短答対策問題集(計算) 問題 4-1 「第4章 単純総合原価計算」問題 当工場では,単純総合原価計算が行われている。下記の〔資料〕に基づいて,正常仕損度外視法を用いた場合の 完成品総合原価と正常仕損非度外視法を用いた場合の完成品総合原価を計算し,正しい組合せを一つ選びなさい。 ただし仕損品はすべて正常なものであり,仕損費はすべて良品に負担させるものとする。なお,正常仕損度外視法 とは,正常仕損費を分離計算せずに自動的に良品に負担させる方法をいい,正常仕損非度外視法とは,正常仕損費 を分離計算した上で適切に良品に負担させる方法をいう。 (重要度:B) 〔資料〕 原 料 費 月 初仕 掛 品 当 月 投 入 完 成 品 0個 1,000 200(60%) 仕 100(80%) 品 ― 90,000,000 円 147,600,000 円 700 個 月 末仕 掛 品 損 ― 加 工 費 1,000 個 (注1) 原料はすべて工程始点で投入される。 (注2) ( )内の数値は,加工進捗度を示す。 (注3) 仕損品はすべて,その進捗度で示された一定点で発生し,処分価値はない。 度外視法による完成品総合原価 非度外視法による完成品総合原価 1. 184,800,000 円 177,800,000 円 2. 184,800,000 円 196,000,000 円 3. 184,800,000 円 199,920,000 円 4. 196,000,000 円 177,800,000 円 5. 196,000,000 円 199,920,000 円 ― ④-1 ― 短答対策問題集(計算) 問題 4-2 「第4章 単純総合原価計算」問題 当社は同種製品を反復連続的に生産しているため,単純総合原価計算を採用している。下記の〔資料〕に基づい て当月の完成品総合原価と異常仕損費を計算し,正しい組合せを示す番号を一つ選びなさい。ただし,当社では先 入先出法を用いている。また,仕損費は,非度外視法を用いて,適切に完成品と月末仕掛品に配分している。なお, 正常仕損費は,当月に正常仕損発生点を通過した数量で按分するものとする。また,異常仕損品にも正常仕損費を 負担させること。計算過程において端数が生じる場合には,円未満を四捨五入すること。 (重要度:B) 〔資料〕 1.生産データ 月 初 仕 掛 品 100kg (40%) 当月原料投入量 1,200kg 正 常 仕 損 品 100kg (80%) 異 常 仕 損 品 20kg (100%) 月 末 仕 掛 品 80kg (50%) 当 月 完 成 品 1,100kg (注1) 原料はすべて工程始点で投入している。 (注2) ( )内の数値は,加工進捗度を示す。 (注3) 仕損品はすべて,進捗度で示された一定点において,当月投入分から発生している。また,仕損品に売 却価値はない。 2.原価データ 月初仕掛品原価 当月製造費用 原料費 加工費 200,000 円 62,000 円 2,160,000 円 1,980,000 円 完成品総合原価 異常仕損費 1. 3,712,000 円 69,000 円 2. 4,050,839 円 75,161 円 3. 4,057,000 円 69,000 円 4. 4,117,429 円 74,571 円 5. 4,123,000 円 69,000 円 ― ④-2 ― 短答対策問題集(計算) 問題 4-3 「第4章 単純総合原価計算」問題 当工場は同種製品を反復連続的に生産しているため,単純総合原価計算を採用している。下記の〔資料Ⅰ〕に, ある月の製造原価報告書を示す。また,この月の月初・月末の仕掛品と異常仕損品に関するデータを〔資料Ⅱ〕に 示す。これらの資料から,当月完成品の直接材料費と加工費を推定し,両者の正しい組合せを示す番号を一つ選び なさい。 (重要度:C) 〔資料Ⅰ〕 製造原価報告書 〔資料Ⅱ〕 仕掛品・仕損品に関するデータ 当 月 製 造 費 用 70 個(加工進捗度 40%) 月末仕掛品 80 個(加工進捗度 65%) 異常仕損品 20 個(加工進捗度 80%) 材 料 費 487,000 労 務 費 125,000 費 80,000 製 造 費 用 合 計 692,000 月初仕掛品原価 48,000 (2) 月末仕掛品への原価の配分は,平均法で計算する。 月末仕掛品原価 61,000 (3) 正常仕損費の処理は度外視法を用いている。異常 他勘定への振替 16,000 仕損品の原価は,月末仕掛品と同じ方法で計算し, 当月完成品原価 ××× 経 円 月初仕掛品 〈原価の算定に関するデータ〉 (1) 直接材料はすべて工程の始点で投入される。 円 非原価項目として処理している。 ただし, 「他勘定への振替」は異常仕損品 20 個分である。 直接材料費 加 工 費 1. 468,000 円 183,000 円 2. 468,000 円 195,000 円 3. 480,000 円 195,000 円 4. 480,000 円 183,000 円 5. 492,000 円 471,000 円 ― ④-3 ― 短答対策問題集(計算) 問題 4-4 「第4章 単純総合原価計算」問題 当工場では製品Sを反復継続して大量生産している。製品Sは工程の始点で原料を投入し,これを加工して完成 する。当工場では工程の 30%地点と 60%地点で検査を行ったところ,60%地点で生じた仕損は異常な原因に基づく ものであった。