Ⅰ.目的と事業 Ⅲ.最近の主な活動と成果 (2010 年以降) 1.「北京行動綱領」と「2000 年国連総会(北京+5)成果文書」 などの実施状況について監視し、日本政府に対して更なる 実施に関する提案をする。 2.アジア太平洋地域各国における北京行動綱領と成果文書 の実施状況について監視するネットワークである APWW (Asia Pacific Women’s Watch アジア太平洋女性監視機構) と連携し、男女平等を基礎とした女性の地位向上を目指し、 国内外で活動する会員組織である。 3.前2項を実現するために以下の活動を行う。 (1) APWW の役員会に日本代表を送る。 (2) 日本の現状に関する NGO レポートを作成し、日本政府、 国連等へ提出する。(北京行動綱領の 12 領域に JAWW 独 自の9領域を加えた 21 領域を設置。) (3) 国連の諸会議、特に婦人の地位委員会(CSW)に出席し、 後日、報告会を開催し、情報を提供する。 (4) 政府・自治体・国会・裁判所・政党・関係機関等へ関連事 項の申し入れを行う。 (5) 以上のための勉強会および情報交換を行う。 毎年:「国連婦人の地位委員会(CSW)日本代表団に NGO 女 性代表を入れることの要望書」を日本政府に提出し、実現し ている。 Ⅱ.沿革 ●2001年にJAWW(Japan Women’s Watch 日本女性監視機構) は 2005 年の北京+10 に向けて全国的なネットワークとして発 足。原ひろ子が初代代表。 ●2008年7月~2010年6月 原ひろ子代表がAPWW代表に、 浅野万里子役員が APWW 事務局長に、田中正子事務局長 が APWW 事務局長補佐に就任 。 ●2010 年 7 月より、橋本ヒロ子が二代目代表に就任したが、国 連女性の地位委員会日本代表に就任したため、2011年6月 に田中正子が三代目代表に就任。 2014 年 1月 城西国際大学(以下 JIU)ジェンダー・女性学研究所との 共催で勉強会「日本におけるリプロダクティブ・へルス/ライ ツの現状と課題」を開催。 3 月 第 58 回CSWおよび APWW 活動に参加(NY)。CSW期 間中に、国際婦人年連絡会・国連 NGO 国内婦人委員会・ JAWW(以下 3NGO)および国連日本政府代表部との共催で、 「災害とジェンダー」に関するワークショップを開催。 5 月 第 58回 CSW 報告会開催。 8 月 国立女性教育会館主催「男女共同参画のための研究と 実践の交流推進フォーラム」(以下 NWEC フォーラム)にお いてワークショップ「安全・安心と男女共同参画~『北京+ 20』に向けて~」を開催。 2013 年 3 月 第 57 回CSWおよび APWW 活動に参加(NY)。CSW期 間中に、3NGO および国連日本政府代表部との共催で、 「女性に対する暴力の削減」に関するワークショップを開 催。 4月 JIU ジェンダー・女性学研究所との共催で勉強会「安保理 決議 1325 号及び関連決議及びこれらを実施するための国 内行動計画の各国の策定・実施状況」を開催。 5 月 第 57 回 CSW 報告会開催。 8 月 APWW 運営委員会およびワークショップに参加(スリラン カ・コロンボ)。 8 月 NWEC フォーラムにおいてワークショップ「ミレニアム開 発目標(MDGs)とジェンダー」を開催。 11 月 JIU ジェンダー・女性学研究所との共催で勉強会「女性 の人権と世界貿易機構(WTO)」を開催。 2012 年 3 月 第 56 回CSWおよび APWW 活動に参加(NY)。CSW期 間中に、国連日本政府代表部後援、3NGO 共催で、「災害 とジェンダー」に関するワークショップを開催。 4 月 第 56 回 CSW 報告会開催。 8 月 APWW 運営委員会およびワークショップに参加(タイ・バ ンコク)。 8 月 NWEC フォーラムにおいてワークショップ「女性及び女 児に対する暴力」を開催。 2011 年 3 月 第 55 回CSWおよび APWW 活動に参加(NY)。CSW期 間中に、国連日本政府代表部後援、3NGO 共催で、「農山 漁村女性」に関するワークショップを開催。 3~8 月 東日本大震災に対する海外(NGOCSW/NY および APWW)からの救援募金を受け入れ、国内募金とともに全国 女性会館協議会および女性と健康ネットワークに支援金と して送付。 5 月 第 55 回 CSW 報告会開催。 