今週の見通し - 証券ジャパン

2015 年 7 月 27 日号
調査情報部
今週の見通し
先週の東京市場は外部環境の改善と企業業績期待から戻り歩調で始まったものの、前週までの大幅上昇
に伴う利益確定売りや戻り待ちの売りで上値は抑えられた。日経平均は 7 月 9 日安値(19115 円)から 8 営業日
で 1735 円の上昇となり、6 月 24 日の年初来高値(20952 円)まで、あと 100 円ほどに迫る場面があった。インバ
ウンド関連や猛暑関連など内需系企業が幅広く買われたほか、好業績を発表した企業も人気となった。米国市
場は企業の 4-6 月期決算発表が本格化し、業績の先行き不透明感から利益確定売りがかさんだ。NY ダウは
再び 18000 ドルの大台を割り込み、直近上昇分の 3 分の 2 を吐き出した。為替市場でドル円は米早期利上げ
観測が燻り、円が弱含みとなったが、米企業業績の先行き不透明感からドルの上値も限定的となった。ユーロ
円はギリシャ情勢への不安後退で、135 円を挟んでもみ合いとなった。
今週の東京市場は国内企業の 4-6 月期決算発表が本格化し、個々の業績を織り込む展開となろう。全般
的には方向感に乏しく、一進一退の展開が予想されるが、好業績銘柄やテーマ関連銘柄への選別物色が続こ
う。また、TPP 交渉は閣僚会合開催で大詰めを迎え、合意に近づけば、恩恵を受ける企業が改めて物色されよ
う。米国市場は 4-6 月期決算が概ね出揃い、市場関係者の関心は FOMC や経済指標などを睨んだ金融政策
に移るとみられ、模様眺めの展開が続こう。為替市場でドル円は米国の年内利上げ観測が高まるとドル強含み
となり、1 ドル 125 円をうかがう動きとなろう。ユーロ円は欧州経済の回復期待からユーロ強含みとなり、1 ユー
ロ 136 円台での展開となろう。
今週、国内では 30 日(木)に 6 月の鉱工業生産、31 日(金)に 6 月の消費者物価、労働力調査、家計調査、住
宅着工が発表される。一方、海外では 27 日(月)に 6 月の米耐久財受注、28 日(火)に 7 月の米消費者信頼感指
数、30 日に 4-6 月期の米 GDP、6 月の貿易収支、8 月 1 日(土)に 7 月の中国製造業 PMI が発表されるほか、
28 日、29 日(水)に米 FOMC、28 日から 31 日まで TPP 閣僚会合が開催される。
テクニカル面で日経平均は、上昇中の 25 日移動平均線(20408 円:24 日現在)や日足一目均衡表の転換線
(20380 円:同)が下値サポートになるとみられるほか、週後半には一目均衡表の抵抗帯上限も 20500 円近くまで
上昇してくる。これらの水準を割り込むと 13 週線(20210 円:同)や日足一目均衡表の基準線(20033 円:同)への
調整となろう。一方、21 日高値(20850 円)が抜ければ、6 月 24 日高値を上回って、21000 円台を目指す可能性
が高まろう。 (大谷 正之)
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各種指数の推移
(Bloomberg データより証券ジャパン調査情報部が作成)
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投資のヒント
☆主な取組良好高配当利回り銘柄群
東証 1 部信用倍率は 7 月 10 日時点の 5.29 倍をピークに低下したものの、17 日時点で依然 4.56 倍の水準
にある。反面、個別で見ると 364 銘柄が信用倍率 1 倍以下の水準にあり、今期予想配当利回りで 2%以上の銘
柄も多く存在している。中には業績堅調な銘柄も散見され、中長期スタンスで注目したい。 (野坂 晃一)
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今週の参考銘柄
日本電産(6594・東 1)
☆第 1 四半期は好スタート
第 1 四半期の売上高は前年同期比 18.7%増の
2850 億円、営業利益は同 24.1%増の 310.61 億円と四
半期ベースで過去最高を更新した。12 年度に実施し
た構造改革やビジネスポートフォリオの転換が奏功。
中でも、市場全体の数量が伸び悩む HDD モータは、
シェアアップと生産性改善で利益率が改善した。また、
