7号 - 富山青年会議所

様式-7号
7.地域社会における会員会議所の比重、貢献度及び活動状況
a.地域社会における会員会議所の貢献度
2012年、設立60周年を迎えるにあたり、今一度富山青年会議所の原点を再確認するとともに、先達の成
し遂げてきた功績とその精神を受け継ぎ、とやまの10年先の未来ビジョンに向けて、「行動指針」を策定しま
した。「行動指針」において10年先の理想の地域(まち)として、小さな子供からお年寄りまでもが同じ地域
に暮らす一員として、お互いの世代を尊重し、支え合う、調和の取れた地域(まち)。また、学びたいと思えば
学べる、地域(まち)のために活動したいと思えば活動できる、自らを成長させたいと思えばその機会が提供
されている、あらゆる機会が提供されている地域(まち)。このような、次代を担う若者から暮らしたいと思わ
れる地域(まち)を目指し活動しています。また同年、富山市と「とやままちづくりパートナーシップ協定」を結
び、確固たる信頼関係に基づき、有力な協力体制を構築しています。
b.活動状況
年度
理事長名
主な事業と成果(事業については参加人数も記入)
サクラマスで手をつなごう!~富山の魅力大発見~
2003年度
林 不二男 元気になる課外授業「今を生きる」
「We are 地球市民2003」地球市民交流キャンプ
みんなえ考えよう指導力!「体験編」
104名
334名
112名
65名
64名
人間力開発セミナー「伝えること Learning by Doing!」
2003年度は Challenge Chance Change!まちの未来へ TAKE OFF とス
ローガンを掲げ活動しました。
国際的理解を深め、世界の繁栄と平和に寄与することを目的として、国際室を復
活させました。イラク戦争の開始、北朝鮮による日本海に向けての地対艦ミサイル
の発射、SARSの流行など、逆境の年でありましたが、在日の環日本海の国を母
国とする多くの方々と協力し、国際人を創出し、また真の地域主権社会の実現に
向けて市町村合併問題にも取り組み、一定の成果を上げることができました。そし
て、50周年に提唱した「越中とやま元気丹構想」の実現に向けてアクションを起こ
す飛躍の年となり、50周年に構想したまちの未来「響働するとやま」の実現に向け
て出発の1年となりました。
とやままちづくりフォーラム~Face to Faceで始まるまちづくり~
2004年度
石坂 兼人 福祉ネットワークフェスタ’04
252名
620名
もうひとつのサウンド・オブ・ミュージック
440名
TOYAMA地球市民フェスタ2004~広げよう地球市民の環~
135名
「話道塾」~言葉使いは心遣い、咲顔はあなたのこころの表現~
87名
ディベートに学ぶ表現力、分析力
74名
2004年度は 次代への行動!-自分を変える、地域が変わる、社会が変わる-
とスローガンを掲げ活動しました。
私たちJCには、今まで以上に地域から必要とされ、貢献し続ける運動・活動を行っ
ていくことが求められています。市民・行政・NPOなどをネットワークで繋ぎ、地域
主権社会を推進していくという重要な役割を果たすため、JC以外のボランティア団
体やNPO団体との相互理解や協働を意識したネットワークを構築するための事業
を年間を通して実施しました。また、自然災害への復旧支援に取り組み、改めてJ
Cの絆、地区やブロックとしてのまとまりを感じることができ、富山JCの日頃の熱き
活動や地域への貢献活動を、市民の皆さまに知っていただくことができました。
2005年度
遊道 義則
【とやま発】地球市民の旅
~歩こう!地球(ふるさと)の未来へ向かって!!~
97名
次世代育成フォーラム
~For The Future!「考えよう!我々大人が出来ること」~
756名
ジュニア・アドベンチャー ~ドキドキ・わくわく大自然の挑戦~
108名
Mottainai☆Cooking
~親子で学ぶエコなお買い物からお片付けまで~
84名
Let’s Open heart ~聴こえてますか?心の響き~
86名
JCマネジメントアカデミー
「確認しよう経営理念!活用しよう行動指針!」
76名
人間力開発セミナー ビジョンを描こう!
