平成26年度 事 業 報 告 書 Ⅰ法人の概要・・・・・・・・P.1 Ⅱ事業の概要・・・・・・・・P.6 Ⅲ財務の概要・・・・・・・・P.17 平成27年5月 学校法人 浪 商 学 園 Ⅰ 法人の概要 1.建学の精神 不断の努力により智・徳・体を修め社会に奉仕する 2.学園の使命(ミッション) 建学の精神に基づき、学業・スポーツ・研究を通して心身ともに健全な人材を育成し、幸福で 平和な社会の実現に寄与する。 3.学園の将来構想(ビジョン) 学園の使命(ミッション)のもと、設置校それぞれの特色を活かし、時代の最先端を行く社会 に認められる教育機関となる。そのために、各設置校が幼児教育から高等教育まで相互に連携を はかりながら、魅力ある教育等の提供により各界・各分野をリードする人材の育成をめざす。 4.学校法人の沿革 1921 年(大正 10 年) 11 月 大阪市天王寺区に浪華商業実修学校 創立 1923 年(大正 12 年) 3 月 大阪市南区に校舎移転 1924 年(大正 13 年) 4 月 浪華商業学校 1926 年(大正 15 年) 5 月 大阪市東淀川区に新校舎を建設し移転 1947 年(昭和 22 年) 4 月 浪商中学校 1948 年(昭和 23 年) 4 月 浪華商業高等学校 1949 年(昭和 24 年) 11 月 浪商附属幼稚園 1951 年(昭和 26 年) 3 月 学校法人浪華学園と組織変更の件認可 1959 年(昭和 34 年) 4 月 浪華商業高等学校を浪商高等学校と改称、普通科 1963 年(昭和 38 年) 4 月 浪商高等学校 1964 年(昭和 39 年) 4 月 浪商附属幼稚園 1965 年(昭和 40 年) 4 月 大阪体育大学体育学部体育学科 1966 年(昭和 41 年) 4 月 浪商高等学校体育科 1969 年(昭和 44 年) 4 月 浪商中学校を大阪体育大学附属中学校と改称 1970 年(昭和 45 年) 4 月 大阪体育大学体育専攻科 1981 年(昭和 56 年) 6 月 大阪体育大学産業体育研究所 1983 年(昭和 58 年) 4 月 浪商高等学校高槻学舎 設立 設立 1 設立 設立 茨木市に移転 茨木市に移転 設立 開設 開設 設立 設立 開設 1985 年(昭和 60 年) 4月 浪商高等学校高槻学舎を大阪青凌高等学校と改称 大阪青凌中学校 1987 年(昭和 62 年) 4月 設立 浪商高等学校・大阪体育大学附属中学校 大阪府泉南郡熊取町 に移転 1989 年(平成元年) 4月 大阪体育大学 大阪府泉南郡熊取町に移転 大阪体育大学附属福祉専門学校 設立 浪商高等学校を大阪体育大学浪商高等学校と改称 浪商附属幼稚園を大阪体育大学浪商幼稚園と改称 1992 年(平成 4 年) 4月 大阪体育大学大学院修士課程(体育学研究科)開設 1997 年(平成 9 年) 4月 大阪体育大学体育学部生涯スポーツ学科 2000 年(平成 12 年) 4月 大阪体育大学短期大学部 2001 年(平成 13 年) 3月 大阪体育大学附属福祉専門学校 4月 大阪体育大学大学院修士課程を博士前期課程と改称 4月 大阪体育大学大学院博士後期課程(スポーツ科学研究科) 開設 設立 閉校 開設 4月 大阪体育大学大学院体育学研究科をスポーツ科学研究科に改称 2003 年(平成 15 年) 4月 大阪体育大学健康福祉学部 2006 年(平成 18 年) 3月 大阪体育大学体育学部体育学科、生涯スポーツ学科 4月 大阪体育大学体育学部スポーツ教育学科 4月 大阪体育大学体育学部健康・スポーツマネジメント学科 2011 年(平成 23 年) 3月 大阪体育大学短期大学部 2014 年(平成 26 年) 4月 大阪体育大学附属中学校を大阪体育大学浪商中学校と改称 2015 年(平成 27 年) 4月 大阪体育大学教育学部 5.設置学校一覧 開設 廃止 開設 開設 閉学 開設 (平成27年4月1日現在) 設 置 学 校 名 学(校・園)長名 学 校 所 在 地 大阪体育大学 岩上 安孝 大阪府泉南郡熊取町朝代台1-1 大阪体育大学浪商高等学校 清水 俊彦 大阪府泉南郡熊取町朝代台1-1 大阪青凌高等学校 福力 稔 大阪体育大学浪商中学校 清水 俊彦 大阪青凌中学校 福力 稔 大阪府高槻市前島3-2-1 大阪体育大学浪商幼稚園 佐々木 悟 大阪府茨木市学園町1-1 2 大阪府高槻市前島3-2-1 大阪府泉南郡熊取町朝代台1-1 6.学校・学部・学科等の学生数の状況 (平成26年5月1日現在) (単位:人) 学校名 大阪体育大学 設立年月 学部・学科・課程名 募集人員 昭和40年 4月 大学院スポーツ科学研究科 博士前期(修士)課程(2年) 博士後期(博士)課程(3年) 収容定員数 24 6 入学者数 48 [48] 18 [18] 体育学部 スポーツ教育学科 480 (300) 1,920 (1,200) 健康・スポーツ マネジメント学科 (180) (720) 現員数 22 45 7 25 504 2,051 (315) (1,271) (189) (780) 139 (139) 0 521 244 753 [1,920] 健康福祉学部 健康福祉学科 (1年生) (編入) 120 (120) (10) 500 大正10年11月 全日制課程 普通科 258 (20) [500] 774 大阪青凌高等学校 昭和58年 4月 全日制課程 普通科 240 [945] 640 259 935 大阪体育大学 浪商高等学校 0 大阪体育大学 浪商中学校 昭和22年 4月 70 [960] 210 34 117 大阪青凌中学校 昭和60年 4月 60 [240] 180 27 101 大阪体育大学 浪商幼稚園 昭和24年11月 (3・4・5歳児) (3歳児) (4歳児) (5歳児) 100 (100) [240] 350 [350] 4,640 合 計 [5,221] ※収容定員数は募集人員を基にした数値であり、学則定員は[ ]内に記載。 1,358 7.教職員の概要 (平成26年5月1日現在) (単位:人) 区 分 法人事務局 本務 兼務 本務 兼務 教 員 職 員 大阪体育大学 浪商中学校 区 分 教 員 職 員 0 0 25 6 本務 兼務 本務 兼務 10 6 0 0 大阪体育大学 大阪体育大学 浪商高等学校 96 132 88 4 49 14 11 6 大阪青凌 中学校 大阪体育大学 浪商幼稚園 12 2 0 0 3 17 0 4 0 大阪青凌 高等学校 50 24 9 1 計 234 178 137 17 100 (88) (11) (1) 1,336 298 4,846 摘 要 8.役員の概要 9.評議員の概要 (平成26年度) 理事9名(平成26年度末日現在) (平成26年度) 評議員20名(平成26年度末日現在) (定員数 5~13名) 区 分 氏 名 理事長 野田 賢治 常 勤 常務理事 西尾 一実 常 勤 理事 岩上 安孝 常 勤 理事 原田 非常勤 耕治 常勤・非常勤の別 理事 福田 江兵 非常勤 理事 菊池 武之 非常勤 理事 長家 秀博 非常勤 理事 佐川 順一 非常勤 理事 豊田 兼典 非常勤 (定員数 11~27名) 摘 要 昭和61年 9月 就任 平成23年 6月 再任 平成26年 4月 就任 福田 江兵 常勤・非常勤の別 平成23年 6月 再任 監事 藤井 宏一 非常勤 豊田 兼典 平成23年 6月 再任 平成16年 1月 就任 岩上 安孝 平成23年 6月 再任 平成19年 6月 就任 福田 芳則 平成23年 6月 再任 平成23年 6月 再任 監事 水野 一郎 非常勤 岡村 浩嗣 平成23年 6月 再任 平成19年 6月 就任 平成23年 6月 再任 ※監事は就任順 荒木 豊 武藤 隆義 岡村 浩嗣 平成27年3月31日付評議員退任 平成23年 6月 再任 平成12年 5月 就任 平成24年 4月 就任 平成26年 4月 就任 平成23年 4月 就任 平成27年 4月 再任 平成23年 4月 就任 昭和62年 6月 就任 平成23年 6月 再任 昭和63年 6月 就任 平成23年 6月 設置校卒業 平成11年 6月 者からの 古家 啓二 選任 平成23年 6月 (3~10名) 平成13年 5月 長家 秀博 平成23年 6月 佐川 順一 西尾 一実 和田 隆夫 平成27年3月31日付評議員退任 平成 7年 6月 就任 (2~5名) 平成23年 4月 就任 平成23年 6月 再任 平成23年 6月 再任 学識経験者 平成23年 4月 就任 からの選任 和田 隆夫 平成20年12月 就任 昭和61年 9月 就任 昭和61年 9月 就任 (3~7名) 平成12年 5月 就任 摘 要 摘 要 平成23年 6月 再任 理事からの 平成24年 4月 就任 菊池 武之 選任 平成 7年 6月 就任 (定員数 2~3名) 名 野田 賢治 平成23年 6月 再任 監事2名(平成26年度末日現在) 氏 理事長 原田 耕治 分 氏 名 平成19年 6月 就任 ※非常勤理事は就任順 区 区 分 清水 俊彦 平成27年4月1日付評議員就任 淵本 隆文 平成27年4月1日付評議員就任 福力 稔 板原 和子 平成27年4月1日付評議員就任 荒木 雅信 平成27年4月1日付評議員就任 ※評議員は就任順 工藤 文三 平成27年4月1日付評議員就任 4 就任 再任 就任 再任 平成20年11月 就任 平成23年 6月 再任 平成15年 5月 就任 平成23年 6月 再任 平成22年 佐々木 悟 法人からの 平成23年 選任 平成23年 (2~4名) 大木 徳史 平成23年 大木 徳史 平成27年3月31日付評議員退任 再任 5月 就任 6月 再任 4月 就任 6月 再任 平成24年 4月 就任 10.事務組織の概要 平成26年度末日現在 事 務 組 織 監 査 室 運 動 部 強 化 セ ン タ ー 法 人 本 部 事 務 局 トップスポーツクラブ 広 大 阪 体 育 大 学 報 企 画 室 総 務 部 財 務 部 庶 務 部 室 学 長 室 教 学 部 事 務 局 入 試 部 キャリア支援部 理 大学院事務室 * 図 事 書 館 * 生涯スポーツ実践研究センター 会 * 健康福祉実践研究センター * トレーニング科学センター * 情 報 処 理 セ ン タ ー * 教 養 教 育 セ ン タ ー * キ ャ リ ア 支 援 セ ン タ ー * 教 * 学 職 支 習 援 セ 支 ン タ 援 室 大阪体育大学浪商高等学校 事 大阪体育大学浪商中学校 入試対策室 大 阪 青 凌 高 等 学 校 事 大 阪 青 凌 中 学 校 入試広報部 大阪体育大学浪商幼稚園 事 大 阪 体 育 大 学 診 療 所 (注)*は大阪体育大学を冠する。 5 務 ー 務 務 室 室 室 II 事業の概要 1.大阪体育大学(体育学部・健康福祉学部・大学院) ◆目標 大阪体育大学は、2021年までの『学園の将来構想(ビジョン)』を踏まえて、 「教育力」 「研 究力」 「社会貢献力」 「運動部力」 「就職力」 「学生募集力」 「広報力」 「大学・法人の協力」 「人事計 画力」の大学の9つの力を向上させて大体大力を高め、社会に有為な人材を育成するために、平 成23年度から26年度までの中期計画を策定しました。平成26年度の主な取り組みを紹介し ます。 (1)入試状況 体育学部、教育学部、大学院の入試結果です。 体育学部はAO入試、推薦入試、一般入試を例年通り実施し、志願者総数 2,424名で前 年比109.1%でした。入学者数は515名、編入学者5名の計520名です。 教育学部は推薦入試と一般入試を実施し、定員125名に対し、志願者総数1,059名でし た。教育学部は予想を大きく上回る受験者数で、大阪体育大学教育学部に寄せる期待がうかがえ る結果となりました。入学者数は128名です。 大学院は1次募集、2次募集を実施し、博士前期課程は定員24名に対し、志願者総数28名 で入学者は23名でした。博士後期課程は、定員6名に対し、志願者総数6名、入学者も6名で した。 (2)教育研究の取り組み 平成18年度に体育学部で現行のカリキュラム改革を行いました。以来8年が経過(4年で2 回り)し、平成25年3月から『カリキュラム見直し部会』を設置しました。部会で点検評価を 実施し、平成27年度から見直したカリキュラムの運用を開始します。また、教育研究環境充実 の観点から、多目的体育館(第6体育館)の建設(平成26年4月完成)、新教育棟(平成28年 度完成予定)建設のため施設検討委員会と法人で協議し、平成27年度から建設にかかります。 (3)就職状況 昨年度に引き続き、平成26年度も延べ30名が教員採用試験に現役合格し、209名が学校 関係に、教員を除く公務員に延べ83名が現役合格し、65名が公務員に、また、企業、スポー ツ関連に250名が就職しました。就職希望者の就職率は、体育学部が98.2%、健康福祉学 部が95.0%、両学部を合わせると、97.6%となりました。 (4)平成26年度の課外活動の主な成績 ハンドボール部女子が全日本学生選手権大会2連覇達成、柔道部女子が東アジア大会に出場、 78kg級で優勝など、平成26年度も多数のクラブが優秀な成績を収めました。強化クラブの 主な成績は次の通りです。 6 クラブ名 試合データ ・第 91 回関西学生陸上競技対校選手権大会(男子総合:2 位、男子フィー ルド部門:優勝、女子フィールド部門:優勝 、男子最優秀選手賞) (男子 100m:7位、男子 4×100m:4 位、男子砲丸投げ:優勝・6 位、男子 400m:優勝・6 位、男子 4×400m:2 位、男子三段跳:5 位、男子ハンマー 投げ:3 位・5 位・7 位、男子やり投:優勝・2 位・3 位、男子 400H:4 位、 陸上競技部 男子走高跳:5 位、男子走幅跳:3 位・7 位、男子 110H:2 位、男子 3000mSC: 2 位、女子円盤投:5 位・6 位・7 位、女子砲丸投げ:優勝・4 位・5 位、 女子 4×400m:7 位、女子 800m:7 位、女子 1500m:6 位、女子ハンマー投 げ:2 位・3 位・6 位、女子やり投:6 位・7 位・8 位、女子 3000mSC:3 位・ 6 位、女子棒高跳:7 位) ・天皇賜盃第 83 回日本学生陸上競技対校選手権(男子やり投げ:8 位、女 子砲丸投:4 位、女子ハンマー投:8 位) 硬式野球部 (男子) ・2014 年度阪神大学野球春季リーグ戦(34 回目優勝) ・第 63 回全日本大学野球選手権大会(ベスト 8) ・2014 年度阪神大学野球秋季リーグ戦(3 季連続 35 回目リーグ制覇) ・第 43 回関西学生サッカー選手権大会(準優勝) サッカー部 (男子) ・第 19 回大阪サッカー選手権大会(準優勝) ・第 27 回関西学生サッカー新人戦(優勝) ・第 63 回全日本大学サッカー選手権大会(ベスト 8) サッカー部 (女子) ・第 23 回全日本大学女子サッカー選手権大会(準優勝) ・2014 年度関西学生バスケットボールリーグ戦(2 部準優勝、1 部昇格) バスケットボー ・2014 年度関西学生バスケットボールリーグ戦の 1・2 部入れ替え戦(1 部 ル部(男子) 昇格) (敢闘賞、優秀選手賞) ・第 35 回関西女子学生バスケットボール選手権大会(準優勝) バスケットボー ル部(女子) ・第 63 回西日本女子学生バスケットボール選手権大会(優勝) (得点王、3P 王、優秀選手賞、アシスト王、最優秀選手賞) ・平成 26 年度関西女子学生バスケットボールリーグ戦(1 部) : (2 位) (新 人選手賞、敢闘賞、MIP 賞、優秀選手賞) バレーボール部 (女子) ・2014 年度関西学生バレーボール春季リーグ戦(ベストリベロ賞) ・第 53 回西日本学生選手権大会(31 回目優勝) ハンドボール部 (優秀監督賞、優秀選手賞、特別賞) (男子) ・平成 26 年度関西学生ハンドボール秋季リーグ戦(優勝 3 季連続) (最優秀選手賞(1 名)、優秀選手賞(3 名)) 7 ・高松宮記念杯男子第 57 回平成 26 年度全日本学生ハンドボール選手権大 会(3 位) (優秀選手賞(1 名)) ・平成 26 年度女子第 44 回西日本学生選手権 大会(3 年連続 14 回目優勝) (優秀監督賞、優秀選手賞(5 名)) ハンドボール部 (女子) ・平成 26 年度関西学生ハンドボール秋季リー グ戦(優勝 5 季連続) (最優秀選手賞(1 名)、優秀選手賞(3 名)) ・高松宮記念杯女子第 50 回平成 26 年度全日本学生ハンドボール選手権大 会(優勝 2 連覇) (優秀選手賞(4 名)、特別賞(1 名)、女子最優秀監督賞) 水上競技部 (男子) ・第 90 回日本選手権水泳競技大会(200m平泳ぎ 5 位入賞) ・第 62 回関西学生剣道選手権大会(3 位・ベスト 8・ベスト 16) ・第 59 回西日本学生剣道大会(準優勝) 剣道部(男子) ・第 62 回全日本学生剣道選手権大会(3 位・ベスト 16) ・第 62 回関西学生剣道優勝大会(準優勝) ・第 62 回全日本学生剣道優勝大会(ベスト 16) ・第 44 回関西女子学生剣道選手権大会(優勝・3 位・ベスト 32) 剣道部(女子) ・第 48 回全日本女子学生剣道選手権大会(2 回戦敗退) ・第 38 回関西女子剣道優勝大会(ベスト 8) ・第 33 回全日本女子学生剣道優勝大会(2 年連続 3 位入賞) ・第 7 回東アジア柔道選手権大会(78kg 級優勝) ・第 26 回関西学生女子柔道選手権大会(78kg 級: 優勝(大会 2 連覇)、78kg 超級:優勝(大会 2 連覇)、 70kg 級:準優勝、70kg 級:3 位、57kg 級:3 位) ・平成 26 年度全日本ジュニア柔道体重別選手権大 柔道部(女子) 会(78kg 超級:準優勝) ・平成 26 年度第 30 回全日本学生柔道体重別選手権 大会(78kg 級:3 位、78kg 超級:3 位) ・平成 26 年度講道館杯全日本柔道体重別選手権大会(ベスト 8) ・第 25 回近畿女子柔道選手権大会(78kg 級:準優勝、78kg 超級:3 位) ・スイスオープン(78kg 超級:優勝) 体操競技部 (男子) 創作ダンス部 ・第 56 回関西学生体操競技選手権大会(団体優勝 9 年連続 34 回目、個人 優勝) ・第 68 回全日本体操競技選手権大会(男子 2 部個人 2 位、つり輪 1 位) ・第 27 回全日本高校・大学ダンスフェスティバル(奨励賞受賞) 8 (5)社会貢献について 生涯スポーツ実践研究センター、健康福祉実践研究センター、教職支援センター、学部の地 域交流部会などで様々な取組みを実施しました。 ○生涯スポーツ実践研究センターの取り組み 「サンライズキャンプ2014 東北復興支援活動 in 福 島」を3回(平成26年8月、11月、平成27年3月) 実施しました。大阪体育大学の学生として何ができるかを 考え活動しています。「OUHSスポーツキャンプ2014」 では毎年多くの地域の子どもたちが参加し、好評を得ていま す。また、 「くまとりロードレース」などにも学生を派遣し地 域社会と連携を取り活動の場を広めています。 サンライズキャンプ 2014 ○健康福祉実践研究センター 「子ども運動教室」を3クール開催しました。運動を得意 とする子どもだけではなく、運動が苦手な子ども、ハンディ キャップのある子どもも参加し、一緒に遊べて楽しめるので 大変好評を得ています。また、静岡県御殿場市で高齢者向け 介護予防体操「元気に3776(みななろー)体操」の作成、 大阪府忠岡町で「ソーシャルキャピタルに関するアンケート 子ども運動教室 調査」を行い、介護予防実践に携わりました。 ○教職支援センター 3日間にわたり、免許更新講習を実施しています。講師は 本学教員が勤め、実技、講義を行います。毎年多くの卒業生 が参加し、交流を深めています。また、スクールサポート事 業では、多くの学生を近隣の小中学校へ派遣しています。 免許更新講習 (6)外部評価委員会の開催、認証評価の取り組み ○第4回外部評価委員会の開催 平成27年3月23日(月)に第4回外部評価委員会を開催しました。外部評価委員として 中京大学 北川薫学長、国立スポーツ科学センター エツ子名誉教授、リクルートカレッジマネジメント 平野裕一副センター長、花園大学 古橋 小林浩編集長をお招きし、平成26年度 の本学の活動報告を行い、様々な見地から有意義なご意見をいただきました。 ○自己点検評価報告書の作成 平成21年3月、財団法人大学基準協会の行う大学認証評価において、本大学が「大学評価 の基準」に適合しているとの認定を受けました(期間は平成21年4月から7年間)。その最終 年度の7年目(平成27年度)に新たに認証評価を受けることが義務付けられています。その 取組みとして平成26年度に自己点検評価報告書を約1年かけて作成しました。平成27年1 月15日に草案を提出し、同年4月1日に正式に大学基準協会に提出しました。今後、その点 9 検評価報告書に基づき、基準協会の実地調査を受け、評価をいただくことになります。 (7)開学50周年記念事業の取り組み 大阪体育大学は平成27年に開学50周年を迎えます。平成26年度にはその一環として、ビ ジョンの策定、シンポジウムの開催、第6体育館完成記念イベントなどの様々な取り組みが実施 されました。 ○「大体大ビジョン2024」の策定 2024年に向けて実現をめざす3つのビジョンを策定しました。 「大体大ビジョン2024」 ◆研究ビジョン ◆教育ビジョン ◆拠点づくりビジョン テーマ:「大体大力、新しい時代を切り拓く」 趣 旨:「大体大力」とは、建学の精神「不断の努力により知・徳・体を修め社会に奉仕する」 と草創期を支えた加藤橘夫元学長(日本体育学会創設メンバー、1964年東京オリ ンピックの国際スポーツ科学委員)と大島鎌吉初代副学長(同東京オリンピック強化 委員長・選手団長、1982年日本人初のオリンピック平和賞受賞)の志、体育・ス ポーツ・福祉・健康で社会の新たな価値創造に貢献してきた誇りを胸に、未来社会を 見据え、その実現のために使命感を持ってチャレンジし続ける「人間力」です。これ からの10年間、日本では2020年に東京オリンピック・パラリンピック大会をは じめ多くの国際大会が開催されます。この機に、私たちは「新しい時代を切り拓く」 という決意のもと、 「大体大力」を高め、そして発揮し、幸福で平和な社会づくりを目 指します。 ○開学50周年記念シンポジウムを開催 平成27年1月11日(日)、大阪市中央公会堂で開学50周年記念シンポジウム「体育・ス ポーツの力 ―新しい時代を切り拓く―」を開催しました。第1部は柳本晶一氏(元バレーボ ール全日本女子チーム監督、アスリートネットワーク理事長)による基調講演「体育・スポー ツの夢と未来」。第2部は平野裕一氏(国立スポーツ科学センター副センター長、スポーツ科学 研究部長)、山本篤氏(本学大学院生(当時)、スズキ浜松AC所属、北京パラリンピック走幅 跳銀メダル)、上山容弘氏(本学卒業生、モンパルテ所属、ロンドンオリンピックトランポリン 5位入賞)によるシンポジウム「スポーツ科学と競技力向上の未来」。第3部は池上正氏(本学 卒業生、京都サンガFC育成普及部長)、山口香氏(筑波大学体育系准教授、ソウルオリンピッ ク柔道女子52㎏級銅メダル)によるシンポジウム「体育・スポーツ教育の未来」の3部構成 で行われました。 10 ○開学50周年および新多目的体育館完成記念イベントを開催 平成26年6月1日(日)、「開学50周年および新多目的体 育館完成記念イベント」を開催しました。第1部は北國銀行ハ ンドボールチーム(2013年日本リーグ2位)対本学ハンド ボール部女子(2013年インカレ優勝)の記念試合。第2部 は京都ドリーマーズ(全国2位)対大阪ネルフ(全国3位)の 記念試合。第3部は車いすハンドボール体験会の3部構成で行 いました。 ○第6体育館屋内プール記念イベント「はばたく~競泳コーチングを考える~」を開催 平成27年2月28日(土)、第6体育館屋内プール記念イベン ト「はばたく~競泳コーチングを考える~」を開催しました。第 1部は柴田亜衣氏(アテネ五輪800m自由形の金メダリスト) による「亜衣ちゃんのワンポイントレッスン」、招待校(天理大学、 同志社大学、武庫川女子大学)と大阪体育大学による400mフ リーリレー。第2部は柴田亜衣さん、三木二郎さん(シドニー・ アテネ五輪個人メドレー出場)、戸谷重徳さん(京都外大西高校水泳部監督)、太田紳さん(オ リンピック代表コーチ)、本学滝瀬定文教授による「オリンピックに向けた取り組み」をテーマ としたパネルディスカッションの2部構成で行いました。 (8)50周年記念の取り組み ○平成27年7月26日(日)に開学50周年記念式典を開催 1964年に開催された東京オリンピック体操女子団体の銅メダリストで現笹川スポーツ財 団理事長の小野清子様をお招きし、記念講演をしていただきます。 ○50周年記念誌作成 30周年誌を引き継ぐかたちでその後の20年を中心に、本学50周年を振り返る記念誌を 作成します。 ○50周年記念募金の開始 環境整備事業として、教育研究施設設備の充実のため、記念募金を開始します。 2.浪商高等学校・中学校 ◆目標 浪商高等学校・中学校は進学並びにスポーツエリート校をめざします。創立100周年に向け た学校改革の第Ⅱ期(特化期)2年目、進学に特化したコースⅠ・Ⅱ類、将来保健体育の指導者を めざす進学スポーツコースの1期生が卒業する年に当ります。学力並びに競技力を向上させ、進 学や競技の実績に繋げていきます。また、広報活動を充実させ、中学高校のイメージアップを図 ります。 11 (1)スポーツ教室開催で児童にアピール 中学校の募集は、少子化の中で厳しい状況にありますが、新たに硬式野球部の創設やサッカー 教室の開催など、スポーツ面での強化をはかり、Ⅰ・Ⅱ類コースへの生徒数の確保に努めました。 今年度は、オープンスクールや入試説明会にのべ199名の参加があり、昨年比50名の増とな りました。 (2)浪商高等学校のさらなる認知を高めるため和歌山県で入学試験を実施 高等学校の募集は進学スポーツコースやⅠ類・Ⅱ類コースの特徴と実績を丁寧に広報すること で専願受験者を増やしました。また併願者の専願への切り替えを積極的に勧めました。その結果、 進学スポーツコースは2クラスになりました。また、今年度初めて和歌山会場で入試を実施しま した。その結果和歌山県の受験生の増加と和歌山県における浪商高等学校の認知度を高めること ができ、全体として受験生の増加と入学生の確保につながり、募集定員を上回る286名の入学 者を確保することができました。 (3)放課後学習「ステップアップ講座」の導入 中学校は、新たにステップアップ講座を放課後に導入し、学習環境の充実に努めました。浪商 高等学校へは約60%が進学し、有名公立高校、私立高校へも進学者が出ました。 (4)学力強化の取り組み 高等学校は、進学特化のⅠ類・Ⅱ類、体育指導者育成の進学スポーツコースになって最初の大 学入試でしたが、国公立をはじめ関学大、立命館大、近畿大、龍谷大、京産大、大経大、関西外 大といった有名私大に33名が合格しました。医療系では和歌山医科大、森ノ宮医療大、関西医 療大へ進学するなど大きな飛躍をとげました。 (5)高等学校・中学校共に全国で活躍 クラブ活動においては、中学校は全国大会で男子体操競技部が団体優勝。近畿大会で女子硬式 テニス部が個人戦準優勝、ハンドボール部がベスト8、水泳部が個人戦出場。また、硬式野球部 は私学大会で優勝しました。高等学校は近畿大会、全国大会に陸上部、水泳部、ハンドボール部、 日本拳法部が出場しました。また、硬式野球部、サッカー部、女子バスケットボール部、柔道部、 レスリング部は今年度も大阪大会上位に入る活躍でした。学外クラブでは競技エアロビクス、ボ クシング、空手なども近畿、全国大会で活躍しました。 (6)卒業生を招いた講演会を開催 平成27年1月14日(水)、本校卒業生竹本住大夫氏(浪華商 業高校(現大阪体育大学浪商高校)卒業生)を招いて「竹本住大 夫先輩 母校で語る」と題した講演会(高校2、3年生、中学生 対象)を行いました。竹本住大夫氏は大学卒業後、文楽の世界で 修業を積み、昭和60年に七世住大夫を襲名。平成元年に人間国 宝に認定、また平成26年には文化勲章を受章されました。 12 3.大阪青凌高等学校・中学校 ◆目標 大阪青凌高等学校・中学校の基本目標は、1)校訓(自主自律・稚心を去れ)の精神を体現し、 常に生徒の力を伸ばすことを意識した教育活動の取り組み、2)生徒、保護者、教職員の学校に 対する満足度の向上、3)国公立大学35名(京阪神大を含む)、関関同立70名の合格者数の実 現をめざします。 (1)国公立大学への積極的挑戦 特進Sコースを中心にして、これまで国公立大学へのチャレンジを進めてきました。その結果、 国公立大学にチャレンジする生徒以外にも、進学コースを含めて、推薦入試で受験を終えること なく一般入試まで挑戦する生徒が増加。特に今年はセンター試験の受験者が127名と、初めて 100名を超えました。また国公立大学の合格者も大阪大学、筑波大学、大阪市大、大阪府大を 含めて32名が合格しました。 (2)「Risingノート」を活用した学習習慣の徹底 生徒が家庭での学習内容や時間量、勉強の目標などを記録するノート「Risingノート」 を配布しました。日々の勉強時間を明確にすることで、家庭学習を習慣化する狙いがあります。 また、保護者と教員の情報共有ツールとしても活用しています。 (3)ICT化の推進 A棟およびB棟の各教室に短焦点プロジェクターを設置。パソコン等とつなぐことで、黒板に 照射が可能になりました。稼働率はまだ低いものの、LHRや教科の授業で少しずつその使用が 広まってきています。次年度はベネッセとソフトバンクの共同会社であるClassiのシステ ム導入および教員全員のタブレット端末所持で、一層その使用頻度が高まることが予想されます。 (4)民家に宿泊し農業体験や間伐体験を実施し第1産業の現状を学ぶ 中学校では夏期宿泊研修を行いました。中学1年生、2年生 は毎年、2泊3日で和歌山県日置川の民家に宿泊し、農業体験、 間伐体験などを行っています。生徒2~3名が1組となって、 地元の農家に宿泊し、藍染め体験や日置川でのカヌー体験も実 施しました。地元の人との交流から、日本の第一次産業の現状 を学びます。この行事は、中学3年で実施する海外研修の事前 準備の意味合いも兼ねています(海外研修では、1人で現地のホストファミリー宅に約1週間ス テイ)。 (5)カナダ英語研修でスキルアップ 高等学校ではカナダ英語研修を行いました。これまでオーストラリアのメルトンセカンダリーカ レッジ校との交流を行ってきましたが、一昨年をもって交流を終了し、平成26年度より、カナ ダのブリティッシュコロンビア大学での英語研修を始めました。対象は中学3年生、高校1年 13 生、高校2年生。これまでの研修では、姉妹校交流を深めるこ とに重点を置いてきましたが、このカナダ英語研修からは、英 語のスキルを磨くことを重点にしています。今年の参加者は2 3名。UBCでの約1週間の英語研修(UBCの大学生との交 流も含む)シアトル1泊が主な内容。今後も同じスケジュール で実施します。 4.大阪体育大学浪商幼稚園 ◆目標 知育・徳育・体育を習得し、生活を豊かなものとするため自ら進んで創造する子ども、またバ イリンガル保育環境により多様性を柔軟に受け入れ、個性を輝かせる豊かな表現力を持つ子ども を育成します。 (1)豊かな視聴覚効果で質の高い保育環境を整備 園全体のIT環境の構築に向けて、テスト的にイマージョン保育ではアプリや音楽ソフト等、 iMacを親機にしてダウンロードし、ネイティブや担当教員が使用するノートパソコンと各保 育室用のiPadをMacのクラウドを使って管理しています。今後も視聴覚効果の高い保育、 教員間のコミュニケーションのツールとして、またペーパーレス化のために園全体のシステムと しての導入を進めていきたいと考えています。 (2)「1日動物園」の開催 動物と触れあうことは環境指導法の領域において大切な保育 の一環です。以前は園で色々な動物を飼育していましたが、飼 育動物の老死、野生動物による被害などもあり、飼育続投につ いて検討を重ねてきました。その解決策として「一日動物園」 を開催しました。好奇心が膨らむ時期に多くの動物たちと触れ 合い、命の大切さや、最後まで世話をすることの大切さを学ぶ ことが目的です。 (3)大阪青凌高等学校・中学校との交流イベントでサマーコンサート鑑賞会を開催 年長組が大阪青凌高等学校・中学校のエクセルホールで開催 された吹奏楽部のコンサートに招待を受けました。以前行われ ていた、青凌生が育てたイチゴを園児たちが摘み取るいちご狩 りの交流から、久しぶりの交流イベントです。演奏の合間の楽 器説明では、初めて聞く音色などもあり、熱心に聞き入ってい ました。園児からは吹奏楽部の皆さんに手話付きで「にじ」の 歌のお礼をしました。両校にとって有意義なイベントになり、定例開催することが決まりました。 14 (4)3年目を迎えたイマージョンプログラム イマージョンプログラムは創設から3年目となり、プレスク ール、年少、年中の3学年にクラスが設立されました。新しく プレスクールには Heebin Suzuki 先生、年中には Dan Kane 先生 を迎え、年少2年目の Marina Pozdyeva 先生と合わせ3名のネ イティブ教員体制となりました。充実した英語レッスンのみな らず、制作なども英語主体の保育へと移行が進んでおり、本来 のイマージョン教育のあるべき形が出来上がってまいりました。 5.学校法人浪商学園 ◆目標 法人は学園の将来構想(ビジョン)の実現をめざし、教学の主体性を尊重しながら時代の要請 に応える魅力ある教育機関とするため、先見的な改革・改善に取り組んでいきます。また、学園 全体として地域社会に認められる教育機関としての発展をめざします。 (1)教育学部設立に向けて取り組み 子どもたちの基礎的運動能力向上の原動力となり、また学校行事や生活指導に積極的取り組め る活動力あふれた小学校教員は、教育現場で強く求められています。これらの諸課題を解決する ことは本学の大きな社会的使命と考え、小学校教員養成課程を本学に設置すべく、平成25年4 月に新学部設置準備室を設置しました。設置準備室を中心に文部科学省への申請を行い、平成2 6年10月31日に正式に新学部設置が認可されました。また、平成27年2月4日、新学部設 置に合わせて申請した教員免許状授与の所要資格を取得させるための教職課程も認定されました。 そして、設置認可に伴い平成26年12月に推薦入学試験、平成27年2月に一般入学試験を実 施。128名の第1期生を迎え平成27年4月スタートしました。教育学部の教育理念は建学の 精神をベースに、教育の真理や原理を探求し、未来を担う子どもたちの「健全な育成」と「生き る力」を育成できる人材を養成することです。体育学部、健康福祉学部、教育学部の3つの学部 の連携により『スポーツ・健康・福祉・教育』をより深くとらえ、新しい大阪体育大学として時 代のニーズに応えていきます。 (2)FM大阪『ラジオカフェ』に出演 平成26年10月から翌年2月まで、5回にわたりFM大阪『ラジオ カフェ』(司会バンディ石田氏、シリーズ“関西が誇る師匠(マスター) に聞く、未来に伝えたい関西”)で野田理事長のインタビューを放送。各 回多彩なゲストをお迎えし、大学50周年に向けて、また学園100周 年への展望、体育・スポーツの未来、教育についてを語っていただきま した。 15 (3)運動部強化センターの人材育成の取り組み 運動部強化センターは、大学のシンボルと成り得る競技としてラグビーを選び、指定強化クラ ブに位置付け関西リーグの優勝と全国大会ベスト4をめざして強化しています。強化策としてス タッフの充実、トレーニング施設の整備(人工芝グランドの芝の張替え)、朝・夕の食事サポート (5クラブ)、有望な選手獲得へ大学との連携のもと入試に関連した支援が行われています。また、 入試においても各クラブの強化として関わり、特にスポーツ特別AO入学試験で入学した学生の サポートを大学の委員会や指導者(教員)との連携で行っています。入学式後のオリエンテーシ ョンの開催やメディカルチェックを実施し、競技力向上ためのサポートを行っています。競技成 績や学業成績の管理として各指導者とヒアリングを行ない、的確な指導を促し人材育成に努めて います。 (4)将来構想の実現を図る業務改善プロジェクトの取り組み 学校法人を取り巻く様々な環境の変化に迅速、的確に対応し、浪商学園の将来構想の実現を図 っていくためには、業務改善が必要不可欠であるとの認識から、その具体的な検討を進めるため 業務改善プロジェクトチームを設置しました。毎月2回会議を行い、メンバー各自から出された 改善提案について討議を重ねた結果、次の4つの項目 ①業務マニュアルの整備、②危機管理マ ニュアルの作成、③コスト意識の向上、④補助金獲得取組強化 の実施が決まりました。この4 項目にそって、当該部署が改善を行っていきます。なお、③コスト意識の向上については、プロ ジェクトが中心となり、 「コピー」と「光熱費」をテーマに絞ってコストダウンと意識啓発方策に ついて検討。アンケートや各部署への聞き取りを行い、具体的な方策としてコピー用紙の一括購 入を決定しました。