新社会発行：新社会つくば TEL 029-857-1154 FAX857-1254 金子かずお気付 [email protected] http://kanekokazuo.hakurakuryo.org/ ２０１５年 2 月 3 日第 924 号事現場で工事の進捗状況も説明を受けた。つくば市議会・・・請願陳情の動向史跡・小田城跡で保存整備委員会が現地視察平成 26 年度の調査対象地は、本丸の南西に位置する曲輪とその周辺部を対象に進められた。今回の調査では曲輪の南端で土塁跡とそれに伴う溝跡が確認され、曲輪の南端を取り囲むように土塁と溝が配置されていることは明らかになった。また曲輪の東端に大きな土塁が配置され、現在も良好で一部が残存していることも判明している。この土塁は戦国時代に拡張工事が行われていた事が明らかになり、土塁を積み足す大がかりなつくりかえが行われたと考えられ、曲輪の南端では現況や絵図ではわからない土塁跡も発見された。曲輪の南端に位置する堀跡が障子堀であることも判明し、規模は南北に約 14 ㍍、南半分は浅く、北半分は深いつくりとなっており、格子状の畝が発見されている。このような中、小田城跡保存整備委員会では、1 月 26 日に現地視察を行い発掘状況の説明を聞いた。さらに旧筑波鉄道小田駅跡に建設が進む（仮称）小田城跡案内所新設工昨年の 12 月議会で市民から提出された請願陳情では 8 件の請願と 9 月議会からの継続審査の 2 件、合わせて 10 件が各常任委員会で審議されました。以下の請願 2 件は、引き続き審査が必要として継続審査となり、閉会中の審議が続きます。文教福祉委員会に付託された、「子ども・子育て支援新制度」を活用して認可外保育施設の子どもの安全と保育の質の向上を求める請願と環境経済委員会に付託された、国へ「原発再稼働をせず、原発ゼロ政策への転換を求める」意見書提出に関する請願、であります。一方、消費税増税に反対する意見書の提出を求める請願、白畑児童公園改修工事に関する請願書、「中根・金田台地区の歴史的緑空間用地における営巣適地林とその周辺の樹林地を生態系に配慮した都市緑地法に基づく緑地保全地区あるいは特別緑地保全地区として設定することの請願」の 3 件は、請願者の声も届かず不採択となりました。つくば市商工会新年会＆講演会が開かるつくば商工会では 1 月 24 日に時事通信社解説委員の田崎史郎士を迎え、経済効果はいまだ地方では実感がないことや尖閣諸島、竹島の領有権で日・中・韓の政治の冷え込み等々で講演会＆新年会が開催され、金子議員も来賓で招待され参加してきました。の生命，身体及び財産並びに生活の平穏を守つくば市議会基本条例がスタートします 12 月のつくば市議会で議会基本条例の制るために，緊急時における総合的かつ機能的定が全会一致で決まりました。定められたな活動が図れるよう，市長等と協力し，危機条例は本年 4 月 1 日より施行されることに管理体制の整備に努めるものとする。なります。２議会及び議員は，災害等の状況を調査し，定められた議会基本条例を前号より解説市民の意見及び要望を的確に把握するとと文と一緒に随時紹介をしています。もに，必要に応じ市長等に対し，提言及び提議会改革や議会基本条例の制定は金子さ案を行うことができる。んが議長就任時の公約でしたので在任期間〔第７条解説〕中に議員各位の協力で条例化ができました。東日本大震災，そして翌年に発生した国内この条例では、議案等で各議員の賛否公最大級の竜巻により，つくば市は大変大きな表、市議会報告会の開催、執行部への説明被害を受けました。要求等々これからの議会・議員活動の指針この災害を教訓に，災害発生時の議会としとなるものであります。シリーズ③ つくば市議会基本条例目次第２章議会・議員の活動原則（第４条ー第７条) 第２章議会・議員の活動原則この章は前号の続きです。（会派）第６条議員は，議員活動を行うため，政策を中心とした共通の理念をもつ集団としての会派を結成することができる。２会派は，政策立案，政策提案及び政策提言について積極的に調査研究を行い，合意形成に努めるものとする。３ての対応について定めています。第３章市民と議会との関係（市民参加）第８条議会は，請願の審議においては，請願者の意見を聞く機会を設けるよう努めるものとする。第９条議会は，市民の意見及び知見を審査に反映させるため，つくば市議会委員会条例（昭和 62 年つくば市条例第 58 号。以下「委員会条例」という。）の規定に基づき，公聴会及び参考人制度の活用に努めるものとする。会派及び会派代表者会議に関し必要な事項は，議長が別に定める。〔第８・９条解説〕請願を市民による政策提案と位置付け，その審議においては請願者の意見を聞く機第６条解説〕「会派」の意義と役割について定めています。会を設けるように努めることを定めています。また，市の事務は多岐にわたっており，会派を「共通の理念をもつ集団」と位置付専門性の高いものが少なくありません。そけるとともに，議員が会派を結成することがのため，つくば市議会委員会条例に基づくできることを定めています。各会派が政策立公聴会や参考人制度を活用し，市民の意見案・政策提案及び政策提言について，積極的・知見を十分に聴取して，その結果を議案（危機管理）第７条議会は，災害等の不測の事態から市民の審査に反映するように努めます。