全国都市緑化あいちフェア 基本構想(案)

全国都市緑化あいちフェア
平成 25 年 3 月
愛知県
基本構想(案)
余白目次
1.全 国都市 緑化 フェ アの動 向と 方向性 ....................................................... 1
2.全 国都市 緑化 フェ アの開 催の 背景 ......................................................... 2
2-1.
『緑』の都市づくり(全国的な背景)....................................................... 2
2-2.愛知県で取り組む背景 ................................................................... 3
2-3.2015 年に開催する背景................................................................... 4
3.愛 知県に おけ る全 国都市 緑化 フェア 開催 の統一 主題 等(実 施要 領第 2条) .................... 5
3-1.全国都市緑化フェアの統一開催テーマ...................................................... 5
3-2.愛知県都市緑化フェアの統一主題(実施要綱第6条)......................................... 5
3-3.開催の基本方針......................................................................... 6
4.全 国都市 緑化 あい ちフェ アの 基本的 事項 ................................................... 7
4-1.主催者等 .............................................................................. 7
4-2.開催期間 .............................................................................. 7
4-3.会場構成 .............................................................................. 7
4-4.入場方式 .............................................................................. 8
4-5.目標入場者数 .......................................................................... 8
4-6.その他基本的事項....................................................................... 8
5.事 業推進 計画 ............................................................................ 9
5-1.事業推進の基本的な考え方 ............................................................... 9
5-2.フェアを支える参加・協働の基本スタイル .................................................. 9
5-3.事業推進体制 ......................................................................... 10
5-4.協賛計画 ............................................................................. 10
6.協 働推進 計画 ........................................................................... 11
6-1.計画の基本構成........................................................................ 11
6-2.基本的な考え方........................................................................ 12
6-3.協働運営計画 ......................................................................... 13
6-4.県民参加運営計画...................................................................... 15
6-5.担い手づくり計画...................................................................... 17
7.会 場計画 ............................................................................... 18
7-1.メイン会場の概況...................................................................... 18
7-2.計画の基本構成........................................................................ 19
7-3.基本的な考え方........................................................................ 19
7-4.ランドスケープ計画.................................................................... 20
7-5. 展示計画 ............................................................................ 26
7-6. 植物調達計画......................................................................... 28
8.会 場運営 計画 ........................................................................... 29
8-1.計画の基本構成........................................................................ 29
8-2.運営管理計画 ......................................................................... 29
8-3.交通輸送計画 ......................................................................... 31
8-4.営業参加計画 ......................................................................... 32
9.観 客誘致 計画 ........................................................................... 33
9-1.計画の基本構成........................................................................ 33
9-2.観客誘致計画 ......................................................................... 33
9-3.広報宣伝計画 ......................................................................... 34
9-4.行催事計画 ........................................................................... 36
10. 事業計 画 ............................................................................. 37
10-1.事業スケジュール..................................................................... 37
余白
1.全国都市緑化フェアの動向と方向性
全国都市緑化フェアは、都市 緑化 意識の 高揚 、都市 緑化 に関す る知 識の 普及等 を図 ること によ
り、国、地方公共団体及び民 間の 協力に よる 都市緑 化を 全国的 に推 進し 、もっ て緑 豊かな 潤い の
ある都市づくりに寄与するこ とを 目的と して いる( 全国 都市緑 化フ ェア 開催要 綱第 1条) 。
全国都市緑化フェアは、ドイ ツで 環境整 備と 国民意 識の 高揚に 効果 的で あった ガー デンシ ョー
(1951年から2年に一度、国 内諸都 市の 持ち回 りで 開催、 2011 年は4 月∼1 0月の 期間 コブレ ンツ で
行われ た)や オラ ンダ の園芸 博覧 会(フ ロリ アード 、201 2年は 4月 ∼10月 にフ ェンロ ー市 で開催 )
を参考 にスタ ート し、昭和5 8年(198 3年 )に 大阪 府で第 1回全 国都 市緑化 フェ アが開 催さ れ、平成
27年(2015年)に予定される 愛知 県開催 は第3 2回目 を迎 えるこ とに なる 。