6 月 6.11 シンポ「災害・復興と男女共同参画」実行委員会メン バーとして参加。 8 月 APWW 運営委員会およびワークショップに参加(スリラン カ・コロンボ)。 10 月 NWEC フォーラムにおいてワークショップ「農山漁村女 性と災害復興」を開催。 2010 年 2 月 北京+15 世界 NGO フォーラムに参加。 3 月 第 54 回CSWおよび APWW 活動に参加(NY)。CSW期 間中に、国連日本政府代表部後援、3NGO 共催で「男女平 等教育」に関するワークショップを開催。 4 月 第 54 回 CSW 報告会開催。 6 月 APWW 運営委員会およびワークショップに参加(タイ・チ ェンライ)。 8 月 NWEC フォーラムにおいてワークショップ「女性と女児の 教育・訓練を仕事・雇用に繋げる:国連女性(婦人)の地位 委員会の動き」を開催。 12 月 「UNDP 報告書(2010)のジェンダー不平等の新しい指 標(GII)についての公開勉強会」を実施。 Ⅳ.出版物等 1. ミレニアム開発目標 1,2,3,7 関連 日本の状況 ―第 58 回国連婦人の地位委員会に向けて、日本語― 及び英 語版 (2014) 2.Violence against Women and Girls in Japan: with special emphasis on violence against women and girls after disaster (2012) 3.日本における農林漁業女性のエンパワーメント ~東日本大震災・原発被害からの復興と課題~ ―第 56 回国連婦人の地位委員会に向けて、英文サマ リー付―(2011) 4.女性と女児の科学教育を完全雇用とディーセント・ワー クにつなげる ―第 55 回国連婦人の地位委員会に向け て、英文サマリー付―(2010) 5.JAPAN NGO REPORT 2009 for Beijing+15 (2009) 6.APWW Chronology (中村道子編集、2009、CD) 7.ケアにおける女性と男性の協働:HIV/AIDS をめぐるケ アを含む ―第 53 回国連婦人の地位委員会に向けて、 英文サマリー付― (2009、英文 Summary 付) 8.男女共同参画の推進と女性のエンパワーメントのため のお金の流れ(資金調達) ―第 52 回国連婦人の地位 委員会に向けて、英文サマリー付― (2008) 9.『女児に対するあらゆる形態の差別と暴力の撤廃』 (房野桂、田中正子編著、明石書店、2007) 10.『ジェンダー平等達成における男性と男児の役割』 (原ひろ子、近江美保、島津美和子編著、明石書店、2007) 11.日本NGO レポート 2004 ―北京+10 に向けて 日本 語―及び英語版(2004) 中村道子 安陪陽子 原ひろ子 宮坂洋子 APWW 役員 Steering Committee Member(SCM) Alternate for SCM Advisor Honorary Member 田中正子 近江美保 原ひろ子 中村道子 Ⅵ.北京行動綱領の 12 領域(A−L)、 JAWW 独自の領域(P−X) A B C D E F G H I J K L 女性と貧困 女性の教育と訓練 女性と健康 女性に対する暴力 女性と武力紛争 女性と経済 権力及び意思決定に おける女性 女性の地位向上の ための制度的仕組み 女性の人権 女性とメディア 女性と環境 女児 P Q R S T U V W X ユース 女性と労働 移住女性 障がいのある女性 男性・男児の役割 高齢者女性 農山漁村商工女性 マイノリティ 災害リスク削減 Ⅶ.入会資格 本会の目的に賛同し、定められた会費を納入する個人なら びに団体 Ⅴ. 役員 代表 副代表 事務局長 会計 役員 顧問 監事 田中正子 房野 桂 青木玲子 飯田寛子 橋本ヒロ子 鴨澤小織 織田由紀子 近江美保 浅野万里子 三隅佳子 石川美幸 小林三津子 松原直子 JAWW (日本女性監視機構) E-mail [email protected] 郵便振替 口座番号 00130-6-58386 加入者名 JAWW JAWW Japan Women’s Watch 日本女性監視機構 http://www.jaww.info 2014 年11月
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