第 1 3 期 計 算 書 類

第13期
計
算
書
類
自 平成 26 年 4 月 01 日
至 平成 27 年 3 月 31 日
賃貸あんしん保証株式会社
貸
借
対
照
表
平成 27 年 3 月 31 日現在
(単位:千円)
資産の部
科
目
【流動資産】
負債の部
金 額
科
1,566,031
目
金
【流動負債】
額
361,855
現金及び預金
883,704
営業未払金
営業未収入金
310,809
未払金
39,134
求償債権
525,673
未払費用
16,186
前払費用
10,366
未払法人税等
42,618
繰延税金資産
40,721
預り金
その他
貸倒引当金
9,664
△ 214,908
118,082
2,410
前受収益
90,000
賞与引当金
16,114
保証履行引当金
35,368
その他
【固定資産】
有形固定資産
建物附属設備
車両運搬具
工具、器具及び備品
無形固定資産
ソフトウェア
その他
投資その他の資産
出資金
96,923
【固定負債】
19,154
その他
18,514
19,154
15,622
0
2,891
33,940
負債合計
33,800
【株主資本】
44,467
10
4,668
繰延税金資産
5,577
381,009
純資産の部
140
長期前払費用
その他
1,939
資本金
562,000
資本剰余金
317,000
資本準備金
利益剰余金
34,211
その他利益剰余金
繰越利益剰余金
資産合計
1,662,954
317,000
402,944
402,944
402,944
純資産合計
1,281,944
負債・純資産合計
1,662,954
〔記載金額は千円未満を切り捨てて表示しております。〕
2
1,281,944
損
益
自
至
計
算
書
平成26年4月1日
平成27年3月31日
(単位:千円)
科 目
金 額
Ⅰ.営業収益
1,781,961
Ⅱ.営業費用及び一般管理費
1,557,427
営
業
利
益
224,533
Ⅲ.営業外収益
受取利息
412
受取遅延損害金
30,367
償却債権取立益
3,080
その他
1,381
経
常
利
益
35,241
259,775
Ⅳ.特別損失
固定資産除却損
3,952
税 引 前 当 期 純 利 益
255,822
法人税、住民税及び事業税
104,246
法 人 税 等 調 整 額
当
期
純
利
3,952
△
益
9,045
95,201
160,620
〔記載金額は千円未満を切り捨てて表示しております。〕
3
株主資本等変動計算書
自
至
平成26年4月1日
平成27年3月31日
(単位:千円)
株主資本
資
当期首残高
資本剰余金
利益剰余金
資本準備金
その他利益
剰 余 金
繰越利益
剰 余 金
本 金
562,000
317,000
株主資本合計
229,873
1,108,873
12,450
12,450
242,324
1,121,323
当期純利益
160,620
160,620
当期変動額合計
160,620
160,620
402,944
1,281,944
誤謬の訂正による累積的影響額
遡及処理後当期首残高
当期変動額
当期末残高
562,000
317,000
純資産合計
当期首残高
誤謬の訂正による累積的影響額
遡及処理後当期首残高
1,108,873
12,450
1,121,323
当期変動額
当期純利益
160,620
当期変動額合計
160,620
当期末残高
1,281,944
〔記載金額は千円未満を切り捨てて表示しております。〕
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個別注記表
1.重要な会計方針に係る事項に関する注記
(1) 固定資産の減価償却の方法
① 有形固定資産 ……定率法によっております。
主要な耐用年数は、次のとおりです。
建物附属設備
5年~18 年
車両運搬具
2年
工具器具備品
5年~20 年
なお、平成 19 年3月 31 日以前に取得したものについては、償却可能限
度額まで償却が終了した翌事業年度から5年間で均等償却する方法に
よっております。
② 無形固定資産 ……定額法によっております。自社利用のソフトウェアについては、社内に
おける利用可能期間(5年)に基づいております。
(2)引当金の計上基準
① 貸倒引当金
債権の貸倒れによる損失に備えるため、入金状況等を勘案して社内債権格付により分類し、
過去の一定の算定期間における貸倒実績等により算定した損失見込額を計上しております。
②
保証履行引当金
債務保証に係る損失に備えるため、過去の家賃保証の履行損失率を勘案し、損失負担見込額
を計上しております。
③
賞与引当金
従業員に対して支給する賞与の支出に充てるため、支給見込額に基づき計上しております。
(3)収益の計上基準
当社の家賃保証にかかる保証料収入は、初回保証料・更新保証料と月額保証料とに区分されて
おります。初回保証料・更新保証料は、実現主義の原則に従って契約時に収益計上しております。
