ISTA 3F 試験 - 日本ビジネスロジスティクス

ISTA 3F 試験
[General Simulation Performance Tests]
1.ISTA
ISTA 3F試験の概要:
3F試験の概要
z100lb (45kg)以下の包装された製品に適用します。
zISTA 3F試験は、流通センターから大型販売店へ配送される輸送環境を想定した輸送環境シ
ミュレーション試験です。但し、パレット貨物は該当しません。(Non-Unitized Loads)
z試験項目はConditioning、落下試験、圧縮試験、振動試験から構成されます。
zISTA 3Fでは、6つの試験体を実施する事が必須となっております。
z振動試験では、3つの試験体を積み重ね、3段の棒積み状態でランダム振動を行います。また、
残りの3つは、置き方の向きをそれぞれ変えてランダム振動を実施します。
z落下試験では、1回目は1つの箱に対して2回落下、2回目の落下試験でも2回落下が要求され
落 試験 は 1回目は1
箱に対し 2回落
2回目 落 試験 も2回落 が要求され
ております。
zISTA 3F試験を連続で実施した後に箱を開けて損傷度合いを確認します。
(ISTA認定試験の場合は試験の途中で箱を開けて確認する事は出来ません。)
z試験後の合否の判定基準については、試験前に製品損傷と箱の外観上の損傷の二つの視点で、
検査項目、検査基準を分かり易く、且つ定量的に定義することになっています。
2.試験シーケンス:
3 ワンポイントアドバイス:
3.ワンポイントアドバイス:
出所:ISTAの資料
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より抜粋
抜粋
http://www.ista.org/forms/1Aoverview.pdf
z輸送中のハザードである、落下衝撃・振動・圧縮・大気の4項目が組み合わされており、
輸送中のストレスを網羅的に与えることができる内容になっています。
z落下試験は、包装貨物重量に関係なく規定された落下高さから自由落下させる試験内容
となっております。また最後の落下に関しては、6つの試験体に対してそれぞれ違う箇所へ
の落下試験が規定されております。試験対象となる包装内容商品は様々ですが、商品に対
して損傷が無いような包装緩衝設計をお勧めします。
当社はISTA米国より認定されたISTA認定ラボです。
包装評価試験ご希望の方は下記へ問い合わせ下さい。
日本ビジネスロジスティクス(株)ソリューション物流事業・物流技術
担当者:0466‐41‐0267 / 0262 / 0265(小俣 / 石井 / 北川)
e-mail:[email protected]