富沢地区で初めての雪まつり 東日本大震災を忘れない 黒沢「不

まちのわだい
このコーナーでは、みなさんの地域の話題や情報をお待ちしています。担当:総務課まちづくり推進室 ℡43-2261
富沢地区で初めての雪まつり
3月7日・8日、本年度設立された富沢地域『地域おこし研究会』
第29回最上中学校卒業証書授与式
主催の雪まつりが、JA富沢米倉庫特設会場で開催されました。今
3月16日、最上中学校で卒業証書授与式が行われました。
回の雪まつりは、富沢の10集落の人たちが協力してイベントを行
3年生82名の生徒が西田校長から卒業証書を手渡され、3年
い、これからの地域間連携を強めていくことを目的として行われま
間の中学校生活を送ってきた思い出深い学び舎から巣立ちまし
した。会場には、雪灯籠やかまくらのほか、富沢地区の子どもたち
た。式では、
卒業生代表の有路将則くんから「小さな一歩でも、
が夢をテーマに作ったペットボトルランタンなどが400本ほど飾
それが積み重なれば大きな一歩になるはずです。私たちには知
られており、町内外から訪れた約500名のお客さんがあたたかな
らないことがたくさんあります。それを自らの手で探しに行き
灯火に見入っていました。関係者の皆さんは、「この雪まつりはこ
ましょう」と将来に向かっての意欲が述べられ、会場はあたた
れからも続けていきたい」と話してくれました。
かい拍手に包まれました。
わすれじのともしび
東日本大震災を忘れない 黒沢「不忘灯」
町内小学校で卒業式
3月11日、今年で3回目黒沢地区「不忘灯」が
3月18日、町内6つの小学校で卒業式が行われ
行われました。これは、自宅前の雪に穴を掘りロウ
ました。今回、小学校の卒業証書を授与した生徒は
ソクを灯すことで、被災者・避難者のこと、家族や
合わせて81名です。向町小学校では、在校生から
友人を心配したこと、防災・減災への備えを忘れな
エールや歌が送られ、卒業生の中には涙ぐむ生徒も
いことを一人ひとりに思い出してもらうための取り
いました。式の後、教室では4年間担任された曽野
組みです。当日は荒天・強風のためロウソクを灯す
部先生が「やったらできる。でもやろうとしなきゃ
ことが叶わなかった方もいましたが、かまくらを
できない。何事にも挑戦してもらって、夢を叶える
掘ったり、雪穴を深く掘るなどして灯した方もいま
のもいいだろうし、おもしろい人生を歩んでいただ
した。ロウソクは灯せなくても、東日本大震災を忘
くのもいいかなと思います」と卒業生に激励の言葉
れない想いは灯せたのではないでしょうか。
を掛けていました。
愛宕山での第4回灯々祭
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広報もがみ
No.768
3月15日、4回目となる灯々祭が開催されまし
公共施設での全面禁煙化を要望
た。今年は、より地域の方々が参加しやすい愛宕山
3月2日、お酒とタバコ予防対策検討会議の齊藤
に会場を変更して実施しました。当日朝から製作し
菊雄会長(下白川)と最上中学校の西田昭一校長が
た約1,
000個の雪ランタンに火を灯し、陽が落ち
役場を訪れ、髙橋町長に公共施設での全面禁煙化の
るにつれて移り変わるランタンの灯りが、向町の夜
要望書を提出しました。今回の要望書は、世界的に
景と重なり幻想的な風景を作り上げました。また、
見て公共の場の禁煙化が進んでいることや、各地区
町内外から多くの方に足を運んでいただいたほか、
の公民館を利用する際に非喫煙者がタバコの煙にさ
町内の方々には「歩いて行ける距離になって良かっ
らされている現状、
「子育て王国もがみ町」を提唱
た」「遠くからでもきれいな風景を見ることができ
していることなどから、公共施設での禁煙化は急務
た」など、うれしい言葉をいただきました。
であるとの考えにより提出されたものです。 No.768
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