Heroku x Force!! 事例とアーキテクチャ

Heroku x Force!! 事例とアーキテクチャ
App Cloudのパワーを活用したアプリ設計の要点と事例
株式会社セールスフォース・ドットコム
ソリューションアーキテクト
相澤 歩
[email protected]
@ayumin
developer.salesforce.com/trailhead/
11:00〜11:40
Customer Driven Innovation
顧客がドライブするイノベーション
米国セールスフォース・ドットコム
共同創業者 パーカーハリス
14:00〜14:40
Developer Keynote
米国セールスフォース・ドットコム
App Cloud CTO モーテン・バガイ
テクニカルプラットフォーム担当ディレクター クイントン・ウォール
シニアデベロッパーエバンジェリスト サマンサ・レディ
16:00〜16:40
Wave: Under the hood
米国セールスフォース・ドットコム
ソフトウェア・エンジニア 大澤良樹
#salesforcedevjp
#herokujp
#trailhead
相澤 歩
株式会社セールスフォース・ドットコム
ソリューションアーキテクト
デベロッパーマーケティングマネージャー
@ayumin
Safe Harbor
Safe harbor statement under the Private Securities Litigation Reform Act of 1995:
This presentation may contain forward-looking statements that involve risks, uncertainties, and assumptions. If any such uncertainties materialize or
if any of the assumptions proves incorrect, the results of salesforce.com, inc. could differ materially from the results expressed or implied by the
forward-looking statements we make. All statements other than statements of historical fact could be deemed forward-looking, including any
projections of product or service availability, subscriber growth, earnings, revenues, or other financial items and any statements regarding strategies
or plans of management for future operations, statements of belief, any statements concerning new, planned, or upgraded services or technology
developments and customer contracts or use of our services.
The risks and uncertainties referred to above include – but are not limited to – risks associated with developing and delivering new functionality for
our service, new products and services, our new business model, our past operating losses, possible fluctuations in our operating results and rate of
growth, interruptions or delays in our Web hosting, breach of our security measures, the outcome of any litigation, risks associated with completed
and any possible mergers and acquisitions, the immature market in which we operate, our relatively limited operating history, our ability to expand,
retain, and motivate our employees and manage our growth, new releases of our service and successful customer deployment, our limited history
reselling non-salesforce.com products, and utilization and selling to larger enterprise customers. Further information on potential factors that could
affect the financial results of salesforce.com, inc. is included in our annual report on Form 10-K for the most recent fiscal year and in our quarterly
report on Form 10-Q for the most recent fiscal quarter. These documents and others containing important disclosures are available on the SEC
Filings section of the Investor Information section of our Web site.
Any unreleased services or features referenced in this or other presentations, press releases or public statements are not currently available and may
not be delivered on time or at all. Customers who purchase our services should make the purchase decisions based upon features that are currently
