【TOEIC®試験スコアアップのためのコツ】無料メール講座 □第 3 回:文法編【B.自動詞と他動詞の違いを意識してみよう!】 自動詞と他動詞の大きな違いは何でしょう?またなぜそれを知っていることが大事な のでしょうか? まず自動詞と他動詞を見分けてみましょう。次のどちらのグループの動詞が自動詞で、 どちらのグループが他動詞か判別してみて下さい。 ●グループ 1 go, run, swim, laugh, sleep, talk, graduate ●グループ 2 like, give, find, get, take, carry, bring, discuss ,access <正解> グループ 1→自動詞 グループ 2→他動詞 (※上記の動詞の中には、自動詞と他動詞の両方に該当するものがありますが、 ここでは主に使われるグループ分類にいれています。 ) <ポイント> 自動詞は目的語をとらない。 (主語と動詞だけで文章が作れる) 他動詞は目的語をとる。 (動詞の後に目的語を必ず置かないと文章が完成しない) 自動詞 基本的に主語と動詞で文章が成り立ちます。 I go. I laugh. I sleep. 実際の文章ではもっと文章が装飾され長くなっていますが、そのような余分な情報がな くても主語と動詞さえあれば文章を作ることができるのが自動詞です。 I go to school on weekends. I always laugh at my younger sister. I often sleep on a sofa. 自動詞は目的語をとることができない(=名詞を動詞の後にすぐ持ってくることができ ない)ので、I always laugh my younger sister は文法的に間違いになります。前置詞 の at が my younger sister の前に必要となります。 他動詞 動詞の後に目的語(=名詞)を必ず置く必要があります。そうすることで初めて文章が 完成します。 × I like (誰を?) × I give (誰を?)(何を?) × I find (何を?) ○ I like Brad Pitt. ○ I will give my girlfriend a necklace. ○ I will find my dream. 多くの動詞は時には自動詞になったり、時には他動詞にもなったりと、形を変えること ができます。自動詞か他動詞かの判断は、文章の中で動詞の後に目的語がくっついてい れば他動詞、目的語がなければ自動詞となります。また逆に、絶対に自動詞にしかなら ない動詞、反対に絶対に他動詞にしかならない動詞というものもあります。実はそのよ うな動詞を意識し学習することが大切です。なぜなら、実際の英会話場面でとてもよく 出てくるものなので、TOEIC®でもそのような動詞に関する問題が出されるからです。 <TOEIC®における自動詞・他動詞問題> We are going to ( ) about our current project in today’s meeting. 1. discuss 2. talk 3. mention 4. analyze <正解> 2 talk は自動詞。それ以外は全て他動詞のため about は不要。 例えば動詞 discuss には、ついつい about をつけたくなってしまいます。でも、 「discuss は他動詞である」と知っていれば、このような引っ掛け問題で間違うことはなくなりま す。実際のセミナーでは、TOEIC®問題によく出題される自動詞・他動詞をとりあげて いきます。 さあ、いかがでしたでしょうか?英文の中で動詞はとても重要ですが、自動詞・他動詞 という観点で見直してみると基本動詞が案外すっきりと整理できるものです。 上記グループ 1 と 2 の動詞群は全部丸暗記してそらで言えるようにしておきましょう。 それでは、第 3 回目の無料メール講座を終了させて頂きます。 □第 4 回: 文法編 【C.品詞が見分けられますか?】をお楽しみに!
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