年間で大幅な経費削減の効果が見込まれます。次年度以降も引き続き業務改 善に取り組んでいきます。 16 III 財務の概要 ◆平成26年度決算について◆ 法人事務局 財務部 資金収支計算書は、当該会計年度の諸活動に対応するすべての収入及び支出の内容と、支 払資金(現金預金)の収入及び支出のてん末を表します。消費収支計算書は、企業会計の〔損 益計算書〕に相当するものです。 消費収支計算書では総収入を帰属収入と言い、総支出は消費支出と言います。 帰属収入から基本金組入額を控除したものが消費収入です。 当該年度の消費収入を財源として、当該年度の消費支出を賄えば、健全な財務状況だと言 えます。 基本金とは、学園の施設・設備、機器備品、図書等の基本的な財産を取得する為の資金で、 又学園を維持すべき資産の額です。基本金が充実される事は、教育研究にとって良い環境で あると言えます。 1.決算の概要 (1)収支計算の状況 ○資金収支計算書○ 前年度に比べて収入の部は、学生生徒等納付金収入が2千8百万円減少しました。また、補 助金収入につきましても、府授業料支援補助金が減少した結果2千8百万円減少しました。退 職金財団交付金収入は1億6千7百万円増加しました。 支出の部は、退職金支出が増加した結果、人件費が2億6千3百万円増加しましたが、教育 研究経費が2千9百万円、設備関係が11億6千5百万円減少しています。施設関係の減少は、 前年度に計上された大阪体育大学多目的体育館新築に伴う支出と当年度の施設関係支出の差額 が主な要因となっています。 その結果、次年度繰越支払資金は22億7千3百万円となっています。 ○消費収支計算書○ 収入の部の帰属収入合計は、58億7千9百万円で、前年度に比べて1億5千万円増加して います。これは、学生生徒等納付金、補助金がそれぞれ2千8百万円減少しましたが、手数料 が2千5百万円、寄付金1千万円、退職金財団交付金が1億6千7百万円増加したことによる ものです。 平成26年度の基本金組入れ後の消費収入は56億3千9万円となっています。 支出の部の消費支出合計は、61億7千9百万円で、前年度に比べて3億9千8百万円の増 加となっています。これは、資産処分差額が5千5百万円減少しましたが、人件費が3億6千 9百万円、教育研究経費が2千2百万円、管理経費が6千2百万円増加したことによるもので す。人件費の増加は、退職金及び退職給与引当金繰入額の増加が主な要因となっています。 その結果、当年度消費支出超過額は5億3千9百万円となり、翌年度繰越消費支出超過額は 92億3百万円となっています。 17 (2)貸借対照表の状況 平成26年度は、大阪体育大学教育学部開設に伴う既存校舎の改修工事及び器具・備品・図 書購入、大阪体育大学・浪商高等学校・中学校の学生用情報処理機器購入、その他教育施設充 実の為に設備投資しました。 しかし、平成27年3月期決算では、建物等減価償却費計上により、有形固定資産は2億9 千7百万円減少し、その他固定資産は5百万円増加しました。 現金預金は、本年度末22億7千3百万円で、前年度末17億5千8百万円に比べて5億1 千5百万円増加しています。増加した主な理由は、設備投資による支出が前年度に比べて減少 したためです。 18 資 金 収 支 計 算 書 平成 26 年 4 月 1 日 から 平成 27 年 3 月 31日 まで 学校法人 浪商学園 ( 単位 : 円 ) 収 入 の 部 科 目 学生生徒等納付金収入 授業料収入 入学金収入 実習費収入 施設費収入 教具教材費収入 図書費収入 その他の納付金収入 手数料収入 入学検定料収入 試験料収入 証明手数料収入 寄付金収入 特別寄付金収入 補助金収入 国庫補助金収入 府県補助金収入 府経常費補助金収入 府教育振興補助金収入 府授業料支援補助金収入 その他の授業料軽減補助金収入 その他の補助金収入 資産運用収入 受取利息収入 施設設備利用料収入 事業収入 補助活動事業収入 受託事業収入 公開講座収入 教育補完事業収入 免許状更新講習料収入 雑収入 雑収入 退職金財団交付金収入 前受金収入 授業料前受金収入 入学金前受金収入 実習費前受金収入 施設費前受金収入 教具教材費前受金収入 図書費前受金収入 その他の収入 前期末未収入金収入 預り金受入収入 貸付金収入 修学旅行費預り金収入 資金収入調整勘定 期末未収入金 前期末前受金 前年度繰越支払資金 収入の部合計 予 算 決 算 3,985,410,000 3,975,203,672 2,987,810,000 2,984,238,172 320,980,000 320,980,000 42,710,000 36,638,270 572,790,000 572,029,500 24,100,000 24,084,000 26,780,000 26,764,230 10,240,000 10,469,500 136,430,000 136,881,700 133,920,000 134,159,000 1,280,000 1,415,000 1,230,000 1,307,700 38,650,000 38,600,000 38,650,000 38,600,000 1,396,260,000 1,396,581,227 333,720,000 334,062,000 1,062,540,000 1,062,519,227 625,750,000 625,740,000 640,000 638,000 434,410,000 434,390,328 70,000 73,000 1,670,000 1,677,899 19,550,000 19,631,570 18,970,000 19,010,570 580,000 621,000 21,240,000 22,867,544 7,500,000 9,115,725 11,630,000 11,729,819 360,000 351,000 100,000 20,000 1,650,000 1,651,000 276,800,000 277,660,485 13,350,000 13,902,030 263,450,000 263,758,455 937,320,000 948,443,000 532,752,500 531,980,000 302,500,000 293,280,000 1,680,000 1,320,000 97,232,500 96,950,000 7,788,000 7,520,000 6,490,000 6,270,000 170,940,000 263,328,247 167,998,536 168,730,000 95,214,711 1,100,000 115,000 110,000 0 1,000,000 △ 1,169,910,000 △ 1,178,456,982 254,632,482 △ 246,090,000 △ 923,824,500 △ 923,820,000 △ 1,758,490,000 1,758,489,114 7,571,180,000 7,659,229,577 19 △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ 差 異 10,206,328 3,571,828 0 6,071,730 760,500 16,000 15,770 229,500 451,700 239,000 135,000 77,700 50,000 50,000 321,227 342,000 20,773 10,000 2,000 19,672 3,000 7,899 81,570 40,570 41,000 1,627,544 1,615,725 99,819 9,000 80,000 1,000 860,485 552,030 308,455 11,123,000 772,500 9,220,000 360,000 282,500 268,000 220,000 92,388,247 731,464 94,114,711 5,000 1,000,000 8,546,982 8,542,482 4,500 88,049,577 資 金 収 支 計 算 書 平成 平成 支 出 の 部 科 目 人件費支出 教員人件費支出 職員人件費支出 役員報酬支出 退職金支出 教育研究経費支出 消耗品費支出 光熱水費支出 旅費交通費支出 奨学費支出 福利費支出 教育実習費支出 学外実習費支出 通信費支出 出版物費支出 印刷製本費支出 修繕費支出 損害保険料支出 賃借料支出 公租公課支出 会費支出 会議費支出 渉外費支出 学生・生徒活動補助金支出 報酬・委託・手数料支出 管理経費支出 消耗品費支出 光熱水費支出 旅費交通費支出 福利費支出 通信費支出 出版物費支出 印刷製本費支出 修繕費支出 損害保険料支出 賃借料支出 公租公課支出 会費支出 会議費支出 広告料支出 渉外費支出 報酬・委託・手数料支出 開放講座特別支出 補助活動事業支出 私大等経常費補助金返還金支出 雑費支出 施設関係支出 建物支出 構築物支出 建設仮勘定支出 設備関係支出 教育研究用機器備品支出 その他の機器備品支出 図書支出 車輌支出 ソフトウェア支出 ソフトウェア仮勘定支出 その他の支出 前期末未払金支出 修学旅行預り金支出 ※1 ※2 ※3 ※4 ※5 ※6 ※7 ※8 ※9 ※10 (予備費) 資金支出調整勘定 期末未払金 次年度繰越支払資金 支出の部合計 △ △ 26 年 4 月 1 日 から 27 年 3 月 31 日 まで 予 算 3,655,031,645 2,380,658,933 874,076,295 23,633,434 376,662,983 1,202,400,000 124,340,000 160,720,000 75,450,000 196,750,000 10,520,000 4,670,000 33,930,000 17,430,000 25,270,000 22,540,000 124,390,000 6,860,000 27,800,000 50,000 8,850,000 3,430,000 5,000,000 25,350,000 329,050,000 394,247,271 13,460,000 5,590,000 22,100,000 6,850,000 16,130,000 870,000 38,010,000 12,860,000 2,250,000 4,770,000 6,070,000 5,010,000 1,580,000 79,960,000 17,520,000 92,880,372 0 68,076,899 0 260,000 222,200,371 68,700,000 28,350,000 125,150,371 283,475,988 192,475,988 14,930,000 53,420,000 0 22,650,000 0 294,506,412 284,450,044 10,056,368 (58,021,687) 203,048,313 600,620,000 △ 600,620,000 △ 1,916,890,000 7,571,180,000 注 記 予備費 58,021,687円 の使用額は下記の通りである ※1 教員人件費支出 3,718,933円 ※2 職員人件費支出 10,416,295円 ※3 役員報酬支出 123,434円 ※4 退職金支出 1,782,983円 ※5 管)報酬・委託・手数料支出 4,820,372円 ※6 管)補助活動事業支出 9,336,899円 ※7 建設仮勘定支出 7,830,371円 ※8 教育研究用機器備品支出 9,875,988円 ※9 前期末未払金支出 60,044円 ※10 修学旅行預り金支出 10,056,368円 20 決 算 3,655,031,645 2,380,658,933 874,076,295 23,633,434 376,662,983 1,196,539,128 121,523,860 158,366,788 79,107,441 193,689,737 10,492,382 4,348,659 27,280,153 18,253,343 26,545,609 21,199,387 136,198,325 7,017,713 28,096,131 33,300 8,890,016 3,237,421 6,003,817 21,439,737 324,815,309 