available. Salesforce.com, inc. assumes no obligation and does not intend to update these forward-looking statements.
Salesforce App Cloud
"つながる"アプリをすばやく開発
信頼性を備えた"つながる"プラットフォーム
あらゆるアプリを信頼性の高いプラットフォームで実行
スピーディで柔軟
マウス操作のみでもコードを使ってもOK
すべての社員がすばやくアプリを開発できる
大規模で包括的なエコシステム
アプリについて学べ、開発、販売、購入まで可能な
理想の環境を実現
Force.com
Heroku Enterprise
AppExchange
Thunder
Trailhead
共有可能なアイデンティティ、 インテグ
データモデル
レーション
Shield
Salesforce App Cloudはアイデアをアプリに変える最短ルート
従来のアプリ開発は
半年~1年
アイデア
アイデア
ハードウェアの
複雑な
購入、
ソフトウェアの
インストール
セットアップ
最新のフレームワークを
使ってアプリを開発
ユーザー
アクセスの
定義
レポート機能、 セキュリティの
設定、テスト
分析ツールの
設定
デスクトップにもモバイルにも
対応する"つながる"アプリ
モバイル、
ソーシャル
への対応
アプリの
開発
アプリ
あらゆる部門を単一のプラットフォームでつなぐ
ITヘルプデスク、
セルフサービス
コミュニティ
HRヘルプデスク
ビジネスアジリティ
向上(例:保険支払手続、
社員向け
イントラネット
査定など)
採用、
オンボーディング
パフォーマンス評価 、
コーチング
人事
レガシーアプリの
整理統合
予算管理
契約管理
価格設定
全社規模での
ナレッジ管理
財務関連サービスの
共通化
請求管理
アイデンティティ管理
M&Aの促進
監査対応
カスタムのWebアプリ、
モバイルアプリ
オペレー
ション
財務
資産、施設の管理
IT
アプリ
調達
早期警告システム
の運用
ベンダー管理
輸送
アイデア、
イノベーションの創出
物流管理
運用前のテスト
契約管理
保証範囲の決定
サプライ
チェーン
製品
ビジネス部門とIT部門が協働し、スピーディなイノベーションを実現
プログラミングで高度な機能を開発
アプリを開発、パッケージ化して瞬時にデプロイ
充実したAPIやフレームワークを活用
Ruby、Java、Apexなど、使い慣れた言語でコーディング
各種設定を利用して開発スピードを上げる
項目の追加、レイアウトのカスタマイズ、ユーザー管理などを
コードを記述することなくマウス操作で実行
ワークフローやビジネスロジックをマウス操作で設計
レポートやダッシュボードをドラッグ & ドロップで作成
ビジネス部門とIT部門が協働し、スピーディなイノベーションを実現
プログラミングで高度な機能を開発
アプリを開発、パッケージ化して瞬時にデプロイ
充実したAPIやフレームワークを活用
Ruby、Java、Apexなど、使い慣れた言語でコーディング
各種設定を利用して開発スピードを上げる
項目の追加、レイアウトのカスタマイズ、ユーザー管理などを
コードを記述することなくマウス操作で実行
ワークフローやビジネスロジックをマウス操作で設計
レポートやダッシュボードをドラッグ & ドロップで作成
Force.comで強力な生産性アプリを開発、デプロイ
アプリで組織全体の生産性を引き上げる
魅力的なエクスペリエンスを提供
Salesforce Lightningを使って、
あらゆるデバイス向けのエクスペリエンスを自在に設計
複雑なプロセスを自動化
プロセスビルダーで、
どのようなワークフローも容易に自動化
あらゆるデータソースと接続
Lightning Connectがあれば、
わずか数回のクリックで接続が完了
Lightningで、Salesforceが生まれ変わる
エクスペリエンス
プラットフォーム
デザインシステム
"美しい生産性アプリ"を作る
コンポーネントベースのアプリ開発が誰にでも可能に
コンポーネント
魅力的なレスポンシブUIを
作成、共有して
幅広く展開
アプリケーションビルダー
組織のあらゆるユーザーが
ドラッグ & ドロップで
アプリを設計
AppExchange
for Components
すぐに使える
Salesforceパートナー製
コンポーネントのライブラリ
ビジネス部門とIT部門が協働し、スピーディなイノベーションを実現
プログラミングで高度な機能を開発
アプリを開発、パッケージ化して瞬時にデプロイ
充実したAPIやフレームワークを活用
Ruby、Java、Apexなど、使い慣れた言語でコーディング
各種設定を利用して開発スピードを上げる
項目の追加、レイアウトのカスタマイズ、ユーザー管理などを
コードを記述することなくマウス操作で実行
ワークフローやビジネスロジックをマウス操作で設計
レポートやダッシュボードをドラッグ & ドロップで作成
Herokuでエンゲージメントアプリを開発
開発者に人気の
アジャイルで柔軟なプラットフォーム
スケーラブルなアプリを作れる洗練された開発基盤
オープンで拡張性が高い
最新の言語をサポート。エコシステムで提供するアドオンは150以上
Salesforceとつながる
顧客向けアプリをビジネスプロセスと連携
エンゲージメントアプリの提供を加速するHeroku Enterprise
エンタープライズクラスの信頼性と統制を確保し、アプリ開発をスピードアップ
エンゲージメントアプリの開発
柔軟性の高いカスタムアプリを開発し、
Salesforce CRMと自動で連携
開発スピードの向上
最新のフレームワークと言語(Java、Ruby、Node.js)を
使い、コラボレーションしながら開発を進められる
統制の強化
適切に管理された信頼性の高いアーキテクチャを使用し、
エンタープライズクラスの統制を確保
Heroku Enterpriseで、ITのきめ細かな統制が可能に
自社の信頼済みネットワークをクラウドでコントロール
NEW
Heroku Private Spaces
ネットワークをニーズに応じて構成
信頼済み非公開ネットワークの内部で
アプリを実行
NEW
マルチリージョン対応
グローバルなデプロイオプション
開発したアプリを
地域を選んで容易にデプロイ
アイデンティティの
統合
シングルサインオン
App Cloudで共通の
ログイン情報を使って
Heroku Enterpriseにアクセス
NEW
Heroku Connect
HerokuとForce.comの統合を簡単に実現
シームレスなデータ同期
シンプル & スケーラブル
両方の長所を引き出す
Heroku Connect
株式会社フレクト
FLECT Inc.
