片側神経根型障害を呈する腰部脊柱管狭窄症に対する神経根ブロックの

δイ&2θ f〃
/Sわ 力′́R′ ドθ:Sマ イー
[玉夏:I要ヨ
1奮費堡空
三の多重と
壼亘}―=
片側神経根型障害 を呈 す る腰部脊柱管狭 窄症 に
対す る神経根 ブロ ックの有効性 につ い て
The Efficacy of Spinal Nerve Root lnfiltration for Iン umbar Spinal Canal Stenosis
、
vith Unilateral Radicular Symptoms
1)安
丹 野 隆 明
a
江 口
和
宅 洋 美
久保 田
剛
1)岩
υ
本 靖 彦
1)宮
下 智 大
a
Takaaki′ rann。 ,Hironli Ataka,Yasuhiko lwamoto,Tomohiro ⅣIiyashita,
Yawara Eguchi,Goh Kubota
要
旨
腰 部 脊柱 管狭 窄症 に よる神経根 型 障害75例 に対す る神経根 ブ ロ ックの 有効性 に つ い て J」
べ た 一 人当 た り平均 ブ ロ ック数 は28回 で ,1可 数 とイ∫効性 の 関係 は 認 め られず ,著 効40例
53%,有 効21例 28%で ,無 効 14例 19%で あ った り│:す べ り群51例 で は著効 57%,イ 効 33%,
無効 10%,す べ り群24例 で は著 効 46%,イ ∫効 17%,無 効 37%で ,す べ り群 に 有意 に無効例
J・
が 多 く,ま たす べ りの 程度が イ∫効性 に 関与 して い た
ハbstracr
ObiCCt市 C:To invcstigatc thc cmcacy of spinal ncrve root in01tradon(NRI)br unHatcral
l‐
adicular sylllptollls causcd by lulllbar spinal canal stcnosis(LSCS)
ヽ4atcrials and Mcthods i Scventy― fivc consecutivc cascs of SCS
、
vith unilatcral radicular
syinptollls treated by NRI bct、veen Apri1 2009 and May 201l wcrc rcvicwcd.LSCS combined with
disc hcrniation,luinbar fora1llinal stcnosis,and cascs previously trcatcd by surgcry,wcrc cxcludcd.
Thcrc wcrc 30 malc and 45 fcmale padcnts(mcan agc atthe timc oftrcatmenti 65 5 y,range:46-81
y).NRI was at L3 in 2 paticnts,L4in 17,L5in 50,and Sl in 6 paticnts.Fitty― onc patients had LSCS
without dcgcncradvc spondylolisthcsis at thc stcnodc lcvel(SCS gЮ
spondylolisthesis(DS group)NRI was
up),and 24 had LSCS with
Кpcatcd upon paticnts'rcquest,and thc numbcr of
trcatmcnts was noted.Thc cfficacy of NRI was invcstigatcd for at lcast 3 mOnths aftcr inal NRI
Thc cfflcacy of NRI was classined into thrcc gradcs as follows i cxccnCnt,pain scalc O-2(10 bcing
the scvc面
ty ofsymptolns bcbre NRI)or no need for mcdica■ on;good,pain scalc 3-6o「 less nced
for lllcdication i and poo「 , pain scalc 7-10 or continuing necd for medication Furthermorc, thc
eficacy of NRIin thc l)S and SCS groups、
vas comparcd,and thc rclationship bct、 vccn thc cfficacy
and degrcc of slipping was also cvaluatcd
Rcsults i ln aH 75 cascs,thc mcan nuinbcr of NRI trcatmcnts was 2 8(rangc,l to 6),and thcl・
、
vas no relationship betwccn thc treatmcnt frcquency and cfficacy.For total cascs,cficacy、
c
vas i
cxcellent,40 cases(53%)i good,21(28%);and p00r,14(19%),1l of which rcquircd surgical
tleatmcnt.The SCS group cmcacy was:exccllcnt,29 cases(57%):good,17(33%),and p00r,5
(10%).Thc DS group cfficacy was:cxcellent,1l cascs(46%):800d,4(17%);and p00r,9
い
〒271-0043 松戸lf旭 町1161〕 S,nc ccntcr,Matsudo Orthopacdc Hos,td,Matsudo
松戸整形タ
ト
拳病院 イ
ヽ
lll:セ ンター〔
´
松 戸 lir立 病 院
│´
844
脊椎 セ ンター
Journal of Spine Research
Vol.3 No.6
2012
(37%).Thc latc of p()or outconlc in the DS group was significantly higher than in thc SCS group
(P<0()5),and a11 9 cascs of poor outcolnc showcd morc than 15%slip or intcrvertcbral disc ROM
by morc than 10°
.
