交通振動の予測方法 2kf0722Surftechno.jp 1.予測の概念 泥沿道

交通振動の予測方法
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1.予測の概念
泥沿道環境は,昔から研究されてきてるので,多くの研究結果が存在する。また国の法
整備(振動規制法)もされて,益々関係者には改善が望まれる時代になった。
過去の研究成果を活用した形で簡単に使える方法で開発する。
2.システム概念
(1) エクセル・ワークシートで作る。
(2) 必要な既存データ①縦断プロファイル②IRI 値又は,σの 2 つ。
(3) 距離に対して①②を貼り付けると距離に対して振動が(db)表示される。
交通振動予測ワーク・シート
距離(m) Pf
0
IRI
Surftechno.jp
db(ベース)
db(衝撃)
0.250
0.500
0.750
1
1.250
1.5
1.750
2
・
・
(4)
ベース振動計算
=Log(σ)+51.3
衝撃振動の計算
①段差量抽出
②衝撃計算=段差量*2.5db
下記に示す IRI 調査結果を原資とすることが出来る。
旗上げ
100.0
80.0
60.0
40.0
20.0
0.0
-20.0
-40.0
-60.0
-80.0
-100.0
1000
900
800
700
600
500
400
300
200
100
IRI(mm/m)
Profile(mm)
0
IRI(mm/m)
10.0
9.0
8.0
7.0
6.0
5.0
4.0
3.0
2.0
1.0
0.0
高さ(mm)
IRI図(25cmピッチ)
引出線
距離(m)
★ ☆★予測の結果を下記に示す。
dbMax の予
測推計値
振動レベル(+
db)
交通振動
120
110
100
90
80
70
60
50
40
30
20
10
0
要請限度
25 m 平 坦 性
⇒ベース振
動
段差による
0
100
200
300
400
500
600
調査距離(m)
700
800
900
1000
増加振動
参考文献:
* 1):早川清:道路交通振動の発生ならびに伝播メカニズムと対策, Vol.10 No.8(1981)
* 2):Fe 石灰技術研究所:道路交通振動の発生機構と対策,P5,
*3):舗装性能評価法:公益社団法人日本道路協会:P73,平たん性(σ)と IRI の関係,
回帰式①=IRI=1.33σ+0.24,平成 25 年 4 月,
文責;福原敏彦:Surftechno.jp