上 程 す る 諸 条 例 等 の 制 定 要 旨

平成27年
第62回南あわじ市議会定例会
上 程 す る 諸 条 例 等 の 制 定 要 旨
承認第2号
南あわじ市税条例等の一部を改正する条例制定の専決処分の承認
を求めることについて
この専決処分の承認は、「地方税法等の一部を改正する法律」(平成27年法律
第2号)が平成27年3月31日に公布されたこと等に伴い、平成27年4月1
日から施行する必要がある事項のみ所要の改正を行ったものです。
主な改正内容は、個人市民税の住宅借入金等特別控除の適用期限の延長及び寄
附金控除における、ふるさと納税ワンストップ特例の創設、軽自動車税のグリー
ン化特例制度の創設等を行うものです。
なお、附則でこの条例の施行日を平成27年4月1日と定めています。
議案第137号
南あわじ市税条例の一部を改正する条例制定について
この条例の一部改正は、「地方税法等の一部を改正する法律」(平成27年法律
第2号)が平成27年3月31日に公布されたこと及び「行政手続における特定
の個人を識別するための番号の利用等に関する法律」(平成25年法律第27号)
の施行等に伴い、所要の改正を行うものです。
主な改正内容は、たばこ税における旧三級品の製造たばこに係る特例税率の廃
止及び地域決定型地方税制特別措置(わがまち特例)の導入並びにマイナンバー
の通知開始に伴い、各種申告書等に個人番号または法人番号を記載することを規
定するものです。
なお、附則でこの条例の施行日を公布の日等から施行し、わがまち特例につい
ては平成27年4月1日以後に新築した住宅で平成28年度以後の固定資産税に
ついて適用、たばこ税の特例税率の廃止については平成28年4月1日から施行
すると定めています。
議案第138号
南あわじ市国民健康保険税条例等の一部を改正する条例制定
について
この条例の一部改正は、「地方税法施行令等の一部を改正する政令」(平成27
年政令第161号)が平成27年3月31日に公布され、国民健康保険税の課税
限度額の変更及び法定軽減対象者の拡充がされたこと等に伴い、所要の改正を行
うものです。
なお、附則でこの条例の施行日を公布の日からとし、平成27年度の国民健康
保険税から適用すると定めています。
第62回議会定例会条例制定要旨
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議案第139号
南あわじ市訪問看護ステーション条例の一部を改正する条例
制定について
この条例の一部改正は、新庁舎開庁及びこれに伴う行政組織改編を機に、訪問
看護ステーションの総体的な利便性の向上及び所掌事務処理効率の向上を目的と
して、位置を南淡福祉保健センター内から市役所第1別館内へ移転することに伴
い、所要の改正を行うものです。
なお、附則でこの条例の施行日を平成27年7月13日と定めています。
議案第140号
南あわじ市介護保険条例の一部を改正する条例制定について
この条例の一部改正は、
「地域における医療及び介護の総合的な確保を推進する
ための関係法律の整備等に関する法律」
(平成26年法律第83号)による「介護
保険法」
(平成9年法律第123号)の一部改正により、平成27年度分保険料か
ら、消費税を原資とした低所得者の保険料軽減を行う仕組みが設けられたことに
伴い、所要の改正を行うものです。
なお、附則でこの条例の施行日を公布の日からと定めています。
議案第141号
南あわじ市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び
運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定に
ついて
この条例の一部改正は、
「指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営
に関する基準」
(平成18年厚生労働省令第34号)の一部改正により、小規模多
機能型居宅介護の登録定員に係る基準が緩和されたこと等に伴い、所要の改正を
行うものです。
なお、附則でこの条例の施行日を公布の日からと定めています。
議案第142号
南あわじ市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、
設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係
る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定
める条例の一部を改正する条例制定について
この条例の一部改正は、
「指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備