以下の〔資料〕に基づき,完成品1㎏あたりの単位原価として最も近い金額を示す解答の番号を選 びなさい。 (重要度:A) 〔資料〕 1.生産データ(単位:㎏) 月初仕掛品 200 当月投入 4,900 合 (50%) 計 5,100 月末仕掛品 300 (80%) 正常仕損 100 (30%) 異常仕損 100 (60%) 完 成 品 4,600 ※ ( )内は加工進捗度又は仕損の発生地点を示している。 2.原価データ(単位:円) 月初仕掛品 45,208 当月製造費用:原料費 1,128,470 加工費 1,218,287 3.その他の計算条件等 (1) 仕損は原価の正常性概念を重視し,非度外視法により関係品に合理的に負担させること。 (2) 仕損品に売却価値は無い。 (3) 月末仕掛品原価の計算方法は修正先入先出法により計算すること。 1. 473 円 2. 481 円 4. 485 円 5. 490 円 ― 3. ④-4 ― 483 円 短答対策問題集(計算) 問題 4-5 「第4章 単純総合原価計算」問題 当社は,製品Aを生産しており,単一工程単純総合原価計算を採用している。次の〔資料〕に基づき製品Aの完 成品総合原価を計算し,正しい番号を一つ選びなさい。 (重要度:A) 〔資料〕 1.生産データ 月初仕掛品量 当月投入量 50kg (40%) 150kg 投入量合計 200kg 当月完成品量 130kg 当月正常減損量 10kg (工程を通じ平均的に発生) 当月異常減損量 20kg (25%) 月末仕掛品量 40kg (50%) 産出量合計 200kg 2.原価データ 月初仕掛品原価 原料費 14,700 円 加工費 3,900 円 18,600 円 当月製造費用 原料費 45,300 円 加工費 28,100 円 73,400 円 3.その他 (1) 原価配分は平均法によって行う。 (2) 原料は工程の始点で投入する。 (3) 減損費の計算は非度外視法による。 (4) 正常減損は工程を通じ平均的に発生する。 (5) 正常減損費は異常減損にも負担させる。 (6) ( )内の数値は加工進捗度を表す。 (7) 計算上の端数の処理は,仕掛品,減損費および完成品原価については円位未満を四捨五入し,その他につい ては小数点第5位を四捨五入する。 1. 67,736 円 2. 67,891 円 4. 68,355 円 5. 68,467 円 ― ④-5 3. 68,161 円 ― 短答対策問題集(計算) 問題 4-6 「第4章 単純総合原価計算」問題 当社は単一種類の製品を反復連続生産しているため,単純総合原価計算を採用している。当月の生産数量および 原価に関する〔資料〕は下記のとおりである。当月の完成品総合原価を算定し,正しい金額を示す番号を一つ選び なさい。 (重要度:A) 〔資料〕 1.当月の生産実績 当月完成品 1,430kg 正常仕損品 120kg (加工進捗度 0.5) 異常仕損品 40kg (加工進捗度 0.5) 月末仕掛品 250kg (加工進捗度 0.6) 2.原価データ 原 料 費 月初仕掛品原価 当月製造費用 加 工 費 132,000 円 78,000 円 1,110,000 円 918,000 円 1,242,000 円 996,000 円 3.その他の計算条件 (1) 原料はすべて工程の始点で投入される。 (2) 仕損品はすべて進捗度で示された一定の時点において発生している。正常仕損品および異常仕損品は,その まま外部に売却できるものであり,見積売却価格は 45 円/kgである。仕損品の評価額は原料費から控除する。 (3) 異常仕損品に投入された製造費用は非原価項目として処理し,異常仕損品は正常仕損費を負担しない。 (4) 正常仕損費の処理については,度外視法を採用している。 (5) 計算過程において端数が生じる場合には,円未満を四捨五入する。 1. 1,916,478 円 2. 1,918,382 円 4. 1,926,388 円 5. 1,932,278 円 ― ④-6 3. 1,920,182 円 ― 短答対策問題集(計算) 問題 4-7 「第4章 単純総合原価計算」問題 当工場では製品Xの大量生産を行っている。製品Xは工程の始点で原料を投入し,これに加工を行うことで完成 する。以下の〔資料〕に基づき,当月の完成品原価を計算し,正しい金額を示す番号を一つ選びなさい。 (重要度:A) 〔資料〕 1.生産データ(単位:kg) 400 月初仕掛品 当月投入 8,500 合計 8,900 (60%) 正常仕損品 500 (40%) 月末仕掛品 1,200 (80%) 副産物 800 完成品 6,400 (100%) ※ ( )内は加工進捗度,及び仕損等の発生地点を示している。 2.原価データ(単位:円) (1) 月初仕掛品原価:114,600 円 (2) 当月投入費用:原料費 1,640,160 円,加工費 1,266,720 円 3.その他の計算条件等 (1) 副産物は加工の上,外部に売却することが可能である。加工後の副産物の見積売却価格,見積追加加工費等 は以下のとおりである。 見積売却価格 @800円/kg 見積追加加工費 @200円/kg 見積販売費及び一般管理費 @100円/kg 通常の利益の見積額 @150円/kg (2) 仕損品はすべて売却することが可能である。