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20 07.6
● 購入プロセスと情報収集
メディアバリューレポート
Vol.
15
どの段階で情報を参考にするか
どの段階で情報を参考にするか
「普段」の情報収集が多い商品カテゴリー
「比較・検討時から決定時」の情報収集が多い商品カテゴリー
加工食品
自分の洋服
家具・インテリア
自動車
ソフトドリンク
書籍
パソコン
旅行
アルコール飲料
音楽・映像ソフト
家電製品
100
(%)
100
(%)
80
80
60
60
40
40
20
20
0
0
普段
比較・検討
最終決定
購入後
普段
比較・検討
最終決定
購入後
生活者が商品を購入するプロセスの中で、情報
もうひとつは、
「比較・検討時から最終決定時」
を集め参考にするタイミングをもとに、商品カテ
で情報収集が多くなるグループ。購入頻度が低
ゴリーを2つのグループに分けた。
く、比較的高額な商品カテゴリーが多い。
「食洗
ひとつは、
「普段」の情報収集が最も多く、比
機が欲しい」
「パソコンを買替えたい」など、
「購
較・検討時、最終決定時とプロセスが進むと、
入しよう」
と思い立ってから情報を集め、吟味す
情報収集が少なくなるグループ。購入から消費
るので、情報収集が集中的に行われる。
までのサイクルが短い商品カテゴリーが多い。
商品カテゴリーによって異なる情報収集プロセ
例えば書籍ではお気に入りの作家についての
スの特徴を把握し、生活者の状態に合わせた
最新情報に常に接していて、新作が出たらすぐ
情報提供のタイミングと内容(コンテンツ)
を考
購入するなど刺激に反応しやすいと考えられる。
え、情報発信をすることが必要といえる。
「 書 籍 」の 購 入 プ ロ セ ス
書籍に関する情報源
*複数回答(各段階で情報を参考にする人を対象に集計)
(%) 0
20
40
60
80 0
20
40
60
80 0
20
40
60
80 0
20
40
60
80
新聞
テレビ(地上波)
雑誌
街頭・車内広告
折込チラシ
パンフレット
通販カタログ
メーカー・店舗サイト
コミュニティ・
ポータルサイト
店頭販促物
店員・販売員からの情報
友人・知人からの情報
男性
家族からの情報
女性
普段
比較・検討
購入
最終決定
書籍を比較・検討する時に重視する項目
購入後
書籍を購入するチャネル
周囲の評判
専門小売店
購入方法
(買いやすさ)
コンビニ
広告・宣伝
デパート
品質・性能
使用経験
中古販売店
新・限定発売
ネットショッピング
デザイン
男性
ブランド・メーカー
男性
スーパー
女性
0
20
40
60
80
100
(%)
女性
0
20
40
60
80
100
(%)
書籍との関わり
関心がある
新商品の情報が気になる
64.2
45.3
50.7
生活に必要である
51.6
お金をかけてもよい
37.8
54.2
34.0
68.9
内円:男性
外円:女性
メディアバリュー研究とは
●DNP独自の調査・分析をベースに、マーケティングの新しい「視点」
を提案するプロジェクトです。
●情報環境が変化する中で、生活者のコミュニケーションチャネル
(メディア・チャネル)
を多面的に捉え、企業と生活者との
コミュニケーションデザインをトータルにサポートいたします。
●ご紹介した内容は、
メディアバリュー研究「コミュニケーション接点調査」
(質問紙調査、15∼69歳男女900名対象、実
施:2006年10月)
分析結果を基にしています。
お問い合わせはこちらまで
URL http://www.dnp.co.jp/mediavalue
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