当初は、地方博覧会として事 業展 開し、 その 結果、 都市 緑化の 推進 と公 園整備 の促 進が図 られ
ることが成果として期待され た。 しかし 、近 年の社 会経 済情勢 の変 化に より開 催形 態が多 様化 す
るとともに事業規模もコンパ クト 化し、 既存 の公園 等を 主会場 に活 用し た全国 規模 の緑化 イベ ン
トという性格が強くなってい る。 フェア の開 催方針 も、 まちづ くり との 連携強 化、 地球環 境問 題
の啓発 、市 民参画 社会 の推進 等、より 幅広く 重要 な課題 への 対応 を掲げ る方 向へと 変化 してき た。
さらには、逼迫する地方財政 の中 で、よ り効 果的で 効率 的なフ ェア 事業 が求め られ るとと もに 、
多様な主体の参加、事業成果 の継 続性等 の多 元的観 点か らのフ ェア 事業 の展開 が必 要とな って い
る。
これらの背景により、フェ ア会 場の構 成や 主会場 の演 出につ いて も、1 0年前 まで は主流 であ っ
た草花の装飾展示から、緑の 効用 を伝え る主 張を持 った 多角的 な緑 のイ ベント へと 変わる 兆し も
ある。(2012年東京都の「緑 の風 がふき ぬけ る東京 」を テーマ とし 、ま ちなか 等の 会場ネ ット ワ
ークを強化した多会場での開 催、2 013年 鳥取 市の地 域の 風土、 自然 を見 直し、 地域 の緑化 スタ イ
ルとして発信、浸透を目指す ナチ ュラル ガー デンの 展開 )こう した 動向 を見通 しな がら、 全国 に
開催のテーマをきっちりと情 報発 信する 都市 緑化フ ェア として 開催 して いく必 要が ある。
全国都 市緑化 フェ アは 、も のづく りや 草花修 景主 体の 従来の「鑑 賞す るみ どりの フェ ア」を第 1
段階と すると 、人 づく りとま ちづ くりに つな がる「 参加 するみ どり のフ ェア」 とい う第 2 段 階を
経由し て、今 後は 第 3 段 階とし て、 暮らし の中 での人 と緑 との 親和関 係を より一 層強 化し「 持続
するみどりのフェア」へと進 化し ていく こと が望ま れる 。
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2.全国都市緑化フェアの開催の背景
2-1.『緑』の都市づくり(全国的な背景)
「緑」 は、 環境 保全 、景 観形 成、 レク リエー ショ ン空 間の 提供 、防 災・ 減災 など 、多 くの公 益
的機能 を持 って いる 。近 年で は地 球温 暖化の 防止 、ヒ ート アイ ラン ド現 象の 緩和 、生物 多様 性の
保全など、地球規模の環境問 題に おいて も、 その役 割が 注目さ れて いる 。
さらに「 緑」は 、201 1年3 月11日 に起 こった 東日 本大 震災で も 、津波 から の避 難地 、残 った樹 木
による被災者の心の癒しなど 、そ の多様 な力 で、安 心の 拠り所 、頼 れる 存在と して 、緑の 持つ 機
能や役割だけでなく人々にと って 大きく 、
「大 切な 存在」 であ るこ とが改 めて 確認さ れた 。
「緑」 と「 暮ら し」 との かか わり を見 ると、 植木 いじ り、 ベラ ンダ 菜園 や玄 関先 のプ ランタ ー
花壇づ くり 、あ るい は家 周り の道 路の 落ち葉 拾い など 、花 や緑 を育 てる こと 、関 わるこ とは 当事
者にと って は面 倒で はあ るけ れど 心が 安らぐ 効果 があ る。 それ 加え て、 周り の人 も含め てみ んな
心が晴 れや かに なり 笑顔 にな る、 近所 の人達 と親 しく 言葉 を交 わせ て地 域に 交流 が生ま れる 、と
いったまちやコミュニティが 元気 になる とい う効用 をも たらす 。
「まち づく りは 緑化 から 」と いわ れる ように 、緑 化が 有す るソ ーシ ャル ・キ ャピ タル (社会 関
係資本 )の 拡大 効果 も、 信頼 関係 が希 薄でと げと げし いと いわ れる 現代 の地 域社 会や都 市空 間に
強く求められているものでも ある 。
このように「緑」は、環境を 改善 すると いう 物理的 な効 用とと もに 、人 の心を 安ら げ癒す 内面
的効用、コミュニティが健康 にな る社会 的効 用をも 有し ている 。
愛知県においても、この多様 な効 用をも つ「 緑」を 量的 に増や し、 その 質を高 める 公共や 市民
協働による都市緑化の取り組 みが これか らの 都市づ くり にとっ て求 めら れてい る。
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2-2.愛知県で取り組む背景
愛知県 は、自 動車 関連 産業等 を中 心とし た製 造品出 荷額 は 3 4 年連 続全 国一( 平 成 22 年工業 統
計調査)のモ ノづく り県 である と同 時に 農業県 でも あり、中でも 花き 産業は 50 年 間も 生産額 全国
一を続けている。
しかし 、社 会経 済情 勢の 大き な変 化に よる県 下の 経済 環境 の悪 化に 伴い 、全 国一 を誇 る花卉 産
業にお いても 、花き 生産 出荷額 が平成 10 年頃 をピー クに 漸減傾 向が 続くな ど需 要が 低迷し、新た
なマーケット開拓が重要視さ れて いる。
「緑」 との 関わ りで 見る と、 いに しえ より自 然と 暮ら しが 共存 する 豊か な風 土で あっ た愛知 県
は、今も、 県土の 43 %、約 22 万 ha が 森林 で、うち約 5 万 h a、県土の 1 割が、人 との 関わり が深
い落葉広葉樹を中心とした里 山を 有して いる 。
しかし 近年 は、 都市 計画 区域 内で の森 林の減 少、 都市 近郊 の里 山の 荒廃 、市 街化 区域 内での 緑
被地の 減少 が進 行し 、県 全体 の都 市公 園整備 水準 も全 国平 均を 下回 って いる こと から、 緑地 保全
と質の向上、および都市緑化 の推 進が、 県政 の大き な課 題の一 つと なっ ている 。
このこ とから 、平成 23 年 11 月、愛知 県広 域緑地 計画 の改定 を行 い、
「 都市 と自然 が調 和した 環
境にや さし いあ いち の緑 づく り」 を理 念とし て、 環境 、安 全、 活力 、生 活の 各分 野にお ける 具体
的な施 策の取 り組 みを スター トし た。さら に、同計 画にお いて、
「 環境首 都 」にふ さわ しい重 要か
つ緊急 性の高 い緑 の取 り組み とし て、
「あ いち 森と緑 づく り事業 」等の 展開 による 民有 地緑化 の推
進、生 物多 様性 に配 慮し た水 と緑 のネ ットワ ーク の形 成、 環境 学習 の推 進な どの リーデ ィン グプ
ロジェクトを設定している。
愛知県 にお ける 全国 都市 緑化 フェ アの 開催は 、県 政の 課題 解決 につ なが る緑 の総 合的 な取り 組
みの推 進力 とな るも ので あり 、愛 知県 広域緑 地計 画の 理念 であ る「 都市 と自 然が 調和し た環 境に
やさしいあいちの緑づくり」 を実 現する こと が期待 され る。
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2-3.2015 年に開催する背景
愛知県は 2 005 年 、21 世紀 にな って初 めて の国際 博覧 会を 開催し 、
「自 然の 叡智」 をメ インテ ー
マに世 界から 多く の人 々を迎 い入 れ、様 々な感 動を 与えた 。そして 2010 年 には生 物多 様性条 約締
約国会 議(COP1 0)の開 催地 となり 、環境先 進県 とし ての国 際的 評価を 得た 。さらに 今後 も、2013
年あい ちトリ エン ナー レ、2014 年 持続 発展 教育(ES D)に 関する ユネ スコ世 界会 議、が 愛知県 下で
開催さ れ、 また 同年 、技 能五 輪・ アビ リンピ ック あい ち大 会の 開催 が決 定す るな ど各種 の大 規模
イベントが連続して開かれる 。
愛知万 博か ら 10 年の 節目と な る 201 5 年に 、里 山の緑 にあ ふれ た愛・ 地球 博記念 公園 を主会 場
に全国 都市緑 化フ ェア を開催 する ことは 、
「 自然 の叡 智」とい うメイ ンテ ーマ 、お よび「 宇宙・生
命と情 報」
「 人生の
わざ
と知恵 」
「循 環型 社会」 の 3 つ のサ ブテー マの もとに 取り 組まれ た成
果が、
「 緑」の 分野に おい てどの よう に継承 され てきた かを 発信 する機 会と なるこ とに 大きな 意味
がある。
さらに その 中で 最も 重要 なこ とは 、多 くの関 係事 業を 通じ て、 主と して 市民 生活 の局 面で環 境
に優し く健 康で 文化 的な 「緑 」の ある 暮らし が、 ライ フス タイ ルと して どの よう に進展 し定 着し
ている かを はか り知 るこ と、 同時 に、 その良 好な 成果 を広 く内 外に 、具 体的 に情 報発信 して いく
ところにある。
そして 、地 球環 境の 時代の 緑化 意識を 高め 、緑 化技 術を開 発・普 及する 全国 都市緑 化フ ェアは 、
愛知万博の成果を具体的に県 民が 共有化 する 重要な ステ ップと なる こと が期待 され る。
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3.愛知県における全国都市緑化フェア開催の統一主題等(実施要領第2条)
3-1.全国都市緑化フェアの統一開催テーマ
『 緑豊かな街づくり
∼窓辺に花を・くらしに緑を・街に緑を・明日の緑をいまつくろう∼ 』
3-2.愛知県都市緑化フェアの統一主題(実施要綱第6条)
緑のある暮らしの明日を愛知から
【緑を愛し、緑のチカラを知 る
全国都市緑化
愛・知
フェア】
<基本理念>
「自然 の叡智 」を知り 、持続可 能な 社会 への変 革へ 向けて 歩み 始めた 20 05 年の 愛・地球 博。そ