仕損品の売却価額は 50kg当たり 4,768 円である。 (3) 正常仕損に関する費用は,非度外視法により関係品に合理的に負担させること。 (4) 仕掛品の評価方法は,先入先出法によること。 (5) 計算上端数が生じる場合は円未満を四捨五入すること。 1. 2,300,488 円 2. 2,312,488 円 3. 2,580,488 円 4. 2,628,168 円 5. 2,640,168 円 ― ④-7 ― 短答対策問題集(計算) 問題 4-8 「第4章 単純総合原価計算」問題 当工場では単一製品を反復継続して大量生産している。製品は,工程の始点で原料を投入し,これに加工を行う ことで完成するが,工程の始点で作業屑が,工程の終点で副産物が発生している。以下の〔資料〕に基づき,当月 の完成品原価を計算し,正しい金額を示す番号を一つ選びなさい。 (重要度:A) 〔資料〕 1.生産データ(単位:kg) 月初仕掛品 600 当月投入 5,000 合計 5,600 (80%) 作業屑 100 正常仕損 200 (50%) 月末仕掛品 500 (60%) 副産物 200 完成品 4,600 ※ ( )内は加工進捗度又は仕損の発生地点を示している。 2.原価データ (1) 月初仕掛品原価:4,123,500 円 (2) 当月投入費用:原料費 23,030,000 円,加工費 13,629,000 円 3.その他の計算条件等 (1) 副産物はそのまま外部に売却することが可能であり,その評価額は@450.5 円/kgである。 (2) 作業屑はそのまま外部に売却することが可能であるが,その評価額については軽微なため売却時に原価計算 外の収益として処理する。ただし,作業屑には原価性がある。なお,作業屑の評価額は@40 円/kgである。 (3) 仕損品はそのまま外部に売却することが可能であり,その評価額は@268.75 円/kgである。 (4) 正常仕損に関する費用は,非度外視法により関係品に合理的に負担させること。 (5) 仕掛品の評価方法は,先入先出法によること。 (6) 計算上端数が生じる場合は円未満を四捨五入すること。 1. 37,293,400 円 2. 37,297,400 円 3. 37,351,150 円 4. 37,387,500 円 5. 37,441,250 円 ― ④-8 ― 短答対策問題集(計算) 問題 4-9 「第4章 単純総合原価計算」問題 当工場では,X製品を連続生産している。先日,新入社員のA,B,C,D,Eの5名が原価計算課に配属され てきた。そこで,原価計算の実力を試すため以下の資料と計算条件を与えて,X製品の月末仕掛品の評価をさせて みた。最も適切な計算結果を示した者の番号を一つ選びなさい。 (重要度:A) 【生産資料】 【原価資料】 完成品 1,540kg 減 損 50kg 仕損品 100kg 月末仕掛品 300kg 当月総製造費用 10kg 直接材料費 100,000 円 加 工 費 70,800 円 作業屑 【計算条件】 ア.直接材料は始点で投入する。 イ.月末仕掛品の評価方法は上記の資料で計算可能な方法を各自適用する。なお,月末仕掛品の加工進捗度は 40% であった。 ウ. 減損と作業屑の発生量は終点で把握された。両者は始点から終点までの工程で平均的に発生したものとみなす。 ただし,当工場では減損と作業屑は売却価格の有無により便宜上区別しているだけで,原価計算上は,作業屑は 減損扱いとしている。両者とも原価性が認められる。また作業屑の見積り評価額は@5円/kgである。なお,作 業屑の評価額は直接材料費から控除する。 エ.減損の負担方法は,減損の額を算定し,減損発生状況と月末仕掛品等の加工進捗度の関係において,適宜,追 加負担させるいわゆる正常減損非度外法による。ただし,仕損品には減損を負担させない。 オ.仕損品は加工進捗度 80%で不合格品として発生したものである。これはすべて異常原因によるものと判定され た。なお,売却価値も利用価値もない。 カ.月末仕掛品の原価の計算に際して,直接材料費率(完成品換算量1kg当たりの直接材料費)および加工費率(同1 kg当たりの加工費)および減損比率(負担者単位当たり減損費)は小数点第5位で,また月末仕掛品の直接材料費お よび加工費の金額は円未満を四捨五入する。 月 末 仕 掛 品 の 評 価 額(単位:円) 番 号 計 算 者 直 接 材 料 費 加 1 A 15,456 4,883 2 B 15,250 4,883 3 C 15,482 4,887 4 D 15,213 4,887 5 E 15,099 4,921 ― 工 ④-9 費 ― 短答対策問題集(計算) 「第4章 単純総合原価計算」問題 当工場では単一の食料品を生産している。以下の〔資料〕に基づき,当月の完成品総合原価を原料費部分と加工 問題 4-10 費部分に区分して算定し,正しい金額の組合せを示す番号を一つ選びなさい。 (重要度:A) 〔資料〕 1.生産データ 月 初 仕 掛 品 600 ㎏ 当月投入原料 7,400 ㎏ 副 物 1,500 ㎏ 月 末 仕 掛 品 産 500 ㎏ 当 月 完 成 品 6,000 ㎏ (50%) (40%) ( )内は加工進捗度を示している。 2.原価データ 月初仕掛品 原 料 費 8,000 千円 加 工 費 16,000 千円 当月製造費用 原 料 費 112,000 千円 加 工 費 369,000 千円 3.