次世代火力発電等技術開発

資源エネルギー庁 石炭課
03-3501-1727
次世代火力発電等技術開発
平成28年度予算案額 120.0億円(新規)
事業イメージ
事業の内容
事業目的・概要
火力発電の高効率化に関する技術開発
 長期エネルギー需給見通しにおいて、火力発電は高効率化と環
境負荷低減を両立しながら活用することとされました。
IGFC(石炭ガス化燃料電池複合発電)や高効率ガスタービン技術な
ど、火力発電の高効率化に関する技術開発等を実施。
 火力発電の高効率化、CO 2 削減を実現するため、官民協議
会で策定した「次世代火力発電に係る技術ロードマップ」に基づ
き、次世代の火力発電技術の早期確立を目指します。
 火力発電の高効率化に関しては、石炭火力の発電効率を大
幅に引き上げるIGFCの実証事業をはじめ、石炭火力、LNG火
力の双方につき、新たな発電技術の技術開発等を実施します。
石炭ガス化燃料電池複合発電
実証
IGFCの基幹技術である酸素吹
IGCC(石炭ガス化複合発電)
に関する実証を実施。
高効率ガスタービン技術実証
1700℃級ガスタービン発電技術
確立のための基礎技術の開発及
び実証試験を実施。
 また、火力発電から発生するCO2排出量をゼロに近づける切り
札となる技術として、火力発電から発生する大量のCO2を効率
的に分離回収・有効利用するための技術開発等を実施します。
成果目標
 平成28年度から平成33年度までの事業であり、本事業により
IGFC等の火力発電の高効率化に関する技術開発を推進します。
これら開発成果を踏まえた将来の商用機段階では 、IGFCは
55%程度、1700℃級ガスタービンは57%程度の発電効率を目
指します。
条件(対象者、対象行為、補助率等)
交付金
国
委託、補助
NEDO
民間企業等
M501G/M701G
CO2分離回収・有効利用に関する技術開発
CO2分離・回収後も40%以上の発電効率が期待できる革新的な
IGCCの基盤技術の開発等を実施。
物理吸収装置( CO2分離回収技術)