FDB(流体動圧軸受)で培った精密加工技術を応用し
新市場の開拓を進めているが、スマホ、PC・タブレット、
ウエアラブル端末、自動車向けなど幅広く使われる可
能性がある「ハプティック(触覚)機器」がその一つ。第
2 四半期以降、大手取引先への納入に向け量産体制
に入るとみられ、収益に本格的に貢献してこよう。また、
車載及び家電・産業用では ADAS(自動車の先進運転
システム)が好調に推移しそうで、通期の会社計画
(営業利益 1300 億円)は上方修正される可能性。なお、
成長が見込める IoT やロボット市場でも同社の活躍余
地は大きいとみている。(増田 克実)
エイチ・ツー・オー リテイリング(8242・東 1)
☆インバウンド、構造改革効果に期待
2007 年に阪急百貨店と阪神百貨店が統合して誕生。
昨年 6 月、スーパーのイズミヤを子会社化。15 年 6 月
24 日現在で百貨店 15 店舗、スーパー・GMS203 店舗
(阪食とイズミヤの合計)を展開している。16/3 期は阪
神梅田本店の本格的な改装工事が響くものの、阪急
うめだ本店の集客増とイズミヤの構造改革効果などで
売上高 9000 億円(前期比 6.5%増)、営業利益 230 億
円(同 7.7%増)を目指す。年間配当は前期比 10 円増
配の 35 円を計画している。なお、今期スタートの中期
3 か年計画「GP10-Ⅱフェーズ 1」では、経営効率の
向上による利益の拡大や「生活総合産業」の構築、長
期大型プロジェクトの推進などを掲げ、17 年度に売上
高 9500 億円(今期計画比 5.5%増)、営業利益 300 億
円(同 30.4%増)、ROE6%(前期実績 5.4%)を目指してい
る。決算発表は 7 月 30 日予定。(大谷 正之)
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今週の参考銘柄
エイチ・アイ・エス(9603・東 1)
☆ハウステンボス誘客効果
15/10 期第 2 四半期(11-4 月)の営業利益は前年同
期比 19.6%増の 100.2 億円となり、過去最高を更新。国
内旅行は 3 月に延伸開業した北陸新幹線効果で北陸
方面が好調だったほか、沖縄も人気となった。海外旅
行は円安や中東情勢の緊迫化の影響があったものの、
ハワイが好調だった。訪日関連も中国人観光客を中心
に大きく伸びた。さらに、『ハウステンボス』の入場者数
が前年同期比 6.7%増の 160 万人となったほか、昨年
8 月に事業継承した『ラグーナテンボス』も同 17.9%増
の 35 万人と好調。通期見通しは据え置きながら、下期
もシルバーウィークなどで旅行の好調が見込まれる。
さらに、7 月 5 日に「明治日本の産業革命遺産」8 エリ
ア 23 施設が世界文化遺産に登録された。このうち、5
エリア 16 施設が九州で、中でも人気の軍艦島(端島炭
鉱)をはじめ長崎県には 8 施設が集中しており、ハウス
テンボスへの誘客効果も期待されよう。(大谷 正之)
その他
今年上半期(1-6 月)の訪日外国人数(推計値)は前年比 51.8%増の 914 万人に
高島屋(8233)、エイチ・ツー・オー リテイリング(8242)などの百貨店株、上期業績が上振れしたポーラ・オルビ
ス HD(4927)、猛暑の恩恵を受けそうなマンダム(4917)やセブン&アイ HD(3382)、7 月 23 日付で東証 1 部銘
柄になった日本ビューホテル(6097)、東武鉄道(9001)、東急電鉄(9005)、JR 東日本(9020)、日本航空(9201)
などの運輸株などを関連銘柄として注目する。
日立製作所(6501)
第1四半期の QUICK コンセンサス予想は営業利益ベースで 884 億円。同時期の事業環境などを考えるとハー
ドルはやや高そう。尤も、次期中期計画に向けて一段の構造改革が期待され、中長期的な視点で注目したい。
決算発表は 7 月 29 日予定。
アイシン精機(7259)
車体部品事業はシロキ工業と経営統合、マニュアルトランスミッション事業はアイシン・エーアイへの集約、シー
ト部品事業はトヨタ紡織へ譲渡するなどの事業再編を進める計画だが、更なる事業再編や構造改革の発表が
期待されよう。第 1 四半期の決算発表は 7 月 31 日予定。
TPP 関連
プリマハム(2281)、日本ハム(2282)、伊藤ハム(2284)に改めて注目したい。