して 5 年後 の 20 10 年秋、 里山 自然の 豊か な愛知 県で 生物 多様性 条約 締約国 会議 (COP1 0)が 開か
れ、日 本が 提唱した SATOY AMA イ ニシア ティ ブの推 進の ための 決定 が採択 され た。さら に、持 続発
展教育(ESD )に関 する ユネス コ世 界会 議が行 われ る愛知 県に おいて 、2015 年秋、愛・地球博 記念
公園をメイン会場に「緑豊か な街 づくり 」を テーマ とす る全国 都市 緑化 フェア が開 催され る。
緑は、 無機 物を 有機 物に 変え 、そ して 食物や 住ま いな どさ まざ まな 資源 とし て、 生き とし生 け
るもの活動の源となる。
緑はま た、 環境 保全 、景 観形 成、 レク リエー ショ ン空 間の 提供 、防 災・ 減災 さら には 地球温 暖
化の防 止、 ヒー トア イラ ンド 現象 の緩 和、生 物多 様性 の保 全な ど、 都市 環境 を良 くし、 私た ちの
生活に安らぎやうるおいを与 えて くれる 。
そして緑は、暮らしの中で笑 顔や 元気、 交流 をもた らす かけが えの ない 存在で ある 。
私たち はこ のフ ェア で、 今一 度、 緑と 共に生 きる こと の原 点に 戻り 、緑 のあ る暮 らし を想い 浮
かべる必要がある。
第 32 回を迎 える愛 知県 の全 国都市 緑化 フェア は、来 場者 はもと より 広く全 国の 人々 に、もっ と
「緑」を愛し、もっと「緑」 の力 を知っ ても らう、 愛・ 知・緑 化フ ェア として 開催 する。
そして、
「 愛知万 博か らの 10 年 」を 踏ま え、
「 自然 の叡 智」とい うテー マや 成果が 暮ら しの中 の
「緑」 にど う浸 透し たか を発 信す るフ ェアと する とと もに 、緑 の力 の「 見え る化 」等に より 、緑
のある暮らしのすばらしさが 実感 ・体感 さら には体 得出 来るフ ェア とす る。
さらに、これからの緑のまち づく りに欠 かす ことの でき ない県 民協 働を フェア の中 で積極 的に
推進し、フェアが一過性の効 果で 終わら ずに 時間的 ・空 間的に 連続 し、 緑のま ちづ くりと して 持
続継続することを目指す。
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3-3.基本方針
愛知県 らし い発 信力 をも った 全国 都市 緑化フ ェア の開 催を 目指 すと とも に、 事業 運営 、協働 体
制づくり、会場計画等、新た なフ ェアを 試行 する。
(1)既存ストックの魅力を活用するフェア
∼愛知万博からの 10 年を振り返り、未来につなぐ∼
全国都 市緑化 フェ アの メイン 会場 となる 愛・地球 博記念 公園 は、
「 自然 の叡智 」と いう テーマ の
もとに展開した様々な愛知万 博の 理念や 成果 が継承 され ている 空間 であ る。
フェア では 、こ れらの スト ック を活用 し、
「緑 」の 分野 で浸透 した 愛知万 博の 成果を 表現 し、未
来へつなぐ愛知万博を経験し た愛 知県ら しい 情報発 信力 のある フェ アと する。
(2)みどりのチカラを体感するフェア
∼みどりのチカラを知り、そのチカラにワクワク、ドキドキする∼
フェア 来場 者が 、大 人も 子供 も、 新し い緑の 技術 、各 種の 展示 、行 催事 に触 れる こと によっ て
「みど りのチ カラ 」を 知り、心が 楽し く、体 が元 気にな る感 覚を実 感・体感 できる フェ アとす る。
そして 、高い満 足感・充 実感 を味 わうこ との できる フェ アとし 、来場 者が、
「 緑」のフ ァンと な
り、
「緑」を暮らしに取り入 れる契 機と してい く。
(3)協働をエンジンとするフェア
∼県民が大活躍する舞台となる∼
メイ ン会 場で 活動 して いる 「公 園マ ネジメ ント 会議 」と 連携 し、 各種 の協 働事 業を展 開す るほ
か、メ イン 会場 並び にフ ェア を構 成す る会場 を、 県内 各地 で緑 化や 環境 改善 に活 躍する 企業 ・団
体・NPO・県民の参加の舞台 として 活用 し、県 民主 導のフ ェア を実 現する 。
そして 、フ ェア をき っか けに 多彩 な交 流を生 み出 すと とも に、 来場 者、 参加 者等 のフ ェア関 係
者にフ ェア 後の 都市 緑化 推進 、緑 のま ちづく りの 活性 化へ の継 続的 な関 わり を求 め、一 過性 に終
わらない持続する緑化推進を 目指 す。
(4)愛知県ならではのフェア
∼アイチにとことんこだわる∼
モノ づく り県 、農 業県 (特 に花 卉産 業)な どに 代表 され る蓄 積さ れた 愛知 の力 を活か し、 各種
業界、 各種 の異 分野 との コラ ボレ ーシ ョン、 歴史 文化 の活 用、 県産 県消 の推 進な ど徹底 して 愛知
にこだわり、フェアで展開す る事 業の一 つ一 つが愛 知の 魅力が 詰ま った フェア とす る。
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4.全国都市緑化あいちフェアの基本的事項
4-1.主催者等
提
唱:国土交通省
主
催:愛知県・財団法人
都市緑化機構
事業主体:本フェア実行委員 会を 設立し 、事 業を推 進す る。
4-2.開催期間
平成 27 年 9 月 12 日∼11 月 8 日(58 日間)を基本とする 。
※基本計画段階において、事 業内 容や事 業費 、目標 入場 者数等 を勘 案し 、設定 する 。
4-3.会場構成
本フェ アの 会場 は、 基本 理念・ 開催 方針 を実 感・ 体感 でき る「メ イン 会場 」を はじ めと し、
フェア 開催 の目 的に 賛同 し、基 本理 念・ 開催 方針 に沿 って展 開す る会 場や フェ ア開 催の情 報発
信等で連携する会場を全県的 に展 開する 。
(1)メイン会場
□場
所:愛・地球博記念公園(愛知 県
長久手市)
(位置づけ)
・
「緑 」を愛 し、 もっと 「緑 」の 力を知 って もら う全国 都市 緑化 フェア のメ イン 会場と して 、
緑の力 の「見 える 化」等 により 、緑 のある 暮ら しのす ばら しさが 実感・体感 さら には体 得出
来る愛知らしい発信力をもっ た会 場。
・本フ ェア 実行委 員会 が主 体とな り事 業を 推進し 、企 業・ 団体、 NPO、 県民 との 協働、 県内 の
自治体・企業・団体、NPO、 市民や 全国 の自治 体等 の参加 協力 の下 、展開 する 。
(2)サテライト会場及び協賛会場
本フェ アでは 、フ ェア 関連会 場と して、「サテ ライ ト会 場」
「 協賛会 場」 を基本 構想 策定 時期か
ら段階 的に選 定す る。 そして 、全 県にフ ェア の効 果が広 がり 、本フ ェア 閉幕後 も緑 化推 進に寄 与
し、多様な「緑」の活動の「 場」 となり 得る ことを 目指 す。
(位置づけ)
・フェア開催の基本理念・開 催方 針に賛 同し 、展開 する 会場
・フ ェア 開催を 盛り 上げ 、フ ェア の情報 発信 やまち なか 等での 緑化 意識 の向上 、多様な 緑の 活
動の「場」づくりに繋がる会場
・サテ ライ ト会場 は自 治体 、協賛 会場 は、 企業・ 団体 、NPO 、県 民の多 様な 主体 により 事業 を
推進、展開する。
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4-4.入場方式
・メイン会場は、無料を基本 とす る。
4-5.目標入場者数
・100∼150 万人を目標とする。
※基本計画段階でさらに検討 し、 開催期 間、 事業内 容、 交通対 策な どを 勘案し 、設 定する 。
4-6.その他基本的事項
(1)愛称
・本フ ェア の統 一主 題( テー マ)を 誰も が覚 えや すく 言い やすい 親し みの ある フレ ーズ で表
現した「愛称」を設定する。
・愛 称は 、広 く県民 から 公募よ り 、でき るだ け早く 選定・決 定し 、広 報宣 伝活 動で活 用す る。
(例)「愛・地球 花
博」、「愛・知・緑化フェア」
(2)シンボルマーク等
①フェア公式キャラクター
・メイ ン会 場で 開催 され た万 国博覧 会の 理念 や成 果を 継承 するべ く、 現在 も活 動し てい る愛
知万博 公式 キャ ラク ター 「モ リゾー ・キ ッコ ロ」 をフ ェア の公 式キャ ラク ター とし て活 用
する。
②シンボルマーク
・本フ ェア の統 一主 題を 表象 し、フ ェア 閉幕 後も 県土 の「 緑」の シン ボル マー クと して 親し
まれるシンボルマークを広く 県民 から公 募し 、選定 する 。
・シンボルマークについても でき るだけ 早く 選定・ 決定 し、広 報宣 伝活 動で活 用す る。
(3)事業費
・基本計画において、開催期 間、 事業内 容、 交通対 策な どを勘 案し 、設 定する 。
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5.事業推進計画
本フェアの事業推進において は、 開催に あた り設定 した 基本理 念や 開催 方針の 本フ ェアで の具
現化に向け、フェアに関わる 多く の関係 者と の連携 ・協 力さら には 協働 が必要 不可 欠であ る。
ここでは、より多くの人々と の関 わりの 中で 創り上 げる 新しい 事業 構造 を持っ たよ り質の 高い
緑化フェアの実現に向けた事 業推 進の基 本的 な考え 方や スタイ ル、 体制 等を事 業推 進計画 とし て
示す。
5-1.事業推進の基本的な考え方
本フェアの事業推進にあたっ ては 、次の 基本 的な考 え方 に基づ き、 推進 、展開 する 。
・メイン会場を熟知した公園 指定 管理者 や公 園内で 活動 する既 存団 体( 公園マ ネジ メント 会議 グ
ループ等)との連携・協働の 「場 」づく りを 行う。
・主催者と参加者・協賛者と いう 関係を 越え てフェ アに 共に取 り組 むこ とので きる 参加協 働環 境
を整備する。
・全庁的な連携・協力のもと 、情 報や人 材等 のネッ トワ ークさ らに はマ ンパワ ーを 活用で きる 多