Conclusion i NRI was illarkcdly cffectivc for radicular synlptolns causcd by LSCS,compatiblc
witll lindillgs of prcviously publishcd studics.Howevcr,cfficacy in thc DS groupヽ vas significantly
lo、
vcr and dcpcndcnt on thc dCgrcc of slipping. Thcrclore, the current study provides uscful
guidancc to obtain inR)1lllcd COnScnt from paticnts rcquirillg NRI.
il(lumbar
1:41:狭 ′
ドソ
Key words:腰 音│`イ ドオ
in■
長ブ ロ ツク (spina1
タト経 オ
spillal canal stcnosis),
1lervc rool
ltrttk)n).保 存療法 (conscrvadvc rcatnlent)
今 回 の 対 象 は,こ れ らの うち,RB施
行 itの 下 肢 症 状 に対 す る Roland Moms disability
で あ った
は じめ に
腰椎疾患 にお ける保存療 法 で あ る神経 プ ロ ツク
Lす る重要 な
JFや 手術迪 応 を決ウ
療法 は,機 能的診 ‖
そ の 中 で も,最 も確 実 で 即効性
ド柱
の あ る神経 根 ブ ロ ツク (以 下 RB)療 法 は腰 部 イ
位
li・
づ けにあ る
管狭窄 症 や腰椎椎 1用 板 ヘ ル ニ アの44骨 神経 障害 に
tて きたイ
「効性 の 高 い物t存
剤 してllfく か ら試 み らブ
2出 )S'
近年 は MRI画 像 の進歩
療 法 の一 つ で あ る
:`夫
ト症
ギ午及 に よ り, クト来診療 にお い て1要 剖イド在│:循 タ
の責任高位診 断 は,責 任病 変が 脊柱 管 内 であれば
正確 に確 ウ
とで きる こ とが 多 く RB戒 (法 の 有効 1生 は
さらに高 くな ってい る そ こで 今 lillわ れわれ は 2
週 間以 _11の コルセ ッ ト療 法 お よび経 H薬 物療法 に
scOrcが
5点 未満 の │]常 生 活 障 害軽 度例 ,椎 問孔
狭 窄例 又 はその合併 を疑 わせ る例 ,脱 出型椎 問板
ヘ ル ニ ア合併例 ,腰 椎手術 既往 の あ る例 を除 き
,
RB施 行後最低 3か 月以 上 経 過観察 し得 た75
例 と した 性 別 は男性 30例 ,女 性 45例 ,RB施 行
時 年 齢 は46歳 ∼81歳 ,平 均 655歳 で あ っ た RB
最終
レ′リレは L3: 2夕 1,
4:17夕 1, L5:50'1, Sl: 6
例 で あ つた。 調 査項 目は,患 者 一 人当 た りの RB
^`
Iン
施行 回数 お よび治療効果 と し,効 果判定 は下肢痛
に対 して RB施 行 前 の 疼 痛 を 10と した p」 n scJc
お よび薬物服用状況 を合 わせ最終 RB施 行 後 3か
月に判定 し,pain scale O∼ 2,薬 物療 法 を考 要 と
抵抗 した片側単根性 障害 を有す る腰 部 脊柱 管狭窄
1:に 対 して RB療 法 を施行 し,そ の 有効 1生 と限 界
り
しな くな った もの を著効 ,p」 n scale 3∼ 6,薬 物
療 法 は頓服 とな つた もの を有 効 ,paill sc」 c7∼
を llll査 した ので報 告す る
10,薬 物療 法 の継続 を要 した もの (‐ 部 は手術 に
移行 )を 11効 と判定 した
さらに これ らの結 果 を,責 任椎 間 にす べ りの な
い もの (以 下 ,非 す べ り群 )51例 (男 性 26例 ,女 性 25
対象 お よび方法
il所 麻酔 後 ,専 用 の 先
RB手 技 は X線 透視下 にサ
の鈍 な21G神 経 ブ ロ ツク針 じL株 式 会社 ,東 京
を東1人 ,ド 肢 へ の 放散痛 を確 認 し,1%プ ロ カイ
)
(ノ
例 ,平 均 年齢 660歳 )と 変性 す べ りを有 す る もの
(以 ド,す べ り群 )24例 (男 性 4例 ,女 性 20夕 1,平 均
ン1 5mlと デ カ ドロ ン 2 mgの 混 合液 を注 入 した。
RBの 効果 につ い て は RB施 行 1週 後 に診 察 し判
年 齢 649歳 )に わ け て比 較検 討 した ni群 間 の 年
齢 には有意差 は認 め なか つたが ,す べ り群 に女性
が多か った す べ り群 にお い て はす べ り程度 お よ
定,2111111以 降 の RB施 行 につ い て は患 者 の 希望
と し,さ らに 1週 後 に施 行 した したが って ,RB
び椎 間不安定性 (│11間 位 %slipお よび椎 間 T丁 動域 )
と有効性 の 関連性 も調査 した。
施行 間隔 は最低 14F]間 であ った
2009年 4り ]よ り2011イ 115月 まで に,:l`科 夕つ くに
.