393,467,184 14,488,569 5,540,341 22,822,967 6,777,774 16,074,927 831,587 38,235,629 13,792,702 2,241,816 4,930,473 4,273,870 4,852,999 1,782,169 77,385,682 18,243,675 92,880,372 0 68,076,899 0 234,733 221,244,579 67,759,200 28,335,008 125,150,371 277,204,318 192,475,988 15,787,350 38,488,328 0 9,975,852 20,476,800 294,506,412 284,450,044 10,056,368 学校法人 浪商学園 ( 単位 : 円 ) 差 異 △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ 652,199,527 652,199,527 2,273,435,838 △ 7,659,229,577 △ 0 0 0 0 0 5,860,872 2,816,140 2,353,212 3,657,441 3,060,263 27,618 321,341 6,649,847 823,343 1,275,609 1,340,613 11,808,325 157,713 296,131 16,700 40,016 192,579 1,003,817 3,910,263 4,234,691 780,087 1,028,569 49,659 722,967 72,226 55,073 38,413 225,629 932,702 8,184 160,473 1,796,130 157,001 202,169 2,574,318 723,675 0 0 0 0 25,267 955,792 940,800 14,992 0 6,271,670 0 857,350 14,931,672 0 12,674,148 20,476,800 0 0 0 203,048,313 51,579,527 51,579,527 356,545,838 88,049,577 消 費 収 支 計 算 書 平成 26 年 4 月 1 日 から 平成 27 年 3 月 31日 まで 学校法人 浪商学園 ( 単位 : 円 ) 消 費 収 入 の 部 科 予 算 目 学生生徒等納付金 決 算 差 異 3,985,410,000 3,975,203,672 10,206,328 授業料 2,987,810,000 2,984,238,172 3,571,828 入学金 320,980,000 320,980,000 0 実習費 42,710,000 36,638,270 6,071,730 施設費 572,790,000 572,029,500 760,500 教具教材費 24,100,000 24,084,000 16,000 図書費 26,780,000 26,764,230 15,770 10,240,000 10,469,500 △ 229,500 136,430,000 136,881,700 △ 451,700 その他の納付金 手数料 入学検定料 133,920,000 134,159,000 △ 239,000 試験料 1,280,000 1,415,000 △ 135,000 証明手数料 1,230,000 1,307,700 △ 77,700 寄付金 47,880,000 49,544,168 △ 1,664,168 特別寄付金 38,650,000 38,600,000 現物寄付金 9,230,000 10,944,168 △ 1,714,168 1,396,260,000 1,396,581,227 △ 321,227 国庫補助金 333,720,000 334,062,000 △ 342,000 府県補助金 1,062,540,000 1,062,519,227 20,773 625,750,000 625,740,000 10,000 640,000 638,000 2,000 434,410,000 434,390,328 19,672 補助金 府経常費補助金 府教育振興補助金 府授業料支援補助金 その他の授業料軽減補助金 50,000 70,000 73,000 △ 3,000 1,670,000 1,677,899 △ 7,899 資産運用収入 19,550,000 19,631,570 △ 81,570 受取利息 18,970,000 19,010,570 △ 40,570 その他の補助金 施設設備利用料 580,000 621,000 △ 41,000 21,240,000 22,867,544 △ 1,627,544 7,500,000 9,115,725 △ 1,615,725 受託事業収入 11,630,000 11,729,819 △ 99,819 公開講座収入 360,000 351,000 9,000 教育補完事業収入 100,000 20,000 80,000 1,650,000 1,651,000 △ 1,000 276,800,000 278,533,982 △ 1,733,982 事業収入 補助活動事業収入 免許状更新講習料収入 雑収入 雑収入 退職金財団交付金 13,350,000 13,902,030 △ 552,030 263,450,000 263,758,455 △ 308,455 0 873,497 △ 873,497 徴収不能引当金戻入額 帰属収入合計 基本金組入額合計 消費収入の部合計 5,883,570,000 △ 384,660,000 △ 5,498,910,000 21 5,879,243,863 4,326,137 239,881,215 △ 144,778,785 5,639,362,648 △ 140,452,648 消 費 収 支 計 算 書 平成 平成 消 費 支 出 の 部 科 人 件 費 教員人件費 職員人件費 役員報酬 退職金 退職給与引当金繰入額 教育研究経費 消耗品費 光熱水費 旅費交通費 奨学費 福利費 教育実習費 学外実習費 通信費 出版物費 印刷製本費 修繕費 損害保険料 賃借料 公租公課 会費 会議費 渉外費 学生・生徒活動補助金 報酬・委託・手数料 減価償却額 管理経費 消耗品費 光熱水費 旅費交通費 福利費 通信費 出版物費 印刷製本費 修繕費 損害保険料 賃借料 公租公課 会費 会議費 広告料 渉外費 報酬・委託・手数料 補助活動事業費 雑費 減価償却額 資産処分差額 機器備品処分差額 図書処分差額 徴収不能引当金繰入額 徴収不能引当金繰入額 徴収不能額 徴収不能額 目 26 年 4 月 1 日 から 27 年 3 月 31 日 まで 予 算 3,786,834,311 ※1 2,380,658,933 ※2 874,076,295 23,510,000 ※3 138,019,083 370,570,000 1,905,300,000 124,340,000 160,720,000 75,450,000 196,750,000 10,520,000 4,670,000 33,930,000 17,430,000 25,270,000 22,540,000 124,390,000 6,860,000 27,800,000 50,000 8,850,000 3,430,000 5,000,000 25,350,000 329,050,000 702,900,000 498,922,777 13,460,000 5,590,000 22,100,000 6,850,000 16,130,000 870,000 38,010,000 12,860,000 2,250,000 4,770,000 6,070,000 5,010,000 1,580,000 79,960,000 17,520,000 ※4 92,880,372 ※5 68,076,899 260,000 ※6 104,675,506 95,640,000 95,620,000 20,000 2,940,000 2,940,000 760,585 ※7 760,585 (46,607,673) 決 算 3,785,429,375 2,380,658,933 874,076,295 23,633,434 138,019,083 369,041,630 1,884,600,247 121,523,860 158,366,788 79,107,441 193,689,737 10,492,382 4,348,659 27,280,153 18,253,343 26,545,609 21,199,387 136,198,325 7,017,713 28,096,131 33,300 8,890,016 3,237,421 6,003,817 21,439,737 324,815,309 688,061,119 498,142,690 14,488,569 5,540,341 22,822,967 6,777,774 16,074,927 831,587 38,235,629 13,792,702 2,241,816 4,930,473 4,273,870 4,852,999 1,782,169 77,385,682 18,243,675 92,880,372 68,076,899 234,733 104,675,506 8,918,581 6,302,652 2,615,929 707,505 707,505 760,585 760,585 学校法人 差 △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ 浪商学園 ( 単位 : 円 ) 異 1,404,936 0 0 123,434 0 1,528,370 20,699,753 2,816,140 2,353,212 3,657,441 3,060,263 27,618 321,341 6,649,847 823,343 1,275,609 1,340,613 11,808,325 157,713 296,131 16,700 40,016 192,579 1,003,817 3,910,263 4,234,691 14,838,881 780,087 1,028,569 49,659 722,967 72,226 55,073 38,413 225,629 932,702 8,184 160,473 1,796,130 157,001 202,169 2,574,318 723,675 0 0 25,267 0 86,721,419 89,317,348 2,595,929 2,232,495 2,232,495 0 0 (予 備 費) 消費支出の部合計 当年度消費支出超過額 前年度繰越消費支出超過額 基本金取崩額 翌年度繰越消費支出超過額 260,642,327 6,551,040,000 1,052,130,000 8,664,020,000 0 9,716,150,000 注 記 予備費 46,607,673円 の使用額は下記の通りである ※1 教員人件費 3,718,933円 ※2 職員人件費 10,416,295円 ※3 退職金 1,779,083円 ※4 管)報酬・委託・手数料 4,820,372円 ※5 管)補助活動事業費 9,336,899円 ※6 管)減価償却額 15,945,506円 ※7 徴収不能額 590,585円 22 6,178,558,983 539,196,335 8,664,021,829 360,200 9,202,857,964 260,642,327 372,481,017 貸 借 対 照 表 平成 資 産 の 部 科 目 固 定 資 産 有 形 固 定 資 産 土 地 建 物 構 築 物 教 育 研 究 用 機 器 備 品 そ の 他 の 機 器 備 品 図 書 車 輌 建 設 仮 勘 定 そ の 他 の 固 定 資 産 電 話 加 入 権 施 設 利 用 権 ソ フ ト ウ ェ ア ソ フ ト ウ ェ ア 仮 勘 定 有 価 証 券 長 期 貸 付 金 減 価 償 却 引 当 特 定 資 産 退職給与引当特定資産 流 動 資 産 現 金 預 金 未 収 入 金 資 産 の 部 合 計 負 債 の 部 科 目 固 定 負 債 長 期 未 払 金 退 職 給 与 引 当 金 流 動 負 債 未 払 金 前 受 金 預 り 金 修 