(増田 克実)
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タイムテーブルと決算予定(予定は変更になる場合があります)
<国内スケジュール>
7月27日(月)
6月企業向けサービス価格指数(8:50、日銀)
7月28日(火)
特になし
7月29日(水)
6月商業動態統計(8:50、経産省)
上場 デクセリアルズ<4980>東証1部、ジャパン・シニアリビング投資法人<3460>東証REIT
7月30日(木)
6月鉱工業生産・出荷・在庫指数(8:50、経産省)
6月、15年上期自動車生産・輸出実績(13:00、自工会)
上場 イトクロ<6049>マザーズ
7月31日(金)
6月全国、7月東京都区部消費者物価(8:30、総務省)
6月労働力調査・有効求人倍率(8:30、総務・厚労省)
6月家計調査(8:30、総務省)
05年1~6月開催の日銀金融政策決定会合議事録(8:50)
6月住宅着工・建設受注(14:00、国交省)
<国内決算>
7月27日(月)
15:00~ <1Q>JSR<4185>、スタンレー<6923>
<2Q>キヤノン<7751>
17:00~ <1Q>コーエーテクモ<3635>
7月28日(火)
11:00~ <1Q>NSSOL<2327>
<2Q>ヒューリック<3003>
12:00~ <1Q>JPX<8697>
14:00~ <1Q>ヤクルト<2267>
15:00~ <1Q>神戸鋼<5406>、大同特鋼<5471>、日立金<5486>、日立建機<6305>、クラリオン<6796>、
SMK<6798>、アドバンテス<6857>、ファナック<6954>、メイテック<9744>
<2Q>花王<4452>、シマノ<7309>
16:00~ <1Q>パナホーム<1924>、小糸製<7276>、コメリ<8218>
7月29日(水)
11:00~ <1Q>トッパンフォー<7862>
12:00~ <1Q>ゼオン<4205>
13:00~ <1Q>HOYA<7741>
14:00~ <1Q>ダイビル<8806>、小田急<9007>
15:00~ <1Q>きんでん<1944>、宝HLD<2531>、ブックオフ<3313>、大日住薬<4506>、ファンケル<4921>、
新日鉄住<5401>、フジクラ<5803>、横河ブHD<5911>、コマツ<6301>、アマノ<6436>、日立<6501>、
カシオ<6952>、日野自<7205>、アコム<8572>、野村<8604>、JR東日本<9020>、JR東海<9022>、
ANA<9202>、NTTドコモ<9437>
<2Q>MonotaRO<3064>、ガンホー<3765>
<3Q>コロプラ<3668>
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タイムテーブルと決算予定(予定は変更になる場合があります)
16:00~
<1Q>パナソニック<6752>、アルプス<6770>、日産自<7201>、任天堂<7974>、大和証G<8601>、
東電<9501>
7月30日(木)
11:00~ <1Q>大東建託<1878>、ツガミ<6101>、岡三<8609>
12:00~ <1Q>大正薬HD<4581>
13:00~ <1Q>積水化<4204>、三菱電<6503>、マツダ<7261>、住友商<8053>
14:00~ <1Q>日清粉G<2002>、ALSOK<2331>、ニチレイ<2871>、JFE<5411>、東武<9001>、
東京ガス<9531>
15:00~ <1Q>日本M&A<2127>、一休<2450>、ダイセル<4202>、武田<4502>、ダスキン<4665>、
フジHD<4676>、ヤフー<4689>、CTC<4739>、富士フイルム<4901>、ガイシ<5333>、住友電<5802>、
住友重<6302>、タダノ<6395>、富士電機<6504>、オムロン<6645>、GSユアサ<6674>、
NEC<6701>、富士通<6702>、OKI<6703>、エプソン<6724>、アンリツ<6754>、ソニー<6758>、
新光電工<6967>、京セラ<6971>、三菱自<7211>、H2Oリテイル<8242>、新生銀<8303>、
七十七銀<8341>、オリコ<8585>、オリックス<8591>、大京<8840>、JR西日本<9021>、
