H27.02.01 役員登記 旧姓の併記可能

とおやまFАXニュース
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第131号
公認会計士・税理士法人 とおやま
行
2015/2/1
〒169-0075 新宿区高田馬場 1-31-18 高田馬場センタービル 6F
登記簿の役員表記
旧姓の併記が可能に
法務省は、商業登記簿の役員欄に戸籍上の氏名と旧姓を併記できるよう、省令改正する方針を固めました。施
行時期は平成 27 年 2 月頃を予定しています。
この方針を固めた背景には、現在の商業登記簿の役員欄には役員の戸籍名のみが記録されることとなっており、
旧姓を使用して社会活動をしている方が会社役員に就任した場合、実際に使用している氏名では役員の登記がで
きず、社会活動上、不便が生じているという現状があったためです。
特に女性の場合には結婚に伴い姓が変わるなどから、仕事で旧姓を使用していると、登記簿上の役員か確認で
きず支障が出る場合があり、これが是正されることとなります。
手続きとしましては、設立の登記、役員に関する変更登記等の申請と同時に、登記申請人が申し出るか、これら
の登記手続きと同時でない場合には、施行後 6 ヶ月以内に申し出ることにより旧姓の併記が可能となります。
なお、必要書類等の手続きの詳細については、近日中に発表される予定です。
この他この度の改正により、役員の就任・辞任の登記申請の際、一部の場合を除き本人確認のため役員の印鑑
証明書や住民票の添付が義務付けられました。
(文責:赤塚)
【参考:法務省パブリックコメント】
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