水土里レ投稿日：平成２７年７月１５日投稿者氏名：星野恵美子投稿機関名：水土里ネット那須野ヶ原ポート連絡先電話番号：０２８７−３６−０６３２ e-mail アドレス： [email protected] タイトル：田んぼの学校 ∼水土里ネット那須野ヶ原∼ サブタイトル：「刈込みどじょっこ会」田んぼの生き物調査とジャガイモ収穫本文：平成２７年７月１１日(土)、栃木県那須塩原市四区町にて、刈込みどじょっこ会による田んぼの学校が行われました。この日は、地元の小学生や農家の方、二区町地域資源保全隊のメンバーなど、総勢約４０名が参加しました。今回の活動内容は、田んぼの周辺にどのような生き物が生息しているのかを探す活動とジャガイモの収穫です。連日の曇り空から一転し太陽の日差しが強い一日となりました。ジャガイモは、男爵とメークインの２種類大きなジャガイモを収穫を２列ずつ栽培してありました。収穫前に農家の方が鍬入れをしてくれていたため、子供たちでも簡単に掘ることができました。中には、こけしみたいな形になっているジャガイモもあり、見つけた子供は喜んでいました。ジャガイモ掘りの後は、田んぼ周りの生き物調査です。最初は畦畔を歩きカエルの数を数えました。トウキョウダルマガエルやアマガエルはたくさん確認されましたが、アカガエルはほとんど確認されませんでした。カエル調査の後は、田んぼに仕掛けてあっ参加者全員集合！！たウケの中の生き物の観察です。ウケの中には、たくさんのドジョウとメダカ、モツゴやタモロコなど多くの魚類も確認されました。農家の方が子供たちに「生き物を捕まえてきて下さい。」と、言うと子供たちは網を持って楽しそうに生き物を探していました。そんな中、一人の子供が叫びました。「うわー、蛇だー！！」その声を聞くと他の子供たちも一斉に集まりました。捕まえることはできなかったものの、シマヘビです。その後、土の中に居る生き物調査です。水を張ったトレイで調査開始です。体長約５ミリほどの赤くて小さいユスリカに、こんなに小さい生き物が田んぼの中にいるなんて知らなかったと子供たちは驚いていました。最後は、みんなお待ちかねの「こじはん」です。昨年収穫したお米を使ったおにぎりや地元産のキュウリの漬け物、煮カボチャなどが振る舞われました。いっぱい動いてお腹の空いた子供たちは、とてもおいしそうに食べていました。今回の活動では、生態系がとても豊かであることが確認できました。外で遊ぶ子供たちが少ない中、このような体験学習を行うことで子供たちだけではなく、地域全体で農業の勉強や食育が行えることは非常にすばらしいと強く感じます。水土里ネット那須野ヶ原のホームページもご確認下さい。水土里ネット那須野ヶ原（那須野ヶ原土地改良区連合）〒329-2807 栃木県那須塩原市接骨木 447-8 「地域の財産」みんなで守ろう！かけがえのない潤いの水 TEL 0287-36-0632 FAX 0287-37-5334 栃木県水土里レポーター水土里ネット那須野ヶ原参事星野恵美子