー ――テレビアニメに着目して――(千葉彩さん:森ゼミ) (3)運動不足が子どもの心身に及ぼす影響(川上菜緒さん:渡辺ゼミ) (4)若者の就労支援における自尊感情回復の意義(淺津香菜子さん:伊藤ゼミ) (5)サービス付き高齢者向け住宅における介護予防対策のあり方 (杉田優さん:北本ゼミ) (6)養育環境が子どもに及ぼす影響(齋藤幸代さん:月田ゼミ) (7)DV 支援における加害者に対する取り組み(淺沼麻弥さん:高橋ゼミ) ■学科長より講評 休憩(14:20~14:30) 14:30 ~ 15:50 企画2:公開事例検討会「地域包括ケアの時代における連携を考える」 ある一事例の経過について、段階ごとに事例提供者より報告し、その時点での支援等につい て各立場から検討します。そして、地域包括ケアにおける支援機関の連携について参加者に考 えていただく機会といたします。 ■趣旨説明・事例提供・座長:高橋学教授 (1)急性期病院の立場から:久住真有美氏 (2)回復期・療養病院の立場から:長由依氏 (3)精神科病院の立場から:倉田ひかり氏 (4)地域包括支援センターの立場から:川崎裕彰氏 (5)障害者施設の立場から:奥田麻衣子氏 休憩(15:50~16:00) 企画3:自由研究論題発表 16:00 ~ 16:45 16:45 ~ 16:55 座長:若林功助教 (1)病院機能分化時代におけるライフリレーションの実践Ⅱ~矛盾と闘い、医療制度とクライア ント支援を考える~(昭和女子大学ソーシャルワーク勉強会) (2)立山町インターカレッジ・コンペティション 2014:四代目平蔵と行く立山・芦峅寺の旅(小堀 綾華さん・磯田悠里花さん・広田萌美さん(渡辺ゼミ3年生)) ほか1題(予定) 会員総会、閉会の言葉 参加申し込みについて: 2 月 13 日(金)までに、Mail:[email protected] または FAX: 03-3411-6281 まで、ご所属・お名前をご 連絡ください(フォーム自由)。なお、大会当日は直接会場までお越しください。 【編集後記】今年度は皆様にお届けするのが、大会開催のギリギリのタイミングになってしまい、申し 訳ありません。第 8 回大会では皆様のお越しを教職員一同お待ちしております。 (平成 26 年度運営委員 一同) 2
© Copyright 2024 ExpyDoc