歯内療法学実習

C308
科目分類
開 講 期
曜日・時限
単 位 数
Grade
Compulsory / Selective Subjects
Semester
Class Schedule
Credits
第3学年
必 修
後 期
月曜・3-4限
1単位
臨床(患者)実習に先立って行われる実習である。患者ならびに患歯を想定し
授業概要・目的
たファントーム、歯列模型、抜去歯、根管模型、エックス線写真などを用いた
Course Description
歯内治療の術式の基礎と治療時における感染対策を反復練習する。また、患者
とのコミュニケーションおよびインフォームドコンセントの方法を通して教育
する。
F 臨床歯学教育、1. 診療の基本 2. 口腔・頭蓋・顎顔面領域の常態と疾患、3. 歯
到達目標
と歯周組織の常態と疾患に対応
(コア・カリキュラム)
Course Objectives
■ 授業計画 Course Schedule
回数
日程
担当教員
9 /14
吉田拓正 実習準備
1
大項目
歯の解剖
無菌的処置法
中項目
小項目
器具、器材の 根管切削器具他
名称
実習机の使用
法
植立模型の製 タービン、エンジン
作
等
歯根の形態と
寸法
感染対策
ラバーダム防
湿
9 /28
吉田拓正 無菌的処置法
根管処置法
(透明根管模型)
2
ラバーダム防
湿
根管拡大、形
成
根管洗浄
根管乾燥法
根管消毒法
仮封法
10/ 5
3
学習目標
①器具、器材を説明できる。
②根管洗浄薬を分類できる。
③実習机の使用ができる。
④抜去歯を分類し植立できる。
⑤歯根の形態、寸法を説明でき
る。
⑥清潔域・不潔域の区別ができ
る。
⑦ラバーダム防湿法の目的を理
解し、実施できる。
患者説明
①ラバーダム防湿法の目的を理
解し、実施できる。
根管口のロート状拡大 ②根管拡大、形成の目的を理解
機械的拡大、形成
し、実施できる。
根管洗浄
③根管洗浄の目的を理解し、実
ミニウムシリンジの
施できる。
取扱い
④根管乾燥法の目的を理解し、
スミヤー層の除去
実施できる。
ブローチ綿栓
⑤根管消毒法の目的を理解し、
根管貼薬
実施できる。
仮封
⑥仮封法の目的を理解し、実施
できる。
吉田拓正 根管処置法
根管充填法
側方加圧根管充填
①側方加圧根管充填の目的を理
(透明根管模型)
解し、実施できる。
診査・診断
診査法・診断
②歯髄疾患の診査法・診断法を
法
理解し、実施できる。
歯髄処置法①
直接覆髄法
偶発露髄に対する処 ③直接覆髄の目的を理解し、実
置(人工歯)
施できる。
57
歯内療法学実習
学 年
シラバス
歯内療法学実習
シラバス
回数
日程
10/19
担当教員
大項目
吉田拓正 診査・診断
歯髄処置法②
歯内療法学実習
4
10/26
吉田拓正 歯髄処置法③
中項目
小項目
診査法・診断 直接覆髄後の症状発 ①歯髄疾患の診査法・診断法を
法
現に対する処置なら
理解し、実施できる。
歯髄除去療法 びに偶発露髄に対す ②直接覆髄後の症状発現に対す
る処置
る処置の目的を理解し、実施
根管処置
(人工歯)
できる。
抜髄法
③抜髄法の目的を理解し、実施
(人工歯)
できる。
電気的根管長測定器 ④電気的根管長測定の目的を理
解し、実施できる。
機械的根管拡 根管拡大・形成
大・形成法 (人工歯)
根管充填法
5
根管消毒
側方加圧根管充法
11/ 2
吉田拓正 歯髄処置法④
歯髄除去療法 歯髄除去療法
(抜去歯)
根管拡大・形成
6
根管消毒
根管充填法
①歯髄除去療法歯に対する根管
拡大・形成の目的を理解し、
実施できる。
②歯髄除去療法歯に対する根管
洗浄・消毒の目的を理解し、
実施できる。
③側方加圧根管充填の目的を理
解し、実施できる。
①歯髄除去療法を理解し、実施
できる。
②歯髄除去療法歯に対する根管
拡大・形成を理解し、実施で
きる。
③歯髄除去療法歯に対する根管
洗浄・消毒の目的を理解し、
実施できる。