~魅力あふれるリーダーになるために~
70名
2005年度は 心、脈々と溢れるひとを、まちを! -私たちが愛するまちだから-
とスローガンを掲げ活動しました。
今まで以上に一般市民を意識して積極的な活動を展開し、JCデーを含めたすべ
ての講師例会が一般市民にも公開され、多くの市民の方に参加をいただきまし
た。それに伴い、様々なメディアにおいてJCの事業が取り上げられる機会が格段
に増え、「まちづくり」団体として市民への認知が深まりました。また、JCデーの講
演会には700人を超える方々に参加いただき、様々な視点から大人としての責任
と行動、子供への教育についてなどを発信し、「ひとづくり」における新たなJC運動
の展開が図ることができました。
水の都とやま ~松川 Waterside Festival~
2006年度
河内
肇 「JCサマーキャンプinありみね」
~感じよう大自然、伝えよう感謝の気持ち~
155名
187名
「きれいにする気づかい、汚さない心がけ」
~今、私たちが地球にできること~
78名
「リーダーとしての自分を磨いていこう!」
94名
人間力開発セミナー それいけJCマン!!
62名
2006年度は 情熱こそが「とやま」の未来を創る Action!For The Future!!
とスローガンを掲げ活動しました。
同じ時代に同じ時間を使って、せっかく富山JCという歴史と伝統ある組織に在籍し
ているのだから、熱く激しく燃えるような気持ちで考え、目標や目的に突き進むべ
く、1年間を邁進しました。普段の生活の中の「当たり前のありがたさ」に感謝でき
る子どもたちの育成、身近なところから地球環境の改善に取り組むことが出来る地
球市民の育成に成果を挙げ、また多くの参加者に水辺を活かした街の雰囲気を楽
しんでもらうことにより、とやまへの愛着を深めていただくことができました。
2007年度
橋本
淳
創立55周年記念講演会
「日本のこれから、日本人のこれから」
1,002名
創立55周年記念事業
「き・ら・き・ら」~生まれ育ったこのまちで~
200名
創立55周年記念事業 まちづくり人拡大運動
「とやまに響け!まちづくりの輪」
235名
「とやまの魅力祭り」~とやまを知ろう・考えよう~
222名
真の国際人を目指して! 上海国際交流事業
40名
2007年度は 羽ばたけ未来のとやまへ!駆け抜けろオレたちの時代!!~共に
流そう輝く涙~ とスローガンを掲げ活動しました。
創立55周年を迎え、50周年時に掲げられた「まちづくりビジョン~躍動するとやま
~」に基づいて策定された、10年後のまちの未来像「越中とやま元気丹構想」にし
たがい、まちづくりビジョンの実現に向けて取り組んみました。また、国境を越え多
くの参加者に感動を与えること、現役・シニア会員との距離を縮めることに成果を
挙げました。
ひと・まち・きずな創造プロジェクト
2008年度
金谷 幸則 「Be a Messenger! ~思いやり溢れる未来へ~」
1,702名
学ぼう!素晴らしき「とやま」!