月額保証料は保証期間にわたって毎月次での収益計上を行っております。ただし、月額保証料が
保証業務の提供にかかる直接コストを下回る契約については初回保証料・更新保証料を保証期間
にわたって繰り延べる会計処理を適用しております。
(4)消費税等の会計処理
当社は免税事業者であるため税込方式によっております。
5
2.表示方法の変更
(貸借対照表関係)
前事業年度において流動資産に計上しておりました「売掛金」及び「未収入金」 につきまし
ては、明瞭性の観点から当事業年度においてそれぞれ「営業未収入金」及び「求償債権」に表示
を変更しております。
前事業年度において流動負債に計上しておりました「未払金」につきましては、明瞭性の観点
から当事業年度において「未払金」(前事業年度 25,878 千円)と「営業未払金」(93,181 千円)
に区分する方法に表示を変更しております。
前事業年度において区分掲記しておりました「貯蔵品」(当事業年度 95 千円)につきまして
は、重要性が乏しくなったため、当事業年度は「その他」(流動資産)に含めて表示しておりま
す。
前事業年度において区分掲記しておりました「電話加入権」(当事業年度 140 千円)につきま
しては、重要性が乏しくなったため、当事業年度は「その他」(固定資産)に含めて表示してお
ります。
前事業年度において区分掲記しておりました「敷金保証金」(当事業年度 34,211 千円)につ
きましては、重要性が乏しくなったため、当事業年度は「その他」(固定資産)に含めて表示し
ております。
前事業年度において区分掲記しておりました「長期未払金」(当事業年度 7,521 千円)につき
ましては、重要性が乏しくなったため、当事業年度は「その他」(固定負債)に含めて表示して
おります。
前事業年度において区分掲記しておりました「長期前受収益」(当事業年度 11,633 千円)に
つきましては、重要性が乏しくなったため、当事業年度は「その他」(固定負債)に含めて表示
しております。
(損益計算書関係)
前事業年度において損益計算書に計上しておりました「売上高」につきましては、明瞭性の観
点から当事業年度において「営業収益」に表示を変更しております。
前事業年度において損益計算書に計上しておりました「売上原価」及び「販売費及び一般管理
費」につきましては、明瞭性の観点から当事業年度において「営業費用及び一般管理費」として
一括して計上する方法に表示を変更しております。
前事業年度において損益計算書に計上しておりました「遅延損害金収入」につきましては、明
瞭性の観点から当事業年度において「受取遅延損害金」に表示を変更しております。
3.誤謬の訂正に関する注記
(1)誤謬の内容
未払法人税等の過大計上、繰延税金資産の過小計上、前受収益及び長期前受収益の過小計上、
及び未収入金の過小計上が当期に判明しました。
(2)当事業年度の期首における純資産額に対する影響額
影響額については「株主資本等変動計算書」の「誤謬の訂正による累積的影響額」に記載して
6
おります。
4.貸借対照表に関する注記
(1)減価償却累計額の直接控除
有形固定資産の減価償却累計額
16,521 千円
(2)保証債務
債務保証額(月額) 7,603,132 千円
再保証額
※1
521,458 千円 ※2
保証履行引当金
△
差 引 額
35,368 千円
8,089,223 千円
※1 賃借人の支払家賃等に対し債務保証を行っております。
※2 賃借人の一定期間の未収入期間の家賃等に対して、ライフカード株式会社に再保証を
行っております。
5.損益計算書に関する注記
関係会社との営業取引及び営業取引以外の取引の取引高の総額
営業取引(支出分)
255,014 千円
6.株主資本等変動計算書に関する注記
(1) 発行済株式の総数に関する事項
株式の種類
当事業年度期首
当事業年度
当事業年度
当事業年度末
の 株 式 数
増加株式数
減少株式数
の 株 式 数
普通株式
17,580 株
-
-
(2) 自己株式の総数に関する事項
該当事項はありません。
(3) 当事業年度の末日における新株予約権に関する事項
事業年度の末日において発行している新株予約権の数
994 個
当該新株予約権の目的となる普通株式の数
994 株
(4) 当事業年度中に行った剰余金の配当に関する事項
該当事項はありません。
(5) 当事業年度の末日後に行う剰余金の配当に関する事項
該当事項はありません。
7
17,580 株
7.税効果会計に関する注記
(1)繰延税金資産の発生の主な原因の内訳
繰延税金資産(流動)
前受保証料
29,790 千円
保証履行引当金繰入超過額
11,706 千円
貸倒損失否認
6,263 千円
賞与引当金繰入超過額
5,333 千円
未払事業税
3,749 千円
その他
1,847 千円
合
計
評価性引当金
繰延税金資産(流動)
58,691 千円
△ 17,970 千円
40,721 千円
繰延税金資産(固定)
長期前受保証料