角的・複合的な推進体制を確 立す る。
5-2.フェアを支える参加・協働の基本スタイル
本フ ェア では 、フ ェア の各 事業 のプ ロセ スや フェ ーズ にお いて 主催 者と 多 様な 主体 が共 に目 的
を共有し、フェアに取り組む こと が必要 であ り、そ の環 境を整 備す る。
ここでは、環境整備にあたり 基本 となる 参加 のスタ イル を示す 。
(1)協働のスタイル
・計画段 階か ら主 催者と 企業、 団体、 NPO、 県民 による 多様 な主体 が、共 にフ ェアの 目的 の達 成に
向けてフェア事業を推進する 。
・事業推進に必要な情報、ネ ット ワーク 、ア イデア 、マ ンパワ ー等 の充 実を図 るこ とによ り、 幅
広く質の高い「緑」の表現、 発信 を期待 する 。
(2)参加のスタイル
・主催 者が「 場」を 計画 、提供 し、 企業、 団体、 NPO、 県民 による 多様 な主体 が、 スキル 、ア イデ
ア、マンパワー等を発揮し、 フェ ア事業 を推 進し、 目的 を達成 する 。
・フェアを盛り上げ、多様な 「緑 」の表 現、 発信を 期待 する。
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5-3.事業推進体制
本フェアの事業推進にあたって は、 次の推 進体 制を基 本に 推進 、展開 する 。
フェア準備組織
(1)準備組織の環境整備
・準備組 織は、多元 的なフ ェア、その 先の緑 化推 進の発 展を 目指し 、
部局間 との 連携に より 、事 業推進 に有 益な 意見・ 情報 収集 し、組
教育
織内で検討することのできる 環境 整備を 行う 。
・事 業推 進にあ たっ ては 、必 要に応 じて 、事業の 専門 的な分 野(交 通
農林
建設
福祉
輸送、観 客誘 致、協 働推 進、会 場計画 、植 物調達 等)に 関し て専門
公園
環境
生活
政策
家による協議会等を設置し、 推進 方法等 にお いて助 言を 得る。
(2)実行委員会の設置
・本フ ェア の円滑 な事 業推 進を目 的に 、愛 知県、 財団 法人 都市緑 化
機構を主催者とする実行委員 会を 設置す る。
・事業理念への理解
・方針設定への協力
・各分野での緑の発掘
・事業への実務協力
・事務局への参加
・各分野からの発信
・実行委 員会 は、行 政、県 民のほ か経 済・緑 化・花 き・教 育・文 化 ・
交通・福祉・誘致広報等の関 係団 体によ り構 成する 。
(3)実行委員会事務局の設 置
・実行 委員 会の もと 、事 業の 具体 的な 推進 を図 るた め、 実行 委員 会の 事務 局( 以下 、事務 局) を
設置する。
・本フ ェア での 事務 局は 、多 角的 なフ ェア 事業 推進 の実 現、 フェ ア後 の「 緑」 に関 係する 事業 の
更なる 持続 ・拡 充を 目的 とし た関 係部 局に 渡る 行政 職員 で構 成さ れた 組織 とし 、庁 内の 情報や
人材等 のネ ット ワー クを 活用 、運 用で きる 事務 局体 制、 庁内 組織 の横 断的 な課 題に も十 分取り
組めるような組織とする。
・さら に、 フェ アの 実務 的な ノウ ハウ を補 完す るた めに フェ ア事 業の 専門 的な 分野 を担当 する 専
門家や技術者等を適宜配置し た構 成とす る。
・フェ ア後 の持 続的 で自 立的 な県 民主 体の 都市 緑化 推進 に向 け、 その 推進 母体 とも なる県 民、 企
業、NPO、団体と強く連携し た県民 協働 による フェ ア事業 の推 進を 目指す 。
・会場 計画 や展 示、 会場 運営 ・管 理を はじめ とし た協 働・ 参加 分野 の事 業推 進に 関わる 県民 ・団
体・NPO 等との検討の「場」づ くりを 進め る。
5-4.協賛計画
・事業推進のプロセス・フェ ーズ でフェ アに 賛同し 、連 携・協 力を 得た 多様な 主体 の姿が 見え る
フェアを計画、展開する。
10
6.協働推進計画
愛知県 では 、広 域緑 地計 画に おい て、 緑に関 する 課題 に対 応す るた め、 公共 (地 方公 共団体 ・
公共セ クター 等)、県 民、NP O、モノ づくり あい ちの 企業な ど 、多様 な主 体で支 え合 うとい う方
針の基、すべての分野におい て県 民協働 によ る緑の まち づくり を推 進し ている 。
また、 愛・ 地球 博記 念公 園では 、県 民・ NP O・ ボラ ンティ ア・ 企業 と行 政の 協働 によっ て地
域社会 を支 えあ う「 新し い公 共」 の形 成に向 けた 試み の一 つと して 「公 園マ ネジ メント 会議 」を
設置し 、利 用者 目線 で公 園の 管理 運営 を協議 し、 実践 して いる 。こ のよ うに 、愛 知万博 によ り広
がった 県民協 働の 動き は、社会 情勢 の変化 等に よ
NPO
県民
学校
り複雑 化する 緑の 課題 に対応 し、持続 的な「都 市
と 自然 が 調 和し た 環 境に や さ しい あ い ちの 緑 づ
くり」を 推進す る協 働の 仕組み につ ながっ てい る。
資金・資材
提供等
委託・依頼
支援
協働・参加
本フェ アにお いて も、主催者 、県 民・NP O ・
学校、企業・団体と いっ た、多 様な 主体と の協 働
により 推進す るこ とに より、効 果的 なフェ ア及 び
ノウハウ
提供
都市緑化の推進を図る。
協働による
フェア推進
フェア事業への
企業
寄与
ノウハウ
提供
仕組みづくり
支援等
主催者
団体
【多様な主体との協働の考え方】
6-1.計画の基本構成
本フェアでの協働推進計画は 、次 の構成 を基 本とす る。
協働推進計画
協働運営計画
県民参加運営計画
担い手づくり計画
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6-2.基本的な考え方
本フェアでの協働推進計画は 、次 の基本 的な 考え方 に基 づき、 計画 、展 開する 。
(1)あいちの協働の仕組みを活かした発展
本フェ アで は、 愛知 万博 をき っか けに 広がっ た協 働の 仕組 みを 基盤 とし 、1 0年 後の より充 実
した愛知の協働の仕組みにつ なげ ること を目 指す。
そのた めに 、① 幅広 い層 に対 する 緑の ある暮 らし の発 信・ 浸透
なく持 続で きる 協働 の仕 組み づく り
② 多様 な主 体が つな がり無 理
③本フ ェア での 取り 組み を契 機と した 「緑 のまち づく り」
を次世 代へと 継承 する 担い手 づく りの3 つの キーワ ード で 、これ まで の取り 組み を検証 しな がら、
フェア運営における協働の仕 組み に取り 入れ る。
さらに 、メ イン 会場 にお いて は既 に協 働を実 践し てい る公 園マ ネジ メン ト会 議と の連 携・協 力
により、フェア後の愛・地球 博記 念公園 の質 の向上 、発 展を目 指す 。
202510 年後の
緑と寄りそう
暮らしの浸透
協働による
2015-2025
都市緑化推進
あいちフェア
2005-2015
持続できる
仕組みづくり
愛・地球博
次世代に継承する
担い手づくり
(2)多様な主体とともに創るフェア
本フェ アで は多 様な 主体 とと もに つく ること で、 多元 的な 緑の 魅力 、緑 のあ る暮 らし の楽し さ
を来場者目線で実現、発信す る、 満足感 、充 実感の 高い フェア を目 指す 。
また、 協働 のプロ セス を通 して、 新た なコ
ミュニ ティ が形成 され 、豊 かな地 域づ くりへ
と発展していくようにする。
本フェ アの協 働の 取り 組みに おい ては、 メ
イン会 場で 既に協 働を 実践 してい る「 公園マ
管理
ネジメ ント 会議」 の役 割範 囲に則 り、 管理・
法令管理
維持・修繕
運営・ 整備 の全体 的な 責任 は主催 者が 負うも
のとする。
整備
また、 県民 ・NP O・ 学校 、企業 ・団 体が
会場整備
公園改修
関わる 範囲 は運営 を中 心と して、 来場 者の満
足度を 向上 させ、 協働 によ るフェ ア推 進のあ
県民・NPO・学校、企
業・団体が関わる範囲
運営
展示・催事
来場者サービス
会場運営等
【県民・NPO・学校、企業・団体の役割】
り方を考え、提案、実行を図 るも のとす る。
12
(3)幅広い県民の参加によるフェア効果の波及
本フェ アでは 多様 な主 体によ る協 働を核 とし ながら 、幅 広い県 民参 加事業 を積 極的 に展開 する。
また、 県民 の関 わる レベ ルに応 じて 、そ れぞ れに 参加 しやす い「 場」 づく り、 仕組 みづく りを
行うことで県民が関
【協働】
わりやすいフェアを
パートナーシップに基づき企画から実行
実現する。
波及
まで、主催者と役割を分担して目的の達成
そして 、
フ ェアで の
を図る。
経験、体験 からフ ェア
後の緑への意識の向
協働
波及
参加
波及
上、持続 に寄与 し、多
【参加】
主催者により設けられた場に受動的に参
様な主体による都市
加する。
緑化推進の向上を目
指す。
6-3.協働運営計画
(1)協働運営の区分
本フェアでの協働運営は、次 の通 り区分 する 。
協働運営計画
協働展示
※7-5 展示計画との共同計画
協働催事
※9-4 行催事計画との共同計画
協働運営管理
※8-2 運営管理計画参照
協働広報事業
※9-3 広報宣伝計画参照
サテライト会場
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(2)基本的な考え方
協働運営計画は、フェアの協 働の スタイ ルで 協働推 進計 画の基 本的 な考 え方に 沿っ て、計 画段
階から県民・NPO・学校、 企業 ・団体 とい った多 様な 主体が フェ アに 関わる 「場 」を設 け、 協
働そして実践によって来場者 目線 のフェ アを 展開す る。
展開のイメージ
□これからの緑のある暮らし を発 信する 協働 展示
・多 様なア イデ アと発 想に より緑 の多 元的な 魅力 を発 揮する 。
・NPO 等の 多様 な主体 のノ ウハウ を活 かし、愛知 の都市 緑化 及