112名
山里ふれあい塾inおおながたに
136名
誇れる企業人を目指して ~社会的責任を学ぶ~
84名
TAセミナー
~より素晴らしい交流関係のために あなたはどのタイプ?~
72名
2008年度は 誇れる地域とやまの創造に向かって! ~地域の絆で創る思いやり
溢れる未来へ~ とスローガンを掲げ活動しました。
とやまに住むすべての人達が、私たちの故郷とやまを誇らしく思い、このまちに生
まれて、このまちに住んでよかったと思っていただける地域をつくるため、誇れる企
業人を目指す事業を実施しました。同時に富山JCのために次代に残る独自研修
プログラムを完成させました。また心理教育者や学生とコラボレーションし、次世代
を担う子供たちと野外活動を通して「思いやり」や「感謝すること」の大切さを共に
学びました。
Feel the Future!~輝く未来のとやまへ~
2009年度
松井
洋 地球市民育成事業 「THINK GLOBALLY! ACT LOCALLY!」
~はじめよう、今日からわたしができること。~
2,340名
80名
日本の魂育成事業 立山山麓大冒険
~仲間と共に学ぼう「おもいやりの心」「感謝の心」~
82名
未来のとやまを担う若者を育てよう!~富山UC設立~
80名
親子の絆セミナー 牛岳ふれあい親子学校
~気づいて築いて親子の絆~
76名
経営資質向上セミナー 「人が育たねば企業は成長しない」
~人材育成からはじまる企業経営~
82名
2009年度は 志はすべてを凌駕する! ~このまちのために、子どもたちの未来
のために、そして愛するもののために~ とスローガンを掲げ活動しました。
リーマンショックという大変厳しい経済状況の中でスタートを切りましたが、志高き
ひとづくりのため3つの柱を実践しました。志高きリーダーとして行動するために必
要な資質を高める事業。まちへの愛着・誇りを高め、自らがまちづくりに参画し、自
分たちに何ができるか身近なことから考えてもらえる事業。次代を担う子どもたち
が、将来に夢や希望を持って育ち、公共心を備えた自立した大人へ成長するため
に、地域総がかりで子供たちを教育する大切さを発信する事業。それぞれの事業
を開催し、多くの一般市民の皆様にも「まちづくりはひとづくり」であることを広く発
信することができました。
Dream Together!~夢描こう未来のとやまを~
2010年度
藤井 義成 地球市民育成事業 「THINK GLOBALLY! ACT LOCALLY!」
~今、わたしたちができること~
976名
38名
世界との友情事業 「世界に目を向けおもいやりの種を蒔こう」
~Make the Friendship With The World~
84名
市民討議会 「おらっちゃのまちは、どんながけ?」
22名
青少年育成事業 夏だ!キャンプだ!ビーチに集まれ!
~サマーキャンプin浜黒崎~
97名
会員研修セミナー 「創造的問題解決セミナー」
~それがあなたの最善策~
73名
公益法人制度改革セミナー
106名
2010年度は 夢を描き行動しよう!! ~「おもいやり」溢れるまちの創造に向かっ
て~ とスローガンを掲げ活動しました。
次世代の子どもたちのために会員それぞれが夢を描き、おもいやりをもって行動
すること、そして数年後、数十年後にしっかり芽生え大きく成長できることを目的に
事業を行いました。また、世界の飢餓問題改善に向けた日本の食糧問題につい
て、小学生を子どもに持つ親子と共に学び、農業を実際に体験することで、食の大
切さや地産地消の重要性を体験し、次世代にしっかり自身の夢を描けるように事
業を実施しました。未曾有の経済不況と、政治不信と厳しい現状の中で、青年たち
が夢を描きリーダーシップを発揮し、あるべき理想の姿へ向け行動を起こす強い
信念を醸成した一年でありました。
Let’s get started!
2011年度
寺島 雅峰 ~TOYAMAのためにできることからはじめよう~
1,050名
とやままちづくり市民討議会2011 ~あなたの声を届けませんか~
58名
地域教育事業
JCサマースクール「生きる力」体感塾 ~夢と希望に向かって~
77名
第24回国際アカデミーin富山 学校訪問プログラム
震災復興支援 街頭募金・物資受入
募金 3,137,370円 支援物資 58件
614名
-
2011年度は 光り輝くひとが集う、誇れる「とやま」の創造に向かって! ~立ち上
がれ!現代の志士たち!!~ とスローガンを掲げ活動しました。
光り輝くリーダーとして周囲に良い影響を与え組織を動かす重要性を学びました。
また、富山大学教授の研究室と共催で森小屋作りや大辻山登山等を、子ども達や
地域ボランティアの方々と協力しながら遂行し、次世代育成事業を開催しました。
さらには、地産地消という観点からイメージキャラクター「食べとるゾウ」を創作し、
まだ知られていない富山の食の魅力を紹介しました。震災の復興支援を経て開催
した国際アカデミーは、支援をいただいたお礼と、日本の元気を世界に発信すると
いう新たな担いを負荷し、意義深いものとなりました。
2012年度
石﨑 大善
とやままちなかコレクション2012!