おいて
i中
i像 的 に障害
レベ ルが 明 らかで片側単根性
障害 を有す る腰 部 脊柱 管狭 窄 症 に対 し,筆 者 が本
RB手 技 を施 行 した症 夕1は 113例 ,総 RB数 271回
Joul・ 1lal
of Spillc Rcscarch
Vo13 No 6
2012
845
手 術 :11例
人数
□無効
□有効
目
口著効
無 効 :14例
│
(18.7%)
│
│
□6
□5
3
︲
有 効 21例
(28.00/6)
B
R
回数
図
1 -人 当 た りの RB回 数 および有効性
手 術 4例
図2
全75例 における RBの 有効性
無 効 :5例
手術 :7例
(9.8%)
無効 9例
(37.5%)
有 効 :17例
(33.3%)
著効 :11例
(45.80/o)
有 効 4例
(16.7%)
図 3a
ブに
すべ り群51例 における RBの 有効性
図 3b すべり群24例 における RBの 有効性
結
果
2.71111)で
1.全 75症 例 に お け る 患 者 一 人 当 た りの RB
29例 (569%),有 効 17″ 」(333%), lЦ 効 5'1
ち 手術 に移 行 した の は 4例 で あ った
(図 3a)一 方 す べ り群 に お い て は 著 効 11例
(98%),う
施行 回数 お よび効 果
総
あ った .効 果 は非す べ り群 にお い て 著効
RB数 は210111で あ り,患 者 一 人当た りの RB
施行 ,1数 は 1∼ 61111(14均 2 8LJI)で 41‖ は で に終
す る例が 多 か った.││1数 を重 ね る と有効性 が L
が る とい う傾向 はみ られず ,回 数 と有効 ′
Hlの 間 に
J′
1).効 果 は著効40例
(533%),有 効21例 (280%),無 効 14例 (187%)で
あ り,無 効例 中 11例 に手術 が行 われた (図 2)
関連 は認 め られ なか った (図
2.非 す べ り群 お よ び す べ り群 の 比 較
忠者 一 人当た りの RB施 行 回数 は非す べ り群 1
1111∼ 6 1JI(平 均 28回 ),す べ り群 1回 ∼ 4回 (平 均
Journal of Spinc Rcscarch
(458%),イ ∫効 4例 (167%),無 効 9例 (37.5%),
うち手術 に移行 した の は 7例 で あ り(図 3b),fI
効 例 の 頻 度 は 有 意 にす べ り群 にお い て 多 か った
(P<005,Mann Whlncyの U検 定
)
3.す べ り群 にお け る不 安 定 性 と RBの 有 効
性 につ い て
すべ り群24例 にお いては,効 果別の %slip,す
べ り椎間の 動域 の分布 では無効例 9例 は全例
%slip15%以 上 または可動域 10度 以_Lを 11当 してお
il・
,
Vol.3 No.6 2012
セ ン トにお い て 治療効 果予測 の 指標 となる
(度 )
.
● ●
○
椎 間 可動 域
◎ 著効
○ 有効
● 無効
ク
こ (ア
│ラ
◎
●
.
〇
◎ C◎ ◎
・
◎
◎
で さらにり
Jイ ド
i:
lFし
い て改 善す る111合 が高 い こ とを 報イ
た
10
15
20
%SIわ
以
11よ
り外 来治療 にお ける RB療 法 は,そ の只ll効 性 の 点
25
(%)
か ら │IL期 に神経根′
11障 lilを 緩解 させ るこ とがで き
る と i:え る しか しなが ら, ‐
方 で不││││1山 ら ')は
すべ り群24例 におけるすべ り不安定性 と RBの 有
効性 の関係
図 4
1サ
│・
●
5
は RB方 色イ
した こ とか ら本疾患
して い るり
i:例 も見 らブ
は 自然緩 解す る傾向のあ るこ とを述 べ て い る 南
い `
出 ら は 14均 111年 の 保存療 法 1然 経 過 長期観 察
34例 にお い て 神経根′
1112例 中 8例 に改 善 を認めた
り
と し,馬 尾障 li千 ilに 比 し神経根 サ
:1は │:1然 経過 にお
◎
○
:j211`麦 σ
)││「
1人 の 改 善
● ●◎
◎
│ら
へ
―
i:状 /Jゞ │IJ然 し:手 綱
反′ヽル j■ ,ア と士ヒ1交 し力
丁に■1る
リイ
オド
キ
1学 的
例 の あ る こと を述 べ てお り,加 齢 に伴 う解十
│「
[Fは
分 に念り1に 人れ る必 要が あ る.り 1
i:例 に対 し,り i:
在 ,本 l凋 企 での 著効 例,イ ∫効 例 の り
り,す べ り度が 大 きい か また は不安ウ