計算条件 (1) 原料はすべて工程の始点で投入される。 (2) 月末仕掛品原価の算定に際しては平均法を採用する。 (3) 副産物は次のように処理をする。 ① 副産物はすべて工程の終点で発生し,その見積売却価額は㎏当り 12 千円とする。 また,見積売却価額に占める原料費部分と加工費部分の割合は 1:4 とする。 ② 副産物にかかわる販売費及び一般管理費費は㎏当り 2 千円とする。また,販売費及び一般管理費に対する原料費部 分と加工費部分の割合は 1:4 とする。 ③ 副産物評価額の処理は与えられた計算条件の中で理論的に判断すること。 (4) 計算過程で端数が生じる場合は,千円未満を四捨五入すること。 原料費 加工費 1. 109,500 千円 375,000 千円 2. 112,500 千円 363,000 千円 3. 109,500 千円 363,000 千円 4. 112,500 千円 375,000 千円 5. 109,500 千円 385,000 千円 ― ④-10 ― 短答対策問題集(計算) 「第4章 単純総合原価計算」問題 当工場では製品Aを製造・販売し,実際総合原価計算を実施している。次の〔資料〕に基づき,通常の修正先入 問題 4-11 先出法により算定した当月完成品単位原価と,純粋先入先出法により月初仕掛品完成分と区別して算定した当月着 手完成分の単位原価の差額として,正しい金額を示す番号を一つ選びなさい。なお,計算過程で端数が生じる場合 は,小数点以下第 3 位を四捨五入する。 (重要度:A) 〔資料〕 1.生産データ 月初仕掛品 800 個 当 月 投 入 5,200 個 正常仕損品 300 個 (0.4) 異常仕損品 200 個 (0.5) 月末仕掛品 500 個 (0.8) 完 成 品 (0.25) ?個 ( )内は加工進捗度を示している。 2.原価データ 月初仕掛品原価 直接材料費 加 工 費 632,000 円 90,000 円 当月製造費用 直接材料費 4,368,000 円 加 2,655,800 円 工 費 3.計算条件 (1) 材料はすべて工程の始点で投入している。 (2) 仕損費の処理は非度外視法による。 (3) 仕損品はすべて当月投入分から発生し,100 個当たり 4,375 円で売却可能であり,直接材料費から控除する。なお,異 常仕損品に関しては売却価値はないものとする。 (4) 仕損費の処理は,仕損品の発生時点と仕掛品の進捗度により判断する。 1. 19.32 円 2. 19.83 円 3. 22.00 円 ― ④-11 4. 41.43 円 ― 5. 63.61 円 短答対策問題集(計算) 問題 4-12 「第4章 単純総合原価計算」問題 製造業を営む当社では,製品Xを自社工場で大量生産している。製品Xは工程の始点で数種の原料を投入し,こ れを加工して生産される。また,工程の全ての段階において減損が常に安定的に発生しており,終点までに,始点 で投入した時点の数量の 20%が減損する。以下の〔資料〕に基づき,当月に発生した減損の重量と月末仕掛品原価 の金額の組合せとして適切な解答欄の番号を選びなさい。 (重要度:B) 〔資料〕 1.生産データ(単位:㎏) 月初仕掛品 当月投入 276 (40%) 3,800 月末仕掛品 168 (80%) 正常減損 ? (?%) 正常仕損 86 (70%) 完成品 ? ※ ( )内は加工進捗度又は仕損等の発生地点を示している。 2.原価データ(単位:円) 月初仕掛品 当月投入原価 原料費 330,000 4,267,400 加工費 241,110 7,034,200 3.その他の計算条件等 (1) 減損費の負担計算は,まずは減損費を算定し,次いで,これを発生させることになった完成品,月末仕掛品, 仕損品に按分する方法による。 (非度外視法) (2) 仕損費の負担計算は,非度外視法により分離把握し,関係品に合理的に負担させること。 (3) 月末仕掛品原価は先入先出法により計算すること。 (4) 仕損品は 20,500 円で売却が可能である。 (5) 減損は毎月,同様の発生率で安定して発生している。 (6) 計算上端数が生じた場合には解答の最終段階で四捨五入すること。 減損量(㎏) 月末仕掛品原価 1. 822 531,000 円 2. 782 531,000 円 3. 806 513,000 円 4. 782 513,000 円 5. 822 513,000 円 ― ④-12 ― 短答対策問題集(計算) 問題 4-13 「第4章 単純総合原価計算」問題 当工場では化学製品Xを大量生産している。化学製品Xは数種の原料を一定割合で混合し,これを化合させ,様々 な加工をすることで完成する。また工程の 60%地点から特殊な加工を開始するため,60%地点から終点までの間に 気化による減損が平均的に発生している。以下の〔資料〕に基づき,完成品原価として最も適当な金額を示す解答 の番号を選びなさい。 (重要度:B) 〔資料〕 1.生産データ(単位:ℓ) 月初仕掛品 当月投入 600 6,400 月末仕掛品 完成品 (50%) 800 (80%) 6,000 ※ ( )内は加工進捗度を示している。 2.原価データ(単位:円) 月初仕掛品原価 2,261,400 当月投入費用:原料費 10,485,760 加工費 27,040,000 3.