ヤマトHD<9064>、JAL<9201>、日テレHD<9404>、関西電<9503>、東北電<9506>、
北海電<9509>、NTTデータ<9613>、カプコン<9697>
<2Q>昭和電工<4004>、日電硝<5214>
16:00~ <1Q>OLC<4661>、菱製鋼<5632>、ヒロセ電<6806>、ダイハツ<7262>、ヤマハ<7951>、
三住トラスト<8309>、大阪ガス<9532>
7月31日(金)
11:00~ <1Q>帝人<3401>、トクヤマ<4043>、豊田織<6201>、デンソー<6902>、商船三井<9104>、
川崎船<9107>
12:00~ <1Q>アステラス薬<4503>、エーザイ<4523>、郵船<9101>
13:00~ <1Q>住友林<1911>、王子HD<3861>、東ソー<4042>、三井化学<4183>、有機薬<4531>、
第一三共<4568>、WOWOW<4839>、JX<5020>、三菱重<7011>、川重<7012>、アイシン<7259>、
豊田通商<8015>、MrMax<8203>、菱地所<8802>、日通<9062>、三菱倉<9301>
14:00~ <1Q>味の素<2802>、ワコールHD<3591>、豊田合<7282>
<2Q>協和キリン<4151>
15:00~ <1Q>関電工<1942>、日ハム<2282>、ぐるなび<2440>、キッコーマン<2801>、ブルドック<2804>、
ハウス食G<2810>、住友化<4005>、イビデン<4062>、宇部興<4208>、東映アニメ<4816>、
資生堂<4911>、コーセー<4922>、板硝子<5202>、TOTO<5332>、日新製鋼<5413>、古河電<5801>、
オークマ<6103>、牧野フライス<6135>、日金銭<6418>、ミネベア<6479>、マキタ<6586>、
JVCKW<6632>、ルネサス<6723>、ワコム<6727>、シャープ<6753>、TDK<6762>、
ウシオ電<6925>、村田製<6981>、三井造<7003>、日立造<7004>、カルソカンセ<7248>、
ホンダ<7267>、メディパル<7459>、フラベッドHD<7840>、NTT都市<8933>、京成<9009>、
阪急阪神<9042>、TBS HD<9401>、テレ朝HD<9409>、テレ東HD<9413>、中部電<9502>、
九州電<9508>、ベネッセHD<9783>、王将フード<9936>
<2Q>旭硝子<5201>、カーボン<5302>、ロイヤルHD<8179>、ニッセンHD<8248>
<3Q>夢真HD<2362>
16:00~ キーエンス<6861>
<1Q>東急不HD<3289>、トリドール<3397>、旭有機<4216>、日化薬<4272>、田辺三菱<4508>、
特殊陶<5334>、洋缶HD<5901>、ナブテスコ<6268>、セガサミーHD<6460>、日東電工<6988>、
サンリオ<8136>、三菱UFJ<8306>、りそなHD<8308>、みずほFG<8411>、ゼンリン<9474>、
Jパワー<9513>
17:00~ <1Q>三井住友<8316>
時間未定 <1Q>スタートトゥ<3092>、ミツコシイセタン<3099>、NTN<6472>、富士重<7270>
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タイムテーブルと決算予定(予定は変更になる場合があります)
<海外スケジュール・現地時間>
7月27 日(月)
独 7月IFO景況感指数
米 6月耐久財受注
TPP首席交渉官会合最終日
7月28日(火)
FOMC(29日まで)
TPP閣僚会合(31日まで、米ハワイ州マウイ島)
米 5月S&Pケース・シラー住宅価格指数
米 7月消費者景気信頼感指数
7月29日(水)
FOMC最終日
7月30日(木)
欧 7月ユーロ圏景況感指数
米 4~6月期GDP
米 6月貿易収支
休場 タイ(三宝節)
7月31日(金)
TPP閣僚会合最終日(米ハワイ州マウイ島)
欧 6月ユーロ圏失業率
米 4~6月期雇用コスト指数
米 7月シカゴ景況指数
8月1日(土)
中 7月製造業PMI
<海外決算・現地時間>
7月28日(火)
フォード、UPS、デュポン、メルク、ファイザー、ツイッター、アフラック、USスチール、コーニング、ギリアド
