「2015 年 9 月 29 日キッズリーダー講習会 高校生サッカー部」レポート 9 月 29 日に日立第一高等学校にて同高サッカー部とマネージャーを対象にキッズリーダー講習会(U -10)を実施致しました。このキッズリーダー講習会はキッズに関わる大人の方を対象に行う講習会で、 昨年も 200 名を超える方に茨城県で受講して頂きました。 講義ではまずは『アイスブレイク』ということでペアを組みパートナーの良いところを考え、他の生 徒に伝える『他己紹介』からスタートしました。相手の顔をみながら良いところを書き出し、冗談も混 ぜながら発表していただきました。少し気持ちがほぐれたところからスタートして、この講習の『子ど もの発育発達』 、 『子ども達のサッカー』 、 『子ども達への接し方』などを伝えさせて頂きました。 実技では受講者にこの年代の特徴を説明しながら、それに応じたメニューを実施しました。最初はア イスブレイクとして、ペア作りを行い、鬼ごっこも動きつくりの要素を取り入れて行いました。その後 も「ボールフィーリング」ではドリブルトレーニングの一環として1対1を行い、そのなかでも配球を 左手で行ったり、スローインで行ったりするなど神経系を刺激する要素を取り入れ、その後、実際に足 でのドリブルを行いました。 「ゲーム」では、 「勝ち上がり」で行い、楽しさの中にも真剣勝負や高校生 らしい、素晴らしいゴールも生まれました。 実技・講義終了後、そのまま閉講式となり、受講者の方1人1人にグリーンカードをお渡しし、全員で集 合写真を撮影し講習会は終了しました。 講師コメント 堀之内 寛 (JFA公認キッズリーダーインストラクター・茨城県キッズ委員会) 授業終了後の部活の時間を利用して実施させていただきました。講義の部分から活発な発言もあり積 極的に取り組んでくれました。実技でも一人一人が真剣に取り組みことであらためて、サッカーの楽し さや体を動かす楽しさや、仲間とプレーする喜びを感じてもらえたのではないでしょうか。また、最後 のアンケートでも「 『キッズ』の気持ちが少し分かった」 「コーチの声掛け一つで今までよりもより楽し めた」との声がでるなど、高校生自身の変化も出てきたのではないかと思います。今回のこの講習が高 校生自身のプレーヤーとしてのサッカーの経験になるのはもちろん、何かの機会にキッズと関わる際に 役立つことを期待します。 主催者コメント 照沼 祐治先生(日立一校サッカー部顧問・茨城県サッカー協会ユースダイレクター) ●本講習会を通して、体を動かすことの楽しさやサッカーの楽しさを改めて感じることができました。 また、6 歳の子どもの立場や親、指導者の立場になって物事を考える活動は、大人にとっても、高校生 にとっても、大切であり、人間性を豊かにしてくれると感じました。アイスブレイクやドリルの紹介も あり、楽しく活動できました。コーチが褒めると選手が嬉しそうな表情になりました。褒めることの大 切さを感じました。 参加者コメント ●「楽しみながらやる練習」という意味が分かった。 ●この講習を受けて、自分が子どもの頃楽しくサッカーをやっていたことを思いだした。 ●単にサッカーをするのではなく成長を促すことも大事な役割だと感じました。 ●小さい子と接するのが苦手だったが接し方がなんとなく分かり、新鮮な体験をすることができた。 ●小さい子と接することはあまりなく、接し方などが分からなかったが、この講習会に参加して、接し 方のポイントが分かってよかった。 ●運動が苦手でサッカー経験のない私でも楽しく取り組めた。(マネージャー)
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