その他の計算条件等 (1) 減損等の処理は非度外視法により分離把握し,関係品に合理的に負担させること。 (2) 月末仕掛品原価は先入先出法により計算すること。 (3) 原料は全て始点で投入される。 (4) 計算上端数が生じた場合には解答の最終段階で四捨五入すること。 1. 35,685,875 円 2. 35,713,772 円 4. 35,821,212 円 5. 35,855,555 円 ― ④-13 3. 35,751,960 円 ― 短答対策問題集(計算) 問題 4-14 「第4章 単純総合原価計算」問題 当工場は,工程の始点で一定量の原料Xを投入してバッチ生産を行い,実際総合原価計算を採用している。次の 〔資料〕に基づき,完成品総合原価として正しい金額を示す番号を一つ選びなさい。 (重要度:B) 〔資料〕 1.生産データ 第1バッチ 第2バッチ 第3バッチ 1,000 kg 2,000 kg 1,500 kg 当月原料投入量 産出量 完成品 2,700 kg 正常減損 ? 月末仕掛品 ? 計 4,500kg 備考 第 1 バッチ,第 2 バッチ 第 1 バッチ,第 2 バッチ 第 3 バッチ 第 3 バッチ(加工進捗度は 40%) 2.原価データ 原料費 1,035,000 円 加工費 859,500 円 3.計算条件など (1) 月初仕掛品はないものとする。 (2) 正常減損は加工の進捗に応じて発生し,工程の終点では,原料の始点投入量の 10%にまで達するものとする。 なお,正常減損費の処理は非度外視法による。 (3) ?の部分は各自計算しなさい。 (4) 計算過程で端数が生じる場合は円未満を四捨五入しなさい。 1.1,296,000 円 2.1,304,250 円 3.1,402,500 円 4.1,406,250 円 5.1,419,300 円 ― ④-14 ― 短答対策問題集(計算) 問題 4-1 「第4章 単純総合原価計算」解答 正解 5 (1) ボックス図 (単位:個) 当月投入 1,000 完成品 700 (900) 正常仕損 100(80) 月末 200 (120) (2) 度外視法 ◆ まずは,加工進捗度を加味した度外視法で計算し,選択肢にその金額がないことから,簡便法としての度外視法 (常に両者負担)で計算する。 直接材料費 90,000,000 円× 加 工 費 147,600,000 円× 合 計 700 個 =70,000,000 円 1,000 個-100 個 700 個 =126,000,000 円 900 個-80 個 70,000,000 円+126,000,000 円=196,000,000 円 (3) 非度外視法 問題 4-2 直接材料費 90,000,000 円× 加 工 費 147,600,000 円× 合 計 700 個+100 個 1,000 個 =72,000,000 円 700 個+80 個 =127,920,000 円 900 個 72,000,000 円+127,920,000 円=199,920,000 円 正解 4 ◆ 指示に忠実に従って,正常仕損費の按分に際して,月初仕掛分からの完成品も含めて仕損発生点の 通過数量で計算することに留意する。 (1) ボックス図 (単位:kg) 月初 100 完成品 1,100 (40) 当月投入 1,200 (1,200) 正常仕損 100(80) 異常仕損 20(20) 月末 80 (40) (2) 月末仕掛品原価 直接材料費 2,160,000 円× 加 1,980,000 円× 工 費 80kg 1,200kg 40kg 1,200kg =144,000 円 =66,000 円 合計:144,000 円+66,000 円=210,000 円 ― ④-1 ― 短答対策問題集(計算) 「第4章 単純総合原価計算」解答 (3) 正常仕損費 直接材料費 2,160,000 円× 加 1,980,000 円× 工 費 100kg =180,000 円 1,200kg 80kg =132,000 円 1,200kg 合計:180,000 円+132,000 円=312,000 円 (4) 異常仕損費 直接材料費 2,160,000 円× 加 1,980,000 円× 工 費 正常仕損費 20kg =36,000 円 1,200kg 20kg =33,000 円 1,200kg 20kg 312,000 円× 1,100kg+20kg =5,571 円 合計:36,000 円+33,000 円+5,571 円=74,571 円 (5) 完成品原価 200,000 円+2,160,000 円+62,000 円+1,980,000 円-210,000 円-74,571 円=4,117,429 円 問題 4-3 正解 2 ◆ 異常仕損費と月末仕掛品原価は同じ方法で計算されているため,両者の単価は同様と判断する。 ◆ 正常仕損の発生点が不明であるため,両者負担と判断する。 (1) ボックス図(単位:個) 月初 70 完成品 ? (28) 当月投入 異常仕損 20(16) 月末 80 (52) (2) 異常仕損品,月末仕掛品の完成品換算量単位当たりの直接材料費と加工費を,それぞれx,yと置く。 