佐伯 葉介
株式会社フレクト
IoT部チームマネージャー
株式会社フレクト 会社紹介
会社概要
• 設立:2005年8月 代表:黒川幸治
• Salesforceプラットフォームを活用したクラウドインテグレーションを提供
• コンシューマWeb/Mobileテクノロジー+クラウドMIXインテグレーションが得意
国内トップレベルのHeroku活用実績
• Salesforce社公式Herokuトレーニングのカリキュラム開発および講師を担当
• herokuやSalesforceのAPIコールに使うOSSライブラリ集公開
• http://oss.flect.co.jp
直近ではIoT×AppCloud(Salesforce1 Platform)が注力分野
• IoT JumpStartProgram初期参画パートナ
• コネクテッド・カー領域の自社IoTサービス“Cariot”を展開中
• SFDC Partner Award 2015 特別賞受賞
O2O カスタマーエンゲージメ
ント
数十万オーダーの顧客に対するオンライン、オフラインチャネル
を活用したエンゲージメント向上の取り組み
ビジネス要件
既存のシステムより、より顧客にちかい接点としてモバイル、Webを活用
ブランドイメージに即したサービス体験を提供、新たな付加価値を創造
例)インテリアショップ(家具、家電)
入荷案内
特別クーポン
特典配信、
コンテンツ配信
Online
メンテナンスご案
内
会員
Web/Mobile
来店・サービス予約、
問い合わせ
Offline
来店・対応ログ記録
(来店、訪問時)
志向、経緯
会員
担当者
システム構成
バックエンド業務向けアプリ
コンシューマ向けフロントアプリ
サービスの「差別化」「強み」の源泉となる
機能群はPaaS上でのスクラッチ
サービスの差異化部分ではないため、
SaaS標準機能を活⽤して業務を構築
HerokuConnect
Web
API
独自
ドメイン
会員
予約
Mobile
App
会員
活動管理
https通信
問合せ
問合せ
Images
配信コンテ
ンツ
配信コンテン
ツ
契約管理
Mail管理
各種
マスタ
各種
マスタ
コンテンツ
配信管理
リッチUI/UX
Angular.js
(画面PGM)
ajax
Web
App
Web/モバイル向けに
IF共通化
顧客管理
予約
アクセス
ログ
ポイント
購買履歴
アラート
サマリ
購買履歴
アラート
問合せ管理
マスタ管理
KPI管理
サマリ
社内
ユーザ
会員
ログ明細
大量明細系データはサマリ値のみ連携
明細参照はCanvasApp or LightningConnect
基幹システム
どちらのプラットフォームにデータを格納する?
会員数に比例して増加するデータ量をどうするか
顧客価値創造につながる「価値の高いデータ」を可視化
①Salesforceにデータを保持しない
▸
位置情報、アクセスログ等
▸
Canvasを利⽤し、Heroku上のアプリをマッシュアップ
ナイトテーブル・間接照明
➡対面でフォロー出来なかった情報提供を実施
直近Webアクセス時閲覧履
歴
前回来店時行動ログ
②⼀部データのみを保持する
▸
集計⽤サマリデータ、アラート(閾値超え等)
▸
明確なKPI設計による数ヶ年のストレージ試算
➡素通りされている展示箇所(売り場)の訴求改善
➡購買意欲の高い顧客にスタッフをアサイン
月次売り場別来店客層
来店
ログ
アクセス
ログ
集計バッチ
Alert
Filter
月次売場別
来店客層
カタログDL+来
店
(Push通知)
株式会社タンバリン
TAMBOURINE.INC
後藤 知宏
株式会社タンバリン 技術顧問
株式会社chatbox 代表取締役
株式会社タンバリン
【会社概要】
2015年9⽉設⽴
会社紹介
代表:中尾 達也
⼤⼿企業のウェブサイト制作を数多く⼿掛ける株式会社TAMの100%⼦会社として設⽴。
モバイル、クラウドをはじめとする最新テクノロジーを活⽤したエンジニアリングと
UXコンサルティングやクリエイティブを⾼いレベルで融合し、クライアントの課題解
決をお⼿伝いしています。
ワークショップを通じたサービスデザインや経験豊富なクリエイティブ⼒を活かしたデ
ザイン・プロトタイピングからプロジェクトをスタートし、Heroku+Salesforceの組み
合わせで構築したコンシューマ向けウェブサービスを国内外の⼤⼿クライアントに数多
く提供しています。
EC-CUBE x Salesforce
PHPのキラーアプリケーションをHerou Connectを利用して
Salesforceと統合する
EC-CUBE on Heroku
国内最大級オープンECをHerokuで
EC-CUBE on Heroku
FUNCTION
SCALABILITY
MAINTAINABILITY
デザインなど
必要な開発への集中
より挑戦的な拡張開発
外部サービス連携
長期保守を踏まえた
戦略的な課題提案
安心して運用可能な