学 旅 行 費 預 り 金 負 債 の 部 合 計 基 本 金 の 部 科 目 第 1 号 基 本 金 第 4 号 基 本 金 基本金の部 合計 消費収支差額の部 科 目 翌年度繰越消費支出超過額 消費収支差額の部合計 科 目 27 年 3 月 31 日 学校法人 浪商学園 ( 単位 : 円 ) 本 年 度 末 20,629,800,552 19,125,500,669 8,179,955,959 8,241,670,315 832,269,081 565,242,722 27,891,334 1,142,805,893 3,479,994 132,185,371 1,504,299,883 1,731,105 760,200 74,112,574 20,476,800 1,007,082,944 2,003,000 198,293,260 199,840,000 2,528,200,515 2,273,435,838 254,764,677 23,158,001,067 前 年 度 末 20,922,177,693 19,422,408,493 8,179,955,959 8,602,454,463 940,198,128 558,116,491 22,549,561 1,106,107,823 5,991,068 7,035,000 1,499,769,200 1,731,105 760,200 89,943,691 0 1,007,082,944 2,118,000 198,293,260 199,840,000 1,927,214,438 1,758,489,114 168,725,324 22,849,392,131 本 年 度 末 1,249,609,291 137,622,618 1,111,986,673 1,806,696,275 598,121,083 948,443,000 148,770,031 111,362,161 3,056,305,566 前 年 度 末 増 減 1,065,133,117 184,476,174 83,544,174 54,078,444 981,588,943 130,397,730 1,383,248,393 423,447,882 284,450,044 313,671,039 923,824,500 24,618,500 53,555,320 95,214,711 121,418,529 △ 10,056,368 2,448,381,510 607,924,056 本 年 度 末 28,911,553,465 393,000,000 29,304,553,465 前 年 度 末 28,672,032,450 393,000,000 29,065,032,450 △ △ △ △ △ △ △ 増 減 292,377,141 296,907,824 0 360,784,148 107,929,047 7,126,231 5,341,773 36,698,070 2,511,074 125,150,371 4,530,683 0 0 15,831,117 20,476,800 0 115,000 0 0 600,986,077 514,946,724 86,039,353 308,608,936 増 減 239,521,015 0 239,521,015 本 年 度 末 前 年 度 末 増 減 9,202,857,964 8,664,021,829 538,836,135 △ 9,202,857,964 △ 8,664,021,829 △ 538,836,135 本 年 度 末 前 年 度 末 増 減 負債の部、基本金の部及び消費収支差額の部合計 23,158,001,067 22,849,392,131 308,608,936 (注 記) 1. 重要な会計方針 (1)引当金の計上基準 徴収不能引当金 債権の徴収不能に備えるため、徴収不能の実績に基づき見積もった徴収不能額を計上している。 退職給与引当金 原則として、私立大学退職金財団加入者に係る退職給与引当金については、期末要支給額828,640,368 円 の100%を基にして、私立大学退職金財団に対する掛金の累計額と交付金の累計額との組入調整額を加減 した金額を計上している。又、大阪府私学総連合会退職資金事業部加入者に係る同上引当金については、 期末要支給額 1,035,468,905円から大阪府私学総連合会退職資金事業部よりの交付金相当額を控除した金 額の100%を計上している。 23 (2)経年比較 ①資金収支計算書 資 金 収 支 計 算 書 (単位:円) 収入の部 科 目 学生生徒等納付金収入 授業料収入 入学金収入 施設費収入 平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 4,055,409,820 4,027,111,270 3,987,081,877 4,002,819,901 3,975,203,672 3,072,618,750 3,015,044,384 2,971,765,887 2,981,868,501 2,984,238,172 306,970,000 344,380,000 346,460,000 352,060,000 320,980,000 572,719,000 572,101,000 572,695,000 570,924,500 572,029,500 その他学生生徒等納付金収入 103,102,070 95,585,886 96,160,990 97,966,900 97,956,000 手数料収入 122,396,550 114,924,730 121,501,400 112,190,940 136,881,700 入学検定料収入 118,863,000 111,917,000 118,542,000 109,589,000 134,159,000 その他手数料収入 3,533,550 3,007,730 2,959,400 2,601,940 2,722,700 寄付金収入 19,200,000 30,200,000 30,300,000 34,460,000 38,600,000 特別寄付金収入 19,000,000 27,200,000 30,000,000 32,400,000 38,600,000 一般寄付金収入 200,000 3,000,000 300,000 2,060,000 0 補助金収入 1,023,933,571 1,114,896,544 1,239,723,041 1,424,975,103 1,396,581,227 国庫補助金収入 371,081,000 377,834,000 368,092,000 405,975,000 334,062,000 府県補助金収入 652,852,571 737,062,544 871,631,041 1,019,000,103 1,062,519,227 府経常費補助金収入 547,344,000 523,186,000 530,700,000 553,939,000 625,740,000 府教育振興補助金収入 1,087,000 884,000 685,000 655,000 638,000 府授業料軽減補助金収入 2,243,000 1,080,000 0 0 0 府授業料支援補助金収入 101,602,750 211,213,616 339,475,313 463,674,999 434,390,328 就園奨励費補助金収入 0 0 0 0 0 その他の授業料軽減補助金収入 35,000 65,000 160,800 123,000 73,000 その他の補助金収入 540,821 633,928 609,928 608,140 1,677,899 資産運用収入 24,886,037 22,961,094 20,924,765 23,133,445 19,631,570 受取利息収入 24,202,037 22,396,094 20,223,265 22,495,545 19,010,570 施設設備利用料収入 684,000 565,000 701,500 637,900 621,000 資産売却収入 26,500,000 500,840,000 210,000 0 0 有価証券売却収入 0 500,840,000 0 0 0 不動産売却収入 19,500,000 0 0 0 0 その他の資産売却収入 7,000,000 0 210,000 0 0 事業収入 21,695,987 15,358,931 21,174,646 18,922,800 22,867,544 補助活動事業収入 5,731,637 5,334,202 9,975,755 8,537,146 9,115,725 受託事業収入 11,550,250 5,473,729 7,953,891 7,831,654 11,729,819 公開講座収入 2,564,100 878,000 840,000 429,000 351,000 その他の事業収入 1,850,000 3,673,000 2,405,000 2,125,000 1,671,000 雑収入 212,803,595 206,421,441 203,615,268 105,754,299 277,660,485 雑収入 12,328,956 21,160,157 17,502,495 8,930,861 13,902,030 退職金財団交付金収入 200,474,639 185,261,284 186,112,773 96,823,438 263,758,455 前受金収入 940,913,500 955,428,500 983,431,500 923,824,500 948,443,000 授業料前受金収入 514,833,000 526,740,000 545,145,000 518,705,000 532,752,500 入学金前受金収入 316,800,000 323,460,000 327,280,000 293,690,000 302,500,000 その他前受金収入 109,280,500 105,228,500 111,006,500 111,429,500 113,190,500 その他の収入 152,862,774 242,393,721 224,381,572 1,112,992,895 263,328,247 前期末未収入金収入 151,269,802 225,250,725 209,860,666 209,416,648 167,998,536 預り金受入収入 0 0 2,040,017 3,564,247 95,214,711 その他収入 1,592,972 17,142,996 12,480,889 900,012,000 115,000 資金収入調整勘定 △ 1,090,110,066 △ 1,151,755,575 △ 1,166,031,298 △ 1,151,957,736 △ 1,178,456,982 期末未収入金 △ 226,958,566 △ 210,842,075 △ 210,602,798 △ 168,526,236 △ 254,632,482 前期末前受金 △ 863,151,500 △ 940,913,500 △ 955,428,500 △ 983,431,500 △ 923,824,500 前年度繰越支払資金 2,288,991,316 2,017,795,154 2,353,358,155 1,945,257,620 1,758,489,114 収入の部合計 7,799,483,084 8,096,575,810 8,019,670,926 8,552,373,767 7,659,229,577 24 資 金 収 支 計 算 書 (単位:円) 支出の部 科 目 人件費支出 教員人件費支出 職員人件費支出 その他人件費支出 教育研究経費支出 消耗品費支出 光熱水費支出 旅費交通費支出 奨学費支出 印刷製本費支出 修繕費支出 報酬・委託・手数料支出 その他教育研究経費支出 管理経費支出 消耗品費支出 光熱水費支出 旅費交通費支出 印刷製本費支出 修繕費支出 報酬・委託・手数料支出 補助活動事業費支出 その他管理経費支出 施設関係支出 土地支出 建物支出 構築物支出 建設仮勘定支出 設備関係支出 教育研究用機器備品支出 その他の機器備品支出 図書支出 車輌支出 ソフトウエア支出 ソフトウエア仮勘定支出 資産運用支出 有価証券購入支出 退職給与引当特定資産繰入支出 平成22年度 