3,850 千円
その他
3,514 千円
合
7,364 千円
計
評価性引当金
△1,787 千円
繰延税金資産(固定)
5,577 千円
(2)法人税等の税率の変更による繰延税金資産の金額の修正
「所得税法等の一部を改正する法律」及び「地方税法等の一部を改正する法律」が平成 27 年3
月 31 日に公布されたことに伴い、当事業年度の繰延税金資産の計算(ただし、平成 27 年4月1
日以降解消されるものに限る)に使用した法定実効税率は、前事業年度の 35.64%から、回収ま
たは支払が見込まれる期間が平成 27 年4月1日から平成 28 年3月 31 日までのものは 33.1%、
平成 28 年4月1日以降のものについては 32.3%にそれぞれ変更されております。
これによる影響は軽微であります。
8
8.金融商品に関する事項
(1)金融商品に対する取組方針
当社は、家賃保証事業を中心とした信用保証事業を行っております。これらの事業を行うため、
資金運用については、安全性、確実性、流動性の高い運用を原則として、資産の保全を意識した長
期的な視野に立った運用を行っております。また、デリバティブを組み込んだ複合金融商品など、
リスクの高い取引は行わない方針であります。
(2)金融商品の時価等に関する事項
貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。
貸借対照表計上額
(千円)
(1) 現金及び預金
883,704
(2) 営業未収入金
310,809
(3) 求償債権
525,673
貸倒引当金(※)
△214,908
310,764
資産計
1,505,278
営業未払金
118,082
負債計
118,082
(※) 求償債権は貸倒引当金を控除しております。
時価
(千円)
883,704
310,809
310,764
1,505,278
118,082
118,082
差額
(千円)
―
―
-
-
-
(注1) 金融商品の時価の算定方法に関する事項
資 産
(1) 現金及び預金、(2) 営業未収入金
これらはすべて短期で決済されるため、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によっ
ております。
(3)求償債権
求償債権については、入金状況等を勘案して社内債権格付により分類し、過去の一定の算定期間にお
ける貸倒実績等により算定した損失見込額を算定しているため、時価は決算日における貸借対照表価額
から現在の貸倒見積高を控除した金額に近似しており、当該価額をもって時価としております。
負
債
営業未払金
短期間で決済されるため、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によっております。
(注2)保証債務については、時価を把握することが極めて困難と認められることから時価開示の対象
とはしておりません。
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9.関連当事者との取引に関する注記
議決権等の所
関連当事者と
種類
会社名
取引金額
有(被所有)
取引の内容
の関係
期末残高
科目
(千円)
(千円)
割合
(被所有)
アイフル
直接
株式会社
40.5%
金銭消費貸借
基本契約
(注 1)
業務の委託
(注 3)
融資枠契約
(注 1)
親会社
出向料の支払
246,250
業務提携契約
(注 4)
業務の提携
464,133
債務の保証
(注 5)
包括債務保証
契約
出向者の受入
(注 2)
同一の親会社
ライフカード
を持つ会社
株式会社
8,764
なし
未払金
5
-
-
521,458
(注)取引条件及び取引条件の決定方針
(注1)アイフル株式会社との金銭消費貸借基本契約・融資枠契約の内容はアイフル株式会社へ
5億円を上限とするコミットメント契約でありますが、契約期間中融資が実行されたこ
とはありません。
これらの契約は平成 27 年3月 31 日の経過をもって契約期間が満了し、
現時点では契約関係にありません。
(注2)出向負担金の支払額については、職級に応じた人件費を基準として決定しております。
(注3)諸経費の支払額については、アイフル株式会社より提示された金額を基礎として、市場
価格を勘案して価格交渉の上、決定しております。
(注4)ライフカード株式会社との業務提携契約にかかる受取保証料は、市場価格を勘案して価
格交渉の上、決定しております。
(注5)ライフカード株式会社との包括債務保証契約は、賃借人の一定期間の未収入期間の家賃
等に対して、再保証を行っております。
10.1株当たり情報に関する注記
(1)1株当たり純資産額
(2)1株当たり当期純利益
72,920 円 64 銭
9,136 円 58 銭
11.重要な後発事象に関する注記
該当事項はありません。
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