26 年度活動報告「スピーチロックに取り組む!」 ― 身 体 拘 束 実 態 調

聖ヶ丘病院
身体拘束廃止対策委員会
第 10 号
2015.2.12 発行
担当:宍戸・小山田・青山
26 年度活動報告「スピーチロックに取り組む!」
今年度、身体拘束廃止対策委員会では、言葉や態度による拘束「スピーチロック」に力を注いできました。
委員が中心となり言葉や態度による拘束を考え色々な取り組みを行うことで、スピーチロックへの意識を高めて
きました。その成果を 2 月 18 日の職員研修会において病棟委員が発表する予定です。どうぞご期待下さい。
委員会では、今後も皆さんとともに「身体拘束とは何かを学び・考え・活動」していきたいと考えています。
私達は患者様が快適な入院生活を
過ごして頂く為、表現できない要
望を状況判断し適切な言葉がけや
対応行動することが大切になって
おります。多くの経験や反省、周
囲の方々のアドバイスも重要です。
委員長
河合 雅俊
あ
8
―
身
体
拘
束
平成26年度 身体拘束件数
件
7
2階
7
6
3階
5
4階
4
5階
3
6階
2
1
実
V
件
態
調
査
―
平成26年度 主病別身体拘束件数
心疾患
6
肺疾患
5
脳疾患
4
気管カニューレ
CV(中心静脈栄養)
3
経管栄養(PEG)
2
認知症
1
0
0
4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月
―
4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月
身体拘束廃止ラウンド
―
身体拘束廃止ラウンを開始し1年半が経過しました。毎月第4週目に青山オブザーバー
と共に病棟へ出向いて、拘束の状況を確認しながらアドバイスをさせて頂いています。
実際に患者さんとお会いすることで、書面から把握できないことが理解できています。
各病棟では拘束解除に向け色々な工夫が行われていると思いますが、ラウンド時に限らず
気軽に相談して頂きたいと思います。
宍戸 由美