④歯髄除去療法歯に対する根管
充填の目的を理解し、実施で
きる。
11/ 9
吉田拓正 感染根管治療① 診査法・診断
法
感染根管治療 感染根管治療
法
(人工歯)
根管拡大・形成
根管消毒
11/16
吉田拓正 感染根管治療② 感染根管治療 根管内細菌培養試験 ①根管内細菌培養試験の目的を
法
(人工歯)
理解し、実施できる。
根管拡大・形成
②感染根管歯に対する根管拡
大・形成の目的を理解し、実
施できる。
根管消毒
③感染根管歯に対する根管洗
浄・消毒の目的を理解し、実
施できる。
7
8
学習目標
58
①根尖性歯周炎の診査法・診断
法を理解し、実施できる。
②感染根管歯に対する根管拡
大・形成の目的を理解し、実
施できる。
③感染根管歯に対する根管洗
浄・消毒の目的を理解し、実
施できる。
日程
担当教員
大項目
中項目
小項目
吉田拓正 感染根管治療③ 根管充填
側方加圧根管充填
(人工歯)
感染根管治療 感染根管治療法
11/30
9
(抜去歯)
根管拡大・形成
根管消毒
12/ 7
吉田拓正 感染根管治療④ 感染根管治療 側方加圧根管充填
法
(抜去歯)
エックス線撮 エックス線撮影
影
12/14
吉田拓正 歯冠修復/補綴 根管治療
歯の処置
①感染根管歯の側方加圧根管充
填の目的を理解し、実施でき
る。
②感染根管歯に対する根管拡
大・形成を理解し、実施でき
る。
③歯髄除去療法歯に対する根管
洗浄・消毒の目的を理解し、
実施できる。
①側方加圧根管充填の目的を理
解し、実施できる。
②根管充填材の試適をエックス
線により確認する目的を理解
し、実施できる。
エックス線写真の読 ③根管充填の確認をエックス線
影
を用いて行う目的を理解し、
実施できる。
10
歯冠修復物/補綴物 ①歯冠修復/補綴歯に対する歯
の除去
内治療の目的を理解し、実施
できる。
隔壁
②隔壁の目的を理解し、実施す
る。
11
隔壁作製
吉田拓正 感染根管治療⑤ 再根管処置
基礎実習実技試
験の説明
12/21
12
再根管処置
(抜去歯)
①再根管治療歯に対する処置の
目的を理解し、実施する。
コーディネータあるいは責任教員:細矢哲康
Coordinator
サブ・コーディネータ:吉田拓正
Sub-coordinator
授業時間外学習:実習の理解を図るために、必ず復習と次回の実習内容について予習すること。
Supplementaly Activities
指
導
方
法:実習指導教員の指導下で実技実習を行う。
Teaching methods
評
価
方
法:実習帳(10%)、基礎実習小テスト①(15%)、基礎実習小テスト②(15%)
、基礎実習
Evaluation methods
評
価
基
実技試験(40%)、指導者評価(前期 10%、後期 10%)をもとに総合評価する。
準:総合評価をもとに 60 点以上を合格とする。
Grading
テ
キ
ス
ト:Endodontic Practice Manual(歯内療法学講座編)
Te x t b o o k
参
考
書:歯内治療学 第 3 版 戸田忠夫、中村 洋、須田英明、勝海一郎 編 医歯薬出版 ¥10,000 Supplementaly Reading
ISBN:978- 4 -263-45607- 1
参 照 U R L:なし
Supplementaly URL
教 員 連 絡 方 法:E-mail:[email protected]
Contact with Instructor
備
考:
Other Information
59
歯内療法学実習
法
学習目標
シラバス
回数
シラバス
備考 2(担当教員):細矢哲康、長谷川雅子、山崎泰志、吉田拓正、森戸亮行、山口貴央、湯本琴美、
Other Information 2
池見英記、小野 京
キ ー ワ ー ド:
Keyword
歯内療法学実習
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