と141の 大 きい
1:例 に無効例が 多い 傾 向が認 め られた (図 4)
り
狭窄 の 進イ
│‐
状 lli燃 ,RB ll「 開 の イ∫無 につ い て中長期 にわた り
経 過観察 中 であ る
察
考
―
)伯 ‖
准オ
1(卜
「 liれ こ川 l る RBり ガヨよ, そ σ
1,確
ヽ
サ
1さ ノした イ∫
llな 傷t存 り
lい か とな り
機「
'も
`i
法 の一 つ で あ る こ とは 1:及 す る まで もな い RB
′
l lill「 現 部位 につ い て は Z、 ず しもダー
施行時 の ド肢・
マ トーム に一致せず 口,た びた び病態 の 把握 に迷
1要
吉IS和
1サ
ll糸
う こ とが あ る
病巣 が
│り
ま とめ
`〔
lり
lら
1
i:に よる片側神経根 障害 75例
腰部イ
ド柱管狭窄 り
に対す る神経根 ブ ロ ック療 法 の 効 果 を1調 査 した
2 ‐人,l(た りの プ ロ ック 1数 は 1∼ 6111,`「 均
281111で あ った
│‖
MRIに お い て デ〔任
しか し今 ││││は
.
3
象 と して い るので必ず
か な例 のみ を
x・ l‐
しも確実 なlli現 痛 は 求 め ず ,RB施 行 時必 要 以 11
のり
冬痛性 侵 襲 を力││え な い よ う留 意 した そ の 結
1[効 14夕 1(19%)│11, 11例
1占
iり
例中61例
お よび イr効 例 の 合
(813%)で あ った
6
これ らの RBの イ 効 1■ と限 界 は 本法 を行 う際
の忠者 へ の イ ンフ ォーム ドコ ンセ ン トに役立 つ と
は全体 で75
これ らの結 果 は対 象
思 われた
,効 果判定 方法が若 tな る ものの ,││1島
6の
もほ ぼ ´致 す る.ま た 枢■ト
‖││llら
31,矢
ら
l‐
2,
li:例
和
│:│‐
多イ
不
干した
辟でイ∫効性 が劣 っていた。
5.す べ り群 にお い て %gipま たは椎 1川 ‖∫動域 の
大 きい症例 に無効 例が 多 い 傾向 をi認 めた
で は RB療 法 にす
り
l待 す る傾 lが 見 られた
す
そ のri米 ,本 」企 にお い て 片側 単根性 障 li手 をイ∫
′
の
る腰書│`脊 柱 41狭 トリ
i:に 対す る RB療 法 イ
∫効 1■ は
,`め て高 く,名
市
,
す べ り群 ,り │:す べ りllliに 分 け る と,無 効率 は
り│:す べ り群 1()%,す べ り群38%と ,イ ∫意 にす べ り
iり
:効
は jttarに
4
t,今 ││││,忠 者が RB時 の疼 痛 の ため に 2回 日以
舛
降 の RBを 拒 否 した例 は な く,今 ││││の 」査 で は 4
)││││ま
効 21例 (28%)で
有効性 は著効40例 (53%),イ ∫
│ユ
:ソ
報 (liと
文献
7は
ら
る
1)│‖ │lfj支 リ
iiに 月→
ツ :‖ 要ギ
1`イ ド
4Lll:`夫 ′
トリ
変性 す べ り症 で 有効性 の 劣 る こ
吹
とを述 べ てお り,本 千
究 もそれ らを支持す る溜i果
とな ったが ,さ らに 今 [IIは す べ りの 大 きさ と不安
RBの 有効性 に影響 す る こ とが 示
2)│‖
:
11,} 1世 :Sicctivc Radicul()grtlphy tlnd block
ロイ
盗会li志
1982 : 56 : 71-90
3)松 り
す
(り i:
也,菊 地 ││:一 ,夕 lt力 ││´ 良│`ほ か :腰 411青 │`神 経オ
状 に 関 す る 神 経 根 プ ロ ッ クの 治 り 果 Fl:整 外
`i効
1985 : 20(9): 1019-1026
│1変
lli上
され た こ とは 新 しい 知 見 で あ る こ れ らの知 見
は,RB施 行 の 際 の 患 者 へ の イ ンフ ォー ム ドコ ン
Journal of Spinc Rcscal‐
゛
子フ ロ ックリ
ス
糸
ド‖たイ
ド1樋 2008:21(4):4()8-413
濯( イ
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,L性 の 程度が
│卜
ch
Vol.3 No6
2012
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狭窄り
848
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Vo1 3 No.6
2012