清流拓心 ～ふれあい はばたき～ 平成２７年７月２４日発行 北海道訓子府高等学校 目標 校長 平 野 雅 嗣 いよいよ夏季休業に入ります。普段は出来ないことに挑戦したり、部活動で汗を流したり、技術を磨いたり、 足りなかった勉強をするのも良いと思います。ただ漠然と過ごすのではなく、しっかりと目標を持った生活を してください。 さて、高校時代の目指すべき重要な目標は、すでに多くの皆さんが取り組んでいることとは思いますが、 「知 識づくり」「習慣づくり」「友人づくり」「人間づくり」であると思います。 「知識づくり」～皆さんは学力的な知識や社会生活上の知識を高めるために高校へ進学したと思います。ま た、様々なスキルを高めることによって就職に対しての選択肢を広げることにも繋がるわけです。授業はもち ろん、朝学習や講習、授業以外の学習（家庭学習等）においてもしっかりと学んで欲しいと思います。 「習慣づくり」～基本的に朝会ったら「おはようございます」、帰りには「さようなら」、何かしてもらっ たら「ありがとうございます」、失敗したら「ごめんなさい」など「言葉の習慣」は、人間関係を円滑に進め るためにも必要なものです。また、「時間を守る習慣」は、信望も集まり、友人関係にも良い影響を与えます。 このような「良い習慣」を身に付けて下さい。 「友人づくり」～人間は一人では生きていけません。人間同士互いに支え合い生きています。高校時代に様々 な友と出会い、行動を共にする中で、相手のことを考え、相手の立場にたった行動や言動をすることにより、 いつの間にか生涯に渡っての「親友」となるのかなと思います。 「人間づくり」～先に述べた「知識づくり」「習慣づくり」「友人づくり」を通して自分という人間を鍛え 続けることによって、究極の目標である「人間形成」に一歩近づきます。 高校時代は、多感でいろいろなことに影響され、流されそうになります。しかし、自分を見失わず、しっか りとした目標を定め生活をすることによって、将来的に社会に出ても人から信頼され、必要とされる人間にな ると思います。 「人間形成への道」は始まったばかりです。 行灯パレード 今年度、訓子府高校は、７月１１日（土）のふるさと祭りの行灯パレー ドに参加しました。有志で集まった生徒たちが訓子府の町を練り歩き、7 月 19・20 日に行われた学校祭を行灯とパフォーマンスでＰＲしました。 行灯は、ＰＴＡの方々に作っていただいた骨組みに、美術部員がデザイン を描いて作成しました。パレード当日は、今年度の学校祭のテーマ曲であ る「キミに１００％」に合わせて、生徒たちがダンスをしてＰＲしました。 生徒たちは楽しそうに行灯パレードに参加し、有意義な時間を過ごしたよ うです。 行灯作成や当日のパレード参加、送迎等にご協力いただいたＰＴＡの皆 様、ありがとうございました！！！ 学校祭が開催されました！ ７月１8 日（土）、19 日（日）の２日間にわた り、第６７回訓高祭が「マジックアワー ～人を結 ぶ魔法の時間～」のテーマのもと開催されました。 初日の開祭式では、全校生徒が制作した「巨大壁 画」が披露され、スケールの大きさと完成度に大き な拍手が上がりました。続いて「クラスアピール」 では、ダンスなど各学級とも工夫を凝らしたパフォ ーマンスで、会場は一気に盛り上がりました。「合 唱コンクール」は今年もクラスの心が一つになり、 見事なハーモニーが体育館一杯に広がりました。午 後に行われた見所の一つである「文化発表（演劇）」 では、練習での様々な思いに溢れた迫真の演技に、見ている側も圧倒されました。１日目の最後の企画として 行われた生徒会企画「宝探し in 訓子府高校」は、校舎内のどこかに隠されている宝をチームで協力して見つ け出すというものでした。チームは各学年が交流できるように工夫されていて、それぞれ自己紹介後、全学年 で協力しながら宝を探し出していました。 ２日目は、今年初めての試みである縁日と、全学年で協力して店を出すバザールを行いました。今年は、た くさんの方に来校していただきたいという想いで準備を進めており、当日多くの方々で賑わい、大変嬉しく感 じておりました。縁日、バザールの最中にステージにて吹奏楽部の演奏、自由発表、のど自慢大会、若返り学 級と高校生との「ずんどこ節」のデュエット、もちまきが開催され、会場からは惜しみない拍手が送られまし た。 毎年、生徒が楽しみにしているＰＴＡバザールでは今年も手作りの「お 好み焼き」、校長先生手作りの「味噌おでん」などが販売され大盛況と なりました。閉祭式の後、ＰＴＡの方々と共に各クラスでジンギスカン を囲みました。「後夜祭」はファイヤーストームを中心にみんなで輪に なり、マイムマイムを踊りました。 準備期間中、上手く活動が進まず に悪戦苦闘している様子もありまし たが、当日、一生懸命に取り組む姿 を見て、本当に成長したと感じまし た。また、生徒自身も達成感を得ら れ、学校祭を通して仲間との絆が深 まったように感じました。たくさん のお客さんに来ていただいて楽しい バザールお手伝いのＰＴＡの皆様 学校祭を作りたいと奔走した生徒会 執行部や文化委員の皆さん、本当に お疲れ様でした。 最後になりましたが、開催にあた り保護者の皆様をはじめ、訓子府町 内の皆様、関係各機関の皆様、ご協 力いただき本当にありがとうござい ました！！！ 迫真の演技で圧倒した文化発表 「しっかりとした挨拶日本一～笑顔とやる気で自分にチャレンジ！」
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