破綻しないインフラ
国内最大級のオープン
ソースECをHeroku上で。
長年培われたEC運用を
軸にした豊富なEC標準機
能。
新しくなったEC-CUBE3か
らは、Symfonyフレーム
ワークを導入。
ECに関する基本的なニー
ズがコレひとつで。
保守性と拡張性の両立を
実現しより使いやすく。
パッケージ系ECで課題と
なりやすいインフラ周りの
問題は、Herokuの柔軟
な運用で解決。
Herokuとの連携で、高速
にECサイトを顧客へデリ
バリー。
統合のアプローチ
EC-CUBEのデータをHeroku Postgresに保存しHeroku Connectでデータ連携
•
利用者
(消費者)
メール
消費者を惹きつける魅力的な
コンテンツの開発
※店舗向けのECコンテンツを配置
SSL Endpoint
メール/プッシュ通知
SNS/LINEなど
マーケティング
担当者
営業担当者
営業活動、サポート、マー
ケティングを支援するクラウ
ドアプリを導入
サポート
担当者
•
CDN
Fastl
y
マーケティング
オートメーション
営業支援
•
コールセンター
問合せ管理
ECサイト
(コンテンツ)
ECの基本機能を手軽に導入
取引先企業に業務システムの
一部を提供
取引先毎にきめ細やかなアク
セス管理、ワークフローなどを
設定可能
Heroku Redis
EC基盤として実績のあるミド
ルウェアパッケージを採用
ECーCUBE
(EC基盤)
店舗別
ダッシュボード
店舗担当者
高生産性と運用性の実現
セッション情
報
柔軟性、拡張に優れたアプリ
実行基盤「Heroku」を利用し、
運用コストを低減
商品情報の登録/割引の設定
注文履歴照会/受渡し完了登録な
ど
Heroku Connect
メール配信
SendGrid
顧客情報
商品情報
Heroku
取引情報など
Postgres
ストレージ
Cloudinary
(画像・動画など)
アプリ拡張機能を
アドオンで追加可能
•
顧客情報
商品情報
取引情報など
•
国内外でもっとも実績のあるクラウド
CRMで顧客データを集約管理
カスタム業務アプリの開発も可能
自動同期
(双方
向)
ECとCRMを自動
的に同期
NewRelic
アプリ
Librato
稼働監視
Papertrail
ログ管理
その他
Adapt
Scale
拡張機能
ビッグデータ
TreasureDat
分析基盤
a
•
EC、CRM内のすべての情報を
横断的に分析、社内で共有
Heroku Connectを利⽤するメリットと課題
ガバナ制約から解放され統合のための設計考慮は減るが、既存アプリ
が想定するテーブル構造との間にはギャップがある
メリット
課題
 アプリ側でSalesforce連携
を意識する必要がない
 既存アプリが想定するデー
タベース構造とのギャップ
 ガバナ制約からの解放
 複雑なリレーションシップ
をもつオブジェクトの同期
 ⾮同期連携
ソリューション:アプリとHeroku Connectのギャップを吸収
PHPアプリとSalesforceの連携のための標準インターフェース
SalesforceのAppCloud上で開発したECサイト・ネイティブアプリ・ウェブ
サービスへ、ユーザは共通IDでログインが可能となります。これにより企業は
⼀貫した顧客へのデジタル・エクスペリエンスを提供することが可能になりま
す。
TAMOPACKで実装されたサービスはHeroku上で動作し、スマフォやPC/タブ
レットなどで利⽤したユーザのあらゆるデジタルサービスの利⽤状況や購買
データをSalesforceと連係します。
TAMOPACKが提供する機能群
全て共通のIDでアプリ・サービスを利⽤可能、Salesforceとシームレスな同期。
属性に基づく
1:1マーケティング
共通のID基盤で顧客の
ユーザ登録/ログイン/プローフィールを管理
ECサイト
ロイヤリティアプリ
⾃社メディア & コミュニティ
コーポレートサイト
Heroku Connect
ODATA参照
-
決済
オーダー管理
在庫情報
発送情報
-
クーポン
会員証
ポイント管理
アンケート
お問合せ管理
-
コメント投稿
お気に⼊り
イベント応募
メルマガ
-
サポート
資料ダウンロード
セミナー応募
お問合せ
-
ソーシャルキャンペーン
レコメンド
分析/レポーティング
AI
顧客へ⼀貫したデジタルエクスペリエンスの提供
例えば、顧客がECサイトや⾃社メディア、ウェブサービスなどを利⽤・回遊することにより
企業はより多くのウェブ上の⾏動や購買へのトリガーとなるインサイトを得ることができます。
さらに、これらのデータはSalesforceCRMやマーケティングオートメーションと連動、
クリエイティブと最新のテクノロジーを融合したコミュニケーションを実現することが出来ます。
【ECサイト】
【ネイティブアプリ】
【会員向けサービス】
【オウンドメディア】
thank y u
One more thing…