~Link to the Future、Link for the People~
1,687名
とやままちづくり市民討議会2012
50名
次世代育成事業 道徳心醸成プログラム
「Boys be ambitious ~少年よ 大志を抱け~」
70名
次世代育成事業
「日本の心 ~日本人が大切にしてきた価値観~」
383名
60周年記念誌発刊
1,500部
2012年度は Hope for the next. ~希望溢れる未来に向け、歴異に感謝し、現
代(いま)を駆け抜けよう~ とスローガンを掲げ活動しました。
創立から60周年を迎え、さらに7月には公益社団法人富山青年会議所へ法人格
が移行し、富山JCにとって新たなるスタートを切る一年となりました。これまでの先
達に感謝するとともに、先達の理念やスピリッツを未来へ継承するために、過去と
未来をつなぐ事業として、記念式典・祝賀会を開催し、シニア会員との繋がりをさら
に強固なものとしました。そして、富山市と立山町の小学校13校に訪問し授業を
行い、他人のために頑張ることの大切さや、失敗を恐れずに努力する必要性を小
学5年生の生徒たちに語りました。
とやままちなかコレクション2013
2013年度
高田
健 ~つながる 人の輪、魅せる とやまの力~
とやままちづくり市民討議会2013
学校訪問プログラム
情熱溢れるリーダー育成セミナー
「森をみて木もみる思考法」 ~問題解決力を高めるシステム思考~
2,060名
50名
1,627名
67名
会員拡大講演会 ~JCがなかったら今の僕はない~
141名
2013年度は 熱き情熱がこの地域の未来を拓く! ~人の優しさ溢れるとやまの
創造に向かって~ とスローガンを掲げ活動しました。
学校訪問プログラムでは約40人のメンバーがそれぞれ地域の小学校にて、子ど
もたちに「自ら課題を見つけ行動する」「相手を思いやること」の大切さを伝えるた
めに「ふるさとの偉人から学ぼう」と題して授業を行いました。また2年目となるとや
ままちなかコレクションでは改めてとやまの持つ魅力を感じ、また多くの協力団体
と共に開催することで、JCの発信力を高めることができました。
とやままちなかコレクション2014
2014年度
高平 公輔 ~五感で楽しむ!自然・食・くすり~
とやままちづくり市民討議会2014
2,106名
50名
学校訪問プログラム
904名
感謝の心とおもいやり体験事業 サマーミュージカル
「オズの魔法使い」 ~伝え合おう!自分のキモチ~
375名
強い信念をもったリーダー育成セミナー
~自身を律することが出来るリーダーになろう~
67名
2014年度は 強い信念を胸に時代を切り開く挑戦者たれ ~感謝の心とおもいや
りが溢れる、ひと・まち・そして未来へ~とスローガンを掲げ活動しました。
学校訪問プログラムでは子供たち一人ひとりが故郷の偉人の歩みを通じて、自身
の夢について考え、「感謝の心」と「おもいやり」の大切さを考え、変化の激しい現
代社会に対応して歩んでいただく意識を持っていただきました。また一般市民も交
えたセミナーでは、共に「道徳心」「尊重心」「責任感」について熱く議論をかわし、
「強い信念をもったリーダー」について学びました。とやままちなかコレクションでは
とやまの「自然」「食」「くすり」を五感で感じるブースを出展し、「みんなが知らないと
やまの魅力」を紹介しました。