7月29日(水)
フェイスブック、マスターカード
7月30日(木)
P&G、アムジェン
7月31日(金)
シェブロン、エクソンモービル
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投資にあたっての注意事項
●手数料について
○国内金融商品取引所上場株式の委託取引を行う場合、一取引につき対面取引では約定代金に対して最大
1.2420%(税込)(但し、最低 2,700 円(税込))の委託手数料をご負担いただきます。また、インターネ
ット取引では、「約定毎手数料コース」においては、1 取引の約定代金が 100 万円以下の場合は1取引につ
き 540 円(税込)、1 取引の約定代金が 100 万円超の場合は 1 取引につき 1,080 円(税込)の委託手数料を
ご負担いただきます。「1 日定額コース」においては、1 日の約定代金 300 万円ごとに 1,620 円(税込)の
委託手数料をご負担いただきます。
募集等により取得する場合は購入対価のみをお支払いただきます。
※1 日定額コースは、取引回数(注 1)が 30 回以上の場合、現行の手数料に加えて 21,600 円(税込)の追
加手数料を加算させていただきます。(注 2)
注 1 取引回数=約定に至った注文の数
注 2 複数市場へのご注文は市場ごとに 1 回の注文となります。
○外国金融商品取引所上場株式の外国取引を行う場合、売買金額(現地約定代金に買いの場合は現地諸費用
を加え、売りの場合は現地諸費用を差し引いた額)に対して最大 1.2960%(税込)の取次手数料をご負担い
ただきます。
○非上場債券(国債、地方債、政府保証債、社債)を当社が相手方となりお買付けいただく場合は購入対価
のみをお支払いいただきます。
○投資信託の場合は銘柄ごとに設定された販売手数料及び信託報酬等諸経費等をご負担いただきます。
○外貨建て商品の場合、円貨と外貨の交換、または異なる外貨間の交換については、為替市場の動向に応じ
て当社が決定した為替レートによります。
●リスクについて
○株式は、株価変動による元本の損失を生じるおそれがあります。また、信用取引を行う場合は、対面取引
においては建玉金額の 30%以上かつ 100 万円以上、インターネット取引においては建玉金額の 30%以上か
つ 30 万円以上の委託保証金の差し入れが必要です。信用取引は、少額の委託保証金で多額の取引を行うこ
とができることから、損失の額が多額となり差し入れた委託保証金の額を上回るおそれがあります。外国
株式の場合、為替相場によっても元本の損失を生じるおそれがあります。
○債券は、金利水準の変動等により価格が上下することから、元本の損失を生じるおそれがあります。
外国債券は、金利水準に加えて、為替相場の変動により元本の損失を生じるおそれがあります。
○投資信託は、銘柄により異なるリスクが存在しており、各銘柄の組入有価証券の価格の変動により元本の
損失を生じるおそれがあります。各銘柄のリスクにつきましては目論見書等をよくお読み下さい。
●お取引にあたっては、開設された口座や商品ごとに手数料等やリスクは異なりますので、上場有価証券等
書面、契約締結前交付書面、目論見書、お客様向け資料等をよくお読み下さい。これら目論見書等、資料
のご請求は各店の窓口までお申出下さい。
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ではありません。本資料に示された意見や予測は、資料作成時点での当社の見通しであり今後予告なしに
当社の判断で随時変更することがあります。また、本資料のコンテンツ及び体裁等も当社の判断で随時変
更することがあります。
2015 年 7 月 24 日現在、金融商品取引所の信用取引の禁止措置等の規制銘柄は当レポートより除外しており
ます。今後、金融商品取引所等により新たな規制が行われる可能性があります。
●当社の概要
商号等:株式会社証券ジャパン 金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第 170 号
加入協会:日本証券業協会
コンプライアンス推進部審査済 2015 年 7 月 24 日
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