び愛・地球博記念公園の新た な魅 力を引 き出 す。
・会 場を 舞台 に人 々の つ なが りを 生み 出し 、新 た なコ ミュ ニ
ティ形成のきっかけとする。
県民による暮らしを彩る提案型展示(例)
□緑を楽しめるおもてなし協 働催 事
・愛 知万 博の 理念 を引 き 継ぎ 、愛 ・地 球博 記念 公 園で の多 様
な活動と経験を活かす。
・多 様な 主体 がフ ェア を 舞台 とし て輝 き、 来場 者 も楽 しめ る
仕組みとする。
・来 場者 に緑 や会 場、 そ して 、公 園の 魅力 を体 感 して もら え
る内容とする。
NPOによる緑を活用した催事(例)
□フェア効果の全県への波及 を目 指した 協働 による サテ ライト 会場 の展 開
・地域ごとの魅力や資産、人 を活 かした 会場 づくり を行 う。
・緑 の多 元的 な魅 力を 地 域性 と結 びつ け来 場者 目 線で 発信 す
る。
・フ ェア 後の 花と 緑の ま ちづ くり につ なげ るた め 「あ いち 森
と緑 づく り事 業」 等の 緑 化関 連事 業と 連携 し た戦 略的 な展
開とする。
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6-4.県民参加運営計画
(1)県民参加の区分
本フェアでの県民参加運営は 、次 の通り 区分 する。
県民参加運営計画
参加展示
※7-5 展示計画との共同計画
参加体験催事
※9-4 行催事計画との共同計画
交流催事
参加運営管理
※8-2 運営管理計画参照
参加広報事業
※9-3 広報宣伝計画参照
(2)基本的な考え方
フェア 後の 県民 主体 の緑 化推 進、 そし て「緑 のあ る暮 らし」 の浸 透へ とつ なげ るた め、 多様な 県
民の自発的な参加を促し、参 加し やすい 「場 」づく りを 行う。
開催前 から フェ アの 各事 業へ の県 民・ NPO ・学 校、 企業 ・団 体の 参加 を図 るこ とで 、全県 的
な盛り 上が りを 創出 し、 フェ アの 幅広 いPR へと 繋げ る。 そし て、 フェ ア効 果の 浸透、 一過 性に
終わらないフェアを目指す。
展開のイメージ
□多様な県民が「緑」をキー ワー ドにつ なが る参加 展示
・緑 化関 連団体 のみ なら ず幅広 い県 民・NP O・学 校、企 業 ・
団体 の参 加に よる 、環 境 保全 、都 市環 境改 善 、花 育等 、都
市緑化の推進を多角的に提案 する 展示と する 。
・都 市緑 化や環 境保 全に 取り組 む県 民・NP O・学 校、企 業 ・
団体の発表の場とする。
・フ ェア 後の 緑の まち づ くり につ なげ るべ く、 参 加者 同士 の
県民による作品展示(例)
交流も図る。
□緑の楽しみを体感・体験で きる 参加体 験催 事
・緑 化関 連団体 のみ なら ず幅広 い県 民・NP O・学 校、企 業 ・
団体 の参 加に より 、県 民 目線 で緑 の楽 しさ を 知り 、感 じ、
体験できる内容とする。
・都 市緑 化や環 境保 全に 取り組 む県 民・NP O・学 校、企 業 ・
団体の発表の場とする。
・県 民の 意識 や技 術レ ベ ルに 応じ 、そ れぞ れに 緑 化意 識を 高
められるよう、多様なプログ ラム を実施 する 。
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花卉に関する参加体験催事(例)
□フェアを盛り上げる多彩な 交流 催事
・各 地域 の県 民交 流を 促 進す る県 民・ NP O、 企 業等 が主 体
的に関わり、県民同士の多様 な交 流を生 み出 す。
・県 内外 の来 場者 が愛 知 の地 域文 化に 興味 をも つ きっ かけ づ
くりする。
・愛 知万 博で 生ま れた フ レン ドシ ップ パー トナ ー の絆 を再 確
認する。
文化交流催事(例)
□県民が活躍できる場となる 運営 ボラン ティ ア
・ボ ラン ティ アの 活躍 に よる 満足 度の 高い おも て なし サー ビ
スや情報発信を行う。
・生きがい、やりがいにつな がる 活動内 容と する。
・N PO や愛 ・地 球博 ボ ラン ティ アセ ンタ ーと 連 携し 誰も が
参加しやすい仕組みをつくる 。
ボランティアによる会場サービス(案内)(例)
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6-5.担い手づくり計画
フェア 後も 持続 的に 都市 緑化 を推 進す る担い 手を 育成 する ため 、自 立的 な緑 化活 動に 必要な 技
術や手法を学ぶ実践的なプロ グラ ムを展 開す る。
展開のイメージ
□無理なく楽しみながら緑化 を推 進する 手法 や技術 を学 ぶ
・県 民主 体の 都市 緑化 活 動を 進め るた めの 手法 や 花緑 の育 成
技術 だけ でな く、 緑を 楽 しむ ため の工 夫も あ わせ て学 ぶ講
座とする。
・参 加意 欲や 緑化 への 意 識や 技術 のレ ベル に応 じ て選 べる 柔
軟な仕組みをつくる。
・フ ェア 後は 地域 の花 と 緑の まち づく りや 公園 で の緑 化活 動
花や緑に関する講座(例)
に結び付ける。
・内 容に つい ては 都市 緑 化に 関連 する NP O、 企 業等 とと も
に検 討し 、愛 知県 の現 状 もふ まえ たフ ェア 後 の活 動に つな
がる実践的な内容とする。
・県 内で 緑化 の普 及啓 発 に取 り組 むN PO 、企 業 等と とも に
これ まで の取 り組 みを 検 証し 、こ れま での 経 験で 得た もの
を次世代に引き継ぐ。
花や緑に関する実践講座(例)
□学んだことをフェア会場で 実践 する
・学 んだ 内容 をふ まえ て 、会 場内 で作 品制 作や 催 事、 会場 運
営などに取り組み、緑の楽し みを 来場者 に伝 える。
・そ れぞ れの 興味 に沿 っ た活 動と なる よう 、柔 軟 な実 践の 場
を設ける。
県民講師として参加する催事(例)
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7.会場計画
7-1.メイン会場の概況
・メイン会場となる愛・地球 博記 念公園 は、1 94.2ha の計画 面積 を有 し、20 05 年の 愛・地 球博 閉幕
以降、平成 19 年 3 月 に策 定さ れた「愛・ 地球 博記念 公園
基本 計画」 に基 づいて、 博覧 会の理 念
を継承した「サスティナブル パー ク」を 目指 し、段 階的 な整備 が進 めら れてい る。
・園内は、敷地東側の愛知県 の郷 土景観 とも いえる 里山 林(樹 林) が占 める「 もり のゾー ン」 と西
側の大型の建築物やオープン スペ ース、 テー マの異 なる 園地群 「ひ ろば のゾー ン」 に大別 され 、
園内の所々に溜め池があり、 5つ の谷を 有す る谷戸 の地 形とな って いる 。
・敷地東側の谷戸地形特有の 尾根 筋が園 地に 入り組 み( 丘陵部 が侵 食さ れ谷状 とな り)里 山林 (樹
林)が園地に近接するランド スケ ープが 特徴 的とい え、 池の畔 の水 辺の ランド スケ ープや 地形 の
高低差によって視点場が変化 する ランド スケ ープも 特徴 といえ る。
・広大な敷地に博覧会の記憶 を残 す施設 や利 用目的 の異 なる集 客力 のあ る施設 が園 内の所 々に 里山
林や谷戸、高低差のある地形 を活 かしな がら 点在し 、環 境学習 やス ポー ツ、レ ジャ ー等公 園利 用
者の多様なニーズに対応して いる 。
・公園運 営にお いて は、愛・地 球博の 理念 と成 果を継 承し、
「 公園に 関わ る県 民と行 政の パート ナー
シップ により 両者 が共 に考え 、実 践して いく 公園管 理運 営への 取り 組み 」を実 現す るため 、NP O 、
ボランティア団体、企業、大 学な どが行 政、 指定管 理者 と公園 の運 営に ついて 協議 、実践 する 場
として「公園マネジメント会 議」 が設立 され 、きめ 細や かなサ ービ スの 提供、 利用 者の満 足度 向
上、魅力ある公園づくりに取 り組 んでい る。
・公園の 管理運 営は、 愛知 県児童 総合 センタ ー、観 覧車等 を除 く公園 区域 を指 定管理 者:
(公 財)愛
知県都市整備協会)が管理運 営を 行って いる。(愛 知県児 童総 合セ ンター の指 定管理 者は、(財 )
愛知公園協会、観覧車等の管 理者 は、泉 陽興 業(株 )で ある。)
・指定管理者により、前述の 「公 園マネ ジメ ント会 議」 や地球 市民 交流 センタ ーパ ートナ ーや 公園
ボランティア等のサポートも 行わ れてい る。
・また、公 園の 未供 用区域 であ る「県 民公園 づく り空間 」にお いて、
「 あい ちサ トラボ」 とし て、県
民の自主的な活動の場、交流 の場 として 、県 民協働 によ るワー クシ ョッ プで発 案さ れた里 山的 空
間を舞台「モリコロパーク里 山開 拓団」 が、 農の営 み、 先人の 知恵 、自 然の循 環を キーワ ード に
して里山づくり活動を行って いる
18
7-2.計画の基本構成
本フェアでの会場計画は、次 の構 成を基 本と する。
会場計画
ランドスケープ計画
展示計画
植物調達計画
7-3.基本的な考え方
会場計画は、フェアの基本理 念、 開催方 針の 「見え る化 」を目 的に 次の 基本的 な考 え方に 沿っ て計
画、展開する。
・多様 なフ ェア 事業 を支 える基 盤と なり 、既 存の ラン ドスケ ープ や既 存施 設の 機能 を活用 し、
愛知万博からの 10 年間で培った多 様な 魅力を 十分 、発揮 する 会場 とする 。
・緑の 大切 さや 緑の 持つ 効用を 伝え 、緑 のあ る明 日の 暮らし を創 造す る多 彩な 「緑 」を実 感、
体感できる多様な「場」が展 開す る会場 とす る。
・フェア 事業 を通 して、様々な 人が 活動し 、活躍・交 流でき る「場 」
、そ の成果 を発 信す る「場」
を展開し、緑に対する意識向 上や 緑の分 野で の協働 や参 加の推 進に 繋が る会場 とす る。