20x+16y=16,000 円 …① 80x+52y=61,000 円 …② ∴ x=600 円,y=250 円 (3) 当月完成品原価 740,000 円(総製造費用)-61,000 円(月末仕掛品原価)-16,000 円(異常仕損費)=663,000 円 (4) 当月完成品数量 663,000 円÷(600 円+250 円)=780 個 (5) 完成品原価内訳 直接材料費:780 個×600 円=468,000 円 加工費:780 個×250 円=195,000 円 ― ④-2 ― 短答対策問題集(計算) 問題 4-4 「第4章 単純総合原価計算」解答 正解 3 ◆ 原価の正常性概念を重視するとの指示から,正常仕損費を異常仕損品に負担させない。 (1) ボックス図(単位:kg) 期首仕掛品 200 完成品 4,600 (100) 当月投入 4,900 (4,830) 正常仕損 100(30) 異常仕損 100(60) 月末仕掛品 300 (240) (2) 仕損品原価 正常仕損 原料費: 1,128,470 円× 加工費: 1,218,287 円× 合 100kg 4,900kg 30kg 4,830kg =23,030 円 =7,567 円 計:23,030 円+7,567 円=30,597 円 異常仕損 原料費: 1,128,470 円× 加工費: 1,218,287 円× 合 100kg 4,900kg 60kg 4,830kg =23,030 円 =15,134 円 計:23,030 円+15,134 円=38,164 円 (3) 月末仕掛品原価 原料費: 1,128,470 円× 加工費: 1,218,287 円× 300kg 4,900kg 240kg =69,090 円 =60,536 円 4,830kg 300kg 仕損費: 30,597 円× =1,953 円 4,900kg-100kg-100kg 合計:69,090 円+60,536 円+1,953 円=131,579 円 (4) 完成品原価 2,391,965 円(総製造費用)-38,164 円(異常仕損費)-131,579 円(月末仕掛品)=2,222,222 円(完成品総合原価) 2,222,222 円÷4,600kg≒483 円/kg(単位原価) ― ④-3 ― 短答対策問題集(計算) 問題 4-5 「第4章 正解 4 ◆ 正常減損費は異常減損にも負担させる点に注意する必要がある。 (1) ボックス図(単位:kg) 月初 50 完成品 130 (20) 当月投入 150 正常減損 10(5) (140) 異常減損 20(5) 月末 40 (20) (2) 正常減損費 原 料 費 (14,700 円+45,300 円)× 加 工 費 (3,900 円+28,100 円)× 合 計 10kg 50kg+150kg 5kg 20kg+140kg =3,000 円 =1,000 円 3,000 円+1,000 円=4,000 円 (3) 異常仕損費 原 料 費 (14,700 円+45,300 円)× 加 工 費 ( 3,900 円+28,100 円)× 正常減損費 合 計 4,000 円× 20kg 50kg+150kg 5kg 20kg+140kg 5kg =6,000 円 =1,000 円 ≒129 円 130kg+5kg+20kg 6,000 円+1,000 円+129 円=7,129 円 (4) 月末仕掛品原価 原 料 費 (14,700 円+45,300 円)× 加 工 費 (3,900 円+28,100 円)× 正常減損費 合 計 4,000 円× 40kg 50kg+150kg 20kg 20kg+140kg 20kg 130kg+5kg+20kg =12,000 円 =4,000 円 ≒516 円 12,000 円+4,000 円+516 円=16,516 円 (5) 完成品原価 92,000 円(総製造費用)-7,129 円(異常仕損品)-16,516 円(月末仕掛品)=68,355 円 ― ④-4 ― 単純総合原価計算」解答 短答対策問題集(計算) 問題 4-6 「第4章 単純総合原価計算」解答 正解 3 ◆ 異常仕損品は正常仕損費を負担しないことから,異常仕損品原価を算定し,これを先に抜き出して計算する。 ◆ 月初仕掛品の生産データが存在しないため,平均法と判断する。 (1) ボックス図 月初 1,840 + 完成品 1,430 (1,660) 当月投入 正常仕損 120(60) 異常仕損 40(20) 月末 250 (150) (2) 仕損品評価額 正常仕損品:120kg×45 円/kg=5,400 円 異常仕損品:40kg×45 円/kg=1,800 円 ∴ 合計:7,200 円 (3) 異常仕損費 直接材料費 1,242,000 円× 加 996,000 円× 工 費 40kg 1,840kg 20kg 1,660kg -1,800 円=25,200 円 =12,000 円 ∴ 合計:37,200 円 (4) 月末仕掛品原価 直接材料費 (1,242,000 円-異常仕損費 25,200 円-評価額 7,200 円)× 250kg 1,840kg-120kg-40kg =180,000 円 加工費 (996,000 円-異常仕損費 12,000 円)× 150kg 1,660kg-60kg-20kg =93,418 円 合計:180,000 円+93,418 円=273,418 円 (5) 完成品原価 2,238,000 円(総製造費用)-7,200 円(仕損品評価額)-37,200 