3,392,309,400 2,346,872,693 729,646,095 315,790,612 1,196,416,297 120,388,530 116,739,023 63,846,283 204,862,000 29,195,374 139,852,772 313,082,103 208,450,212 338,717,106 15,260,301 2,537,654 15,277,235 39,290,309 11,379,012 86,799,870 66,306,211 101,866,514 266,384,628 25,000,000 172,809,128 68,575,500 0 205,335,669 148,175,241 5,176,406 42,327,910 3,750,000 5,906,112 0 499,840,000 0 199,840,000 減価償却引当特定資産繰入支出 施設拡充引当特定資産繰入支出 その他の支出 貸付金支払支出 前期末未払金支出 その他支払支出 資金支出調整勘定 期末未払金 前期末前払金 次年度繰越支払資金 支出の部合計 300,000,000 237,537,219 0 233,049,063 4,488,156 △ 354,852,389 △ 354,852,389 0 2,017,795,154 7,799,483,084 平成23年度 3,360,514,193 2,279,622,568 763,856,563 317,035,062 1,176,340,546 121,782,467 118,393,190 66,733,587 202,138,990 28,428,709 122,971,618 320,658,678 195,233,307 341,538,144 11,818,537 3,666,055 15,374,249 44,313,288 12,852,443 82,614,844 72,142,622 98,756,106 345,075,730 37,351,725 174,791,478 123,330,027 9,602,500 147,991,093 104,745,676 3,480,149 37,449,043 2,316,225 0 0 399,732,000 0 0 99,732,000 300,000,000 333,697,854 0 331,987,169 1,710,685 △ 361,671,905 △ 361,671,905 0 2,353,358,155 8,096,575,810 25 平成24年度 3,419,077,715 2,344,871,577 786,203,592 288,002,546 1,212,081,329 123,140,434 123,262,625 71,105,930 197,207,093 27,004,919 140,716,063 325,996,052 203,648,213 341,773,716 12,949,495 4,392,519 17,453,526 34,491,441 14,516,771 92,732,085 68,531,618 96,706,261 531,648,201 0 369,790,941 121,222,260 40,635,000 175,411,766 126,802,217 5,972,100 38,333,564 1,573,885 2,730,000 0 398,561,260 0 0 98,561,260 300,000,000 369,181,253 0 369,181,253 0 △ 373,321,934 △ 373,321,934 0 1,945,257,620 8,019,670,926 平成25年度 3,392,039,642 2,396,948,805 830,855,865 164,234,972 1,225,081,808 156,673,830 141,060,057 73,847,038 198,329,516 21,740,519 112,538,263 330,522,067 190,370,518 339,643,218 13,329,613 5,135,028 20,459,782 32,906,575 14,233,652 79,491,124 59,915,110 114,172,334 1,386,019,077 0 1,318,531,422 60,452,655 7,035,000 424,355,836 284,669,663 10,264,838 36,837,820 1,579,880 91,003,635 0 0 0 0 0 0 384,652,801 0 380,831,282 3,821,519 △ 357,907,729 △ 357,907,729 0 1,758,489,114 8,552,373,767 平成26年度 3,655,031,645 2,380,658,933 874,076,295 400,296,417 1,196,539,128 121,523,860 158,366,788 79,107,441 193,689,737 21,199,387 136,198,325 324,815,309 161,638,281 393,467,184 14,488,569 5,540,341 22,822,967 38,235,629 13,792,702 92,880,372 68,076,899 137,629,705 221,244,579 0 67,759,200 28,335,008 125,150,371 277,204,318 192,475,988 15,787,350 38,488,328 0 9,975,852 20,476,800 0 0 0 0 0 294,506,412 0 284,450,044 10,056,368 △ 652,199,527 △ 652,199,527 0 2,273,435,838 7,659,229,577 ②消費収支計算書 消 費 収 支 計 算 書 (単位:円) 消費収入の部 科 目 平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 学生生徒等納付金 4,055,409,820 4,027,111,270 3,987,081,877 4,002,819,901 3,975,203,672 授業料 3,072,618,750 3,015,044,384 2,971,765,887 2,981,868,501 2,984,238,172 入学金 306,970,000 344,380,000 346,460,000 352,060,000 320,980,000 施設費 572,719,000 572,101,000 572,695,000 570,924,500 572,029,500 その他学生生徒等納付金 103,102,070 95,585,886 96,160,990 97,966,900 97,956,000 手数料 122,396,550 114,924,730 121,501,400 112,190,940 136,881,700 入学検定料 118,863,000 111,917,000 118,542,000 109,589,000 134,159,000 3,533,550 3,007,730 2,959,400 2,601,940 2,722,700 寄付金 25,627,802 37,054,540 36,252,574 39,124,358 49,544,168 特別寄付金 19,000,000 27,200,000 30,000,000 32,400,000 38,600,000 一般寄付金 200,000 3,000,000 300,000 2,060,000 0 現物寄付金 6,427,802 6,854,540 5,952,574 4,664,358 10,944,168 1,023,933,571 1,114,896,544 1,239,723,041 1,424,975,103 1,396,581,227 国庫補助金 371,081,000 377,834,000 368,092,000 405,975,000 334,062,000 府県補助金 652,852,571 737,062,544 871,631,041 1,019,000,103 1,062,519,227 府経常費補助金 547,344,000 523,186,000 530,700,000 553,939,000 625,740,000 府教育振興補助金 1,087,000 884,000 685,000 655,000 638,000 府授業料軽減補助金 2,243,000 1,080,000 0 0 0 府授業料支援補助金 101,602,750 211,213,616 339,475,313 463,674,999 434,390,328 0 0 0 0 0 35,000 65,000 160,800 123,000 73,000 540,821 633,928 609,928 608,140 1,677,899 資産運用収入 24,886,037 22,961,094 20,924,765 23,133,445 19,631,570 受取利息 24,202,037 22,396,094 20,223,265 22,495,545 19,010,570 684,000 565,000 701,500 637,900 621,000 0 1,334,521 0 0 0 21,695,987 15,358,931 21,174,646 18,922,800 22,867,544 5,731,637 5,334,202 9,975,755 8,537,146 9,115,725 受託事業収入 11,550,250 5,473,729 7,953,891 7,831,654 11,729,819 公開講座収入 2,564,100 878,000 840,000 429,000 351,000 1,850,000 3,673,000 2,405,000 2,125,000 1,671,000 214,391,095 208,161,186 205,319,747 107,742,974 278,533,982 12,328,956 21,160,157 17,502,495 8,930,861 13,902,030 200,474,639 185,261,284 186,112,773 96,823,438 263,758,455 1,587,500 1,739,745 1,704,479 1,988,675 873,497 5,488,340,862 5,541,802,816 5,631,978,050 5,728,909,521 5,879,243,863 △ 254,985,452 △ 681,350,794 △ 768,905,756 △ 563,064,597 △ 239,881,215 5,233,355,410 4,860,452,022 4,863,072,294 5,165,844,924 5,639,362,648 その他手数料 補助金 就園奨励費補助金 その他の授業料軽減補助金 その他の補助金 施設設備利用料 資産売却差額 事業収入 補助活動事業収入 その他の事業収入 雑収入 雑収入 退職金財団交付金 徴収不能引当金戻入額 帰属収入合計 基本金組入額合計 消費収入の部合計 26 消 費 収 支 計 算 書 (単位:円) 消費支出の部 科 目 平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 人件費 3,405,639,771 3,333,233,518 3,434,738,915 3,416,059,993 3,785,429,375 教員人件費 2,346,872,693 2,279,622,568 2,344,871,577 2,396,948,805 2,380,658,933 職員人件費 729,646,095 763,856,563 786,203,592 830,855,865 874,076,295 その他人件費 329,120,983 289,754,387 303,663,746 188,255,323 530,694,147 1,702,792,068 