・会場の随所で多様な愛知の 魅力 を発揮 した 愛知ら しい 「場」 を展 開す る会場 とす る。
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7-4.ランドスケープ計画
フェアのメイン会場は、会場 既存 の魅力 、資 源を活 かし ながら 、全 国都 市緑化 フェ アの会 場と
して質の高い会場空間(ラン ドス ケープ )を 創出す るこ とを基 本に 、計 画、展 開す る。
(1)会場の基本構成
計画にあたり、本フェアでは 、メ イン会 場で ある愛 ・地 球博記 念公 園の 広大な 敷地 を既存 の魅
力や資 源のス トッ ク、 フェア 開催 時の人 の流 れ(滞 留、 動線等 )
、 整備コ スト の軽減 等を 勘案 し 、
既存のエリア・施設を次のゾ ーン に大別 する 。
ゾーン区分
エリア・施設 名
概要等
・現在は、 未供 用の 区域で ある が、会 場の特
センター
フェア事業で
県民参加公園
ゾーン
集中的に整備、
づくり空間
展開する区域
色、魅力 である 里山 の景 観資源、 県民 協働
による里の空間が展開されて いる 。
・フェア 会場と して は、公園 整備 との 調整に
より整備コストの軽減が期待 でき る。
キャンプ場
・現在は、 未供 用の 区域で ある が、会 場の特
色、魅 力であ る里 山の景 観、水辺(ため 池)
の景観資源を有した特徴的なエリアであ
る。
・来場者の 公園整 備と の調整 によ る整 備コス
トの 軽 減が 期 待で き る「 未供 用 区域 」 (県
民参 加 公園 づ くり 空 間及 びキ ャ ンプ 場 )の
二つの谷戸。
大芝生広場
・博覧会 時にも 広場 空間 として 利用 され、園
内の中で来場者が滞留できるまとまった
スペース(平坦地)を確保でき る。
地球市民交流
・愛・地球 博記 念公 園駅と 直結 し、園 内の運
営サー ビスの 拠点 であ り機能 、設 備の 充実
し多様な活用が期待できる。
センター
サブゾーン
既存の魅力や
資源のストック
活かし展開する
区域
・愛知県児童総合センター
・西エントランス広場及びあ いち アート スク エア
・愛・地球博記念館
・花の広場
・フィールドセンター(もり の学 舎)
・林床花園
・日本庭園
20
③会場基本ゾーニング
21
(2)センターゾーン
①センターゾーンのランドスケープ
・センター ゾー ンの地 形は、
「大 芝生 広場 」の 北から 南へ 緩やか に傾 斜する 地形 と「 県民 参加公
園づく り空間 」
「 キャ ンプ場 」の 敷地 両側及 び敷 地奥 の里山 林で 囲まれ た谷 戸の地 形(景観 )
、
ゾーン全体を見渡す(眺望) こと ができ るほ どの高 低差 のある 「地 球市 民交流 セン ター」 の
平坦地が特徴といえる。
・
「県民参 加公 園づく り空 間 」の谷 戸は、
「 大芝生 広場 」の東側 に位 置し、
「 大芝生 広場 」から主
園路を 挟み 、緩 やかに 続く 谷戸 地形で あり、
「 大芝生 広場 」か ら谷 戸の里 山へ の「遠景 」が特
徴的である。
・
「大芝生 広場」 の南に 位置 する「キ ャン プ場」の 敷地 は、主園 路か ら若 干、高く、 主園 路沿い
に位置する「ツツジ池」の畔 を抜 け谷戸 に入 る。
・北に「ツツ ジ池」、南 、西 、東 の里 山林と 四方 を囲ま れ 、敷 地の所 々に 針葉樹 の大 木が 残る敷
地は、センターゾーンの中で も特 徴的な ラン ドスケ ープ を有し てい る。
・
「 地球市 民交 流セ ンター」から は、
「大 芝生広 場」や「 県民 参加公 園づ くり空 間」
「 キャン プ場」
の里山を望むことができる。
◆地球市民交流センター
◆県民参加公園づくり空間
眺望スポット①
眺望スポット③
◆大芝生広場
◆キャンプ場
眺望スポット②
22
②センターゾーンの基本的な考え方
・ゾーン全体としては里山林 に囲 まれた 谷戸 のラン ドス ケープ と緩 やか に谷戸 へ続 く芝生 広場
の大らかなランドスケープを 活か した空 間づ くりを 行う 。
・敷地を囲む里山林が落ち着 いた 雰囲気 を造 り出す 「県 民参加 公園 づく り空間 」の 谷戸で は、
活動、整備が進む里の風景に 似合 う修景 ・演 出をベ ース とし、 既存 の景 観スト ック を活か し
た会場づくりを行う。
・ゾーンの中では特徴的なラ ンド スケー プを 有する 「キ ャンプ 場」 では 、ため 池と 里山に 囲ま
れた「緑」の空間を特別な空 間と して捉 え、 主園路 から 谷戸へ 引き 込む 修景・ 演出 を行い 、
「緑」に囲まれた空間におけ る印 象的で 質の 高い「 緑」 を展開 する 。
・
「大芝 生広 場」で は、 2つ の谷戸 への 景色の 繋が りを意 識し なが ら、芝 生の 大空間 を利 用し 、
多くの来場者が多彩な「緑」 と交 流し、 賑わ う空間 づく りを行 う。
・
「地球市民交流センター」 では、 施設 ストッ クを 最大限 活用 した 会場づ くり を行う 。
・ゾーンの随所で様々な人が 関わ り、活 動し 、活躍 ・交 流でき る「 場」 づくり を行 う。
③センターゾーンの構成
センターゾーンは、次の4つ のエ リアに 大別 し展開 する 。
エリア名
(仮称)
既存エリア
・施設名
展開イメージ
里の体感
県民参加公園
・愛知の緑 の特徴 とも いえ る里山 を舞 台とし 、既 存の 里の風 景や
エリア
づくり空間
活動 をベ ース とし 、直 接 「緑 」に 触れ 、
「 緑」 を身 近に 感じ 、
楽しむエリアとする。
・里 地の活 動空 間を利 用し た催 事や里 の風 景に馴 染む 展示を 行う
と共に 、林 内を 使用し た多 様な 主体に よる 展示や 催事 の実施 か
ら「緑」を体感できるエリア とす る。
緑の劇場
キャンプ場
・緑に囲 まれ た「緑の 屋外 劇場 空間」と して 質の高 い「緑」 の演
出や「緑」 と異分 野の コラ ボレー ショ ンなど「 緑」の 可能性 を
感じるエリアとする。
エリア
・敷地の地 形を活 かし た展 示や修 景・演出 をベー スに 催事や 飲食
サービスなど「緑」を満喫で きる エリア とす る。
まちの
大芝生広場
エリア
・芝生の 大空間 と既 存施 設を利 活用 しつつ、 多彩 な「緑」が 展開
する「みどりのまち」を演出 する 。
・エリア の随所 で様 々な「緑 」の展示 や催 事を行 うと ともに 充実
した「 緑」の 飲食 物販 サービ スの 提供か ら、 様々な 「緑 の力 」
に出会えるエリアとする。
学びの
地球市民交流
エリア
センター
・屋内空 間を活 用し、講習 会や教 室等 の催事 や「緑」の展示 、
「緑」
や「環境」等を学 ぶ展 示、シン ポジ ウム等 を行 い、多面 的な「 緑」
の知識を深め、
「緑」を再発 見する 「場 」とな るエ リア。
23
学びのエリア
の飲 食物販 サービ スの提 供から、 様々な 「緑
の力」に出会えるエリアとする。
出する。
・エリア の随所で 様々な「緑」の展示や催 事、
「 緑」
彩な 「緑」 が展開 する「 みどりの まち」 を演
・芝 生の大 空間と 既存施設 を利活 用しつ つ、多
まちのエリア
眺望スポット
センターゾーン構成図
ン等の展示。
「緑」を体 感する ガーデ
ガーデンや暮らしの
業」を浸透 させる モデル
・「あ いち 森と 緑づ くり 事
飲食サービスの展開。
多様な主 体によ る物販、
文化に関 連する 物販等、
の展示販 売、県 内産業、
・県内の花 卉や園 芸資材 等
まちのエリア
眺望スポット
24
・造園企業による公開制作庭園等の 展示展 開
・県内の 大学 や高校 等を対 象とし たコン ペテ ィショ
ンガーデンの展開
等の催事展開
・「緑 」に 関連 した の実 演
な催事の展開。
ェアを盛り上げる様々
・公式行事 や交流 催事等 フ
緑の劇場エリア
眺望スポット
里の体感エリア
学びのエリア
里の体感エリア
伝える展示
等の 取組 、緑 の重 要性 を
の環 境問 題や 企業 ・団 体
・生 物多 様性 等、 地球 規模
展開
げる 様々 な催 事や 展示 の
「緑 」へ の興 味を 盛り 上
・既存の施設を利活用し、
「農体験」や里山 林の間
伐や下草 刈り等、里山の
ン等を行う運営拠点
・収穫作物 を使用 した飲 食
した屋外芸術の展示展
開。
意識のきっかけとなる
ガーデンの展開。
たガーデンの展開
や先進技術を取り入れ
ン」を提案 するガ ーデン
しや街に「緑のデザイ
・
「生物多 様性」
「 環境」
「緑
化」等を テーマ に、暮ら
を創出する
「緑」の表 現を学 ぶ「場」
・質の高い 展示か ら多彩 な
開
家による作品展示の展
・著名なガ ーデナ ーや造 園
満喫できるエリアとする。
の展開。
等、緑 の可能 性を 伝える 緑と異 分野 が調和 した 展示
・県内 のアー ティ ストと のコラ ボレ ーショ ンガ ーデン
・緑と異分野のコラボレーション催 事の展 開
開。
づくりとなる展示の展
物多様性へのきっかけ
・水辺の空 間を利 用した 生
食サービスの展開。
・水辺の空 間を活 かした 飲
・敷地 の地形を 活かした 展示や修景・演出をベー スに催事 や飲食サー ビスなど 「緑」を
・緑に 囲まれた 「緑の屋 外劇場空間」として質の 高い「緑 」の展開や 「緑」と 異分野の
コラボレーションなど「緑」 の可能性を感じ るエリアと する。
間を演出
緑の劇場エリア
生による里山を舞台と
による生物多様性への
・野の花に 囲まれ た里の 空
・県内のア ーティ ストや 学
・郷土の 多年草、宿根草 等
の展開
作業等の参加体験催事
用した田 植え、収 穫等の
介やインフォメーショ
サービスの展開。
・既存の「 農」の 空間を 利
・活動団体 の取り 組みを 紹
した多様な主体による展示や 催事等により、「緑」 を体感でき るエリアとする 。
・愛知の緑 の特徴ともいえる 里山を舞台 とし、既 存の里の風 景や活動をベー スとし、直接
「緑」に触れ、
「緑」を身近に感じ、楽 しむエリア とする。
・里 地の活動空間を 利用した催 事や里の風景に 馴染む展示 を展開する と共に、林内 を使用
展開。
目指 す 参加 体 験型 催 事の