及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的
な支援の方法に関する基準」
(平成18年厚生労働省令第36号)の一部改正によ
り、介護予防小規模多機能型居宅介護の登録定員に係る基準が緩和されたこと等
に伴い、所要の改正を行うものです。
なお、附則でこの条例の施行日を公布の日からと定めています。
第62回議会定例会条例制定要旨
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議案第143号
南あわじ市農業共済条例の一部を改正する条例制定について
この条例の一部改正は、「家畜共済損害認定準則」(昭和32年農林省告示第1
067号)及び「家畜共済の事務取扱要領及び事務処理要領」の一部改正により、
家畜共済の一部に新たな事故確認方法が導入されることに伴い、所要の改正を行
うものです。
なお、附則でこの条例の施行日を兵庫県知事の認可の日からと定めています。
議案第144号
南あわじ市教育長の職務に専念する義務の特例に関する条例
制定について
この条例制定は、
「地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する
法律」(平成26年法律第76号)により、常勤特別職である新教育長の職務専
念義務が新たに規定され、同時に市の条例によりその特例を定めることができる
ものとされたことに伴い、当該特例に関し必要な事項を定めるものです。
なお、附則でこの条例の施行日を公布の日からと定めています。
第62回議会定例会条例制定要旨
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政策等の形成過程の説明資料
議案番号 議案第146号
議案名
南あわじ市デジタル防災行政無線システム等
整備工事請負契約の締結について
概 要
南あわじ市デジタル防災行政無線システム等整備工事
①政策等を必要とする背景
現在、市民への災害情報や防災情報等の伝達は、主にケーブルテレビ施設を利用した音声告知システムによ
り行っているが、これらのシステムは平成12年頃と平成19年頃に整備したシステムのため、現在耐用年数を大
きく超えて運用している。また保守部品も枯渇するなど、安定した運用が難しい状況となっている。
このような状態の中、システムの更新方法について色々な手段を検討してきたが、巨大化する台風や南海地
震などの大きな災害時にも安定した情報伝達や情報収集ができるよう、
・ 現在のシステムより災害に強いこと
・ CATV網とは別の伝送系とし、相互補完できるようなシステムであること
・ 現状の告知放送、屋外放送、サイレン吹鳴など各種サービスを可能な限り引き継げること
・ 国の財政的支援などを活用でき市の財政負担が軽いこと
などの条件を勘案し、デジタル防災行政無線を採用することを決定した。
②提案に至るまでの経緯
・告知放送システム検討会による協議(平成25年11月から計3回)
・整備工事にかかる公告及びプロポーザルの実施(平成27年4月10日本件工事に係る公募公告、同年5月22日に
プロポーザル審査会をそれぞれ実施)
・仮契約の締結(パナソニックシステムネットワークス株式会社システムソリューションズジャパンカンパ
ニー関西社と5月29日付けで仮契約を締結)
③他の自治体の類似する政策との比較検討
多くの自治体で、東日本大震災のような大規模災害時に、市民へ的確な救済処置を迅速に指示伝達すること
が責務となっている。そのため、財政的に有利な緊急防災・減災事業債を活用した「デジタル防災無線整備工
事」を実施する自治体が多く見受けられる。なお、本工事では、情報収集面を強化すべく防災カメラや気象観
測機器の設置、集めた情報を効率よく管理する防災情報管理システムも同時に整備する。
④市民参加の実施の有無とその内容
有 ・ 無
⑤総合計画との整合性
まちづくりの体系
項目
分類番号
政策目標
安らぎづくり~元気あふれ、住んで快適なまちづくり~
Ⅲ
大項目
とにかく「いのち」が一番!
1
中項目
5万人みんなが救急隊になろう
①
小項目
⑥財源措置
有 ・ 無
事業等の期間
総事業費
平成27~28年度
1,911,296
国庫支出金
県支出金
0
市債
0
1,885,300
(単位:千円)
その他
一般財源
0
25,996
⑦将来にわたる効果及び費用
効果 有線による市民への告知を無線化することにより、将来発生が予想されている南海地震等近
年多発する大型災害に備え通信網の強靭化が図られる。
費用 現システムと同程度の維持管理費用が見込まれるが、災害時の情報孤立地域解消のために
ケーブルテレビ網を二重化する方式よりも初期費用、維持管理費用共に節減が図られる。