1,810,515,473 1,843,591,443 1,862,486,987 1,884,600,247 消耗品費 121,382,880 121,782,467 123,140,434 156,673,830 121,523,860 光熱水費 116,739,023 118,393,190 123,262,625 141,060,057 158,366,788 63,846,283 66,733,587 71,105,930 73,847,038 79,107,441 204,862,000 202,138,990 197,207,093 198,329,516 193,689,737 29,195,374 28,428,709 27,004,919 21,740,519 21,199,387 修繕費 139,852,772 122,971,618 140,716,063 112,538,263 136,198,325 報酬・委託・手数料 313,082,103 320,658,678 325,996,052 330,522,067 324,815,309 その他教育研究費 208,450,212 195,233,307 203,648,213 190,370,518 161,638,281 減価償却額 505,381,421 634,174,927 631,510,114 637,405,179 688,061,119 管理経費 418,155,168 440,316,252 435,566,453 436,592,782 498,142,690 消耗品費 15,260,301 11,818,537 12,949,495 13,329,613 14,488,569 光熱水費 2,537,654 3,666,055 4,392,519 5,135,028 5,540,341 旅費交通費 15,277,235 15,374,249 17,453,526 20,459,782 22,822,967 印刷製本費 39,290,309 44,313,288 34,491,441 32,906,575 38,235,629 修繕費 11,379,012 12,852,443 14,516,771 14,233,652 13,792,702 報酬・委託・手数料 86,799,870 82,614,844 92,732,085 79,491,124 92,880,372 補助活動事業費 66,306,211 72,142,622 68,531,618 59,915,110 68,076,899 その他管理経費 101,866,514 98,756,106 96,706,261 114,172,334 137,629,705 減価償却額 79,438,062 98,778,108 93,792,737 96,949,564 104,675,506 資産処分差額 88,720,123 23,750,916 22,236,334 64,167,519 8,918,581 2,920,545 2,835,819 1,988,675 1,199,462 707,505 235,200 580,000 260,700 0 760,585 5,618,462,875 5,611,231,978 5,738,382,520 5,780,506,743 6,178,558,983 当年度消費支出超過額 385,107,465 750,779,956 875,310,226 614,661,819 539,196,335 当年度消費収入超過額 0 0 0 0 0 6,104,297,757 6,429,387,357 7,175,819,558 8,050,542,933 8,664,021,829 60,017,865 4,347,755 586,851 1,182,923 360,200 6,429,387,357 7,175,819,558 8,050,542,933 8,664,021,829 9,202,857,964 教育研究経費 旅費交通費 奨学費 印刷製本費 徴収不能引当金繰入額 徴収不能額 消費支出の部合計 前年度繰越消費支出超過額 基本金取崩額 翌年度繰越消費支出超過額 27 ③貸借対照表 貸 借 対 照 表 (単位:円) 資産の部 科 目 平成22年度末 平成23年度末 平成24年度末 平成25年度末 平成26年度末 固定資産 20,799,464,135 20,442,228,068 20,805,672,684 20,922,177,693 20,629,800,552 有形固定資産 18,762,726,365 18,512,303,593 18,481,679,765 19,422,408,493 19,125,500,669 2,036,737,770 1,929,924,475 2,323,992,919 1,499,769,200 1,504,299,883 2,242,509,165 2,561,987,442 2,154,084,143 1,927,214,438 2,528,200,515 23,041,973,300 23,004,215,510 22,959,756,827 22,849,392,131 23,158,001,067 その他の固定資産 流動資産 資産の部合計 負債の部 科 目 平成22年度末 平成23年度末 平成24年度末 平成25年度末 平成26年度末 固定負債 994,293,252 959,503,229 967,655,081 1,065,133,117 1,249,609,291 流動負債 1,419,238,573 1,485,699,968 1,539,493,903 1,383,248,393 1,806,696,275 負債の部合計 2,413,531,825 2,445,203,197 2,507,148,984 2,448,381,510 3,056,305,566 基本金の部 科 目 平成22年度末 平成23年度末 平成24年度末 平成25年度末 平成26年度末 第1号基本金 26,435,828,832 26,812,831,871 27,281,150,776 28,672,032,450 28,911,553,465 第2号基本金 300,000,000 600,000,000 900,000,000 0 0 第4号基本金 322,000,000 322,000,000 322,000,000 393,000,000 393,000,000 27,057,828,832 27,734,831,871 28,503,150,776 29,065,032,450 29,304,553,465 基本金の部合計 消費収支差額の部 科 目 翌年度繰越消費支出超過額 消費収支差額の部合計 科 目 負債の部、基本金の部及 び消費収支差額の部合計 平成22年度末 6,429,387,357 平成23年度末 7,175,819,558 平成24年度末 8,050,542,933 平成25年度末 8,664,021,829 平成26年度末 9,202,857,964 △ 6,429,387,357 △ 7,175,819,558 △ 8,050,542,933 △ 8,664,021,829 △ 9,202,857,964 平成22年度末 平成23年度末 平成24年度末 23,041,973,300 23,004,215,510 22,959,756,827 28 平成25年度末 22,849,392,131 平成26年度末 23,158,001,067 (3)主な財務比率比較 帰属収支差額比率 帰属収入-消費支出 帰属収入 8.0 6.0 4.0 2.0 単位:% 0.0 -2.0 -4.0 -6.0 帰属収支差額比率 22年度 23年度 24年度 25年度 26年度 全国平均 -2.4 △ 1.3 △ 1.9 △ 0.9 △ 5.1 6.5 帰属収入と消費支出の差と、帰属収入の比率。高いほど将来の事業活動が展開しやすい状況にあるといえる。 消費収支比率 消費支出 消費収入 120.0 115.0 110.0 単位:% 105.0 100.0 95.0 90.0 消費収支比率 22年度 23年度 24年度 25年度 26年度 全国平均 107.4 115.5 118.0 111.9 109.6 102.5 消費収入に対する消費支出の比率。この比率が低いほど経営に余裕があるとみなすことができる。 *全国平均は「今日の私学財政」(日本私立学校振興・共済事業団)による平成25年度数値(医歯系法人を除く) である。 29 学生生徒等納付金比率 学生生徒等納付金 帰属収入 100.0 90.0 80.0 70.0 60.0 単位:% 50.0 40.0 30.0 20.0 10.0 0.0 学生生徒等納付金比率 22年度 23年度 24年度 25年度 26年度 全国平 均 73.9 72.7 70.8 69.2 67.6 38.2 学生生徒等納付金が帰属収入に占める割合。寄付金、資産運用収入など収入源の多様性が求められている。 人件費 帰属収入 人件費比率 80.0 70.0 60.0 50.0 単位:%40.0 30.0 20.0 10.0 0.0 人件費比率 22年度 23年度 24年度 25年度 26年度 全国平均 62.1 60.2 61.0 59.6 64.4 48.3 人件費が帰属収入に占める割合。低い方が良いとされるが、少人数教育を実践すると、人件費負担は重くなる。 *全国平均は「今日の私学財政」(日本私立学校振興・共済事業団)による平成25年度数値(医歯系法人を除く) である。 30 教育研究経費比率 教育研究経費 帰属収入 40.0 35.0 30.0 25.0 単位:% 20.0 15.0 10.0 5.0 0.0 22年度 23年度 24年度 25年度 26年度 全国平均 31.0 32.7 32.7 32.5 32.1 36.7 教育研究経費比率 教育研究費が帰属収入に占める割合。高いほど、教育・研究の質向上に力を入れていることになる。 管理経費比率 管理経費 帰属収入 9.0 8.5 8.0 単位:% 7.5 7.0 6.5 管理経費比率 22年度 23年度 24年度 25年度 26年度 全国平均 7.6 7.9 7.7 7.6 8.5 7.2 管理経費が帰属収入に占める割合。低いほど経費削減に努めていることになるが、事業活動が停滞になる。 *全国平均は「今日の私学財政」(日本私立学校振興・共済事業団)による平成25年度数値(医歯系法人を除く) である。 31 流動比率 流動資産 流動負債 300.0 250.0 200.0 単位:%150.0 100.0 50.0 0.0 流動比率 22年度 23年度 24年度 25年度 26年度 全国平均 158.0 172.4 139.9 139.3 139.9 259.4 流動負債に対する流動資産の比率。短期的な負債の償還能力を示す。(高いほど良い。) 負債比率 総負債 ※ 自己資金 20 18 16 14 12 単位:% 10 8 6 4 2 0 負債比率 22年度 23年度 24年度 25年度 26年度 全国平均 11.7 11.9 12.3 12.0 15.2 18 自己資金に対する総負債の比率。自己資金と他人資金の比率を意味しており、低いほど良い。 ※自己資金=基本金+消費収支差額 *全国平均は「今日の私学財政」(日本私立学校振興・共済事業団)による平成25年度数値(医歯系法人を除く) である。 32 自己資金構成比率 自己資金 ※ 総資金 100 90 80 70 60 単位:% 50 40 30 20 10 0 22年度 23年度 24年度 25年度 26年度 全国平均 89.5 89.4 89.1 89.3 86.8 84.7 自己資金構成比率 自己資金が総資金に占める割合。高いほど良い。 ※総資金=負債+基本金+消費収支差額 基本金比率 基本金 基本金要組入額 100.0 90.0 80.0 70.0 60.0 単位:% 50.0 40.0 30.0 20.0 10.0 0.0 基本金比率 22年度 23年度 24年度 25年度 26年度 全国平均 99.9 100.0 99.9 99.5 99.0 96.7 基本金要組入額に対する基本金の比率。100 %が良い。 *全国平均は「今日の私学財政」(日本私立学校振興・共済事業団)による平成25年度数値(医歯系法人を除く) である。 33
© Copyright 2024 ExpyDoc