トに 「 緑」 へ 意識 浸 透を
展開。
・幅 広 い年 齢層 を ター ゲッ
習会 や 各種 の 体験 教 室の
・
「緑」の技術 を体得 する講
ア。
・屋内 空間を活 用し、講 習会や教 室等の催 事、「緑」 や「環境 」等を学 ぶ展示、 シンポジ
ウム等 を展開し 、多面的 な「緑」の知 識を深め 、
「緑 」を再発 見する「 場」とな るエリ
(3)会場修景演出の基本的な考え方
本フェアの会場修景演出は、 次の 基本的 な考 え方に 基づ き、計 画、 展開 する。
・メイン会場の景観資源、地 形等 の空間 特性 を活用 し、 調和す る花 と緑 の空間 演出 により 、印 象
的なランドスケープの創出
・既存の施設や仮設施設と緑 や花 が一体 とな った空 間演 出
・宿根草、多年草、球根、彩 り豊 かな一 ・二 年草な ど愛 知の誇 る多 彩な 植物と 緑の 効用を 伝え る
多様な競演による会場修景
・植物の組み合わせや配植の 手法 を効果 的に 用いな がら 各ゾー ンの 特性 に応じ た美 しい空 間づ く
り
・フェア閉幕後の緑に関する 取り 組みや 暮ら しに緑 を取 り入れ るこ と( 緑化推 進の ベース )に つ
ながる修景・演出
(4)サブゾーンの展開イメージ
サブゾーンでは、既存施設、 空間 の魅力 、ス トック を活 用し、 セン ター ゾーン の魅 力を補 完
する次のような利用展開を図 る。
エリア・施設名
愛知県児童総 合
センター
展開イメージ
○緑に親しむきっかけづくり
・指定 管理者 との 連携 により 、既 存の魅 力や 取り組 みを 活用 しなが ら施 設の屋
内外で 子供 、親子 をタ ーゲッ トと した緑 や花 に触れ るき っか けづく りを 展開
する。
西エントラン ス
広場及びあい ち
○フェアを盛り上げる修景・ 演出
アートスクエア
・エント ラン スの比 較的 まとま った スペー ス、親 水空 間の活 用し、エン トラン
スの修景演出やフェアを盛り 上げ る催事 等を 展開す る。
愛・地球博記 念
○愛知万博の記憶
館
・既存 の博覧 会の 記憶 を振り 返る 屋内展 示と 公式行 事等 での運 営活 用を 図る。
花の広場
○フェアを盛り上げる修景・ 演出
・既存の地形、施設、空間の 活用 し、沿 道の 修景演 出、 催事等 を展 開す る。
フィールドセ ン
○森に触れるきっかけづくり
ター(もりの 学
舎)
・指定管 理者、インタ ープ リタ ーとの 協働 による 既存 の取り 組み、ノウ ハウの
活用し 、
「里 山( 自然) の入 口」 となる イン ター プリ テーシ ョン の拡 充し 展開
する。
林床花園
○緑に親しむきっかけづくり
・既存 の環境 スト ック を活用 し、ネイチ ャー トレイ ルや フィ ールド ワー ク等の
指定管理者と連携し、里山( 自然) に触れ 、学 ぶ「場 」と しての 展開
日本庭園
○緑の魅力を知るきっかけづ くり
・谷戸 の景観 を取 り込 んだ質 の高 い庭園 空間 からラ ンド スケ ープを 学び 、知る
「場」として展開する。
25
7-5. 展示計画
本フェアの展示計画は、主催 者や 多様な 主体 により 展開 する。
本フェアにおける「展示」の 定義
・展示の対象区域を設定、限 定せ ず、展 開す る「全 域型 」の展 示物
・会場の一定の区域(区画) を設 定、限 定し 、展開 する 「区域 (区 画) 型」の 展示 物
(1)展示の区分
本フェアの展示は、展開する 主体 や参加 の基 本スタ イル 等によ り次 の通 り、区 分す る。
主催者展示
展示
協働展示
※6-3 協働運営計画との共同計画
参加展示
※6-4 県民参加運営計画との共同計画
展示区分
主催者展示
展示主体
□主催者により企画、立案、
備考
主催者
制作(整備)する屋内外の
展示物
協働展示
□協働のスタイルにもとづい
て企画、立案、制作する屋
参加展示
□参加の基本スタイルにもと
づいて制作、展開する屋内
企業・団体、NPO、学校(高校 ・
大学等)
6-3 参照
自治体 、企 業・団体、NPO、学校
(小中学校、高校・大学等)、 県
6-4 参照
内外の展示物
外の展示物
民(個人・グループ)
(2)基本的な考え方
本フェアの展示は、フェアの メイ ン会場 等の 屋内外 にお いて「 緑あ る暮 らしの 明日 」を具 現化
(見える化)し、フェア後の 暮ら しに取 り入 れる「 緑」 の波及 を期 待す るする もの として 、次 の
基本的な考え方に基づき、計 画、 展開す る。
・メイン会場等、会場のス トック 、ラ ンドス ケー プを活 用し た「 緑」の 新た な可能 性を 引き出
す展示
・愛知県の蓄積された多彩な 「力 」を発 揮し た発信 力の ある展 示
・
「緑 」を 身近な もの と感じ 、暮 らし に活か すこ とので きる「緑 」の機 能や 役割、効用 など「緑」
の力を実感、体感できる展示
・
「緑」の技術や手法を学ぶ 実践的 な展 示
・多彩な「緑」の表現により 、人 と緑、 人と 人の交 流が 生まれ 、フ ェア 会場を 盛り 上げる 展示
26
展開のイメージ
・メイン 会場 等、会 場のス トッ ク、ラン ド
スケー プを活 用し た「緑 」の 新たな 可能
性を引き出す展示
既存の空間を活用した展示(例)
既存の景観と調和した展示(例)
緑化技術の展示(例)
著名なガーデナーの展示(例)
植物に触り、実感する展示(例)
緑の効果を実感する展示(例)
・
「緑」の技術や手法を学ぶ 実践的 な展 示
・
「緑」を身近なものと感じ 、暮 らしに 活
かすこ とので きる「緑」の機能 や役 割、
効用など「緑」の力を実感、 体感 でき
る展示
・多彩な「 緑」の表 現によ り、人と 緑、人
と人の 交流が 生ま れ 、
フェ ア会 場を盛 り
上げる展示
緑を感じる空間展示(例)
・愛知県の蓄積された多彩な 「力 」を発
揮した発信力のある展示
郷土の草花を使用した展示(例)
27
7-6. 植物調達計画
本フェアでは、主催者による 会場 修景演 出及 び展示 に使 用する 植物 、協 働展示 及び 参加展 示で
必要と判断される植物の生産 調達 を行い 、次 の基本 的な 考え方 に基 づき 、計画 、展 開する 。
・県内の植物の生産状況や特 徴を 踏まえ なが ら、安 定的 な供給 を図 るた めに、 会場 で使用 する
草花、樹木に関する生産調達 、施 工、維 持管 理など の総 合的な 推進 体制 を実行 委員 会(事 務
局)と庁内部局との連携によ り整 える。
・県内の花卉産業の更なる活 性化 及び県 土、 県民へ の花 卉の普 及を 目的 に、県 内の 生産団 体等
との連携協力による植物生産 調達 体制を 整え る。
・会場修景への利用や利用す る材 料の情 報発 信、フ ェア を契機 とし た植 物材料 の開 発など 、全
国に誇る愛知の花卉を再認識 する ととも に県 内産の 植物 を活用 した 展開 を目指 す。
・植物材料の提供だけでなく 、緑 (樹木 や草 花)を 身近 に感じ 、緑 に関 する知 識を 深め、 暮ら
しに取り入れることができる よう に、花 育等 の既存 の取 り組み の充 実を 図る。
28
8.会場運営計画
8-1.計画の基本構成
本フェアでの会場運営計画は 、次 の構成 を基 本とす る。
会場運営計画
運営管理計画
交通輸送計画
営業参加計画
協働運営管理
※6-3 協働運営計画との共同計画
参加運営管理
※6-4 県民参加運営計画との共同計画
8-2.運営管理計画
(1)運営管理の区分
運営管理計画
・案内、情報サービス
会場サービス
・貸出、預かりサービス
・迷子、遺失物対応
・乳児サービス
・身障者対応
・団体対応
・外国人等対応
・諸規則設定
会場管理
・関係者対応
・警備、通門管理
・整理、誘導
・医療、救護
・消防、防災
・清掃、ごみ処理
・保険、衛生
・保険加入
・入場者集計
※上記の分類を基本に計画段 階以 降に運 営管 理項目 の絞 り込み を行 う。
29
(2)基本的な考え方
本フェアの運営管理は、次の 基本 的な考 え方 に基づ き計 画、展 開す る。
・快適で安全な空間を提供す ると ともに 来場 者が多 彩な 「緑」 に触 れ、 暮らし への 緑の浸 透や 緑化
活動の実践に繋がる会場サー ビス や会場 管理 を行う 。
・全国規模の博覧会として必 要な 情報を 正確 に伝え 、案 内でき る質 の高 いサー ビス の提供 やフ ェア
の各事業で展開される様々な 緑の 取り組 みを サポー トす る会場 運営 管理 を行う 。
・メイン会 場で は、愛・地球 博記 念公園 の全 エリア を実 行委員 会と 既存 の管理 運営 組織( 指定管 理者
及び公園マネジメント会議等 )との 連携 ・協力 によ り運営 管理 を行 う。
・運営管理の様々な場面で多 くの 県民が フェ アに参 加、 協働で きる 環境 や体制 を整 え、参 加者 の達
成感や満足度が向上するとと もに 、フェ ア後 の緑化 推進 の担い 手づ くり を念頭 に置 いた会 場運 営
管理を行う。
展開のイメージ
□ホスピタリティ溢れる会場 運営
・多彩な「緑」や取り組みの 情報 、来場 者か ら必要 とさ れる情 報を 正確 に伝え 、案 内でき る質 の
高いサービスを提供する。
・安全にそして、安心して楽 しめ る会場 管理 体制を 構築 する。
・フェアの様々な場所で「緑 」の 「魅力 」を 伝え、 フェ アを盛 り上 げ、 多くの 来場 者、リ ピー タ
ー獲得を目指し、来場者にと って 満足度 の高 い会場 運営 ・管理 を行 う。
□既存の管理運営形態を活用 した 会場運 営管 理
・メイン会 場を熟 知し た指定 管理 者や 園内で 活動 する県 民・NPO・企業 等と の計画 段階 からの 協働
により、既存のノウハウ等を 活用 した質 の高 い会場 運営 管理を 行う 。
・こ れまで 蓄積 してき た県 民、NPO 等に よる 既存の 来園 者サー ビス のスキ ル 、もて なし の心を 十分
に発揮し、県民、NPO 等がホス ト、キ ャス トとし て活 躍でき る会 場運 営管理 を行 う。
□運営管理への参加協働によ る今 後の公 園運 営、ま ちづ くりへ 繋が る運 営管理
