学校感染症について 学校保健安全法施行規則第18条の規定により、以下の感染症にかかっていたり、またはかかってい る疑いのある場合には、定められた期間、出席停止の措置をとることとなっています。病状によって出 席停止の期間は異なりますので、必ず医師の診断を受け、登校許可が出るまでは十分に休養をとってく ださい。出席停止期間中は、欠席の扱いにはなりません。 また、登校は本人が快復し、他に感染の恐れがないと医師の診断を受けてからとなります。必ず医療 機関に感染の恐れがないか確認の上、『「登校許可届」提出のお願い』の点線以下を保護者が記入し、学 校へご提出ください。 【主な出席停止となる疾患】 第2種感染症 疾患名 主な症状 潜伏期間 出席停止期間 インフルエンザ 悪寒、頭痛、高熱 平均 2 日 発病後5日を経過し、かつ解熱後2日を経過す るまで 百日咳 長期に続く特有の咳 主に 7-10 日 特有の咳が消失するまで又は5日間の適正な 抗菌性物質製剤による治療が終了するまで 麻疹(はしか) 発熱、咳、特有の発疹 主に 8-12 日 解熱後3日を経過するまで 流行性耳下腺炎 耳下腺の腫れと痛み 主に 16-18 日 耳下腺、顎下腺又は舌下腺の腫脹が発現した後 (おたふくかぜ) 5日を経過し、かつ全身状態が良好になるまで 風疹 バラ色の発疹、発熱 主に 16-18 日 発疹が消失するまで 水痘(水ぼうそう) 痒みや痛みを伴う発疹 主に 14-16 日 すべての発疹が痂皮化するまで 咽頭結膜熱(プール熱) 発熱、咽頭痛、頭痛 2-14 日 主要症状が消退した後2日を経過するまで 結核 初期症状なし。咳 場合による 医師が感染のおそれがないと認めるまで 髄膜炎菌性髄膜炎 発熱、頭痛、嘔吐 主に 4 日以内 医師が感染のおそれがないと認めるまで 第3種感染症・その他感染症 疾患名 主な症状 潜伏期間 出席停止期間 感染性胃腸炎 嘔吐、下痢 ノロウイルスは 12-48 時間 医師の指示による 発熱、咽頭の痛み・腫れ 2-5 日 医師の指示による (ノロウイルスなど) 溶連菌感染症 手足口病、ヘルパンギーナ、腸管出血性大腸菌感染症、流行性角結膜炎、急性出血性結膜炎なども、病状によって出席停 止となります(出席停止期間は、医師の指示による) 。
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