平成26.10.18(土) 第1学年 保護者会 ご出会に感謝 願いは二つです。 学長 山 下 忍 こうして保護者会にご出会いただき、感謝致します。 大学においても、保護者と教職員の意思の疎通、連携は、ますます大事になってきたな と痛感していますので、有難い思いで一杯です。 本学におけるお子さんの状況は、どうぞ学級担任から時間の許すかぎりお聞き下さい。 また、相談ごとがあれば、「何でも相談コーナー」、「就職相談コーナー」をご活用 下さい。 〈 願 い 〉 学生の将来を考えながら、強く思っていることは、 もっともっと勉強させたいということです。 木曽の御嶽山の悲しみが如実に語りかけているように、人生何が起きるか分からない。 まさに、人生の一寸先は闇です。 だからこそ、事が起きたら瞬時に対応できる判断力、思考力が不可欠です。「冷静に 判断できる力」、「先を見すえる力」、「事の是非を見きわめる力」、その他その他を 養うことが大事です。 結局、平生からの勉学が大事なのです。学生みんなにもっともっと勉強をさせて、「生 きる力」を養いたい。それが第一の願いです。 第二の願いは、 生涯ずっと「命」を大切にする生き方を身につけさせたい。 己の命も大切にするが、小さな命も大事にする。そんな生き方を身につけさせたい。 どうしてこういうことになったのか、日本の社会も、随分と命を雑に扱う状況を生ん でしまいました。 本学の学生には、「命」を限りなく大切にする、「やさしさ」、「思いやり」、「あ たたかさ」、そして、「勇気」を養いたい。 不幸な出来事が次々と起きているがゆえに、この願いも痛切です。
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