・運営管理の様々な場面で多 くの 県民が フェ アに参 加、 協働で きる 環境 や体制 を整 え、県 民が ホ
スト、キャストとして達成感 や満 足度が 向上 するフ ェア を目指 す。
・フェアの運営管理への参加 協働 の経験 、体 験を通 して 、多様 な可 能性 を持つ 「緑 」をよ り実 感
し、愛・地球博記念公園の発 展、 さらに は、 都市の 活力 となる 緑の 魅力 を伝え る担 い手の 育成
につながる仕組みづくりを行 う。
30
8-3.交通輸送計画
(1)交通輸送の分類
交通輸送計画
交通輸送計画
駐車場計画
輸送経路計画
交通誘導計画
(2)基本的考え方
本フェアの交通輸送計画は、 円滑 な来場 者の 輸送お よび 環境に 配慮 した 公共交 通機 関の積 極的
な促進を目的とし、次の基本 的な 考え方 に基 づき計 画、 展開す る。
□公共交通機関の利用促進
・自動車への依存が顕著な本 県で のフェ アは 、会場 に隣 接する リニ モを はじめ とし た公共 交通
機関による来場を促進する。
・計 画に あたっ ては 、メ イン 会場周 辺を 中心 に展開 する 愛知県 の環 境政策 (エコ モビ リテ ィライ
フの促進)と連携した輸送計 画を展 開す る。
・また、関係機関との協働連 携に よる近 隣主 要駅か らの シャト ルバ ス運 行等の 公共 交通機 関の
利用促進方策を検討する。
□臨時駐車場の確保
・既設公園駐車場の活用と合 わせ て、フ ェア 開催に よる 会場周 辺の 交通 集中を 勘案 、検討 し、
臨時駐車場を会場近隣に設け る。
・臨時駐車場は、博覧会やこ れま で記念 公園 で実施 され たイベ ント 時に 使用さ れた 実績の ある
県有地を有効利用し、整備コ スト 縮減に 努め る。
・平日、土休日の来場者数に 合わ せた運 営形 態を検 討し 、フレ キシ ブル な計画 によ る運営 コス
ト軽減を検討する。
・駐車場運営については指定 管理 者との 共同 運営を 検討 する。
□円滑な誘導計画
・増加交通量による周辺環境 への 影響を 考慮 した動 線設 定、車 両誘 導を 検討す る。
31
8-4.営業参加計画
・本フェアでは、会場で展開 する 飲食・ 物販 も魅力 の一 つと捉 え、 積極 的に展 開す る。
・愛知の食文化に触れる機会 とし て、郷 土料 理やご 当地 B級グ ルメ など 子供か らお 年寄り まで 幅
広い層に受け入れられる飲食 サー ビスを 展開 する。
・また、
「緑」 と「食」 のコラ ボレ ーショ ンを 基本 に、会場 内の 多彩な 緑の 空間で サー ビスを 満喫
できる工夫、営業手法等を検 討し 、展開 する 。
・物販は、園芸王国愛知の力 を十 分に発 揮し た植物 等の 販売や 郷土 物産 の販売 を中 心とし た愛 知
らしい物販サービスを展開す る。
・特に、植物等の物販サービ スで は、会 場内 で植栽 され ている 草花 を積 極的に 販売 するな ど、 生
産者団 体等と の連 携・協力 によ り、フェ アの「緑 」が暮ら しの 中で 再現で きる ように 、そして 、
花卉産業振興への効果が期待 され る魅力 度の 高い物 販サ ービス を展 開す る。
32
9.観客誘致計画
9-1.計画の基本構成
本フェアでの会場運営計画は 、次 の構成 を基 本とす る。
観客誘致計画
観客誘致計画
広報宣伝計画
行催事計画
9-2.観客誘致計画
(1)観客誘致の区分
企業・団体プロモーション
観客誘致
県民・NPO プロモーション
地域資源プロモーション
交通輸送プロモーション
(2)基本的な考え方
本フェアの観客誘致は、次の 基本 的な考 え方 に基づ き計 画、展 開す る。
・観客誘致に対する意識を高 め、 様々な エリ アやタ ーゲ ットに 対し 、綿 密な誘 致方 策を検 討、
展開する。
・緑 化フェ アで の基本 とな る「 緑 」に関 心の 高い各 ター ゲッ トの獲 得は もとよ り 、幅広 い企 業・
団体・県民等の積極的な誘客 を図 る。
・愛知県の地域資源、観光資 源を 活用し た誘 客方策 や交 通機関 を活 用し た誘客 方策 などを 検討
し、展開する。
展開のイメージ
・庁内及びフェアの各事業 間に おいて 情報 交換・ 共有 し、既 存の ノウ ハウを 活用 できる 環境 、
体制を整え、効果的な観客誘 致を 行う。
・特に観客誘致の基本とな る広 報宣伝 事業 と連動 した 、効率 的な 誘客 を図る 。
・愛・地球博記念公園内の指 定管 理者、 公園 マネジ メン ト会議 やパ ート ナーな ど既 存スト ック
を活用した観客誘致を行う。
・様々な分野で展開されてい る県 内の地 域資 源を発 信す る事業 や各 種キ ャンペ ーン 等と連 動し
た誘客方策、県内、近隣県、 関西 圏、首 都圏 に向け ての 観客誘 致を 行う 。
33
9-3.広報宣伝計画
(1)広報宣伝の区分
ビジュアル・アイデンティティ事業
広報宣伝
キャンペーン活動事業
ツール制作事業
パブリシティ(情報発信)事業
Web・SNS 活用事業
公的広報事業
媒体(メディア)活用事業
広告施設事業
協働広報事業
参加広報事業
(2)基本的な考え方
本フェアの広報宣伝は、次の 基本 的な考 え方 に基づ き計 画、展 開す る。
・時期、集客エリア、ターゲ ット に対応 する マーケ ティ ング型 の広 報を 基本に 、目 的、効 果を
見極めた広報宣伝活動を展開 する 。
・フェアの参加協働事業と連 動し 、多様 な主 体の参 加協 働によ るき め細 かな草 の根 的広報 宣伝
を展開する。
・フェア周知や観客誘致に終 始す るので はな く、フ ェア の開催 目的 や理 念が浸 透す るよう 継続
的な広報活動を推進する。
・話題性のある事業と連携し 、効 果的か つ強 力な情 報発 信を展 開す る。
・多様な情報交流をうながす 情報 インフ ラの 整備等 によ り、フ ェア 後、 緑のま ちづ くりに 活用
でき、活性化につながる広報 を展 開する 。
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展開のイメージ
□マーケティング型広報の確 実な 推進
・広報 の時 期( 準備 段階 、会期 前、 会期 中)
、 集客 エリ ア( 会場 周辺 、県内 、県 外)、ター ゲッ
ト(花 や緑 の愛 好者 、在 住者種 別、 女性 、フ ァミ リー など )など 求め られ る情 報を 効果 的な
広報手法により確実に推進す る。
・庁内 及び フェ アの 各事 業で得 た情 報を 交換 ・共 有で きる環 境、 体制 を整 え、 効果 的な広 報宣
伝を展開する。
□多様な人がつながるヒトメ ディ ア型広 報
・早期 から多 くの 県民 の関わ りに よる SNS や クチ コミに よる 情報の 交流 環境を 整備 し、 計画段
階から継続的な草の根的広報 宣伝 を展開 する 。
・協働 や参 加に よる 広報 事業を 積極 的に 展開 し、 多様 な主体 の得 意分 野を 活か した 情報発 信を
展開する。
・各事 業へ の参 加者 や多 くの県 民が 各種 広報 活動 (ニ ュース レタ ー取 材、 PR キャ ンペー ンな
ど)に 参加 でき る環 境づ くりを 行う こと で、 フェ アの ファ ンを獲 得し 、フ ェア の開 催目 的や
理念が広く浸透するよう広報 活動 を展開 する 。
□話題性のある事業、キャン ペー ン等と のタ イアッ プ
・開催 年まで の愛 知県内 で開 催され る話 題性 のある 事業 やキャ ンペ ーン等 とタ イア ップを 図り、
効率的かつ広域的な広報宣伝 を展 開する 。
35
9-4.行催事計画
(1)行催事の区分
プレイベント(開催前)
行催事
内覧会
開会式・閉会式
記念イベント(開催期間中)
全国都市緑化祭
主催者催事
※6-3 協働運営計画との共同計画
協働催事
参加体験催事
※6-4 県民参加運営計画との共同計画
交流催事
(2)基本的な考え方
本フェアの行催事計画は、次 の基 本的な 考え 方に基 づき 計画、 展開 する 。
・フェア開催周知、観客誘致 を目 的とし た行 催事、 フェ アを盛 り上 げ、 緑の普 及に 寄与す る行 催
事等、フェアの目標、基本理 念を 踏まえ た戦 略的な 行催 事を計 画、 展開 する。
・誘致、広報事業と連動した フェ ア開催 周知 、観客 誘致 に向け た話 題性 のある 催事 を展開 する 。
・協働推進事業と連動し、フ ェア の計画 に関 わる多 彩な 人材、 庁内 のネ ットワ ーク を活用 し、 フ
ェアの理念、方針が浸透して いく 行催事 を展 開する 。
36
37
手 続き・運営
体制
都 市公園整備
事業
事 業計画
計 画・設計・
調 整・整備・
運 営管理
項目
平成25年度
平成26年 度
平 成27年度
基本構想策 定
大
臣
同
意
協
議
実行委員会 設立準備
懇
談
会
基本 計画策定
実
行
委
員
会
設
立
都 市公園整備事業
( 設計)
実
行
委
員
会
総
会
観客誘致実施計画
会場運営管理 交
通輸送実施計 画
会場基本設計 展
示実施計画
協働推進実施計画
実行 委員会事務局 運営
都市公園整備 事業(整備)
実
行
委
員
会
総
会
フェア会場整 備工事
観客誘致・広 報宣伝の実施・ 行催事調整
交通輸送の調 整
会場運 営管理の調整
植物生 産調達の実施・ 監理
主催者 展示調整及び運 営
会場実 施設計
協働運 営・県民参加運 営・担い手づ くりの実施
会 場設計監理
全
国
都
市
緑
化
あ
い
ち
フ
ェ
ア
都市公 園
整備事 業
撤去
復旧
工事
実
行
委
員
会
解
散
持続 ・継承
9 月 10 月 11 月 1 2月 1 月 2月 3月 4 月 5 月 6 月 7月 8月 9 月 1 0月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 4月 5月 6 月 7 月 8月 9月 1 0 月 1 1月 1 2月 1月 2月 3 月 4 月 5月 6月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 1 2月 1 月 2 月 3月
平成24年 度
10.事業計画
10-1.事業スケジュール