円(異常仕損費)-273,418 円(月末仕掛品原価) =1,920,182 円 ― ④-5 ― 短答対策問題集(計算) 問題 4-7 「第4章 単純総合原価計算」解答 正解 1 (1) ボックス図 (2) 評価額について 副産物:(@800 円/kg-@200 円/kg-@100 円/kg-@150 円/kg)×800kg=280,000 円 正常仕損:500 個÷50 個×4,768 円=47,680 円 (3) 正常仕損費 原料費:1,640,160 円÷8,500kg×500kg=96,480 円 加工費:1,266,720 円÷8,120kg×200kg=31,200 円 ∴ 合計:96,480 円+31,200 円-47,680 円=80,000 円 (4) 月末仕掛品原価 原料費:1,640,160 円÷8,500kg×1,200kg=231,552 円 加工費:1,266,720 円÷8,120kg×960kg=149,760 円 正常仕損費:80,000 円÷(8,500kg-500kg)×1,200kg=12,000 円 ∴ 合計:231,552 円+149,760 円+12,000 円=393,312 円 (5) 完成品総合原価 114,600 円(月初仕掛品)+1,640,160 円(原料費)+1,266,720 円(加工費)-393,312 円(月末仕掛品) -280,000 円(副産物)-47,680 円(仕損品)=2,300,488 円 問題 4-8 正解 2 ◆ 作業屑については始点発生かつ原価性があるため,作業屑を度外視した生産データを用いることで,作業屑にか かった原料費を完成品,月末仕掛品,副産物,仕損品に負担させる。 ◆ 副産物については終点発生であり,完成品総合原価から評価額を控除すればよい。 (1) ボックス図 ― ④-6 ― 短答対策問題集(計算) 「第4章 単純総合原価計算」解答 (2) 正常仕損費 原料費:23,030,000 円÷(5,000kg-100kg)×200kg=940,000 円 加工費:13,629,000 円÷4,720kg×100kg=288,750 円 評価額:200kg×@268.75 円/kg=53,750 円 ∴ 正常仕損費:1,175,000 円 (3) 月末仕掛品原価 原料費:23,030,000 円÷(5,000kg-100kg)×500kg=2,350,000 円 加工費:13,629,000 円÷4,720kg×300kg=866,250 円 正常仕損費:1,175,000 円÷(5,000kg-100kg-200kg)×500kg=125,000 円 ∴ 月末仕掛品原価:3,341,250 円 (4) 完成品総合原価 4,123,500 円(月初仕掛品原価)+23,030,000 円(原料費)+13,629,000 円(加工費) -3,341,250 円(月末仕掛品)-53,750 円(仕損品)-@450.5 円/kg×200kg(副産物)=37,297,400 円 問題 4-9 正解 4 ◆ 減損費についても,直接材料費と加工費にわけて計算する必要がある点に注意する。 (1) ボックス図 (単位:kg) 月初 2,000 + 完成品 1,540 (1,770) 当月投入 異常仕損品 100(80) 減損 50(25) 作業屑 10(5) 月末 300 (120) (2) 配賦率 直接材料費率 100,000 円÷2,000kg=@50 円 加工費率 70,800 円÷1,770kg=@40 円 (3) 作業屑・減損費 直接材料費 @50 円×(50kg+10kg)=3,000 円 加工費 @40 円×(25kg+5kg)=1,200 円 評価額 @5円×10kg=50 円 直接材料費分配賦率 (3,000 円-50 円)÷(1,770kg-80kg-25kg-5kg)=@1.7771 円 加工費分配賦率 1,200 円÷(1,770kg-80kg-25kg-5kg)=@0.7229 円 (4) 月末仕掛品原価 直接材料費 @50 円×300kg=15,000 円 直接材料費(減損費等分) @1.7771 円×120kg≒213 円 加工費 @40 円×120kg=4,800 円 加工費(減損費等分) @0.7229 円×120kg≒87 円 直接材料費合計 15,000 円+213 円=15,213 円 加工費合計 4,800 円+87 円=4,887 円 ― ④-7 ― 短答対策問題集(計算) 問題 4-10 「第4章 単純総合原価計算」解答 正解 3 (1) 副産物評価額 原料費部分:12 千円×1,500kg÷5×1-2 千円×1,500kg÷5×1=3,000 千円 加工費部分:12 千円×1,500kg÷5×4-2 千円×1,500kg÷5×4=12,000 千円 (2) 完成品原価の算定 ① ボックス図(単位:kg) 月初+当月投入 完成品 8,000 6,000 (7,700) 副産物 1,500 月末仕掛品 500 (200) ② 完成品原価 原料費 120,000 千円× 6,000+1,500 8,000 -3,000 千円=109,500 千円 加工費 385,000 千円× 問題 4-11 6,000+1,500 7,700 -12,000 千円=363,000 千円 正解 1 ◆ 効率的に解くためには,純粋先入先出法によって月初仕掛品からの完成品と当月着手完成品の両方の完成品総合 原価を算定するのが良い。 (1) ボックス図(単位:個) 月初仕掛品 800 月初からの完成品 (200) 当月投入 800 当月着手からの完成品 5,200 4,200 (5,420) 正常仕損 300 (120) 異常仕損 200 (100) 月末仕掛品 500 (400) ― ④-8 ― 短答対策問題集(計算) 「第4章 単純総合原価計算」解答 (2) 正常仕損費 直接材料費 300 4,368,000 円× 5,200 =252,000 円 加工費 120 2,655,800 円× 5,420 =58,800 円 仕損品評価額 4,375 円× 300 100 =13,125 円 ∴ 正常仕損費:297,675 千円 (3) 純粋先入先出法による当月着手からの完成品総合原価 直接材料費 4,368,000 円× 4,200 5,200 =3,528,000 円 加工費 2,655,800 円× 4,200 5,420 =2,058,000 円 正常仕損費 297,675 円× 4,200 5,200-300 =255,150 円 ∴ 完成品総合原価:5,841,150 円 (4) 純粋先入先出法による月初仕掛品からの完成品総合原価 当月投入分からの加工費 2,655,800 円× 800-200 5,420 =294,000 円 月初仕掛品原価 632,000 円(直接材料費)+90,000 円(加工費)=722,000 円 ∴ 完成品総合原価:1,016,000 円 (5) 修正先入先出法による完成品総合原価 5,841,150 円(当月着手分完成品総合原価)+1,016,000 円(月初仕掛分完成品総合原価)=6,857,150 円 (6) 両計算の完成品単位原価 純粋先入先出法:5,841,150 円÷4,200 個=1,390.75 円/個 修正先入先出法:6,857,150 円÷5,000 個=1,371.43 円/個 (7) 解答の金額 @1,390.75 円-@1,371.43 円=@19.32 円 ― ④-9 ― 短答対策問題集(計算) 問題 4-12 「第4章 単純総合原価計算」解答 正解 2 ◆ 減損の発生率が安定しており,非度外視法を採用する場合には,それぞれの良品が発生させた減損 量とその加工換算量を基準に減損費を按分計算する。 (1) 面積図(単位:kg) (1) 総減損重量 36kg+700kg+14kg+32kg=782kg (2) 仕損費 売却価値:20,500 円 原料費:4,267,400 円× 加工費:7,034,200 円× 100kg 3,800kg 65.1kg =112,300 円 =130,200 円 3,517.1kg ※ 3,517.1=154.8+3,150+65.1+147.2 合計額:112,300 円+130,200 円-20,500 円=222,000 円 ― ④-10 ― 短答対策問題集(計算) 「第4章 単純総合原価計算」解答 (3) 月末仕掛品原価 200kg 原料費:4,267,400 円× =224,600 円 3,800kg 147.2kg 加工費:7,034,200 円× =294,400 円 3,517.1kg 200kg 仕損費:222,000 円× =12,000 円 3,800kg-100kg 合 計:224,600 円+294,400 円+12,000 円=531,000 円 問題 4-13 正解 3 (1) 面積図(単位:ℓ) (2) 減損費 原料費: 10,485,760 円× 加工費: 27,040,000 円× 200ℓ =327,680 円 6,400ℓ 160ℓ =665,600 円 6,500ℓ ※ 6,500ℓ=60ℓ+240ℓ+3,240ℓ+2,160ℓ+120ℓ+40ℓ+480ℓ+160ℓ 合計額:327,680+665,600=993,280 円 (3) 月末仕掛品原価 原料費: 10,485,760 円× 800ℓ =1,310,720 円 6,400ℓ 加工費: 27,040,000 円× 仕損費: 993,280 円× 640ℓ 6,500ℓ 160ℓ =2,662,400 円 =62,080 円 2,560ℓ ※ 2,560ℓ=240ℓ+2,160ℓ+160ℓ 合計額:1,310,720 円+2,662,400 円+62,080 円=4,035,200 円 ― ④-11 ― 短答対策問題集(計算) 「第4章 (4) 完成品原価 39,787,160 円(総製造費用)-4,035,200 円(月末仕掛品)=35,751,960 円 問題 4-14 正解 3 (1) 生産データ (2) 月末仕掛品原価 原料費:1,035,000 円÷(1,000kg+2,000kg+1,500kg)×1,500kg=345,000 円 加工費:859,500 円÷(950kg+1,900kg+588kg)×588kg=147,000 円 ∴ 492,000 円 (3) 完成品総合原価 1,035,000 円(原料費)+859,500 円(加工費)-492,000 円(月末仕掛品原価)=1,402,500 円 ― ④-12 ― 単純総合原価計算」解答
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