～歩いて退院するために～ 薬です。 安静は毒であり、運動は 人は座り、立ち、歩くことで、元気を維持できます。 寝ていることに慣れてしまうと、いつの間にか歩けなくなり、立て なくなり、座れなくなります。姿勢が悪くなると、食事をとれなく なることもあります。 これらの大きな原因は、動かないことによる筋力低下です。 重力に逆らって座り、立ち、歩くことで筋力は維持されます。屈強 な宇宙飛行士でも、無重力状態に慣れると筋力は落ち、地球に戻る と、身体が重くなり立てなくなってしまいます。だから彼らも筋力 が落ちないように宇宙でトレーニングをしています。 このパンフレットには、筋力低下を予防するための自主トレーニ ングを載せてあります。皆様が少しでも早く元気に退院できるよう に、入院日から自主トレーニングをしましょう！！ 東京都立墨東病院 リハビリテーション科 医師 新見昌央 ×××× ○ × あごが上がって いる！ × ずっこけたり、体が左右に 傾かないようにしましょう! 手が体の下に 入っている！ お尻がずり 落ちてる！ ○ × つらい～!! × こしか く深く腰掛けましょう！ 身体が傾かないように!! 東京都立墨東病院 お尻も足もずり落ちそう ﾘﾊﾋﾞﾘテーション科・看護部 廃用ゼロプロジェクト ひざ ひざ 膝をのばしたまま 膝をのばしたまま 足を横に広げましょう 足を上げましょう ひざ むね りょうひざ しり 膝を曲げて胸の方に 両 膝 を立ててお尻を 引き寄せましょう！ 持ち上げましょう！ 東京都立墨東病院 リハビリテーション科・看護部 廃用ゼロプロジェクト ひざ その場で足踏みを 膝を交互に しましょう 伸ばしましょう ①かかとを上げましょう ゆっく～り ②つま先を上げましょう 深呼吸しましょう！ 東京都立墨東病院 リハビリテーション科・看護部 廃用ゼロプロジェクト
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