刑法犯認知件数の年度推移 年度 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 全国 203万件 216万 244万 273万 285万 279万 256万 226万 205万 190万 181万 170万 158万 148万 138万 132万 121万件 静岡県 54,470件 56,220 60,430 59,550 63,000 62,270 60,440 55,510 50,220 45,470 42,940 41,070 39,450 35,900 32,390 29,390 25,600件 湖西市 832件 997 1,077 1,130 1,048 1,141 1,119 1,225 850 727 713 674 668 492 511 358 306件 2015.5.26 1.'84年のニューヨーク地下鉄 落書きだらけの車輌、薄暗いプラットホーム、 ゴミだらけのプラットホームと車輌、冷暖房なし の車内、よく壊される改札機、無賃乗車は当たり 前、物乞いや嫌がらせは日常茶飯事、1週間おき に脱線事故、毎日どこかで火災、電車はよく遅れ る。12月22日の有名な銃撃事件、地下鉄内の重犯 罪は年間1万5000件を超える。N.Y.全体では年に 2000件の殺人事件。 2.'84年から改革に着手 地下鉄の公団総裁にデイヴィット・ガンが就 任。犯罪の遠因となるゴミや落書きを徹底に無く すため数億ドルの予算を計上。ブロンクス駅には 清掃工場を設けた。犯罪学者ウィルソン&ケリン グは「割れた窓理論・小さな犯罪が大きな犯罪を 呼ぶ」の理論を主張。デイヴィット・ガンはそれ をガンとしてやり抜いた。 3.'90年から第2の改革 刑法犯認知件数の年度推移 地下鉄警察のトップにウィリアム・ブ ラットンを招く。小さな犯罪を徹底的取 り締まる事、まず無賃乗車しようとする 者に手錠をかけ、数珠つなぎにして連日 ホームいっぱいにした。 身元照会すると1/7は逮捕状が出てい た。逮捕者は'90~'94で5倍になった。 (H17の発生件数を100とした比率) 100 100 90 80 全国 70 湖西市 <数字が示す犯罪の減少> 60 54 50 46 40 静岡県 30 '90年比'99年では殺人は1/3へ、重罪 事件は1/4へと激減した。この地下鉄物 語は世界の犯罪教科書に取り上げられて いる。 25 20 <湖西市の10年間の合言葉> 10 ゴミを無くし、花いっぱいで、抜群の あいさつ、があるまちにしましょう。 0 H 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 人口対比の犯罪数 全国 静岡県 湖西市 H17 226万件(18件/千人) 55,510件(15件/千人) 1,225件(20件/千人) H26 121万件(10件/千人) 25,600件 (7件/千人) 306件 (5件/千人) ※このN.Y.地下鉄物語は、トイレ掃 除に学ぶ、で有名な鍵山秀三郎先生 から10年以上前に聞いた話です。 湖西市長 三上 元
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